【シンイで年越し企画2015】紅楼夢 22

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「念のために聞くが、ミョンファはお前の許婚か?」
「いえ、違います」
「そうか」
「はい。許婚は別におりますので」
「!!」
 組んでいた腕が、驚いた拍子に解ける。
「・・・チョジャン?」
 怪訝な顔でこちらを窺うヨンスを、トルベはまじまじと見つめる。
 呆れた。あいた口がふさがらない。五年も共に苦楽を共にしてきたというのに、
こいつときたら許婚がいることなどオレに一言も言わなかった。「許婚がいること
を何故言わなかった?」と怒っても、どうせ「聞かれなかったから」と、当たり前
のように口にするだろう。
 トルベはヨンスからその答えを勝手に聞いたことにして、脛を強めに蹴った。
「っつう!」
 痛みで顔を歪めるヨンスに、ようやくトルベの溜飲が下がる。
「成り行きを話せ、洗いざらい全部だ」
「全部・・・ですか?」
 ヨンスはしばらく躊躇っていたが、やがて語り始める。
「・・・ホンイと初めて出会ったのは、十八のときでした」
「おい、ヨンス」
「はい」
「ホンイとは誰だ?」
「私の許婚です」
「誰が真の許婚のことを話せと言った?」
「先ほど全部と・・・」
「違う。許婚でもないミョンファを許婚だと言った、そのいきさつを全部話せと言
ったんだ」
 誰がお前と真の許婚の話になど興味があるものか。トルベは憤然とする。気を揉
んだ反動で、目の前で途端にへらっとした顔で話を始めたヨンスに腹が立った。女
のつまらない話なら、手でもさすりながらいくらでも耳を傾けられるが、野郎のの
ろけ話など聞く耳はない。

『始まりはホンイなのだが・・・』

 ヨンスはそう思いつつ、トルベにかいつまんで話すために出来事を頭の中で順序
立てる。

<つづく>

えっと・・・書くたびに過去に遡るという(汗)
ヨンスの感情描写も欲しいよね、そう思うとやっぱり遡るんですよね。

突然ですが、キャラ設定を説明(笑)

≪七年前≫
ホンイ  8つぐらい
ヨンス 18ぐらい
トルベ 20ぐらい
ヨン  22(ウダルチテジャンに任ぜられてしばらく経ったころ)

≪現在≫
ホンイ 15ぐらい
ヨンス 25ぐらい
トルベ 27ぐらい
ヨン  29  ※ヨン以外はテキトー設定です。

※おもな出来事※
・ヨンスとホンイ婚約
 <この間七年が経過>
・ホンイ、ヨンスとミョンファを見かける。
・ウォルが二人を見かけたことをトルベに知らせる。
・トルベがヨンスを呼び出して事情を聞く。⇒今回アップしたのはここ。
・ホンイが婚書を持ち出す。
・ウンス、妓楼におびき寄せられる。
・ヨンたちが妓楼に到着。
・ウンスとヨンが会う(並行でトルベらは待機中)

こんな感じで。。。
後盛り(先に出来事があって、あとからその経緯を肉付けで書く)だから
わかりにくいですね。
でも、あとからいっぱいのせててんこ盛りにするので、最後まで
お付き合いくだされば、きっと満腹、いえ満足して頂ける・・・はず!(すたこらさっさ~)


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