韓国ドラマ あらすじと感想「信義」第21回 <ネタバレあり>

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第21回
ウダルチ隊員たちがドアを開けて。
「忠誠!」→兵士姿のウンスがヨンに敬礼!
「なんですか?」
「ここ。高麗で一番安全なところ。隠れてるわ。ぴったりくっついて。王様にも許可をもらったわ。
 それにこれ。(剣を見せるウンス)剣ももらったのよ。見て、私のよ」→得意げなウンス
「・・・」→無言のヨン
「えっと・・・ここにはウダルチ女子用の宿舎がないからこの部屋でしばらく過ごすってことだけど。
 あっちに簡易ベッドをひとつだけ置いてくれたら・・・
 私ってもともとイス2つを並べてもよく寝れるのよ」
ウンスがそう言い終わるといきなり振り返ってドアを開けたヨン。
そこには聞き耳立ててたウダルチ(トルベ、トンマン、テマン、)たちが(笑)
慌ててごまかして散っていくウダルチ、ヨンはドアをさっさと閉め、今度はウンスのほうへと
つかつか歩いて行って。
何も言わないから反対されると思ったウンスは慌てて自分がここにいる特典をアピール。
「私が食費を出すわ。だから隊員たちに無料で診療を・・・」
段々声が小さくなっちゃったウンス(笑)
「それで?私もここにいろと?」
「ここは隊長の部屋で、そっちは隊長だから」→後ずさりするウンス
「オレが・・・隊長だから?」→近づくヨン
ウンウンと頷くウンスにヨンはなおも近づいて、壁際で止まったウンスに迫ったヨン。
「ここ?」
「ここに。逃げないで(隠れる)」
部屋の中でそういう話を二人がしている時、宿舎内ではウダルチたちが隊長の部屋がある方向を見て
ニヤニヤしてて。
トルベはそんな隊員たちを外へと追い払って、自分も笑顔で出ていって。
(医仙がここにいるってことは隊長もここにいてくれるってことで・・・隊員たちにとってはほんとに
 いいこと尽くしで嬉しいんだよね~)

ヨンはウンスの腕を掴んでベンチに座らせて、ウンスと向かい合うようにイスを持ってきて座ります。
「どうして?」
「なにが?」
「15日後には天界へ帰る方が私の部屋へ来て一緒にいるという。なぜ?」
「だから、王様がおっしゃって・・・一番安全なところ・・・ここ」→明らかにウソをつくウンス
「王がおっしゃった?」
「それは・・・私が頼んだから」→白状したウンス
王がそうしなさいと言ったのではなく、ウンスが王に頼んでそうしてもらったと聞いたヨンは大きな
息をついて。
「まったく理解できない方だ。最初から」
「私が?」
「どうしてあんな笑うのか、なぜ腹を立てるのか・・・そうしてやっとわかるようになりました。
 いつも私を心配していることを。心配で泣いて、笑ってくれて、心配になって私から逃げて。
 今回戻ろうと言ったこともそうだったのでは?宮殿の方角ばかり見ている私が心配になったので」
「・・・」→こくんこくんと頷くウンス
「あなたの命がかかっているのに・・・」
「死ななかったじゃない」
だから大丈夫よと気遣うウンスの両手をそっと握り、ヨンはもう少しウンスに近づいて。
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「順番はこうです。まずあなたの解毒剤を探します。そして天界に行かなくても解毒できたなら・・・
 聞いてみたいことがあります」
「?」
「『残ってくれないか?』と」
驚いて声も出せないウンスに、ヨンは話を続けます。
「天界にあなたを待っている方たちがいることはわかっています。わかっていますが・・・」
 それでも聞きたいのです。『一生守ってあげるから私と一緒にいるか?』と」
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「私を守るのは簡単じゃないわよ」→目をウルウルさせてるウンス
「わかってます」
「一生?」
「私があなたを傍に置くなら一生です。今日1日や数日ではなく」
つまりこれはヨンのプロポーズってことで・・・
「だからその時になって私が聞いたら・・・答えてくれますか?」
ウンスはヨンに大きく一度頷いて笑みを浮かべます。
(自分が連れてきて、自分が捕まえて留めたから到底『残ってくれ』とは自分から言えなかったヨン
 ですが・・・ウンスが残りたいと言い、自分をいつも想ってくれている気持ちに後押しされるように
 残って欲しいとウンスに言います。その言葉を待ってたウンスは感激だよね~)

ヨンの帰還はウダルチ隊員たちにとってこのうえなくうれしいことで、ヨンの前ではちゃんとしてる
んだけど、見てないところでその嬉しさが出ちゃって。
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ヨンが振り返ると慌てて真面目に警護してます!って姿勢になるのが微笑ましい。

王に呼ばれて会いにいったヨン。
「いつ戻るのか?」
「・・・」→答えないヨン
「昨日医仙に国の大使?の官位を与えようとした。高い地位に就かせればそのほうが安全になると
 思ったからだ。だけどむしろウダルチに入ると言って」
「ええ」
「それで当分はここにいるんだろう?」
「先に処理しておきたいことが一つあります」
「トクフン君だろう?」
「王妃を誘拐して」
「医仙の解毒剤も必要だろう」
「そうしてもいいですか?」
トクフン君を処理するまでは王の元に戻らないつもりのヨン。(王に迷惑かかるしね)
「断事官が保護しています」
「公式的に難しいのであれば個人的に(処理)します」→どーしてもトクフンを始末したいヨン
「公式的にしましょう」
二人とも愛する人が苦しめられたことにもう我慢できないってわけですね。

ウダルチ宿舎の前でトルベと隊員が格闘しているのを隊員たちが見物してて。
ヨンはそれを横目に見ながら宿舎に入ろうとしますが・・・見物人の中にウンスがいるのを見つけて。
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(勝ったトルベはウンスとハイタッチしてて・・・ということはウンスが教えたのかな?)
次はトンマンが出るので「負けないで!」と声をかけるウンス。「心配ないですよ」とトンマンが
返事して対戦しようとしたところでヨンがみんなのほうへ歩いてきたので「隊長!」と挨拶した
みんなですが、「続けろ」と言われ、格闘を再開する隊員たち。
でもヨンはウンスにだけアイコンタクトで「部屋へ来い」と言い、「私?どうして?」とウンス。
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さっさと行っちゃったヨンのあとをトボトボとついていくウンス(叱られる気配に憂鬱そう)。

ヨンの部屋でさっそく叱られるウンス。
「ここに隠れると言って来たんじゃなかったですか?」
「隠れてるけど?」
「あんなに隊員たちが多い場所で?」
「みんなウダルチだから大丈夫って・・・」
「どいつだ?」→ウンスにそう言った隊員を叱ろうと思ってるヨン
「今日は典医寺に行こうとしたんだけど隊長の許可をもらわないといけないって。
 それで待ってたところだった・・・です。隊長」
「・・・」→全然隠れてないウンスに呆れるヨン
「典医寺から薬草を持ってこないといけなくて。私が研究してたのも必要だし・・・
 行ってもいいですか?隊長?」
「一人で行かず、4人で」
「4人ですね、わかりました」
「持って来たらこの部屋の中で注意して過ごし、その研究というのを続けて」
「はい、隊長」
「・・・」→黙っちゃうヨン
「何の用できたの?ただ私に一目会いに?」→嬉しそうに聞くウンス
「今日はちょっと遅くなります」
「はい、隊長」→まじめな表情になるウンス
「処理することがあります」
「待っています。隊長」
ウンスがそう返事するとなぜか一歩前に出て近づいてきたヨン。
「その、『隊長』ってもう一度言ってみて」
「隊長(テージャン)?」
きょとんとしてそう呼んだウンスですが・・・どうやらウンスが呼ぶ「隊長」に自制心が吹っ飛んだ
ヨンがウンスに迫ったところでお邪魔虫の副隊長がいきなり入ってきて。
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「隊長!・・・・あー、出発する準備ができました」
自分の視界に入った至近距離にいる二人に気まずいチュンソク。
手を振って敬礼したウンスを置いてヨンは「今行く」と出ていきます。
笑顔で見送ったウンスは自分のおでこに手をあてて、脈を診て自分の体調を確認してて。

キチョルは王に医仙と会わせてほしいとたのんでるけどダメだと言われます。
医仙は余が他に用意したところにいるから会えないという王に、それなら自分が探し出すとキチョル。
王はキチョルの執着が強くて少し不安そうで・・・

ウムジャとスインがいきなり典医寺を襲撃し、その場にいた医員たちを次々と殺し始めます。
トギはとっさに物陰に隠れますが・・・

何も知らないウンスはウダルチ隊員たちに「春香伝」の話をしてあげながらワイワイ楽しそうにして
いるところへトギが走ってきていきなりウンスを引っ張って行こうとして。
「どうしたの?」
と聞くウンスに、とにかく来て欲しいと引っ張るトギ。

ウンスと隊員たちが典医寺に着くとそこには無残な光景が広がってて。
驚きつつも倒れている人たちの傷を診ようとするウンスをトギが引っ張ってその奥へと連れていこうと
していて。先に逝ったトルベとチョモは荒らされた室内の一角で・・・ある光景を目にします。

驚きながらも奥へ行ったウンスの前にトルベが立ちはだかります。
「奴らはもう行きました。それからこれ・・・」
とある器をウンスに渡し、何かはわからないけど受け取ったウンス。
「チャン御医がそれを手に隠し持っていらっしゃいました」
「どういうこと?チャン先生がどうしたの?」
トルベが何も言えないので、隣にいたチョモが「お亡くなりになりました」と言います。
それを聞いたトギがチャンの元へ行こうとしますがそれを止めるチョモ。
「直ちに兵舎へ戻ります。奴らがいつまた来るかわかりません」
トルベがそう言いますが到底信じられないウンスはトルベたちを押しのけて行こうとして。
「どいて、わたしが見てみるから!!」
トルベたちは取り乱すトギとウンスを制して。
「内功を得意とする奴らです。あいつらがまた来たら我らは防いで差し上げることができません」
だからここは一旦戻って下さいと言われ・・・涙に暮れるウンス。
(急きょ降板したチャン侍医役のイ・フィリップ氏。なので彼の姿は一度も出ないまま死んだことに
 なっちゃって・・・ちょっと不自然なのはしょうがないですね)

スインとウムジャが典医寺を襲撃したのはウンスを見つけるためだったとしたら、チホとシウルを
襲撃したのは、スリバンのところにウンスが隠れているのかもしれないと思って襲撃してウムジャに
後を追跡させたのかも。

キチョルはトクフン君を匿いますが、へんな小細工は考えるなと警告して(笑)
命さえ助かるならトクフン君はちゃんとキチョルの言うことをきくと従順な態度。

チェヨンはトクフン君を捕まえるためにキチョルの屋敷にきたけど(台本上ではヤンサが応対した)、
時間を稼がれたから誰も逃がさないように隊員を各門に配置して誰も逃がすなとろと副隊長に指示。

で、トクフン君がいるという部屋に入りますが、いたのはキチョルだけ。
「トクフン君に会いにきました。この部屋にいると聞いたのですが」
「お前もその中の一人だったな」
「どこにいますか?トクフン君は」
「私は徹底的に調査してるんだ。チョ・イルシンをはじめとして、あの日天の門の前にいたという
 ウダルチたち。全員が口をそろえて同じことを言った。天の門が開いて、その門を通ってお前が
 天の医員をお連れしたと。王もその場で一緒にご覧になったと」
ヨンはキチョルを無視して隣にいるテマンに
「門で待機しているウダルチ達に、この屋敷の隅々をくまなく探せろ。許可は王から既にとってある」
「はい」
キチョルは自分を見据えるヨンを睨みつけて。
「いつお前たちは口裏を合わせたんだろうな。チェヨン、お前がその内容を作ったのか?違うな。
 やはりあの妖妄な奴が・・・」
「言葉に気を付けて下さい。トクフン君は王妃を拉致した罪で訊問される立場です」
そこへチュンソクが少し前に後ろの門から馬車が出て、隊員が追跡中ですと報告しに来て。
「逃がすな。向かった方向は恐らくヘンソンの方だろう」
「はい」
キチョルと対峙したまま指示を出したヨン
「いくらプオン君でも(トクフン君を庇えば)無事ではいられません。気をつけて下さい」
で、行こうとするのですがキチョルがヨンの腕を掴んで。
「あの女に会わせてくれ。どこにいるのか言うだけでもいい。
 殺したりはしない、聞きたいことがあるから」
「殺さないだけで何をなさろうというのですか?あなたが(彼女に)してきたことは聞いていますから
 会わせられませんね」
(いつの間にか)チェヨンがキチョルの手を掴んでいた手を離して出ていって。

テマンと隊員たちが馬車で逃げていたトクフン君を捕まえて。

王は元とこのまま戦争を始めるんじゃないか?と重臣たちがあーでもない、こーでもないと言ってて。
イクチェはまず元の断事官と話をしてみようじゃないかと打開策を提案しますが・・・
ま、内容は紛糾してるってことで。

そんな会議に出ていた王はうるさくてしばらく外に出ていて、そこへヨンが報告に戻ってきます。
トクフン君を捕まえたので訊問はいつにしましょうか?と聞くヨンに、今日はあの中の方たちを相手
しなきゃいけないから明日の朝早くにしようと答える王。
準備しておきますと退席しかけたヨンに、王はチャン御医が襲撃を受けたと話します。
驚いて振り返ったヨンに、恐らく医仙を捜しに来たやつらに襲われたのだろうと説明して。
「負傷したのですか?」
「我々はその人を喪った」
「・・・」→無言のヨン
「医仙はとても動揺しているようだ。この地で唯一の友人だったと聞いているので」

王の元を退席したすぐあとでトルベが報告に来ます。
「隊長、チャン御医が・・・」
「聞いた」→歩き続けるヨン
「スリバンも襲撃されました」→やっぱりウムジャが追いかけて
その報告には思わず立ち止まるヨン。
「数名が死傷したとのことです」
「やはりプオン君か」
「その弟子たち(スインとウムジャ)が直接来たようです。医仙を捜していました。スリバンの中には
 捕まって拷問を受けた者もいるようです」
キチョルはウンスを見つけるためにかなり強引な手を使っていて。

自分の部屋に戻ったヨン。ウンスは薬草を裁断する作業をしていて・・・
その手を止めずに、ヨンを見ないまま声をかけます。
「今来たの?薬草の臭いがひ、ひどいでしょ。典医寺に行ったらだめだからここで作業しようと思って。
 ごめんなさい」
作業を続けるウンスの傍を通り過ぎたヨン。何も言わないヨンにウンスは自分から話を切りだして。
「あのね、チャン先生が・・・」
「聞きました」
それ以上説明させたくなくて話を遮ったヨン。
「私の先生だったの・・・」
ヨンは布巾を持ってきてウンスの手を拭いてあげて。
「私の話を全部聞いてくれた友達だったのに。それなのに私のせいであんなことになって・・・」
じっとしていたウンスはいきなり立ち上がってヨンに薬剤の器を見せて。
「これ見て。私の解毒剤よ。チャン先生が死に際に守ってくれていたのよ。これひとつだけが反応を
 見せ始めたからなの。(ウンスはヨンに中身を見せて)まだもっと観察してみないといけないし、
 成功するかわからないけどでも・・・」
ヨンは器のふたを閉めて台に置き、ウンスに後ろを向かせて彼女の鎧を解き始めて。
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「これを守りながら亡くなったようなの。この器を手に隠し持っていたと。だからチャン先生は私を
 捜しに来た奴らに・・・私のせいで・・・私さえいなければ・・・私が殺したのよ。
 私が先生を殺したの」
(ウダルチに隠れていれば安全だったのは自分だけで、まさか自分を捜しにきて手当り次第に人が
 殺されるとは思っていなかったウンスはものすごいショックで・・・それなら誰にもわかるように
 逃げたほうがよかったと自分を責め続けているのかも)
自分を責めるウンスにヨンは何も言わずに鎧を脱がせ、彼女の手を引っ張ってベッドに横たわらせて
布団をかけます。
ヨンにされるがままだったウンスですが、起きようとしたので
「少し寝て」
とヨンが言い、ウンスはそのまま布団の中にいるものの、とても眠れず。
ウンスの傍でイスに座ったヨンは足をもう一つの椅子に乗せて話を始めます。
(どうやらヨンはウンスにベッドを譲って毎日イス二つを使って寝てるみたいで)
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「16で初めて人を殺しました。外敵(倭寇)だったので、周りはみな賞賛してくれました。大胆で
 手際がいい、一刺しで殺せたと。それではじめは興奮しました、自分が誇らしくて。
 だけどその晩は一睡もできませんでした。寒くて眠れませんでした。どうしてか寒くて。
 それは寒い時期じゃなかったのに・・・」
布団の中のウンスは話しているヨンのほうへ視線を向けて。
「その日は6月21日だったから」
「日付まで覚えてるの?」
「日付も覚えています。私が殺した人の顔も覚えてます」
「二人目も?」
「いいえ、二人目からはただこんなふうに覚えているだけ。また一人、そしてまた一人。
 だからわかってます。『私が殺した』その言葉はそんな簡単なものではありません」
「・・・」
「聞きましたか?」
「聞いたわ」
「じゃあ・・・もう寝て」
人を殺すことの重さを知ってるヨンはウンスにそれが簡単に口にできるものではないと教え、ウンスの
心を軽くしてあげようとして。
だけどウンスはその話を聞いて、ヨンが人を殺すことの重さを背負いながら生きているということを
改めて知ることになって。

起床?のホルンが鳴り・・・ウンスが目覚めるとヨンは身支度してて。
ウンスが研究してる培養の器のふたを開けて中を見てるヨンに・・・
『私はここにいるわ』
ヨンは剣を鞘から少しだけ出して確認してて。
『今から三つ数えたらあなたは私を振り返ってくれる。1、2、3』
ウンスは心の中でそうつぶやきながら目を閉じたのですが・・・ほんとにウンスのほうを見たヨン。
で、ウンスが目を開けたら目の前にヨンがいたのでビックリして。
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「!!」
「ここでは遅くなったら朝ごはんが残っていません」→だから早く朝ごはん食べに行けってことで
そう言うヨンに笑顔を見せるウンス。
「行ってきます」
ウンスはそのままの姿勢で敬礼して。
『1、2、3』
部屋を出ていくヨンはウンスが心の中で数え終わると同時に振り返って微笑んで出て行きます。
幸せそうな笑みを浮かべるウンスで・・・

ヨンが出かけた先はトクフン君の牢獄。
訊問が開かれるからお連れしますと言ってトクフン君と対峙するヨン。
「最後だ。解毒剤、持っているな?」
「何の解毒剤?あ~あの人。渡したら私の婚約者を返してくれるのか?」
ヨンの神経を逆なでするトクフン君。
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で、トンマンとトルベを呼んだヨンはトクフン君が隠し持っていないか隅々まで調べさせるのですが、
なんにも見つからなかったとトルベが報告し、ニヤニヤしてるトクフン君。
(ウンスはこの毒には解毒剤がないことを知ってるんだけど、ヨンはまだ知らないから探してて。
 ないと知ったら無条件に(元の世界に)帰れと言われるからウンスは黙ってるってことかな)

そこへ断事官ソンユが元の兵士を連れてやってきて、トクフン君の身分は征東行省の官職だから外交
特権で罪を犯したとしても取り調べはできないし、もしやるなら征東行省で行われると言います。
トクフン君はさっさと牢から出て立ち去り、ソンユも行こうとしたのでヨンが尋ねます。
「医仙をなぜ殺そうとするのですか?元まで評判が広まるほどの存在であれば連れて行って見世物に
 でもするのが順序です。なぜ無条件に殺そうとするのですか?」
「医仙という女性に会えたなら直接説明してあげるつもりです」
で、ヨンはなぜ自分を知っていたのかと聞きます。(前にそういう話が出てましたね)
自分が高麗に着く前に得た情報にあったからだと答えるソンユ。
今の王はトラになるかもしれない。しかし王の手足となっているチェヨンという者がいなければ、
猫として飼える。だから覚えていたと。
「チョナを廃位しに来たのですか?」
「どちらを潰すのかは、まだ決められません」

どうやらトクフン君を断事官に渡すことは王の命令だったようで・・・その通りにやったけどヨンは
不満そうで。
これを機に重臣たちが心をひとつにしてくれることを願ってる王。
征東行省はトクソン君と変わらない、元の兵力があるところにトクフン君を連れていったんだから
元はチョナではなくトクフンを選んだということになるとヨンは言います。
それはわかってると答えた王に、自分に兵を下さい、先に征東行省を攻撃しますというヨンですが、
「まず重臣たちの同意を得よう」
「彼らは同意なんか必要ない集団です」→王の一言で決定できるから反対できない集団
「私は必要だ」
「彼らはいつだって利益だけを追い求めてやりたい放題です」→だから団結しない
「彼らは私兵を使うが、私は民を使わなければならない。だから・・・時間が必要なのだ」

トクソン君はトクフンを擁立し、貴族たちを味方につけるつもりなのかな?
今の王は貴族から奴隷などを取り上げて王のものにするつもりがあるからと言ってて。

重臣たちはトクソン君がトクフン君を擁立すれば彼らの私兵の勢力はこっちの数倍になるから到底
勝てないと言い出しておよび腰。
王は元が事実上支配している高麗では自分たちの改革は進まない、王妃を誘拐したトクフン君を守って
いるという大義名分があるこのときが絶好の機会なんだと戦うことを説得してて。

ヨンはアンジェたちと征東行省を攻撃する作戦を練ってるところなのに、それでもやっぱり王からは
もう少し待ってくれとの答えでいい加減待てないヨン。
トクフン君を渡したら攻撃の名目になると言ったじゃないですかというヨンに、そう言ったが自分は
王だから名分が必要なんだと王は言います。
「じゃあさっさと作ってください、その名分ってのを」
「じゃ、私がまたお前に命を出すのか?名分でもなんでも言って捕まえて来いと。私の怒りは収まって
 ないから、あいつの四肢を切り落とせと。そうすればお前はやってくれるのか?
 帰国して最初に襲撃された宿屋でのことを覚えているか?お前は私にこう言った。
 『怖くても逃げずに後ろにいてくれたら守ってさしあげられます』と。私はお前の後ろに隠れて
 お前は 私の代わりに戦って私を守ってくれた」
「チョナ」
「いつまで・・・お前の後ろに隠れるのだ」
王が望むのは血を流すことなくトクソン君を倒すこと、それができれば元に奪われた北方の土地も
取り戻せると思ってて。
ヨンではなく、自分が矢面に立ってやらなければいけない、だからもう少し見守ってくれないかと
いう王にわかりましたと王の気持ちを理解するヨン。
で、王はチャン侍医を殺したスインとウムジャを殺さずに捕まえてきてくれと言います。
それを受けて出ていこうとしたヨンですが・・・剣を落としちゃって。
急いで拾ったヨンにきょとんとする王とチュンソク。

ウンスは王妃の流産後の経過を診て、脈もいいし感染症状もないのでトギが薬を作ってくれるので
それを召し上がってくださいと言います。
流産して気持ちが落ち込んだ王妃はウンスに天の知識を教えて欲しいと頼みます。
「自分と王はいつ子供を持てるのか?」と。
王妃は聡明だからウンスが答えをためらっていることが質問の答えなのだと理解して。
「もしや・・・私が先に亡くなってしまうのか?チョナは?それであの時あんなことを言ったのか?」
自分が先に亡くなり、残された王は二人の間に子供もいなかったので悲嘆にくれて政治が疎かになって
しまうのかという不安に襲われている王妃に・・・それが自分の知ってる歴史上の事実だけにどう
答えていいのかわからないウンス。

そこへチェ尚宮がウンスを呼びに来て。
断事官がウンスに手紙を寄越してきたと伝えますが、漢字が読めないからとチェ尚宮に読んでもらおう
として。
だけど本人が直接、一人で読むように、待ってるからということでしたとチェ尚宮。
で、手紙を見たウンスは驚いて・・・その表情にチェ尚宮が「医仙、大丈夫ですか?」と声をかけます。

ウンスはすぐに断事官に会いにいって。
断事官に会うやいなや、これはあなたが書いたのですか?と聞くウンス。
手紙には韓国語(ハングルで)『은수』と書いてあったので、なぜこれをあなたが知ってるのかと聞き
ますが、断事官は逆に「これが何の文字なのか知ってるのか?」と聞き返されて。

スインとウムジャはウンスの居場所を教えると言っておびきだされたようで・・・ある家に閉じ込め
られてしまいます。
じゃあこんな家燃やしてしまうわというスインに、ウムジャは油が塗ってあると教えて。
(家を燃やす前に自分が燃えちゃうってことで)
一旦は閉じ込められたものの、やすやすとそこから逃げたウムジャとスイン。
だけど外はウダルチが弓矢で包囲してて。(接近すると危ないから遠くから攻撃するってことで)
笛を吹こうとすると矢を放たれるので身動きできないウムジャ、スインが爆弾を投げてみますがそれを
剣で振り払ったヨン。
ヨンは典医寺を襲撃して医師と医員を殺害した罪で捕まえるとスインとウムジャに言います。
で、やっぱり抵抗しようとしたのでウダルチたちが二人の周囲に油をまいて。
「火を使えば先に火だるまになるぞ。だから火遊びはやめろ」
スインはこんなやり方はらしくないわ、一対一で戦いましょうよとヨンを誘うものの、ヨンは相手に
せず。
いよいよマズイと思ったのかスインとウムジャが抵抗しますが、ヨンが弓矢でスインを壁に固定し、
ウムジャからは笛を取り上げて。
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ヨンは剣を取り出して「武器を捨てて縄を受けろ」と言いますが・・・手が震えだして。
(その手の震えをスインに見られてしまったヨン)
ヨンは捕まえたスインの体に油をまいて、ついに捕まっちゃったスインとウムジャ。
自分の手が震えることにヨンは戸惑っていて・・・

ウンスはこの文字を知ってると言えば化け物扱いされて処刑するんじゃないの?と警戒しますが、
断事官はウンスがこの文字を知ってるようなのでこの場の会話はオフレコにしようと言います。
書いた本人の断事官が「この文字は何て書いてあるのか?」と聞くので、読めないの?とウンス。
覚えていて書くことができただけと断事官。
「自分の高祖父(祖父の祖父)が書き残した日誌です。その片隅にこの文字があったので、恐らく
 高祖父が書き記した文字のようです。日誌には天の道具とこの地の薬を用いて人々を治療したという
 女性についての話がありました。その女性は死ぬ命を助けたという話もありましてね」
「それのどこがいけないの?」
「そうやって助かった一人の男が強盗団の頭領になり、のちに戻って村人を皆殺しにしたら・・・
 いけないでしょう?」
「・・・」
「高祖父は遺言を残しました。もし後に天から来た医員と名乗る女性にあったならば直ちに殺して
 世を平和にしろと・・・どう思われますか?」
「・・・」
「もしや、助けてはいけない人を助けたことはありますか?」
「私は医員です。医員に助けてはいけない人なんていません」
「もう一度聞きます。天からお越しになったのですか?」
「いいえ」→未来から来たからこれは断言するウンス
「ここに・・・なんと書いてあるのですか?」
「あなた、そこで今何をしてるの・・・そう書いてあるわ」
ウンスは自分に手紙を残してくれたウンスが100年前のこの世界に確かに存在していたということを
断事官の話から知ることになって。
自分より過去の時代にいるのになぜ今から自分の身に起こることがわかり、警告してくれたのかが
疑問に残るウンス。
もしかして彼女はもう一度天の門をくぐったのか・・・なぜヨンと一緒にいないのか・・・いろいろと
考えて出てきた言葉が最後のセリフだったんでしょうね。

ヨンはスリバンのアジュンマのところに行って。
「ありとあらゆる解毒剤を捜したけど、その毒の解毒剤はないみたいだよ」
「別のはないか?(発症までの)時間を遅らせたり、痛みをなくすような・・・」
「うーん・・・これが痛みをなくしてくれるやつかもだけど・・・」
とアジュンマが瓶を見せて。
「他には?」
「その毒に効果があるかどうかはわからないよ」
「時間がないんだ・・・今日はあの方をずっと一人にしてるから、帰らないと」
心配でちょっと焦ってる感じのヨンが足早にウダルチの宿舎に戻ると・・・

ウンスがウダルチ隊員と話している声が聞こえて。
ウダルチ隊員たちが器を片手に列を成し、その先にはウンスが器に何かを注いでて。
「これはホッケ茶です。(野生の梨みたいな木の実のお茶?)ここの兵舎の周辺にこの木が生えてた
 から。天界の人は疲労回復にこのお茶をよく飲んでるのよ、だから私も作ってみたの。
 私が教えた通りに沸かして、こうやって交代勤務の隊員たちにも飲ませてあげるといいわ。
 材料は私が用意するわね」
「わかりました」→笑顔で答えるトンマン。
そこへ話を聞いていたヨンが入ってきて・・・ウンスが笑顔で出迎えて。
「お帰りなさい。お疲れ様でした、隊長。ホッケ茶一杯いかがですか?疲労回復しますよ」
で、ヨンが片手をぬっと横に突き出し、そこにいたテマンがさっと器をヨンの手のひらに置いて。
ウンスに注いでもらったお茶を一気飲みするヨンを固唾をのんで見守る一同ですが、ヨンが無言で
笑ってくれたのでその場も一気に和んで・・・(おいしかったのかな?)
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ウンスは部屋で断事官との会話を思い出していて。
「誰も生かさず、誰も殺さぬよう。この世界でそうやって生きることができますか?」
『そうやって生きようとしてどれだけ努力したかわかってる?』→無言で反論するウンス
「医仙が天から来たというのが本当かどうかそんなことは関係ありません」
『命に別条ないケガだけ治療しながら石鹸でも作って、そうやってひっそり生きろと?』
「この世に危険な要素があるならそれを管理するのが私の務めですから」
「私が世の中をよく知らなくても・・・」
反論を始めるウンス。
「人の体はよくわかってます。体は危険なものが入ってきて丈夫になります。免疫力や抵抗力がつく
 んです。だから聞きたいのですが、世の中に危険になるかもだから一生懸命生きてはいけないという
 ことは犬みたいに遊んでろとでも言うのですか?」
「どういうお考えなのかはわかりました」
「私のせいで歴史が変わるから?それがどうしたっていうの。私がここに来たから?私が生きるなら
 それが私の居場所だってことよ。ここに来てから息もできずに生きてきたから考えるほど熱が
 上がるわ」
段々腹が立ってきて席を立ったウンスを見つめる断事官。
「なによ。それでも殺そうっていうの?やってみればいいわ。私はがむしゃらに生きてやるから」

考えごとしてたウンスですが・・・ヨンがイスを手にしたのでそれを止めるウンス。
「今日はベッドで寝て腰を休めて。これは主治医の指示よ」
だけどヨンはそんなウンスを無視してもう片方のイスを持ってきてて、その手を止めさせるウンス。
「言うこと聞いてよ~」
「(ウダルチの)新入りが隊長に生意気な・・・」
「お願い」→手を合わせてお願いするウンス
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ウンスが言い張るのでヨンはあきらめてベッドに座り、ウンスはイスを向い合せにして自分が寝る準備
を始めます。
「解毒剤の研究というのは進んでいるんですか?」
「滅菌された道具が欲しいわ、抽出する道具でも・・・顕微鏡が一つあったらほんとにありがたいん
 だけど・・・」
寝る支度をしてるウンスは結い上げてる髪をほどいて・・・
「一番の問題は時間よ。適切な温度で適切な環境を作ってあげるといいんだけど・・・
 それができないから待って・・・また待って」
手櫛で髪を整えるウンスを見ていたヨンが近くに置いてあった彼女の櫛を取って彼女に渡そうとして。
だけどポロリと落としてしまうヨン、ウンスは最初気にとめてなかったけどヨンが落とした櫛をまた
落としてしまって・・・さすがに変だと思って。
「その顔つきだと、(これが)初めてじゃないわね」
ウンスはヨンの隣に座って右手をとり、
「引っ張ってみて」
言われたとおりに引っ張るヨン。
「もっと力を入れて」
言われたとおりにしたヨン。
「別に異状はないわね。前にもこんなことあったの?いつから?」
心配するウンスに、
「寝不足です。だからもう寝ます」
と握られていた手を離し、ウンスを立たせてさっさと横になって目をつぶったヨン。
で、それ以上話してくれないヨンにあきらめたウンスがイスのほうへと行きかけますが、ヨンが彼女の
腕をとって自分の傍に引き寄せて。
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ビックリしたウンスですが・・・照れながら横になって♪
隣に並んで寝たウンスに手を差し出したヨン、ウンスも無言で手を握り二人は一緒に寝て・・・
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征東行省(宮中にある元の大使館みたいな所?)でトクフン君の取り調べを行うから王もその場で
立ち会うようにと連絡があり、トチも副隊長もこれはあまりに危険だと反対して。

キチョルは絶対王は来ると言い、もし自分だったら行かないと答えるトクフン君。
政治に関心はない、自分の関心は王座のみというトクフン君に、じゃあ私たちはいい組み合わせですね
とキチョル。

ヨンもやはり王が取り調べに同席するのは反対で。
だけど王は自分が動くことで重臣たちが動くならやってみたいと王は言います。
一番肝心なのは王を無事にお連れして、無事に出てくることですとヨンは王の意向に従って。
禁軍はひそかに待機させ、それを知られないようにするつもりのヨン。

訊問する予定の場所近くに禁軍を配備するけれど、表向きはウダルチだけが警護するように見せる。
(ここでちょっとウンスをみるヨン)
もし禁軍を配備させていることを敵が知れば、向こうも私兵を投入してくるから絶対的に不利になる
と隊員たちに説明し、12名だけで行くとヨンは言い渡します。

他のウダルチも禁軍の応援に回るのか、この宿舎の兵力が極端に落ちることになると心配するヨン。
新入りたちが多いからかなり手薄になると出発の準備をしながら振り返るとウンスがヨンの鎧を持って
立ってて。

ウンスはヨンに鎧を着けてあげながら、王妃のところに行って戻ってきたらあとはうろうろしないで
ここにいるから心配しないでと言い、ヨンの背中にまわって鎧を締めてるのかな?
「手はどう?動かしてみて」
ヨンは言われるがまま手を握ったり開いたりして。
「少しでも異状があったらすぐに主治医に知らせてね」
「・・・」
今度はベルト?を着けてあげるウンス。
「返事は?」
「新入りがまったく・・・どれだけ生意気なんだ」
少し笑いながらそう言うヨンですが・・・ちょっと驚いた表情に変わって。
ウンスはヨンの鎧に額をつけて「この人を無事に連れて帰ってきて」と祈りを込めていて・・・
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「できました、隊長」
ヨンが振り返ると明るく笑ってくれるウンスが。
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王たちが出かけたころ・・・ウダルチの兵舎にマブが来て。
新入りたちの警備をかいくぐってあっさりとヨンの部屋に侵入し、ウンスは突然現れた笠の男に驚いて。

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