韓国ドラマ あらすじと感想「信義」第22回 <ネタバレあり>

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第22回
ヨンの部屋に侵入したマブに驚いたウンスですが・・・ヨンはテマンをウンスの傍に残してて、彼女
を守ろうと応戦する一方で隊員たちに口笛で知らせて。
やってきた隊員たちもマブには歯が立たず、まずウンスを逃がそうとして。
ウンスは培養の器を持って出ようとしたけど戦いのさなかでその器が割れてしまい、培養していたもの
がダメになっちゃって。
悲鳴を上げながらなんとかしようとするウンスを「早く!」と促すテマン。
後ろ髪引かれながら宿舎をあとにしたウンスですが・・・マボはウンスを襲撃しに来たのではなく、
どうやらウンスの手術道具を奪いにきたようで。

出かける挨拶をする王と王妃。
王妃と私たちの子供にあんなことをしたやつに会いに行きます。自分も何度も考えた。あの場ですぐ
に殺してしまいたかった。殺せと命じたかった。だけど我慢した。隊長でさえも理解できないと。
命じればいいのになぜあえてこうするのかと。
王妃はその選択をした王に「私はわかっていますから」と言います。
帰りは遅くなってしまうかもしれないという王に、待っていますと答えて微笑む二人。

で、王はウダルチを伴って征東行省へ出かけていき・・・

テマンはひとまずチェ尚宮のところにウンスを連れて行きます。
「医仙?」
呆然として座りこんでいるウンスに声をかけて立たせたチェ尚宮ですが、ウンスはチェ尚宮により
かかって泣き出してしまって。
「何があった?」→テマンに聞くチェ尚宮
「あの・・・か、笠を被った奴が来て・・・今は行きました」
「こいつはまったくいつも話がつかめないね。ちょっと、医仙。何がどうしたんですか?」
そう聞いても自分に抱きついて泣き続けるウンスを・・・背中をポンポンと叩いてあげて気持ちを
落ち着けさせようとするチェ尚宮。

もう行っただろうってことで宿舎に戻ったウンスとチェ尚宮。
「作ってた解毒剤は・・・」
「残ってません。一つも・・・」
で、部屋の奥にいたテマンがウンスに声をかけて。
「医仙、道具がなくなってます!ほら、ここ」
手術道具を侵入者が持っていったと知ったウンス。
「私を殺そうとして来たんじゃなくて手術道具を奪いにきたのね・・・なら、それだけ持っていけば
 いいのに・・・」
あの時に道具を寄越せと言ってくれたらそれだけさっさと渡したのにと涙がこみあげて。
恐らく宮殿から尾行されていたんでしょう、医仙と会おうと言ったときからそうするつもりだった
のだとチェ尚宮は断事官の犯行だと示唆します。
で、チェ尚宮がメヒの布を見つけて拾い上げるのですが・・・
「それってもしかして、あの人の剣に巻かれていたものですよね?許婚だった方の?」
「・・・多分」
落胆して座り込んでいたウンスが立ち上がってチェ尚宮の前に立って。
「聞きたいことがあります。どうしても知りたいんです」
「おっしゃってください」
「その人・・・許婚だった方。亡くなったあと、あの人はすごく辛かったでしょうね」
「そうです」
「どれぐらい辛かったですか?どれぐらい長い間?」
「知りたいのは何でしょうか?」
ウンスは解毒剤を指差して、
「あれがダメになってしまって・・・私の解毒剤が。また作り直すには時間がかかりすぎて・・・
 天の門が開くまでに到底間に合いません。他の方法を捨てて、もとの世界に戻ることをやめて、
 もう一度作り直しますが・・・多分間に合わないそうにないんです。
 間に合わなければ・・・私は死ぬしかありません」
泣きながらそう話すウンスを座らせるチェ尚宮。
「私が死んだらあの人はどうなりますか?」
「・・・残るつもりなんですか?」
死ぬとわかっていても元の世界に戻ることなく、間に合わないかもしれない解毒剤を作り直すという
ウンスの悲愴な決意に、それでも残るのかと聞くチェ尚宮。
「私はおかしいですか?どうかしてますか?でもこのまま(元の世界に)行ってしまったら私は一人
 でおかしくなると思うんです。
 『あの人は大丈夫だろうか?大丈夫なの?大丈夫?』毎日毎日それだけ考えると思います」
そのことを考えただけで取り乱すウンスにチェ尚宮はやさしく言います。
「直接聞いてみてください。あの子は何しろ人と話をすることがないから焦るでしょうが、聞いて
 下さい。そうしたら答えてくれるでしょう」
ウンスはヨンにちゃんと聞けるかな?

断事官はキチョルにトクフン君を王とするという元の勅書を見せ、それをもらおうとしたキチョル
ですが、断事官はその前に「王になったらまず何がしたい?」と聞きます。
約束通り高麗を元に差し上げますと答えたトクフンに、「その次は?」と聞く断事官。
自分が首相になって、今度のことで世話になったトクソン君を副首相にすると答えたトクフン君に、
その次は?となおも聞く断事官に、断事官にも何か必要ですか?と欲しいものがあれば用意しますよと
いう姿勢のトクフン君。
だけど断事官は黙って勅書をキチョルに差し出して・・・受け取ったキチョルは、今の答えで満足
されたのですか?と聞きます。
「満足です。与えられた権力を行使するのに忙しい方たちなら元に害を及ぼすことはないですから」
「高麗の方だと伺いましたが」→質問するキチョル
「そうです。希望を持っていたときにはそう思っていました。ある時は自分が頑張れば高句麗の地を
 取り戻せるかと信じていた時もありました。私が尽力すればと」
「高句麗の地を・・・」
「だが、いつも世の中はプオン君のような方が権力を握り、残りの者はそれについていくだけ。
 それならば土地の名前なんか関係ないと・・・そういう結論に至りました。
 尋問には参加しませんから。それでは」
断事官はそう言ってさっさと行っちゃって。
で、断事官が取り出したのはなんと懐中時計!
(この時代にそんなものありませんから・・・どっかの時代から来た人じゃ?)

王とヨンたちが指定の場所へと向かっていて。
今日は危険なことになると思うという王に、そのようですと答えながら周囲を警戒するヨン。
「医仙に挨拶はしたのか?」
「戻るつもりですから挨拶なんて別にしませんでした」
あっさりとそう答えるヨン。

で、トクフン君&キチョルと王&ヨンが一堂に会して。
まず王が先に口火を切って。王妃を誘拐したことは不問にする、代わりに王族の身分を抹消して
この国から出ていってくれと要求して。
是が非でも王になりたいトクフン君はそんな王に元から自分が王になるという勅書をもらってあると
見せます。
なるべく流血を避けたい王は、重臣たちに自分と叔父のどちらが王になったほうがいいのか議論して
もらっていると言いますが・・・
キチョルは重臣とか会議とかそういうものが大嫌いだからこうしましょう、先王は次の王に譲位する
のがイヤで反逆し、仕方なく殺したってことにしますと言い、攻撃を始めて。
まだ話がある!と叔父と話したいという王を引っ張って安全な場所を探すヨン。

そのころ王がトクフン君のところにウダルチだけを連れて行き、そこでキチョルとトクフン君が謀反
を起こして危険な目に遭っているという知らせが届きます。
王妃は王から前もって指示されていた通り、重臣たちを集めて話を始めます。
ここに禁軍に出撃するようにという内容の命令が書いてある書類と玉璽があるから、重臣たちで結論
を出して、その書類にハンコを押すかどうか決めてくれと。
つまり重臣たちが次の王をどちらにするのかという決定権が与えられたわけで・・・自分たちで決める
となるとかなり腰が引けてる重臣たち。

その書類の命令を待って待機してるアンジェも今か今かと待ってジリジリしてるし、ヨンは早く脱出
しようと言ってるのに、王は重臣たちが決めるまでここに残る、命令はきっと出るから待つと言い
張って・・・重臣なんかちっとも信用してないヨンは王が無謀なことをしてると思ってて。
ひとまず空いてる部屋を見つけて王をそこに避難させて副隊長たちに警護させ、敵を迎え撃つヨン。

ちっとも信用されてない重臣たちは・・・やっぱオタオタしてて。
まず何があったのか確かめに行かせようという重臣に、王の命がかかってるんだから何が調べてみて
からにしようだ!と怒る重臣もいて。
だけどあの場所に兵を出すってことは元との戦争を覚悟することだからどうにもこうにもすぐに結論が
出せないでいて。

兵士を何人か迎え斬っているうちにまた手が震え始めたヨン。
呆然としているヨンに代わってトルベが兵士を斬っていくのですが・・・ヨンが震える右手に無理やり
剣を持たせようとして、剣を落としてしまうところを見てしまったトルベは驚いていて。
トルベに見られているとは知らず、無言で立ち去るヨンに何も言えないトルベ。

命令一つでアンジェ率いる禁軍900名がすぐに来てくれるし、これ以上長引くと王を守れなくなる
からと退却を促すヨンに、これは元に戦いをしかけて民に血を流させる覚悟をしてもらう許可を
民(重臣)にもらわなくちゃいけないからどうしても譲れない王。
で、隊員たちに休憩を取りながら王の警護をしろと指示して自分ひとりで王たちがいる部屋の外に再び
出たヨンですが・・・ヨンが斬った私兵たちの遺体を仲間たちが運び出していて、ヨンにチラリと視線
を向けたものの、無言で遺体を連れていく兵たち。
雇い主(キチョル)からの命令で自分に向かってくる兵士たちを斬ることにためらいはあるものの、
向かってくるからには斬らなければならず・・・兵たちの無言の非難を受け止めるヨン。
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部屋を片付けるウンス、テマン、チョモ。
ヨンの上着を持ったウンスですが、アスピリンの瓶が落ちて・・・瓶の中に入っていた枯れた小菊の
花を手のひらに乗せたウンスはつぶやくようにテマンたちに聞きます。
「ウダルチ隊はどれぐらい危険なの?」
「大丈夫です、隊長が一緒だから」→テマン
「さっき入った知らせでは、私たちの数が少ないので敵を次々に送ってきているようです。そうすれば
 いくら隊長でも限界があるからと。そんな時に敵の援軍が投入されたらよくないです」→チョモ
「じゃあ・・・多くの血が流れるわね」
「大丈夫です。隊長ですから」
そう言ってもウンスがただぼんやりとしているみたいなので、
「何をお考え・・・ですか?」
と聞くテマン。
「ただ・・・ここで生きるということはこういうことなのかと・・・あの人はずっとこうやって生きて
 きたのだと・・・そう考えてた」
命じられるままに戦って人を斬ってきたヨンの心の疲弊を案じ、やりきれない思いになるウンス。
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ヤンサが私兵を連れて牢獄に来て、スインとウムジャを出してやって。

重臣たちはまだ結論が出せず喧々囂々。王妃は段々そんなやり取りに具合悪くなってて。

ヨンは手の震えもおさまったのか、また一人で敵を迎え撃ってて。

トクフン君はここを出てさっさと宮殿へ行って自分が王だと宣言し、重臣たちなんかどうにでもして
やろうと思ってるのに禁軍が周囲を取り巻いてるから身動きがとれずイライラ。
王が死ぬのを待つ以外にないというキチョルに、悪鬼みたいなチェヨンが守ってるんだぞ!!と大声で
怒鳴りますが、「だから兵を送って釘付けにしてある!」と怒鳴り返してて。
どうやら自分が行ってヨンを止めたいんだけど具合が悪いからいけないみたいで。
そこへヤンサが追加の私兵が準備できたと報告に来て・・・これで一気にウダルチが不利になりそう。

結論はまだまだ出そうにないし、王妃の具合が悪そうなのでイクチェが気をきかせて王妃に一旦退席して
くださいと促しますが・・・
「いっそ、捨てて下さい。いっそあなたたちの王を捨てるとはっきり口にしてください。
 王は今でも希望を持ってお待ちです。一晩、百夜だってお待ちになるでしょう。
 私はそんな王を見てられません。だからいっそ(私たちを)捨てて下さい・・・
 (黙っている重臣たちに向かって)救う勇気も、捨てる勇気もないのですか?」
王の命を危険にさらしづづける重臣たちに決断を促した王妃。

そうしてやっと重臣たちは答えを出します。

アンジェのもとに捺印された王命が届き出撃していきます。
慌てたヤンサがキチョルに兵がここを取り囲んで侵入してきたと報告しますが、にわかには信じなられ
ないキチョル。(元と戦争をも辞さないということになりますからね)
というかキチョルは病気でちょっとどうにかなっちゃって判断力がないのかな?
トクフン君はそれを聞いてさっさと一人で逃げ出して。

アンジェはおびただしい数の敵兵が死んでいるのを目にし、その先に一人で立っているヨンを見つけて
駆けつけて。
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ヨンは迎えにきたアンジェに王命が出てやってきたことを確認し、アンジェたちに王の警護を任せて
トクフン君を捜しに行きます。
自分が一番大事なトクフン君だからすぐに逃げるということはお見通しってことで。

トクフン君は禁軍に捕まりそうになったところをマブに救いだされて。
ヨンはトクフン君を見失います。

夜になり、宿舎に戻ってきた隊長と隊員たちを出迎えるテマンたち。
無事を喜び合う隊員たちと・・・遅れて駆けつけてきたウンス。
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見つめあう二人ですが・・・隊員たちに「ご苦労だった」と声をかけて先に部屋に戻るヨン。
すぐ後を追ったウンスだけど、ヨンは机の上にぞんざいに剣を置き、その勢いで剣は床に落ちて。
その剣を拾い上げて机の上にそっと置いたウンス。

ヨンが着替えようとしているので、「手伝ってあげるわ」とウンスが鎧を脱ぐのを手伝おうとするのに、
「いいです」とにべもなく断るヨン。(血まみれの姿を見られたくなくてそっけない態度)
部屋の出口に向かうヨンに、「やめて」と声をかけるウンス。
振り返ったヨンに、
「背中を向けて避けないで。私にはそんなことしないで」
そう言ってウンスがヨンに近づいて首元の血に触れようとしますが・・・
「私の血じゃありません」
とウンスの手をよけるヨン。
「わかってるわ」
「今日相手した奴らは・・・普通の兵士たちだったから斬るのは難しくありませんでした。
 だから・・・」
ケガしてないか心配してくれるウンスにそう話すヨンですが、ウンスはそんなヨンを抱きしめて。
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普通の兵士たちだったから斬るときに余計に心が痛んだはず・・・少しでも彼の気持ちが楽になる
ようにと抱きしめたウンス。
しばらく突っ立ったままだったヨンも目を閉じてウンスを抱きしめて・・・痛みを分かち合う二人。
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王は王妃と二人で話をしてて。
トクフン君を捕まえられなかったと報告する王。もし捕まえていれば王を暗殺しようとした罪で殺す
ことができたのにと悔しがってて。
で、元の大使館だった行省を今後はどう使えばいいか・・・とか言ってるけど、本当は心にあるのは
別のことで・・・王妃はちゃんとそれをわかってて、今日の心配ごとはなんですか?と尋ねます。

王はチェヨンに申し訳ないことをしたと口を開いて・・・自分の大義名分のために隊長にだけ辛い
思いをさせてしまって、重臣たちは自分を選んでくれたものの心は平穏にならないと言います。
(自分がチェヨンに何をさせたのか、どんな犠牲を払わせたのか、わかってるから辛い王で)

トクフン君は断事官からすぐに高麗を出ろと言われ、自分は王だと元は認めたじゃないかと抵抗。
夜が明ければ王の軍がここにくるだろうからと淡々と言う断事官に、自分にはまだ切り札が残ってると
言います。
残ってる切り札はトクソン君に渡せといい、また戻ってきたければ遅くないうちに出発しろという
断事官に「戻ってくる?」と聞くトクフン君。
今の王を牽制できる方は他にいないからあなたを生き残らせてあげます、だから元へ逃げて戻る機会を
狙えってことで。

トクフン君を送っていくようにと部下に指示し、その途中にある鍛冶屋でウンスの手術道具も溶かして
跡形もなくすようと断事官は指示します。
一つも欠けることなく、間違いなく溶けたことを確認しろと言ってかなりナーバスに取り扱ってて。

トクフン君は別室にいたキチョルに華陀の遺物のありかを教えるから代わりに望みを聞いて欲しいと
言います。
あの女と奴を必ず始末してくれ。自分が戻ってきたときにはいなくなってて欲しいとウンスとヨンを
殺してくれるように頼むトクフン君。
誰のことをいってるのかはわかるけど・・・と乗り気じゃないトクソン君に、あの女は天の物をもう
一つ持っていると言い出してその気にさせるトクフン君。
ウンスがフィルムケースを持ってたことを持ち出して、その中には手帳と同じような天の文字で予言
めいた内容が書いてあったと教えます。
器は自分が見たこともない材質でできていたからというトクフン君に、天界のことなんてバカにして
たくせにとキチョルが言いますが・・・天界だかこの世界のどこかにある国から来た女が予言して
いることは確かだとトクフン君。
で、遺物の一つの残りは自分が焼いちゃったけどあとは一番安全なところにあるんだと在り処を
教えるトクフン君で。

ウンスはヨンの手を診てて。
「力を入れて、引っ張ってみて。うーん・・・何ともないわね。おかしいな・・・器具があれば検査を
 してみるんだけど。もしかしたら神経系の異常かしら、それとも心理的なもの?」
考え込んだウンスですが・・・
「横になって」
「横になるのか?」
「治療してあげるから、言うこときいて下さい」
で、横になったヨンですが・・・

 ※実はここからは台本にはあるけど本編ではカットされたシーンです。
  二人だけのシーンだし、もったいないから載せておきますね。

ヨンを寝かせて自分は彼の傍に座ったウンス。
「話して」
「話を横になってするのですか?」→そういう経験がないヨン
「映画ではみんなそうしてるわ」→ウンスもそんな経験ないから見よう見まね?
ヨンは起き上がろうとしますが、ウンスがまた横にさせて。
「次には心を楽にするのが大事なのよ」
「心を楽に・・・」
そうつぶやいたヨンがウンスに片手を差し出して、その手を握ってあげるウンス。
「楽になった。次は?」
「さあ、話したいことを話して」
「何を?」
「何でもよ。話したいことはない?」
「・・・」→考えてみるけど出てこないヨン
そもそも人と話をするのが得意じゃないとチェ尚宮が言ってたぐらいだから、自分のことを人に話す
っていう感覚がよくわからないヨンなのかも。
そんなヨンにウンスが「剣はどう?」と提案してくれます。
「剣?」
「さっきあなたが落としちゃった剣よ」
「・・・」→ウンスをみるヨン
「そうよ、あなたはいつも自分の身体の一部みたいに持ち歩いていたじゃない?それをこんな風に
 ポイッと落としちゃったのよ」
「重くなったから・・・」
「重いって?」
「そんなことがあるか?突然剣が重くなるって」
ウンスは握っている手をそのままにして立ち上がり、ヨンの剣を見つめて。
「重いけど」
「?」
「剣はそもそも重いんじゃないの?」
ヨンは起き上がって座って。
「もしかして今まで剣の重さを感じてなかったってこと?」

 ※ここまでが台本にはあったシーンでした。
ウンスにしてみれば人の命を奪う剣を振るうということはその奪った命を背負って大義や信義を貫く
ってことで・・・当然ながら剣の重み=命の重みと思ってて。
だけどこの時代に生きてるヨンはそこまで考えたわけじゃなかったのかも・・・ウンスと出会って
改めてそのことを見つめなおした今、その重みを感じているのかもですね。
このシーンはあってもよかったんじゃないかなぁ

ウンスはヨンの剣を持ってきてヨンに差し出して。
「師匠の剣だったわよね?」
「ええ」
差し出された剣を握ろうとしないヨン。
(実は台本ではこのあと、ウンスは師匠がどうして亡くなったのかを王様と話してるのを立ち聞き
 してしまったことを打ち明けてヨンに謝ります。ヨンはウンスに手を差し伸べて「こっちへ来て」
 と言い、ウンスの手を掴んで自分の前に座らせて、自分がウンスの後ろから抱きすくめるように
 剣を握り、ウンスにもその剣を握らせるということになってましたが・・・カットされてます)
「座って」
とウンスに隣に座るようにいい、剣を持ったままのウンスの後ろからヨンも剣を握ります。
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「この剣は鬼剣と呼びます。普通の剣は人を斬ればすぐに刃が傷みますが、こいつは固い石に当たって
 も刃こぼれしません。相当なもので血もあまりつかないのですが、昨日は血がこびりついていた
 ようです」
そう言ってヨンはウンスに剣を持たせたまま、そっと剣を抜いて刃を見せて。
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「剣を抜くときも静かで、暗いところで見れば冴え冴えと光ります。月の光のように」
「私がこれであなたを刺したのね」
「こいつは・・・師匠も刺しました」
ヨンはそう言って静かに剣を鞘に戻して。
「すごく・・・つらかったでしょ?師匠があんな亡くなり方をして」
「ええ」
「それでやたらと寝ていたの?夢で会おうとして?」
「最初は何度か出てきましたがそのうち出てこなくなって・・・待ってたのに」
「もし・・・」
「はい」
「私と会っていなかったら、今でもあんなふうに寝ていたの?」
「わかりません。あなたと会ってなかったら自分がどうなっていたのか・・・全然(想像できない)」
暗い表情のウンスとは対照的に少し明るい表情のヨンでしたが・・・
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「イムジャに毒を盛った奴を捕まえられませんでした。イムジャにとって危険な奴も野放しにして
 やらなければなりません・・・この剣は・・・斬らなければならないものを斬れず、哀れなものたち
 だけを斬っています」
自分たちの膝の上においた剣に視線を落としてそうつぶやくヨン。
ウンスが見つめるのは何も入っていない空っぽの薬の器で・・・
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王は今回のことに加担したトクソン君と彼に援軍を協力した貴族を捕えるようにと指示を出します。
あとでヨンだけを残した王は医仙が天界に戻るまであと何日残っているのかと聞いてきたので、14日
残っていますと答えます。
すると王はなるべく一緒にいるようにと言い出して、当惑するヨン。
作っていた解毒剤が水泡に帰したと聞いた。だから(医仙が戻る日まで)一緒にいなさいと気を使って
くれた王ですが・・・そんなこと知らなかったヨンは驚いて。

自分がウンスの傍にいないときにはテマンを護衛でつけてたのに報告がなかったので、まずはテマン
から事情を聞くヨン。
「隊長には言わないようにとおっしゃって。それでなくても医仙はすごく泣いてらっしゃったので。
 医仙が泣くので言えなかったのです」→報告しなかった経緯を説明するテマン
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「泣いたのか?」→驚くヨン。
「ものすごく泣いて、また泣いて。あんなに泣く人を初めて見ました」
ウンスが泣いたのはヨンが死にかけたときだけ(だったかな?)。でもヨンはそれを知るはずもなく、
彼女がここに来てからは文句は言っても泣いたりしたことはなかったので驚いてて。
(自分が毒を盛られて死にかけてたときだって泣いたりしなかったウンスですから)

次にヨンが向かったのは詳しく事情を知る叔母チェ尚宮のところ。
「その話の間中、お前のことだけ心配してた。自分がいなくなったらお前は大丈夫なのかと。残って
 お前の目の前で死んだらお前がどうなるのかと。
 (解毒剤がダメになったことで)自分がどうなるのかは眼中になく、ただお前だけを心配していた。
 だから私がお前に直接聞いてみるようにと言ったんだけど。聞かれたかい?」
ヨンはその問いかけに無言のままで・・・
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ウンスはそのころ解毒剤をまた作り直していて・・・咳が出るので心配になり、脈を診て。
(初期症状なのかなぁ?)

次にヨンが行ったのは断事官のところ。
で、断事官に伺いたいことがあると話を切りだします。
「行省に禁軍を投入した日の夕方、黒い馬車を見たというものがいます。トクフン君を捜索している
 ときにその馬車が出るのを見たと。断事官の馬車ですか?」
「そうです」
「トクフン君を逃がしましたか?」
「既に元へ送りました」
「・・・確認します」
トクフン君をどこかに匿っていないかを部下たちに隅々まで調べさせるヨン。

「トクフン君から聞きました。虫の毒なんでしょう?その毒は解毒剤がないこともわかってますね」
そう話す断事官を無視するヨン。
「医仙に会ってみました。天界の人だと確認しましたよ」
断事官がウンスと会ったと言った途端に顔がこわばり、断事官に近づいていき威圧的な態度をとるヨン。
「それで?」
「どうせ死ぬ人ですから放っておきます。私が知る限りは彼女のせいで護軍は死ぬでしょう。
 だから傍には置かないように」
「どういう意味で?」
「高麗について残っている一抹の忠誠心から申し上げたまで」
(ヨンが高麗にとってなくてはならない人だからウンスを遠ざけろってことで)
「医仙のために私が死ぬと?」
「そうかもしれないと。そしてトクソン君に気をつけなさい。それが私が言ってあげられる全部です」
断事官の予言めいた助言に少し混乱してる?ヨン。

ヨンはウンスと話をしようと部屋に戻りますが・・・どうして黙っていたのかと怒りたくなる気持ちを
抑えているのか一旦ドアの前で立ち止まって。
解毒剤が失敗し、もしくはトクフン君から解毒剤を入手できなかった場合の道はただ一つ。
その話を切りだすことにためらいもあって・・・

だけどウンスは部屋にいなくて。
培養していた器は空っぽ・・・行き場のない怒りで、その器ごと机をなぎ倒すヨン。

ウンスは王妃のところにいて。
脈も力強くて詰まったところがないからいいですと笑顔で良好だと太鼓判を押して。
それからウンスは王妃とチェ尚宮にと化粧品と石鹸をプレゼントします。
トギが集めてくれた朝鮮人参で作ってて、天界でもすごく有名なんですよ、肌がすごくよくなります
からもっと王様から愛されますよというウンス。
「もう・・・準備されているのですか?お別れの準備でしょう?いつお発ちになるのですか?」
このときのウンスはもう帰るつもりは全くないから・・・ここで亡くなった場合を想定してその前に
お世話になった王妃やチェ尚宮に贈り物をしたのかも。
ウンスは王妃のその問いには答えず、違う話を切りだします。
「前にお尋ねになったことにお答えします。お二人に子供がいつできるのか。あとどれくらいしたら
 できるのか知りたいとうことでしたよね?」
「・・・」→言葉に出さず、頷く王妃
後ろで聞いてるチェ尚宮は心配そうな顔で。
「もし私が二人の子供は10年以上あとにならないと生まれないと言ったらどうなさいますか?」
その質問に思わず顔を見合わせる王妃とチェ尚宮。
「じゃ、その間お会いにならないと?」
ここで王妃はウンスが何を言わんとしているのか理解して笑顔を見せます。
「おっしゃる意味がわかりました」
ウンスはそんな王妃の手を握って、
「お二人は・・・そう長い間一緒にいられません。いくらなんでも百年もいられませんよね」
「・・・百年」
「ですから、一日一日を・・・今日みたいに愛してください」
「サラン(愛)?」→この時代にはこの単語はなかったようで
「言葉では言い尽くせないほど好きだということ。傍にいても恋しい、それが『愛』です」

王妃の部屋を退室したウンス。
そこへヨンがやってきて・・・有無を言わさずウンスを引っ張っていって話をします。
「私の部屋にいて、襲撃を受けた話を聞きました」
「・・・あぁ」→言わなかったことをめっちゃ怒ってるヨンに何にも言えないウンス
「作っていた解毒剤が全部ダメになったこと、今まで私に言わなかったこと」
「それは・・・」
「一体何を考えているんですか?」
「何もなかったって思ってるから・・・」
「なに?」
「襲撃は受けたけどウダルチの隊員たちが守ってくれて無事だったし、解毒剤はダメになったけど
 また作るから」
「また作る?」
「うん」
「イムジャが死ぬ前にできるのか!?」
「生き残りたいから作るのに、なぜ死ぬ話からするの?とにかく部屋へ行きましょう」
二人でこの先のことをちゃんと話したいウンスですが・・・そんなウンスの肩を壁に押し付けたヨン。
「一度、一度だけ、私は誓いを破ろうとしました。イムジャを元の世界へ帰す誓いを、自分の欲から
 破ろうとしました。何の策もなく、守ることもできないのに、イムジャの命をかけながら。
 私はどうかしていました」
「あなたが一人で決めた約束よ、私は帰るつもりもないのに」
「私が前に言ったこと。イムジャに残ってくれと頼もうとしていた話は撤回します。
 私が考え違いをしていた。間違っていたんです」
「ねえ」
「先に・・・行きます」
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二人のことを相談もせずに一方的に終わらせてしまったヨン。
ウンスはもどかしいんだけど、今はヨンが話を聞いてくれそうになくて・・・途方に暮れて。

キチョルの屋敷ではヤンサがブツブツ言ってて。
持って行ける財産は元に移したけど屋敷や奴婢はあきらめなきゃいけないと惜しそう。
トクフン君が華陀の遺物を宮殿に隠したからそれを取り戻さなきゃというキチョルですが、ウムジャは
今まで調べたってあれがなんなのかわからなかったんだから今更要ります?って呆れ顔。
それでも「私の物だ」って子供みたいにききわけのないキチョル。
スインは自分たちが牢に入れられた腹いせに15人は燃やさないと気が済まないと物騒なことを言って
高麗をさっさと出たがらないし、キチョルもウンスにもう一度会わなきゃいけないと執着してて。

スインがいくら調べてもウンスの潜伏している場所が特定できず、宮殿の中にいて王妃のところにも
ちょくちょく行ってるのに隠れてる場所がわからないと言います。
いずれにしろチェヨンがいる限りは医仙は出てこないだろうと言うことになり、スインは前にヨンの
様子が変だったこともあって自分がヨンを相手すると声を上げます。
ウムジャは当然面白くなさそう(笑)

宮殿の庭園?で一人物思いにふけるウンス。(手には黄色い小菊を持ってて)
そんなウンスに副隊長のチュンソクが声をかけて。
「夜も遅いですよ」
「ああ・・・ええ」
「兵舎までお送りします」
「もう少しここにいてから帰ります」
「隊長は自分のことを表現する術を知っていませんが、(隊長を)わかってみると気質はそんなひどい
 人ではありません」
「そうですね」
「もし・・・あの部屋にいらっしゃるのが不便なら、別の宿所を探してみます」
「そうするほうがいい?」
「やはり・・・」→ウンスが部屋に戻るのが気づまりだと誤解したチュンソク
ぶっきらぼうな隊長と部屋で顔を突き合わせるのはすごーくストレスがたまるだろうと心配してくれて
いるちょっと鈍いチュンソク(笑)
「隊員たちは心配してるんです。隊長の性格から自分の寝床を譲ってあげるなんて絶対にないからと。
 部下たちの話では部屋に入ったら毎晩イスが二つくっつけてあるから、医仙はそこでお休みになって
 るんだろうと。だから簡易ベッドでもおいて差し上げようと・・・部下たちが言ってるんですが」
心配してくれているチュンソクに・・・笑って立ち上がりながらウンスは
「連れていってください」
とお願いします。
「困ったことがあればいつでもおっしゃってください」
二人がケンカしないで仲良くいつまでも一緒にいてくれたらと隊員たちは願ってるのかな?

ウンスが部屋に戻ってみるとヨンは自分が壊した器を見つめて立ち尽くしてて。
「ただいま」
と声をかけてもそのまま突っ立ってるヨン、ウンスは棚のほうへと歩いていきますが、何の抑揚もない
口調でヨンが声をかけます。
「明日発ちます」
ウンスはスタスタとヨンのところまで行き、自分に背を向けるヨンに「いいえ」ときっぱり断って。
振り向いたヨンはウンスにかまわず「明日の朝早く」と勝手に決めてしまって。
「さっきは自分の話だけして行ったから、今度は私の話を聞いてちょうだい」
「・・・聞きます」
「私は解毒剤を作って、ここに残るわ」
「ダメです」
「私はここに残って、あなたの傍にいるわ。行くとかダメだとかって悩んで一日一日を費やしてしまい
 たくないの」
「今・・・自分が何をいってるのかわかってるのか?」
「わかってる。その日が来てダメだったら私が死ぬことになる。あなたの目の前で」
「・・・」
「そうなったら・・・あなたは私を見守って。最期まで私を抱きしめてちょうだい。一人にしないで」
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元の世界には帰らない、たとえ死ぬことになったとしても戻らない、もし死ぬことになったら自分を
抱きしめて最期を看取って欲しいと言い出したウンスに・・・それ以上話を聞いていられなくて部屋の
外へ飛び出してしまったヨン。
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だけどすぐに思い直して戻ってきて・・・

「荷造りして、今すぐ天の門の前まで行って、門が開くまで待とう」
「どこにも行かないわ。私はここにいるってば」
「無理やり運んで行ってやろうか?!」
「その後に・・・そうやって送ったあとに私がどうなるのか考えてみた?
 私の気持ちを・・・考えたことある?」
「そこではイムジャが生きられる」
「そうね、生きられるわ。私の世界にいて、私の部屋で生きることができるわ。毎日顔も知らない
 人たちと話しながら、心にもないことを一日中まくしたてて。夜になれば誰もいない部屋へ帰って。
 眠ろうとするたびにつぶくやくのよ、『そこにいるの?』って」
話しながら泣いてしまうウンス。
「わかってるわ。返事がないことは。朝になって起きればまた一日を生きるのよ。
 死んだ人みたいに・・・そうやって生きるのが・・・どんなものかあなたは知らないでしょ?」
「・・・」
「知っておかなきゃ。あなたもそうなるんだから」
「イムジャが死にかけているこの数日。オレは傍にもいられなかった。自分の女を救う解毒剤を探す
 代わりに、オレは人を殺していたんだ。
 そんなオレがどうしてイムジャを守れる?!どうやって傍にいろと言えるんだ!?」
ウンスを守ろうとすれば武士として生きることができず、武士として王の臣下として生きようとすれば
愛する女性を守ることができない、そんな自分には残ってくれと言う資格さえないのだと心の葛藤を
叫んだヨン。
それと同時に武士として生きることさえ危うい手の震えが出てしまい・・・ウンスはそのことに本人の
ヨン以上に動揺して自分の胸に彼の震える手を引き寄せて泣きじゃくって。
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コメント
この記事へのコメント
yakoさま コメントありがとうございました。私もこのドラマが大好きでもう数十回は見ています。原作本も買ったので時間があればそれもアップしたいな~と思ってます。ラストまでもう少しですが、またお立ち寄り頂けると嬉しいです。
2013/04/30(火) 21:53 | URL | おりーぶ<別室> #-[ 編集]
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2013/04/26(金) 09:29 | | #[ 編集]
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