韓国ドラマ あらすじと感想「信義」第24回 <ネタバレあり>

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第24回
剣をはじき落とされたヨンはキチョルの横を通り過ぎて倒れてるトルベの元へ。
虫の息で喉を攻撃されているのでしゃべれないトルベはヨンに微笑みを浮かべながら息を引き
取ります。そんなトルベを静かに床に下し・・・
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「誰か、オレに剣を」
キチョルの前に立ち、そう言ったヨンに傍にいたトンマンが自分の剣を渡します。
「お前たちはどけ」
一人でキチョルに戦いを挑むつもりのヨンは「どけ!!」と怒鳴り、隊員たちは少し下がります。
ヨンが戦える状態じゃないのを知ってるキチョルは
「無駄なことをするな」
と余裕で。
「副隊長」
「はい、隊長」
「チョナを連れて出ろ」
「隊長」→王
王も副隊長もヨンが剣を引きずっているのを見て心配でたまらない様子。
「誰か隊長を手伝え、隊長一人で戦わせるな」
「誰も来るな。近づいたら斬る」
あくまでも一人でキチョルと対決するつもりのヨン。
だけど近づいてきたキチョルに振り下ろすヨンの剣のあまりの鈍さに驚いて、王もウダルチたちも
その場を動けず。
ヨンが剣を再び振り上げたものの、剣術が得意じゃないはずのキチョルにあっさりと振り払われて
しまいます。
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で、傍に落ちていた誰かの剣を拾い上げたヨン。
「副隊長、何をしている」
「余はここに残る。隊長の後ろにいるぞ」
「チョナ」
ヨンが心配すぎてどこにも行けない王。
「医仙を連れて来い」
「できません」
「医仙を連れてくるまでこの宮殿にいる者たちを一人ずつ殺す。それが私の作戦だ」
「これ以上許せません」
ヨンは今度は両手で剣を握って。
「そんな手で何をどうするというんだ?」
「隊長、退いてもいいんだ。下ってくれ」
「大丈夫です。チョナ」
「手がよくないのをわかってるから言ってるんだ。だから」
「私の手は何でもありません。ただ剣が重いだけです」
「何を言い出すかと思えば」
笑いながら剣を繰り出すキチョル、ヨンはやっとという感じでその攻撃を受け止めますが・・・
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やがてキチョルがヨンの剣の勢いに負け始めて・・・驚きを隠せないキチョル。
「その剣はなんだ?」
「言ったじゃないですか、『重い剣』だと」
ヨンの心の奥底にあった武士としての迷いが消えたのか、手が震えることはなく、ただ重みを感じる
だけになったようで・・・
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その頃ヨンの部屋ではウンスが意識を取り戻していて・・・
起き上がったウンスに声をかけるチェ尚宮。
「目が覚めましたか。気分はどうですか?」
ヨンがいないので探すウンス。
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「あの人は・・・?」
「ちょっと宮殿に用があって出かけました」
身体を起こしたものの、フラつくウンスを支えてあげるチェ尚宮。
「一晩中高熱があったんですよ・・・大丈夫ですか?」
「ちょっとクラクラします。全身がだるくて痛いけど・・・」
そう言いながら部屋の中を見渡して、
「よかった」
とつぶやくウンス。
「よかったですよ、ほんとに。無茶な方ですよ」
「全部が夢だったらって。夢ですごく心配して。とても怖かったんです」
「ヨンが一晩中傍にいたんですよ」
「あの人、すごく怖かったでしょうに・・・」
自分が怖かったように、自分の傍にいたヨンもすごく怖かっただろうにと気遣うウンス。
「それじゃ、もう解毒できたんですか?」
「さあ・・・」
今一つ判断がつかず、チェ尚宮の手をとって自分の額に当てさせるウンス。
「熱はないみたいですよ」
驚きながらチェ尚宮がそう言ってくれて。
「そうですよね?脈が早くて不規則だけど・・・」
自分の脈を診ながらチェ尚宮を見つめるウンス。心配そうにしているチェ尚宮に、
「今は・・・叔母様・・・私、助かったみたいです」
そう言ってチェ尚宮にすがりついたウンスをチェ尚宮は背中をポンポンと叩いて労ってくれて。
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毒を以って毒を制するやり方は頭で理解はしていても、それはほんとに命を懸けた無謀な挑戦で・・・
ヨンの隣で生きていける喜びと、彼を哀しませることなく生還したことの安堵でホッとしたウンス。
だけどこの喜びはできればヨンとその瞬間を分かち合いたかったよね~

テマンはヨンからウンスの傍にいるように言われたのかな?
宮殿を出てウダルチ兵舎のほうに向かっていると、スインとウムジャが禁軍の兵士を倒しながら
進んでいるところを見かけて慌てて身をひそめます。
で、急いで兵舎のほうへ向かいながら警報の笛を吹き、近くにいた数名のウダルチが「何だ?!」と
声をあげて。
「笛の奴と火の奴が来た!! 行け! 医仙を捕まえに来た!」
テマンの言葉にかけだす隊員たち。

ウンスに危機が迫っているとは知らないヨンは王を守っていて。
「チョナ、こんな危険な奴をここまでお呼びになった理由は別にあるのですか?あるいは今殺しても
 いいということですか?」
王はその言葉に一歩踏み出します。
「トクソン君、そなたは私を殺したいだろうが、私はそなたを生かしておきたい。
 考えてみる気はありませんか?」
「・・・」→目をつぶったまま微動だにしないキチョル
「そなたもまた高麗の民で、あなたの妹君の皇后もいつも高麗を気にかけて下さっていると聞く。
 だから私たちがお互いに生きられる道を探して・・・」
「初め、弱くて自尊心だげが高い方だとそう思った。だけど政治もわかってるか・・・
 チェ・ヨン、お前のような奴はあんな王の下では生きていけないぞ」
「言葉に気をつけろ」→ヨン
「あんな王はお前を狩りの犬みたいに使うだけだ。名分を盾にして、いつでも沸騰した水の中に
 捕まえて放り込むだろう。しかしお前は自ら(沸騰した水の中に)入っていくだろう。
 お前はそんな奴だ」
ヨンは剣を床に立ててガシャンと音を出し、
「警告したぞ」
とキチョルの王に対する暴言を注意して。
「民はあの王の名前なんか知らない、だがチェ・ヨン、お前の名前を知らない奴はいないだろう」
「この者は何が言いたいんだ?」
呆れたように言う王ですが・・・ヨンはイヤな記憶がふと頭に浮かびます。

師匠が刺される少し前に王が同じようなことを言ってたと。
「民は王である余よりもお前たち赤月隊を信じておる。だから隊長、民が王より信じている
 赤月隊の隊長よ、答えろ」
「はい、チョナ」
「やはりそうだろう?民を守っているのは王である余ではなく、赤月隊だろう?」

キチョルは王を見ながら、
「一体王はその地位に登るまで自らなさったことはありますか?血を一滴でも流してみたことは
 ありましたか?高麗の重臣たちはみなこいつが集めた」
そう言い、王はヨンを見つめ、ヨンはキチョルを見つめます。
「ケギョンの禁軍も国境の守備軍もこいつに従う。王が持ってるのは王という名前だけだ。
 だからチェ・ヨン、お前が王になれ。元の勅書がいるなら私がすぐにもらってきてやるぞ」
とんでもないことを言いだしたキチョルにその場のみんなが驚きますが・・・これは皆が心の奥底に
持っていた考えを暴かれたようなもので。(人の心を操るのがうまいキチョルだよね)
「隊長」
「はい、チョナ」
「あの者が答えを求めているぞ」
「私の答えはチョナに申し上げます。7年前私が知っている方が似た質問を受けました。その質問が
 あまりに重く、その方は自らの命でしか答えることが出来ませんでした。
 今ようやくわかりました・・・その方は間違っていたのだと」
「隊長」
「その方は間違ったのです。なぜならその方は(質問の答えから)逃げたのですから」
「チェ・ヨン、王というものになりたくないのか?どうしてそんな欲がないのか・・・」
「すでに王を得ています。他に何を得ようと?」
そして自分は既に王に答えたからと態度で示すように剣を持ち直したヨン。
「チョナ、この者を生かすのですか?」
「隊長、余は・・・」
「これでもう十分だ」
時間はもう十分稼いだから話は終わったとばかりにさっさと部屋を出ていくキチョル。
それをウダルチ隊員たちが防ごうとしますが、
「どけ!!相手になるな!!」
と大声で隊員たちを制します。(無駄に命を捨てるなってことで)
キチョルが出ていったあとでヨンは彼を追いかけて出ていって・・・
トンマンがトルベの亡骸に槍を持たせてやっていて。

ウムジャとスインはウムジャがウダルチを相手している間にスインがさっさと先へ行ってて。
で、テマンが急いでどこかへ向かっているのを見つけてしまったスインがニヤリ。

テマンはヨンの部屋に戻ります。
「奴らが来ました!笛を吹く奴と火の奴」
それを聞いたチェ尚宮は急いで棚からマントを取り出してウンスに着せて。
「起きてください、宮殿へ行きましょう」
聞いていたウンスも力を振り絞って立ち上がりますが・・・フラフラしてて。
「テマンさん、隊長は?」
「宮殿で王を守ってます。そこは背の高い変な奴が来て・・・」
テマンが話をしている途中でスインが突然部屋に入ってきて小さな悲鳴をあげるウンス。

「何だ、こんなところに隠れてたの?」
ニヤリと笑ってウンスに近づこうとするスインをテマンとチェ尚宮がガードして。
テマンがスインを引き留めている間にチェ尚宮がウンスを連れて部屋の外へと出ますが・・・
急に静かになったので気になったチェ尚宮。
「ここにいてください」
とウンスに言って、自分は部屋に引き返します。
そのころテマンはスインに火功で攻撃を受けノドを火傷していて、なおも攻撃しようとするスインに
チェ尚宮が短刀で応戦し、二人がかりでスインと対決。

そのころウンスのそばにウダルチ隊員の一人がやってきて。
「医仙」
「あ、あの中に」
「もう一人がこちらへ向かってます。奴にはかないません。さあ」
自分について来いと促すウダルチ隊員。
「どこに行くの?」
「王妃様の宮殿までお連れします」
ウンスは部屋の中で戦ってるテマンとチェ尚宮を気にしながらも・・・隊員の後をついていきます。
(台本では「王妃の宮殿に先に行ってますから!」と二人に声をかけてウンスが行ったことに
 なってます)

スインはテマンとチェ尚宮を相手にしてもぜんぜん平気で余裕。
二人に背をむけてそろそろウンスを追いかけていこうとしたところへ、テマンが布を水に浸しそれを
スインの右手にあてて。
火功が繰り出せなくて『マズい!!』って顔したスインに、すかさずチェ尚宮が背後から襲いかかり
とどめを刺して・・・
チェ尚宮が「大丈夫か?」とテマンを気遣いますが、
「医仙を早く!」
とテマンに促されてウンスを追いかけて出ていったチェ尚宮。

ウダルチ隊員に促されて馬車に乗り込んだらしいウンスですが・・・
中にはすでにヤンサが座っていて驚いたウンスが抵抗しようとしたところ、のどをつかまれて気絶
させられてしまいます。
ウダルチ隊員はキチョル側のスパイで、彼が馬車を操って密かに離れていきます。

誰もいないヨンの部屋でスインの遺体をみつけたウムジャ。
スインを殺されたウムジャは怒りに震えていて・・・

  ※ここからは本編でカットされてる台本のシーンです。

医仙たちが襲撃されたときいたウダルチ隊員たちがヨンの部屋に向かいますが、みな一斉に耳を
抑えます。
ウムジャがスインの亡きがらを膝に抱いたまま、笛を吹いていて・・・

宮殿の一角で。
やってきたヨンとウダルチ隊員たちは倒れている禁軍の兵士たちの遺体を見て、喉に赤い凍傷が
あるのを確認します。(キチョルが殺して逃げたってことかな?)
トンマンが走ってきて・・・
「逃がしました。馬を待機させておいたようです。応援の部隊が来る前に逃げたようです」
「あの二人が脱獄したのはいつだった?」
ヨンが副隊長チュンソクに確認します。
「プオン君が王の宮殿に到着したころです。その後王の執務室を襲ってすぐに逃走したようです」
「宮殿の中に侵入しておいてまた外へ逃走したと?プオン君を中に残したまま?」
「ウダルチたちが王の宮殿に集結して人員の配置がところを狙って侵入した模様です」
「なぜだ?プオン君を助けないで、どういうつもりで・・・医仙!!」
「え?」
トクソン君が自分たちを足止めしている間にスインとウムジャがウンスを連れて行く作戦だったと
この時点で気づいたヨン。

  ※ここまでが台本のシーンでした。

ヨンが宮殿から出てきたところにテマンが走ってきて。
「い、医仙が王妃の宮殿にいません。そっちへ行くと言ったのにいません。消えました」
喉を抑えたままそう報告するテマン。
「何だと?!」
急いで行こうとしたヨンですが・・・テマンの様子が変なのに気づいてテマンの手を払いのけ、
彼の首を見て・・・頭をクシャッとしてから去っていきます。
(トルベが亡くなった直後だけに、よく生きていてくれたと褒めてあげたかったんでしょうね~)
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王妃は王がいる執務室へと向かいます。
彼らは何を探していたのですか?と王に聞く王妃に・・・トチが執務室の秘密の場所から見つけた
ものを二人の前に持ってきます。
それは医仙の手術道具ですが・・・錆びていて。
医仙の手術道具だという王に、それは違うと王妃は答えます。錆ついているから違うと。

で、もう一人の内官が書斎?の奥深くにあったともう一つ箱を持ってきて。
その中に入っていたのは手帳の最後の一枚?(『ウンスへ』と書いてあった部分かな?)
これもまた医仙に見せるべきものだろうと王は言います。
「隊長はどうしていますか?」→心配する王妃
「ケギョン全体に捜索令を出したから待てと命じておいた。あの状態であてもなくさまようだろうと
 思ったから」
「医仙は今体もよくないのに」
「そうなのだ。そんな医仙をおいて隊長がまた私のところに駆けつけてきてくれたのだ」
「こんな考えが浮かびます、チョナ。天からいらした方。私のために無理やりお連れになったでは
 ありませんか」
「言い換えれば誘拐したのだ」
「やはりここの方ではないので、天はずっと(医仙に)試練を与えているのでしょうか?」
「どうだろう。連れて来いと言ったのも、帰すなと言ったのも私だから・・・試練を受けるのも
 私が受けるべきだろうに」
「では私も(その試練を)分かち合います」
「どうしてですか?」
「今は医仙を心配しなければいけないのですが、医仙が見つかったら王に申し上げたい言葉があります」
「どんな言葉ですか?」
「医仙に習った天界の言葉です」
「言ってみてください」
「後で・・・チョナにいいことがあったときに申し上げます」
「双城総管府を攻撃できるとか・・・」→高麗における元の征服と支配の拠点になってる場所
「ええ」
「その土地を取り戻せたら?」
「ええ」
ちょっと浮かれて笑みを浮かべる王の手をそっと握り、
「隊長と医仙のことを今はお考えください」
と王妃がいい、「はい」と返事する王。(でもやっぱり笑みは消えてないし~)

ヨンが自分の部屋に戻るとチェ尚宮がイスに座っていて。
「あの火を使う女の死体がなくなってたところをみるとウムジャが連れていったようだね。
 遺体を動かすなら医仙を連れて行くことはできないだろう。別の共謀者がいたということだ」
「あの方はどうだったんだ?」
「一晩中あんな高熱だったんだからいいわけがない」
「毒は?」
「あの方の話では毒に打ち勝ったそうだよ」
「行かなきゃ」
身体を翻して出口に向かったヨンに、チェ尚宮が声をかけます。
「どこへ行くんだ?王もまず待てとおっしゃったから・・・」
「待つさ!!待つけど・・・」
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思わず大声が出てしまうほど焦燥感に駆られているヨン。
「知らせが行き違ったりしないように、ここにいなさい」
そういうチェ尚宮に振り返ったヨンは、
「死にそうなんだ・・・今、オレが」
と言って壁にかけてあった剣を取って部屋を出ていきます。
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もう待てないヨンは王のもとへと向かいます。
「国境の村まで非常検問をしろと命じた。それと・・・」
「(彼女を連れて)行ったなら天の門があるところです。道はわかっています」
(さっさと行きたいヨン)
「もし医仙に会えたら・・・会えたのなら、その方についていくのか?」
「その答えが欲しくて私を引き留めたのですか?」→ちょっとイラッとしてる感じのヨン
「いいや、医仙の情報をまず知ってから動いたほうがいいと思ったからそうしたまでだ。
 そして、はい。その答えをもらおうと引き留めた」
「・・・」
「隊長がこの地でどれほどくたびれているのか私はわかっています。
 だから・・・ついていくつもりなのですか?」
「私の答えはすでにお聞きになったはずです。私の師匠が出した答え、行かれた道を私は選ばないと。
 だから私はもう(王のもとに)戻って来ました、チョナ。ですから私の女を連れて戻れるように
 お助け下さい」
そして一礼して王の部屋から出ていくヨン。
そのヨンにスリバンのシユルとトンマンが報告を入れます。
「奴らの隠れている場所を尾行してつきとめた」→シユル
「ウダルチの新人の中に間者がいました。今官軍たちが襲撃しているところです」

そのころ誘拐されたウンスが意識を取り戻すと、いきなりウムジャが剣をのどに突きつけてきて。
「誰が殺した?」
「え?」
「私の姉弟子だ。誰が殺したんだ?」
ウンスはスインに襲撃されたけど彼女が殺されたことは知らないから首を振るだけ。
「どけ」
キチョルが部屋にやってきてウムジャにそう指示し・・・兄弟子の言うことを渋々聞いたウムジャ。
ベッドに横たわっていたウンスの傍にきて座ったキチョルに、ウンスは身を起こします。
「お連れしようとして宮殿中を探しましたよ。ところでどこかお悪いのですか?まだ毒が体に残って
 いるようですが?」
(トクフン君がまた毒を盛ったとは知らないのかな?それとも知ってて聞いてるんだっけ?)
「私は・・・今誘拐されたってことね?」
「違います。お連れしたんです」
「それじゃ・・・帰りたいと言えば送ってくれるの?」
「だめです」
「どうしてこんなことをするの?」
「私たちは一緒に行きます、天の門まで、そして天界まで。前におっしゃいましたよね?
 三つ目の遺物、それが天界へ行く方法だと。ここにあります」
で、ヤンサがしずしずとその遺物が入っている包みをそばに持ってきて・・・それを見つめるウンス。

チホとシウルは街中を走りまわってて・・・マンボ姉(アジュンマ)のところに戻ってきたチホ。
「それで?」
「道ばたの乞食まで全部連絡したからどこからか知らせがあるだろう。それにあの白い髪の奴が一緒
 にいるからそんな簡単に逃げられないよ」→目立つから見つけやすいってことですね
「何としてでも見つけないと。そうでないとあいつ(ヨンのこと)がまた幽鬼みたいに暗い顔をして
 生きていくことになるんだから。アイゴー そんな姿をまたあたしに見せないでおくれよ」
ヨンのことを心配しているアジュンマですが・・・
「あ!!」
思い出したように手を叩くアジュンマ。
「なに?」
「薬房を探してみなさい。プオン君がいつも使ってる薬材があっただろ?」
(以前にキチョルたちを調査したときに、屋敷にはいい医者がいないのかな~薬房で薬を大量に
 買っていってたよとアジュンマに報告したことがあったんですよね。そのときに「誰が悪いの?」
 とアジュンマに聞かれても、そこまで調べてないからわからないと答えて叱られていたことが
 ありました)
「ヤンサ!あいつが薬材を全部買ってた。調べてみるよ!!」
早速出かけていくチホに、「注意するんだよ」と声をかけるアジュンマ。

ウンスは目の前に置かれた遺物の風呂敷を外してフタを開けてみます。
中にあったのは古ぼけた何かの機械で・・・ウンスは見覚えがあるのかかなり驚いていて。
「どうした?医仙・・・これは一体何の?・・・」
キチョルが驚愕しているウンスにそう尋ねるものの・・・何も答えられないウンス。

そのころ薬房で大量の薬を買い込んだ客の情報を得たスリバンのコサがその男(ウダルチの間者)を
追跡しますが、尾行に気づかれて戦闘になり、逃げられてしまいます。
だけどそれは想定の範囲内だったらしく、逃げた男を別のスリバンが追いかけて。

チホが官軍と共にキチョルの隠れ場所に踏み込みますが・・・
「奴らは間一髪の差で逃げた。周辺の目撃者たちを調べてるから心配するな」
とヨンに知らせてきます。

「スリバンからの知らせです。プオン君の配下と思われる者が馬車と共にソギョンを通り過ぎた
 とのことです」
歩きながら副隊長から報告を受けたヨンはさっさと一人で馬に乗ってしまって。
「隊員たちを呼んでついていきます」→副隊長
「待ってろ、オレ一人で行く」
トンマンと副隊長にそう言い捨てて馬で駆け出したヨン。

ヨンが馬でキチョルたちの馬車を追いかける中を・・・王と王妃はそれぞれに医仙と隊長の無事を
祈っていて。

ウンスは馬車の中でキチョルに天の門についての自分の推測を説明します。
確かなことは言えないけれど、手帳に書かれていることから天の門というのは太陽の黒点の爆発と
関連しているようだと。
「この門が正確にいつのどの場所に繋がっているのかはわからない、ただ隊長が同じ道を行って帰って
 きたことを考えてみると一度は往復できるのかもしれない、でもその次はどうなるのかわからない。
 プオン君は初めてだからどこに通じるのか・・・」
「関係ありません」
「どこに行くのかわからないと言ってるのよ」
「世界の全ての門は開けたら入るためにあるものだ」→門ってそういう役割だろ?ってことかなぁ
「・・・そうやって行けたら?」
「探して集めますよ。私の心の穴を埋めて私の病を治すものを、集めて集めて・・・
 そうしたらいつかは見つかるはず」
もう全然キチョルが言ってることが理解できないウンス。
「いいわ。その門まで私が送ってあげるわ。その代わり、私は解放して・・・」
「私たちは一緒に行きます」
「私はここに残らなきゃいけないの。だから・・・」
「一緒に行きます」
ウンスはキチョルに説得を試みるものの、自分たちは一緒に天界に行くんだの一点張りでまったく
話を聞いてくれず、気持ちがどっと疲れてしまうウンス。

ヨンはウンスたちが休息を取ったとみられる食堂のようなところに到着。
すでにキチョル一行は出発したあとで、ヨンはざっと周囲を見渡してウンスがいないことを確かめ、
自分もその場を後にしようとしますが・・・見覚えのある文字を壁に見つけて戻ってきます。

それはウンスがキチョルたちの目を盗んで炭で書いたハングル文字。
『괜찮아요(大丈夫よ)』
その字を指でなぞりながらウンスが教えてくれた言葉の意味を思い出すヨン。
「これは天界の文字でどういう意味かっていうと『大丈夫よ』」
ヨンがきっと自分を追いかけて来てくれるはずだと信じ、自分の身を案じる彼のために書いたもので。
目を閉じたヨンはまるでウンスがそう言ってくれたかのように感じながら先を急ぎます。
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馬車の先を馬で行くヤンサとウムジャは官軍の検問に気づいてその兵士たちを斬って先へ進みます。
国境近くの宿屋を一つ借り切って、ヤンサとウムジャは見張りに立ち、ウンスはキチョルと同じ部屋
で監視されてるのですが・・・すでにヨンがその宿の前に到着してて(きゃ~)

ウンスは寝台に横になってて、キチョルは少し離れたところでウンスを監視?してますが、
「脈を診るわ」
とウンスが思わず言うほど具合悪そうなキチョル。
「信用してない奴に私の体の状態を見せるようなことはしないぞ」
と医者としてのウンスの好意を断ったキチョルにウンスも仕方なくもう一度寝台で横になって。

そこへ部屋のドアをドンドンと叩く音が響き渡り、キチョルは緊張に体をこわばらせ、ウンスはヨンが
来たのかもしれないと身を起こします。

ヨンは鍵のかかった部屋のドアを蹴破って中に入り、ウムジャとヤンサがそれに応戦して。
キチョルはそちらのほうに視線を向けながらウンスに手を差し伸べて
「行こう、一緒に」
と言いますが・・・ウンスは忍ばせていた短刀でキチョルの手を斬りつけて逃げ出します。

ウムジャとの戦闘の中でヤンサを始末し、ウムジャも斬ったヨンは部屋へと向かって。
手を負傷したキチョルが逃げながら部屋の扉を閉め・・・少し後にその扉を開けたヨンが中に入って
歩いていこうとしたところで振り返ると扉の物陰からウンスが出てきて、驚くヨン。
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「・・・大丈夫ですか?」
やっと会えて嬉しくて言葉にならず、彼の問いかけにコクンコクンと頷くのがやっとのウンス。
「具合は?」
涙のたまった目で首を振るウンス。
「それじゃもう・・・大丈夫なんですか?」
「・・・ええ」
「それじゃもう・・・私の傍にいるということですか?」
「・・・ええ」
ウンスの返事を聞いてたまらずにヨンは剣を持ったまま、彼女を抱きしめて。
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(ほんとはねー台本上では『ヨンは手から剣を落として、ヨンがウンスを引き寄せてキス』という
 ことになってました。だけど武士として生きるなら剣は肌身離さず持ってるほうがいいし、キスって
 いうのもねーなんか不自然ですよね。ウンスが折れそうなほど強く抱きしめるっていうのはアリだと
 思うのですが、キスはなんか違うわ~ だからこのシーンは変更になってよかったーと思います)

宿屋で休むヨンとウンス。
二人は同じ布団に入ってて、目を閉じて横になってるウンスを、片肘をついて見つめて話をするヨン。
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「明日ですよね?天の門が開く日は」
ウンスは閉じていた目をそっと開いて。
「ええ」
「平気ですか?」
「・・・」→ヨンを見つめるウンス
「門の向こうに挨拶したい方々がいるのでは?」
「しても・・・いいの?」
(二人は門を通って挨拶に行くんじゃなくて、門の向こう側にいるだろう人たちに向かって門の前
 から別れの挨拶をするつもりっていうことですね)
「連れていって差し上げます」
「プオン君が来るかもしれないわ」
「わかってます」
「戦ったら勝てるの?」
「多分・・・勝てます」
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で、じーーーっと自分を見つめているヨンに、
「どうしたの?」
と聞くウンス。
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「覚えようと思って。もう忘れなくてもいいから」
忘れないと生きていけない、だけどとても忘れることなんかできないと苦しんでいたころが嘘のような
今の状況に幸せを感じているヨンはそう言います。
ウンスがそんなヨンの顔にそっと触れ・・・輪郭をなぞるように鼻筋、そして唇に触れて。
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そんなウンスの手を取ったヨンは指にそっと口づけて。
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「寝よう」
とヨンが言い、ウンスが目を閉じたあとで・・・ウンスの髪をそっと撫でるヨン。

翌日。
一足先に天の門にたどり着いたキチョル。
その門が開いているのを見て喜び勇んで入ろうとするものの、はじき出されてしまって・・・

ヨンとウンスが腕を組んで天の門まで来たものの、キチョルが立ちふさがって緊張する二人。
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「天の門が開きました」
「計算が合ってたみたいね」
「じゃあ教えてください。どうやって入ったらいいんですか?」
キチョルの質問の意味がわからず、ヨンの背後に身をおきながらウンスは答えます。
「ただ入ればいいんですよ」
「・・・最後まで私を騙すのか。私の気持ちをこうも残忍に!!」
ただならぬキチョルの様子を感じたヨンは、
「避けて下さい」
とウンスを下がらせます。
「答えろー!!」
「やめろ」
「この世界にこの地しかないのか?死んだらそこで終わりか?もうないのか?!」
そう言い終わると剣を抜いて走り寄ってきたキチョル。

ヨンは剣を抜いて応戦しますが、キチョルのターゲットはウンスで、ヨンをすり抜けてウンスの方へと
駆けて行ったキチョルにウンスが悲鳴を上げて。
ヨンは持っていた剣を急いでキチョルめがけて投げ、腹に刺さったものの倒れもしないキチョル。
それでヨンがウンスを守るためにキチョルの前に出ますが・・・キチョルが内功をウンスに出せない
ようにとヨンが奴の両手を握ったものの、キチョルは内功を最大限まで放出して。
「一緒に見よう・・・この次に果たして何があるのか」

キチョルの攻撃を受けて膝をついて倒れたヨン。キチョルもまた倒れて・・・
「ダメよ!!」
素早くヨンの脈を診たウンスは急いで心臓マッサージを始めて。
ヨンは身体を動かすことが出来ず、意識下で泣きながら自分に手当てをしているウンスを見つめて
心の中でつぶやきます。
『どうしてこの方だったのか・・・』

ヨンを手当しているウンスの傍へキチョルが剣を持ってやってきて・・・
倒れているヨンのすぐそばに突き立ててウンスを驚かせます。
で、ウンスを無理やり引っ張って天の門へと向かって行き・・・ウンスは後ろを何度も何度もふり
返って抵抗してるけど連れて行かれてしまって。

残された瀕死のヨンは・・・
『そんなことを考え・・・多くの時間を無駄にしました。父さん、やっと見つけました。
 遅すぎたのでしょうか』
ウンスと出会った時から今までのことを回想するヨン。

天の門へやってきたキチョルとウンス。
ウンスは最後に力を振り絞ってキチョルを振り切ろうとしたものの、光に吸い込まれてしまい・・・
キチョルはなぜかまたも光に拒まれます。
(ウンスが自ら入ったように見えるんですが、台本でも瀕死のヨンのところへ戻ろうとしていたので
 現代に行くつもりは全くなかったという解釈をしました)
絶望したせいなのか、それとも内功を暴走させたせいなのか・・・キチョルはそのまま死んで。

現代に一人戻っちゃったウンスは走り出します。
瀕死のヨンはこうつぶやいて。
『だけどあの方はこう答えるでしょう。大丈夫だと。きっとよくなると。今からが始まりだと』

自分の病院に行ったウンスはキム室長(女性)に声をかけられて。
どうやらウンスに取材したくて日本から記者がやってきてて、その二人を紹介されるウンス。
「ユ先生、インタビューさせて頂いてもいいですか?」
で、記者とカメラマンがインタビューが先だ、写真が先だとモメているので先を急いでいるウンスは
室長に任せて行こうとしますが・・・カメラマンが持ってる丈夫そうなケースカバンを引ったくって。
「このカバンが必要だって言っておいてね!」
と室長に言い捨てて、自分のオフィスの机へと行き、遺物とされていた機械をカバンに入れて。
(このシーンでネックレスも持っていくんですが、脚本家は知らないそうで・・・想像では母親が
 くれたものっていうことでウンスに持たせたという現場の設定ではないでしょうか?)

オペの道具や薬などをさっきのカバンに詰め込むウンス。

そのころウンスのことで看護師が警察に連絡入れてて。
「警察ですか?ここにユ・ウンス先生が来られたんです。ええ、そうです。誘拐された方です。
 でもおかしいんですよ。どうしてか変な服を着てて・・・」

ウンスが必要なものを用意してお寺へ急いで引き返しているころに、ニュースが流れていて。
「現在太陽の黒点爆発による四段階傾向が発令されている状態です。電波研究所によると午後6時
 までに被害の報告はありませんが、国内で一部の飛行機が宇宙暴風の影響を受けて北極航路を
 迂回して運行しているとのことです」

天の門へと急ぐウンス。
『ひたすらあの人を助けるために走ったソウルのその時間』
『あの日、どの瞬間の何がいけなかったのか・・・
 一度離れたあの人のところへもう一度行くために何が必要だったのか?』
天の門の場所へとやってきたウンスはソウルの夜景を一度振り返ってから光の中へと入り・・・

『私の(あの人への)想いが足りなかったの?それとも信じる気持ちが(足りなかったの)?』
過去へと戻ってきたウンスが急いでヨンが倒れていた場所へと戻りますが・・・

『私はまたあの人と離れてしまった』
そこにはヨンが倒れておらず、慌てて天の門へと戻ったものの、光はとっくに消えていて。

『死にかけているあの人を置いて来たあの世界から、百年前の世界に一人残された』

百年前の世界で医者として生きるウンスの姿は夢で見た過去のウンスと同じで。
24_022.png
持ってきたカバンの中を開いてみると・・・見覚えのなかった手帳は実はあのカメラマンの持ち物で、
フィルムケースもあのカメラマンが持っていたもの。

『それでも私は信じてる。あの日あの人は死んでなかったと信じてる』

そして手帳に同じように『ウンスへ』と書いていて・・・

最後の遺物だったプロジェクターでヨンと会った日に発表していた内容を見たり、両親の姿を画面に
映してみて過ごしているらしいウンス。
「ウンス、風邪はよくなった?」
「治ったわ、もちろん。風邪ひいたのっていつだったかな?」
「買ってあげたチェソランは受け取った?」
「オンマが送ってくれたジャガイモが食べたい。ここはジャガイモがないのよ」
「あなたもなにかいってよ」→ウンス母
「何を言うんだ?お前が言ってくれよ」→困ってるウンス父
「父さん、アンニョン。うちの父さんは変わってないわね」
もう何度も繰り返し見たのか・・・そのうちにバッテリーか電池が切れちゃって。
泣きそうな顔でプロジェクターを見つめるウンス。

ウンスは再度天の門をくぐってヨンの元へと戻ろうとしていて・・・
『誰かが言った。切実な想いが縁を作り、記憶だけがその瞬間を果たせると』
すると、天の門が開き、その中へと身を投じたウンス。

一瞬ソウルへと戻ってきたウンスですが・・・すぐさま高麗へとタイムスリップして。

高麗に戻ってきたものの、近くの旅館へと行ったウンス。
(ここでどうしてウンスがヨンを捜しに大きな木のあるところへ行かなかったのかということが
 疑問になるのですが・・・放送後の脚本家へのQ&Aで答えた内容では、百年前に飛ばされた
 ウンスは毎日天の門へと足繁く通っていたそうです。(過去の滞在は一年程度という設定)
 計算じゃなくて天の門を信じる気持ちがまたヨンのいる時代へと自分を送ってくれると信じ、
 何度かウンスは願いが叶って天の門をくぐる機会があったそうです。
 ただ、結果はいつも今いる百年前に戻ってくるばかりで・・・何度もそういうことが続いてて、
 今度もまた見覚えのある百年前に戻ったんだなーってウンスは思い込んでるっていうことらしい)
「腹の足しになるものを一杯下さい」
と注文したウンスですが・・・ふと見ると高麗の武士たちが少し離れたところにたくさんいて、
食事をとって休憩しているところで。
「ちょっとお尋ねします」
通りがかった高麗の兵士に質問をするウンス。
「何です?」
「どうして高麗の兵士たちがここにいるんです?ここは元の土地なのに、大丈夫ですか?」
「ここがどうして元の土地なものですか。大護軍が鴨緑江(アムロンガン)の西側の失地を取り戻した
 ことをご存じないのか?」→大護軍はヨンが率いてる軍だったかな?
「・・・元と戦ったということですか?」
あまりにも世間を知らない女性の問いかけに笑っちゃう高麗の兵士。
「ハハッ、どこか山奥からでも来られたんですか?」
これは・・・はやる気持ちを抑えつつウンスは今がどの時代なのか確認しようと質問を。
「もしかして、先王の諡号はわかりますか?」
「忠定先王か?」
「じゃ、今の王が王位に就いてからは何年になりますか?」
この質問に兵士は少し離れたところに座っている同僚に声をかけて確認します。
「おい!王が即位されて何年経った?」
「だいたい5年になります」→ウンスがヨンと離れ離れになってから4年後の世界ということで。
と声が返ってきて・・・
「聞こえたでしょ?」
ウンスに言い、その場を離れようとした兵士ですが・・・
「おい!」
「はい」
どうやら上司に呼ばれたらしい兵士が慌てて奥の方へと向かい、ウンスはその兵士を目線で追います。
その目線の先にはトンマンが!

トンマンは4年の間にすっかり中堅の隊員になってるらしく、トルベの形見と思われる槍を持ってて。
「今巡視の配置をどう手配したんだ?あの外の奴らを見てみろ」
「失礼しました。それじゃ、二重守備ですか?」
トンマンに配備の仕方を叱られて困った兵士がそう聞き返すと、また一人の兵士がやってきて肩に
手をポンと置いて。
「だいたいわかるだろ、ん?」
そう言ってトンマンの隣に座ったのはテマン。
24_023.png
テマンは吃音もなくなり、すっかり頼もしくなってて・・・懐かしい顔に感無量のウンス。
(ウンスは物陰からみんなを見ているので誰もウンス(医仙)がいることに気づいてなくて)

そこへ副隊長チュンソクがやってきて、
「大護軍(ヨン)はどこに行かれた?」
と部下たちに聞きます。
「またあそこに行かれました。あの木のあるところです」→トンマン
「なにか食べるものをお持ちしないと・・・大護軍はあの木のところに一度行ったら3泊4日は
 戻らないから」→テマン
「おい、それじゃそこに行かれる前に用意しておくべきだろう」→チュンソク
ウンスはその会話を聞いて、急いで木のところに駆けつけて・・・

ヨンが倒れていたあの場所にあった大きな木の根元に背を向けて座っていたのはヨン。
ウンスが走り寄ると、その足音に振り向いたヨンが立ち上がり、ゆっくりと歩いてウンスの前に立って。
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二人は無言で語り合うかのように微笑みを交わして・・・
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<終わり>

ラストシーンについては脚本がかなり変わってしまって、これについてはさすがに脚本家もヘコんだ
ようで(笑)

せっかくなのでどういう設定だったのかっていうのを載せておきます。

瀕死のヨンが横たわっていた木のところへ来たウンス。
(脚本では、ヨンが倒れてる場所の設定は原っぱじゃなくて木の根元になってます)
もしかして・・・もしかして・・・はやる気持ちでウンスがその木の根元をみると、そこには一面の
黄色い小菊が咲いていて・・・

それは百年前に飛ばされたウンスが、瀕死のヨンがどうか無事でありますようにと、祈る想いで
アスピリンの瓶に小菊を入れて木の根元に埋め、その瓶の中の小菊が百年の間に繁殖して一面小菊の
花畑になってて。(その時に薬を入れたかどうかは不明)
その小菊のそばで立ち止まったウンス、まるで信号を受けたかのようにウンスがためらいがちに後ろを
振り返ると「もしや・・・」という目でこちらを見ているヨンが立っていて。
ウンスがゆっくりを被っていた笠を外すと、ヨンが信じられないという表情でウンスを見つめて。
幻でも見たのかと違うところを見て、もう一度ウンスを見たヨン。まるで「イムジャ?」とつぶやく
ように・・・そうしてお互いを見つめあう二人。

場面は変わって・・・
一話で元から帰国してきた王と王妃を護衛していたころの雰囲気の行列が過ぎていて。
(脚本家は一話と最終回を併せて撮影してほしくてそう依頼していたそうですが・・・日程の都合
 なのかどうかわかりませんが撮影されてなかったみたいでカットになったシーン)
馬車2台を警護している男たち。
王と王妃を護衛しているチェ・ヨン将軍とその部下たちだ。長い道を刺客や盗賊の目を避けて移動
しており、全員鎧の上に風よけの黒いマントを被っていて身分を隠している。
一番前でチェ・ヨンとチュンソクが皆を率いていて、馬車の周りにはチョ・イルシンを思わせる重臣が
何名か力なく馬に揺られながら乗っている。
2台の馬車の間には御医のチャン・ビンが静かに馬を操っていて。
マントを頭からかぶったチェ・ヨンがふと天を見上げて・・・

画面はウンスが連れて行かれた直後の木のある場所に戻り・・・
瀕死のヨンは目を閉じて死んだように横たわっていて。
そこに雨がポツポツと降ってきて・・・

『ちょうど雨が降る瞬間が一番好き。
 雨粒が一つ二つ落ちてきて、こんな風におでこにポツンと当たって・・・
 『あらっ!』、こうやって空を見上げるじゃない?その瞬間』
(ウンスの言葉を意識下で思い出しているらしいヨン)

小菊の花畑に倒れていたヨンの手が小菊に触れて・・・ヨンは目を開けてゆっくりと頭をそちらに
向けて。たくさん咲いている小菊の中に何かが触れて・・・ヨンは力なく手を動かして小菊をどけて。
そこには一部だけ地面から出ているアスピリンの瓶が土に埋まっていて。
ヨンが手を動かしてその瓶を掴み、なんとか取り出して・・・そうする間にヨンの心臓の音が戻って。
心臓の音は始めは遅く・・・それがだんだん早くなっていって。ヨンが近くで瓶を見つめて。
古ぼけて苔むしているが明らかにアスピリンの瓶だ。
ヨンが違うほうの手で自分のアスピリンの瓶を取り出して。二つを並べてみて。
心臓の音はもう正常に鼓動していて。
ヨンがポツポツと落ちる雨粒の中で微笑んで。(助かったってことで)

画面はウンスとヨンが再会したシーンに戻り・・・
ウンスが彼の方へと歩いていくが、走り始めて。ヨンがそんなウンスを信じられない奇跡だという
思いでいっぱいになりながら、両腕を広げて迎えて。
ウンスがヨンの胸に飛び込むように走ってきて。ヨンがウンスを受け止め、抱きしめて・・・

<終わり>

脚本ではかなりドラマチックな演出でしたね~
雨粒のシーンは欲しかったけど、アスピリン&小菊のエピソードは要らなかったかもというのが
個人的な感想です。

もうしばらく「信義」に浸りたいので、追加記事をまたアップします。

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