太王四神記 第21回 崩れゆく大軍

ここでは、「太王四神記 第21回 崩れゆく大軍」 に関する記事を紹介しています。
<21>崩れゆく大軍

ヨン・ガリョはタムドクの頭脳集団であるコムル村の修行者たちに自分の政策案を出して
目を通してもらうようにお願いします。

そしてタムドクが自分に全権を委任したことを利用して、2つの神器をホゲに送って、
その上で誰がチュシンの王なのか民衆に選んでもらおうと盗み出します。
キハに神器の入った箱を預けたヨン・ガリョは、陛下の信頼を裏切った代償として妻の
位牌の前で毒を飲んで自ら死を選びます。

意識が戻ったスジニは自分についてくるチョロを手で制して、
「王様のもとには戻れない。私にはやるべきことがある。」
そう言って立ち去ります。
追いかけたい気持ちを抑えるチョロ。

ヒョンゴはタムドクに契丹との話し合いの会場がアウセの野原に決まったと告げます。
契丹は12人で来るというヒョンゴに、どこから奇襲を受けても作戦どおりに動けるように
兵を配置するようにフッケに指示するタムドク。
コムル村の修行者ヒョンドンは書記をしているので、その話し合いに連れていこうとする
タムドクに、一人でも剣の腕がたつものを連れていくべきだというフッケ。

「一度目は失敗でも、二度目は罪になる」
失敗を記録していれば過ちを繰り返さずにすむからとフッケに説明しながらも、スジニが
昔自分にそう言ったことを思い出すタムドク。

アウセの野原で会談が始まる。
そのとき野原の北東でもヒョンゴが風向きを心配しながら兵を動かしていて・・・

タムドクを含めた7人で会談に参加し、部族連盟君主のアティラと会う。
はじめからケンカ腰の部族長たちに対して、話し合いがしたいというタムドクにトゥタイも
遺体を葬ってくれたことをアティラに報告してやっと皆が席につく。

タムドクは契丹とは兄弟になりたいのだといい、ホゲには自分に反逆した責めを負わせなけ
ればいけないとアティラにいいます。

その頃ホゲ軍の野営地ではヒョンミョンたちコムル村の修行者たちがいて・・・

契丹の兵力ではとても高句麗にはかなうはずがない、この部族の中で誰が一番に高句麗の
弟になりますか?とタムドクが発言したので部族長たちは怒り心頭。
「今、なんといった!!」
と武器を持ってタムドクに襲いかかりますが、チュムチやマンドゥク、コ将軍やタルグに
押さえ込まれます。

契丹は今まで団結したことがないから周りの大国に比べて土地はやせて、人も飢えている
のだと話すタムドク。
「そんな話に耳を傾ける必要はない!祖国のために敵を討つぞ!」
部族長の呼びかけに天幕が外れ、周囲には武器をかまえた契丹の兵が待機していて、
タムドクを守るように陣形を組むチュムチやコ将軍。

「高句麗が兄となったらどうなるか、続きを聞きたいか?」
周囲を敵兵に囲まれても平然としているタムドクは
「今自分を殺せばホゲが高句麗の王になるぞ?」
とアティラに言います。

アティラはタムドクが提案して来た書類を見ることにします。
契丹の家畜が反物や鉄などと交換でき、自由に人が国を出入りできるようになるという
タムドクの話を鼻で笑うアティラ。
たかが商売の話をするためにこんなところまでやってきたのかと嘲笑するアティラに、
「貿易のためにはクンネ城から西まで道を造るということだ。これがわからないのか?」
人が行き交えば、おのずと国が豊かになるというタムドクの話を信用しないアティラに、
タルグに命じて角笛を吹かせるタムドク。
遠くの方から兵士達の雄叫びがこだまして天幕にもその声は届く。

自分たちは約束を守って会場の外で兵士を待機させているのに、契丹の約束とはこんな
ものなのかと兵士をそばに配置させていたことをタムドクになじられ、アティラもバツが
悪い様子。
「ホゲの首を差し出せ。そこで初めてお前達と話し合いができるだろう」
と要求する。

ヒョンミョンは凧をあげて、それにつけていたビラがホゲ軍の野営地にばらまかれます。
「三日以内に(太王軍のもとに)行けば、家に帰してくれるんだって」
ビラの内容にはそう書いてあって、兵士達はかなり浮き足だった様子。
将軍達を集めたホゲは、タムドクは自分たちが攻撃してくるのを待っていると話します。

そばまで行って向こうが攻撃を仕掛けるのを待つという手もあるけど、それには味方から
裏切り者が出ないことが第一条件になる。

くれぐれも兵士達が動揺しないように努めるようにと将軍達に指示するホゲ。
チョク・ファンも自分が不安に思っていることをハッキリといい、それでも11のときから
ホゲを見てきたのだから自分はホゲについていくと明言します。

タルビが一心不乱に刀を研いでいるパソンを心配しているとタムドクたちがやってきます。
お兄さんのことは残念だったと声をかけたタムドクに、兄が死んだのは自分のせいだと
言うパソン。
最初から王様に話していれば・・・でも兄がどこにいるのかホントに知らなくて・・・。
結局兄がずっと守りつづけてきた神器をホゲに渡すことになってしまった。
いっそこの腕を切り落としたいと自分を責めるパソンを労わるタムドク。
「この腕の持ち主はそなただけのものではない。よく寝て、よく食べないと」
タムドクはパソンを優しく諭します。

タルビから兵士の靴がボロボロで栄養不足から皮膚病にかかる者も多く、水が不足していた
ようだと聞いてタムドクは自分の軍を夜明け前に動かすように指示を出します。
今はホゲ軍まで三日の位置にあるので、それを一日の位置まで動かす模様。

ホゲ軍では兵士達の脱走が増えてこれ以上は歯止めが効かないと報告する将軍たち。
脱走した兵は皆殺しにされてしまい、ホゲ軍の近くまできていたスジニはその様子を見て
傷ついた兵士たちを介抱します。(チョロもスジニについてきてたみたい)

生きてホゲの前に連れてこられた脱走兵達に、なぜ太王軍に行こうとしたのかと詰問する。
家族のために家に帰りたかったという兵士をイルスが次々と殺していき、さすがの将軍達も
やりすぎていると感じた様子。

ホゲ軍から追われていた脱走兵を助けたコ将軍。
王がやってきたことを伝えろという将軍の言葉に苦々しい顔をして去っていく兵士達。

そのころタムドクのもとに契丹のアティラが二千の軍勢を率いて会いにやってくる。
近々兄弟になるのなら応援しないといけないし、ホゲの首を自分たちで討つというアティラ
にハッキリと不愉快だというタムドク。
仮にも高句麗の大将軍なのだから、彼の首を討てるのは自分だけだというタムドクの言葉に
渋々だけど従った様子のアティラ。

そしてタムドクのもとにクンネ城からヨン・ガリョが神器を盗んだこと、そして自ら命を
絶ったという知らせが入ります。
「高句麗は最高の政治家を失いました・・・」
タムドクはそれだけ言います。

投降兵の人数を把握して後陣に回すように指示するタムドク。
ホゲが父の死を知れば、すぐさま総攻撃を開始してくるだろう。
そうなったらこっちが不利になるので、できるだけホゲ軍の内部を混乱させたい。
できれば・・・あまり兵士を死なせたくないから内部で反乱が起きて欲しいタムドク。

タルビはチュムチの上着を繕って着せてあげます。
「お気をつけて」
というタルビに「ああ」とだけ言って行こうとするチュムチ。
でもタルビの腕をとって、
「実はあんたに話があるんだが・・・無事に戻ってきたら話をしようかと・・・
 つまり、その・・・」
ってやっと告白しようとしてるのに、最悪のタイミングでタムドクがやってきます。
「チュムチ、一緒に来てくれ。契丹に内緒でホゲに会いにいく」
と言い出すタムドクに驚くチュムチ。

キハがホゲのもとにやってきてヨン・ガリョからの文を渡します。
最後の文だというキハに、それでは父はとうとうタムドクに処刑されたのかと激昂する
ホゲですが、キハは私が用意した毒であなたの父上は自ら命を絶ったはずだと答えます。
なぜあなたが自分の父にそんな毒を用意したんだと詰め寄るホゲに、
「先代の王は息子の未来を妨げないように私に罪をかぶせた。あなたの父は私に息子を
 この地の王にしてくれと頼んできた」
と朱雀と青龍の神器を見せるキハ。そして自分のお腹を見せて、
「この子の父親になって下さいと頼みにきました」
といわれてショックを受けるホゲ。
「私がどんな姿になっても傍にいるとおっしゃってくれましたよね?」
キハがそう言っても、もうホゲは父の死とキハの子供のことで茫然自失状態のまま出陣を
命令します。

脱走兵が雪崩のように発生しているこの状況では、まず立て直すほうが先だというチョク
ファンの忠告を無視します。
そしてサリャンに、キハを今すぐ連れていき、二度と姿を見せるなと命令します。
ホゲにも見放されてしまったキハは陣痛が始まったらしく・・・

出陣しようとしたホゲに将軍達が命令の撤回を求めます。
数千もの兵が脱走している状況で戦うべきではないと主張する将軍や、高句麗の兵士が
高句麗の王のもとにいくのなら反乱ではないと言い出す将軍。
完全に内部分裂してしまって反抗した将軍が自分に背を向けた瞬間、斬って捨てるホゲ。
それでも反乱する将軍はあとを絶たず・・・

スジニは負傷兵たちを看病していて、チョロに
「なんでついてくるの?自尊心はないの?そんなにあたしに惚れてるの?」
とからかいますが、チョロが何にも言わずに顔を伏せるのでバツが悪くなります。
「同じことを言った人がいるんだ。ずっと前に・・・」
そうつぶやくスジニですが、チョロはなんだか他のことに気を取られている様子。
「不安だ。胸騒ぎがする。ここからそう遠くないところにいる気がする。行かないと」
チョロはタムドクに危険が迫っているのではないか、自分が呼ばれているのではないかと
スジニに話します。
「一緒に行こう」
というチョロに、スジニは自分はいなかったと王に報告して欲しいとチョロに頼みます。
「(王の)恋人なんだろ?」
チョロに聞かれて、スジニは死ぬほど、死んでからも祈ったらそうなれるかもと言います。
「許してもらえない罪でも犯したのか?」
タムドクの元を去った理由がわからないチョロはスジニにそう聞きますが
「そうならないようにこうして用心しているの。ねえアンタ、あたしの王様を頼むよ。
 何でも一人でやりたがるからこっそりついてって。お酒にもつきあって。
 一日に一度は笑わせてあげて。この借りは生まれ変わったら返すから」
そう言ってチョロにタムドクのことを頼むスジニ。
チョロは後ろ髪を引かれながらも、一人でタムドクのもとに向かいます。

夜になり、スジニはサリャンと具合の悪そうなキハを偶然見かけます。
「手伝ってくれる人を探してきます」
サリャンはそういって、近くの家から無理矢理子供を産んだばかりの女性を連れてきて
出産の手伝いをさせます。
スジニは一人になったキハに近づいて殺そうとしますが、キハが陣痛の苦しみから無意識に
手を差し出すので思わず握ってしまいます。
そしてサリャンのもとに大長老がやってきて・・・

ちょうどその頃チュムチが王様の様子を見にいくと何だか具合悪そうにしてて・・・

------------------------
感想コメント

当然といえば当然なんですが、ホゲのそばにはもう味方があんまり残ってないですよね~
死を覚悟して出陣したとはいえ、誰もこんな長い間家を留守にするなんて思っても
見なかったらしくて家族のことを心配しているのに、自分はその気持ちが理解できないん
ですね。
父もそしてキハも自分を待ってるわけではなくて・・・

キハも多分ダメ元でホゲのところにきたんだろうけど、臨月なのに長距離の移動はやっぱり
身体に無理があったみたいですね。
サリャンだけならなんとか子どもを逃がしてくれそうだったのに、大長老が来てしまった
のでマズい状況に・・・

実はこの回ぐらいから最終回に向かってドドドドォーっと怒涛のようにストーリーが
展開されるのかと思ったんですが、かなりスローペースですよね?
まだ前半のほうがスピード感があったかな?

退屈ではないんですが、もっとストーリーを広げて欲しいなぁと思ったりもします。
来週はとうとうキハが出産するみたいなので話の展開が大きく変わっていくのかもしれない
と思うと楽しみです。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://madakankoku.blog25.fc2.com/tb.php/94-c4c08138
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック