太王四神記 第24回 二千年の時を越えて

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<24>二千年の時を越えて

スジニの馬車の壊れた車輪を直してあげたタムドク。
「どうか見なかったことにして・・・行かせて下さい。お願いします」
「いや、二度と行かせない」
おそばにはいられませんというスジニに、
「勝手にしろ、お前が来ないなら私が行く。そばにいられればいいんだ」
「王様じゃありませんか、宮殿にいらっしゃらなきゃ」
「お前がいるところが私の宮殿だ」
そう言うとタムドクは直したばかりの馬車を壊して
「行くな、黒朱雀になることを怖れるなら私が止めてやる」
スジニをぎゅっと抱きしめるタムドクに、スジニも泣きながらタムドクを抱きしめる。

タムドクはスジニを連れて帰ります。
ヒョンゴの神器をおもちゃにして遊ぶアジクに、スジニがこんなものを子供に持たせたり
してというんですが、これはニセモノだとヒョンゴが言います。
自分は闘えないし、馬にも乗れないからとても自分で神器を守ることは出来ない。それで
本物はコムル村に置いてあると言います。
「自分の弟子も守れなかったんだから」
最後にそうつぶやいたヒョンゴ。

で、どうしてもこれだけは聞きたいというヒョンゴ。
「さっきの子は誰の子だ?」
スジニは笑って「私のお姉さんの子」と答えます。
姉さん?!と驚くヒョンゴに、笑って「ええ、姉さん」
2人が話しているところへチュムチが乱入。
でもスジニが女の子らしくなっちゃってるのでちょっと戸惑うんですが、スジニの口調は
昔から変わってなくて、「スジニ~」って抱きつこうとするのに逃げられちゃって(笑)
そんなスジニを見つめるチョロ。

後燕が1万5千もの兵を動かしているとタルグから報告がきて、タムドクは自分を誘導
したのだろうと言います。
その手には乗らないというタムドク。

なんとファチョン会の烙印を押されていたのはコムル村の行者カムドンで、大長老に
呼び出されてしまってスジニが子供を連れて戻ってきたことや、コムル村に保管してある
神器のことを知られてしまいます。

自分の息子だとは知らないタムドクはアジクと楽しい時間を過ごしていて・・・
「アジク」って名前が「まだ」っていう意味なので、ちょっと変わった名前だと思った
タムドクにアジクは無邪気に
「まだ名前が決まってないの」
と答えます。
そのヘンな答えに笑ってしまうタムドクですが、スジニは複雑な表情で・・・
タムドクとキハに名前をつけさせるために正式な名前をつけないでおいたのかな?

タムドクはスジニにパソンが作った鎧を渡すタムドク。
「時期がきたら王様にお話しすることがあります」
「これ以上待つ自信はないな」
笑ってちゃかすタムドク。
「ひとつだけ約束してください。そのときがきたら躊躇しないって」
「約束する、躊躇しない。但し私のやり方でやる。
 天が示した方法ではなく、私が納得できる方法で」
そこへ兵士から報告が入って、領民を殺しながら後燕の軍が動き始めたと連絡が入ります。
タムドクはスジニに、子供と一緒に自分についてくるようにと言います。

コムル村ではファチョン会の襲撃によって神器は奪われ、行者たちは皆殺しにあいます。
そうとは知らずに戻ってきたヒョンミョンは惨状にただ泣きじゃくるばかりで・・・

領民の死体を道しるべにするように命じたのはアブルランサにいたホゲ。
ホゲはキハが全てを終わらせたがっていると知っているのに、自分にはそれを止めることが
出来ない歯がゆさとむなしさを感じているみたい。

そこへヒョンゴに情報が入ってきます。
北魏からの情報かと聞くタムドクですが、ヒョンゴはその情報を聞いて驚きます。
「・・・コムル村が襲撃されました。白虎と玄武の神器を奪われたそうです。
 村長としてコムル村の皆にも王様にも面目がたちません。どうか・・・お許しを」
あとは言葉にならないヒョンゴを気遣って、村人たちのことを聞くタムドク。
皆殺しにあっているので詳しいことはわからないといいながらも、きっとファチョン会の
仕業だと厳しい口調で断言するヒョンゴ。
「アブルランサに来いといってるんです」
神器が集まった今は王様だけ、王様の意思によってシンダンスの封印を解くか、心臓を
奪って自分たちで封印を解きたいのだというヒョンゴの言葉を引き受けて言うタムドク。
タムドクは村人を喪ってしまったヒョンゴを労わる。

契丹がタムドクの呼びかけで太王軍と合流してきます。
太王軍3万4千に対して、敵の数は10万。
地図をみて考え込むタムドクに、この兵力でアブルランサに行くのは心臓をくれてやると
言うようなものだとヒョンゴが進言します。

眠っているアジクを置いて部屋を出たスジニ。
スジニが出ていくのを見はからって部屋に忍びこんだカムドンはアジクをさらいます。
嫌な予感がして部屋に引き返すスジニですが、アジクはもう連れ去られたあとで・・・

アジクがいなくなって動転するスジニに戸惑うタムドクとチョロ。
説明しようとするスジニですが、どうしても言葉に出来なくて・・・
自分あてに残された手紙をコ将軍から渡されて読んだタムドクは更に戸惑います。
『チュシンの王の子供をいただく。この者の心臓を救いたくば直接来い』
チュシンの王は自分だ・・・どういうことだとスジニに問いただすタムドクに
「こうなることを恐れていえなかった。これを恐れてずっと逃げてたんです」
「どういうことだと聞いているんだ」
「あの子は・・・アジクは・・・王様の子供です。そして私の姉の子供です」
スジニの告白に驚愕するタムドク。

「あの子は私の子?あの人がお前の姉で?」
「嘘だと思いたかった。出来れば嘘だったらいいのにと思ってました」
「今まであの子を守ってきたのか?お前一人で・・・・どうすればいい?
 お前に・・・なんと言えばいいんだ」
チョロからもコ将軍からも既に子供を連れた敵は周囲にいないと連絡が入り、タムドクは
決心をします。

出陣の笛が鳴り、タムドクがヒョンゴたちに出陣するよう指示を出します。
ヒョンゴは敵がしびれを切らすまでアブルランサには近づかないと合意をしたのに、
どうして急に考えを変えたのですかと慌てます。
「私の子がさらわれました。
 その子の心臓には天の血が流れ、その心臓があれば奴らは天の力を解き放てます」
タムドクの言葉に言葉を失うヒョンゴ。

アブルランサではキハがホゲにタムドクの心臓を持ってくるようにと話します。
ホゲはキハがタムドクと一緒にキハが死にたいのでしょうと痛いところを突きます。
「どうすればあなたを救える?」
ホゲの気持ちに、天の力を得た人は永遠の命を授かるでしょうといい
「この世の恨みをすべて晴らしたら会いに行きます。待っていてください。約束します」
と言って、ホゲの心臓に手を差し伸べます。その手に自分の手を重ねるホゲ。

いよいよタムドクが率いる高句麗の太王軍とホゲが率いる後燕・ファチョン会連合軍の
戦いの火蓋が切って落とされます。

大長老はキハに奪ってきた白虎と玄武の神器を封印された岩の上に置かせます。

フッケ将軍は激しい戦闘の末にタムドクの勇姿を見つめながら戦死。
戦うスジニを援護しにいくチョロ。

スジニはひそかに戦闘を離れて大長老たちの元へとむかいます。

「これ以上は延ばせません。タムドク軍が最終防衛線を越えてきました」
大長老はそういいながら子供を連れてキハの前にやってきます。
「・・・その子は・・・その子は誰?答えて、誰なの?!」
「二千年待ちつづけた瞬間です」
大長老がアジクを離すとアジクはキハのほうへと歩いていきます。
「その子は天の血を引いています。天の血と大地の母の血を引いています」
「・・・まさか・・・まさかこの子が・・・」
キハはその子が自分の息子だとわかって抱きしめて号泣します。
「私はその子に手を出せません。どうせ人間の命などはかないもの。
 天の力のために犠牲になるならその子も本望でしょう。
 ですからキハ様、その子の心臓を取り出すのです!」
非情な大長老の命令に激昂するキハ。
「母親の私に我が子の心臓を取り出せだと?我が子の心臓を!?」
そこへスジニが割って入り、大長老を矢で射抜きます。
「その子を殺すな!その子は・・・姉さんの子だ。殺さないで」
でもスジニは大長老の反撃にあって負傷します。
大長老の攻撃から子供を守ろうと必死になるキハですが、大長老はキハの身体に入り込み、
キハと同化してしまいます。

ホゲの槍でコ将軍も負傷し、タムドクに見守られながら息を引き取ります。
タムドクとホゲとの一騎打ちになり、ホゲを倒したタムドク。

キハに乗り移った大長老はアジクを岩の上に寝かせて、抵抗して戦うキハの心と拮抗した
争いになります。
気がついたスジニが慌てて止めますが、スジニの首元に刃を突きつける大長老とも戦う
ことになるキハ。
スジニを跳ね飛ばした大長老にそれでも必死で抵抗したキハですが、とうとう刃がアジクの
手をかすめてしまい、シンダンスの扉を解き放ってしまいます。
大長老はキハの内部から弾き飛ばされ、スジニは急いでアジクを助け出します。

「チュシンの王と呼ばれる者よ!二千年間続いた夢をここで邪魔させてなるものか!」
天弓を持つタムドクの前に大長老が立ちはだかりますが、タムドクが発動した天の力に
よって大長老は粉々に砕け散ります。

キハは天の力を手に入れて?なおも赤く光を放とうとしていて・・・
「キハ、もうやめてくれ。さもないと私が止めなければならない」
タムドクは天弓をかざしかけてやめます。
「姉さんをとめてください。手遅れになる前に」
「やっとわかった。私のすべきことが・・・」
そう言ってキハに向き直ったタムドク。
「そなたを信じられなかった・・・私が悪かった」
キハは光の中でタムドクに自分を殺してくれと頼んでいるようで・・・
そしてタムドクは手にしていた天弓を折ってしまいます。
その瞬間神器の守り主であるヒョンゴ、チュムチ、チョロに衝撃が走ります。

岩の上にあった神器は消え、キハを包んでいた力も段々消えていき・・・
「人は誰も間違いを犯す。天にこう言いたい。これが人間だ。
 過ちがあれば悔い改め、無知から習うのが人間だ。天は問い掛けているのだ。
 人間は自分たちで生きていけるか、それとも天の力を必要としているのか。
 その問いに答えるのがチュシンの王だ。それがチュシンの王の使命だったんだ。
 これが私の答えだ。私は人間を信じる。必ずチュシン国が出来るのを信じる。
 私の代わりに子孫の誰かが成し遂げると信じる。天の力は天に返そうと思う。
 だから・・・もう大丈夫だ」
タムドクはゆっくりと天の力?に近づいていき・・・

『高句麗の始祖チュモ王が国を建てた。その父は天帝で母は川の神の娘だった。
 高句麗19代目の太王がおられた。この方は領土を広げ、王国に平和をもたらした
 尊敬すべき方である。そのため広開土王と呼ばれた。
 太王の恩恵は天まで届き、太王の力は天下に轟いた。民は安心して仕事に精を出し、
 王国は富み、栄え、平和が続き、作物も豊かに実った。
 ある者は太王が天の力を断ち切ってしまったといい、ある者は封印を解き人間を解放した
 ともいうが、真偽のほどはわからない。
 ただ、太王がこんな言葉を残している。
 もう待つのは、人ではなく天だ。振り返ればそこに天があるであろう』

404年
 後燕を攻撃

407年
 後燕が滅亡
 北燕が興る

408年
 北燕の王となったコ・ウンへ使臣を送る

410年
 東扶余を討つ
 64の城と1400の村を攻撃

412年
 広開土王 逝去

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感想コメント

ぐあぁあぁ・・・やっぱり中途半端な終わり方になっちゃいました。
納得する前に畳み掛けるようにしてストーリーが展開しちゃったので、今までの話は
何だったのかと思うほど雑な作りでした。

大長老なんてタムドクにあっという間に倒されてちゃって悪役にありがちなしぶとさが
感じられなくて物足りないし(笑)

不完全燃焼で「観たぁ」っていう達成感もなくて、チュムチたちがどうなったのかとか
気になってしょうがないです。

こうなったら最終回の台本を頑張って読むしかないのかなぁ(トホホ)
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