韓国ドラマ あらすじと感想「信義」第16回 <ネタバレあり>

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第16回
ここを離れれば王は助かるがお前の女は死ぬ、明け方までここにいれば女は助かるが王は死ぬという、
どちらにしてもトクフン君には有利な状況なのですが・・・

ヨンはスリバンのチホを呼び、宮殿に行ってウダルチに王と王妃を連れて反撃せずに無条件に逃げろ
と伝えるように指示します。
宮殿はしばしの間(トクフン君に)譲ってやるつもりのヨン。
で、トクフン君にお前がどんな奴なのかやっとわかったと言います。
無礼な物言い(自分を『お前呼ばわり』する)をするヨンに、三回目の解毒剤の条件はその無礼な
物言いを止めることだとまだまだ余裕のトクフン君。
「お前は舌三寸しか持ってない。しかも頭も悪いな。少なくとも私と戦うならプオン君には忠実に
 いるべきだ」
心配しなくたって信頼なんかまた作ればいいとうそぶくトクフン君。
「今からオレは宮殿へ行く」
「!!お前の女はどうする?時間が過ぎれば女は死ぬぞ」
「シウル、こいつから解毒剤を受け取って医仙のところへ行け、今渡してくれるから」
「私が?ハハハ、どうして?」
「医仙に何かあればお前には切り札が何にもなくなるからだ。私と戦うにしてもプオン君と戦うに
 してもだ。言っただろう?お前がどんな奴かわかったと。お前は命を賭ける勇気がないのだ」
「シウル」
「はい」
「解毒剤がないなら・・・殺せ」
ヨンはさっさと出て行き、いれかわりに矢でトクフン君に狙いを定めたシウル。
建物を出たものの・・・自分の思惑通りになるかどうか不安で待つヨンにシウルから解毒剤を受け
取った合図の口笛が聞こえて・・・宮殿へ急ぐヨン。

宮殿に続々と謀反を起こした禁軍の兵士たち。
王妃は無事なのか?と王は心配で副隊長に聞きますが、あまりにも敵が多すぎてウダルチ70数人
では王をなんとか保護するのが精いっぱいだと答えます。
テマンは宮殿に辿りつき、応戦しているウダルチたちに「隊長がおっしゃった。逃げろと!」と伝え、
合図の笛を吹きます。
それを聞いた隊員たちは戦うことをやめて逃げて。
副隊長に宮殿の外へ逃げますと言われ、
「宮殿を捨てるのか!?王妃を捨てて私だけ生き残れと言うのか!」
「チョナ!隊長の信号です。『逃げろ!生きていてこそ反撃できる!』と」
後ろ髪ひかれる思いで隊員たちに促されて宮殿を後にした王。

一方王妃はチェ尚宮と女護衛たちに守られて宮殿から逃げようとしてたけど多勢に無勢でピンチ。
そこにヨンが助けにきてくれて。(キャーかっこいい!)
「(臣が)道を開きます」
「王は?」
「宮中では見つかりませんでした。すでに出られたかと」
王が無事なのかどうか知る術がなく不安な王妃ですが、ヨンは王妃を連れて宮殿の外へと逃げて。

イルシンはこんなに兵を動員しているのに王と王妃に逃げられたと激昂。
どうやらイルシンは重臣たちを夜中に王の間に集めて軟禁してたらしく・・・現れたイルシンに
「これはどういうことだ?!」
と詰め寄るイセクたち。
で、イルシンは自分がプオン君の屋敷を禁軍に攻撃させて今はその結果を待ってるところだと余裕。
しかしプオン君の私兵(キチョルがお金で雇ってる兵士たち)が宮殿を取り囲んでいると報告があり、
そんなはずない!と驚きます。(トクフンがそんなことにならないと言ったからね~)

トクフン君は王と王妃が宮殿から逃げ出したと聞いて・・・トクフン君はイルシンに謀反の罪を全部
かぶせて殺しちゃって。
プオン君にはイルシンの死体を見せてなんとか勘弁してもらおうという算段。
で、いくら怖くても宮殿を捨てて逃げるとはと呆れたフリしつつ・・・王座を見据えるトクフン君。

ウンスが起き上がると部屋の向こうでウダルチ隊員の声がしてて。
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王は恐らくケギョンからは出てないだろうし、自分たちを探しているはずだから通りに合図の印を
つけて、王についているウダルチが印を残していないかも探すように指示するヨン。
(ウンスは二回目の解毒剤を飲むときに謀反があったっていう話を聞いてたのかな?
 ウダルチ隊員たちが無事で嬉しそうに笑ってるし、やっぱりヨンはウダルチでいるときが一番
 似合ってると思ってるのかしらん?)
トンマンに動けるのか?と聞いてるヨン。(トンマンは逃げるときに背中を矢で刺されたので)
「少し痛みます」
「ならなんで矢に当たるんだ」
とヨンにベシッと叩かれるトンマン。
で、すぐにウンスが荷物を持ってウダルチたちの部屋に入ってきて、みんなに注目されてるウンス。
「ごめん・・・続けて下さい」
話が中断しちゃったので謝るウンスですが、すぐにヨンが歩み寄ってきて(笑)
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「どうしたんですか?横になってないと」
心配するヨン。
「(寝てると)腰が痛いの。私は隊長と違って長い間寝ていられないわ」
そう言うとさっさと部屋に入って負傷者たちのケガを診るわと言うウンス。
「トンマンさんからね」
自分の前に座ったウンスに・・・トンマンは隊長が気になってそっちばかり見てるし(笑)
「おい」→言うこと聞かないウンスに警告口調のヨン
「会議を続けて下さい。私は邪魔しないから」→無視してケガ人を診るウンス
で、トンマンの背中の矢傷を診るウンス。周囲の皮膚が裂けてるから傷口を縫うわねとさっさと治療を
始め、それに群がるウダルチの負傷者たち、その光景に呆れるヨン。
スリバンのアジョッシからプオン君の私兵が宮殿を取り囲んでて、トクフン君は宮殿内にいてプオン君
のところにいた禁軍を撤退させたと連絡が入り、ヨンは二人が話し合いを始めたなと推測して。

トクソン君はあなたが私の屋敷を襲撃させたのですねとトクフンに言いますがとぼけるトクフン。
で、それはイルシンがやったことで、彼は自害しましたよと責任をイルシンにかぶせて。
襲撃された屋敷では弟が殺されて遺物がすべて持ち去られていて・・・そういえば禁軍があなたの家の
ものをいくつか持ってきてました、調べてからお渡ししますとトクソン君を相手に取引するトクフン。
私の敵になるのが怖くないのか?と聞くトクソンに、敵になんかなってないとトクフンは言います。
医仙はあなたに三日以内に渡します(次の解毒剤の期限かな?)とトクソン君に約束し、その代わりに
宮殿から出た王を二度とここに戻らせないことを条件にして。
(遺物はいわば自分の身の安全を保証してもらう担保代わりに奪ったのかも)

ウンスは自分の脈をチェックしながら・・・夢で見たあの光景が頭から離れなくて。
そこへやってきたヨン。
「王妃が移動されました。我々も後を追います。少し長く歩かないといけませんが大丈夫ですか?」
「どれぐらい長いの?」
「人目を忍んで移動するので恐らく一昼夜」
「ここ来て座って」
寝台に座ってるウンスはヨンに自分の隣に座るように言います。
当然ながらためらうヨン(笑)
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「寄りかからせてくれっていうんじゃないから来て」
ウンスはヨンのためらいを見当違いしてて(笑)
彼女の言う通りにするものの居心地悪そうなヨン。
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「あのこと聞いてみた?」
「何を?」→王の一大事だったからウンスの頼みごとをすっかり忘れてたヨン
「私の手帳に残り部分がなかったか」
聞くのを忘れてたヨンはいきなり立ち上がって出て行こうとして、それを慌てて止めるウンス。
「どこへ行くの?」
「忘れてました。行って聞いて・・・」
ウンスはおっきなため息ついて。
「ねえ、今から言うことを怒らないで聞いて。やはりプオン君に会わないといけないみたい」
「なに?」
「そうじゃなきゃ、王の叔父だっていうあの人に」
「正気ですか?あいつはあなたに毒を盛った奴ですよ」
「私の手帳に残りがないか確認しないと。残り部分が存在するならそれは・・・私に宛てた手紙なの」
「何のことを言ってるんですか?」
「自分でも何を言ってるのかわからないけど、このままじゃ心がどうにかなりそうなの」
「・・・」
「(あの夢が)なんでもないことだ、ただの夢だってわからないうちは耐えられないの」
「私に話すことはないですか?眠れば悪夢を見て、泣いて目が覚めて。最近は毎日で。
 どんな夢なのか話して下さい」
「・・・イヤよ」
口にしてしまえば現実になりそうで怖いウンス。
話そうとしないウンスに仕方なく立ち上がるヨン。
「食事が終わったら出発です。だから・・・」
黙ってるウンスに、なんとなくイヤ~な予感がしたヨンは座って。
「私が許可しなければ、こっそり行こうと考えてませんか?」
「・・・」→そう考えてるウンス
「私の許可なしには一歩も動いてはダメだ」
「プオン君は私を傷つけないわ」
「ダメだ」
「それじゃ、トクフン君に会って、解毒剤も私が受け取るわ」
「絶対」
「ダメだと?」
「ダメです」
「天界には映画っていうものがあって、その中にはいろんな手段があるの。
 私が一つやってみたいのがあるの。ん?」
策があるというウンスに全然賛成してくれないヨン。
ウンスはヨンの袖を掴んで「ねえ~」と賛成してもらおうとしてて。
「・・・はぁーっ。順番はこうです。まず(散った)兵力を集めます。
 その間に王を探してお連れして、その中で残りの解毒剤を受け取って、トクフン君が持っている情報
 が何かを調べて、それに従って一つずつ奪います。まず奪うのはトクソン君という後ろ盾ですが」
そう話すヨンに、ウンスは指で四角を作り、ヨンをカメラで撮ってるイメージで。
「何してるんですか?」
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「チャカ!」→日本だと「カシャ!」ですね~
王を支えようと尽力するヨンの働きぶりを間近で見て惚れぼれしているウンスかな?
それだけに自分も彼を助けられることがあるはずだと手伝いたい気持ちがいっぱいで。
(なんせ自分の命を救うためにヨンは玉璽奪ってるし)

チュソクは街の通りに暗号の印を書いていて。

王についている副隊長とトルベはナムギョの村へと印をつけ終わったと報告して。
(はぐれたウダルチが印を見たら、そこに集結できるようにってことですね)
王妃や隊長といまだに連絡が取れず不安が募る王。
日が暮れるまでは私兵たちがうろちょろしてるから恐らく動けないだろうと推測してるウダルチたち。
で、こんな事態になってみて、なんだかおかしいなと王はつぶやきます。
余は高麗の王なのに通りに出て「私が王だ」って言ったって誰も信じないだろう。だからプオン君の
私兵たちが余を縛ったり殺したりしても、王を騙った奴だから殺したと言っても信じるだろう。
誰が余のこと本当の王だと信じるのか・・・宮殿から離れてみると自分が王だと証明するものが
何もない、多分余は王じゃないのだ、宮殿こそが王なのだと。

トクフン君のところにトクソン君の遺物が到着。
錆びた医療道具、箱に入った手帳、そしてウンスが探していた手帳の残りが!
<제발 이것이 너에게 이르기를...간절함은 인연을 만들고 기억만이 그 순간을 이루게 한대>
『どうかこれがあなたに届くことを・・・
       切実な想いが縁を作り、記憶だけがその瞬間を果たせる』

と、書いてあるようですがもちろんトクフンは読めないのでさっさと次の箱を見ようとしてて。
そこへ重臣たちが待ってると家臣が言いにきたので箱を閉めて行くトクフン。

重臣たちは叛乱もおさまってプオン君の私兵も引いて安全になったのになぜ王は戻らないのかという
疑問をトクフンにぶつけます。
若い王は信頼していたイルシンの裏切りにあってかなりショックを受けたようだと嘘をつくトクフン。
ここでトクソン君が登場し、王から書状を預かったと重臣たちに見せます。
トクフンが渡した玉璽を利用してトクフン君にしばらく国のことを任せるという内容の書状を
作成してて。
イクチェたちはあの玉璽は王はもう使わないと言ってたのになぜ押してあるんだ?とトクソンに
聞きますが・・・それは知らないけれど大切なのは玉璽を持ってるのは王ただ一人だけだと主張。
それじゃあってことでさっさと王座に座ったトクフン。
で、今回のことでトクソン君は大変な損失をしたから何が欲しい?といきなり権力をフル活用する
トクフン君。(あーやだやだ)

王たちが隠れているところにウムジャとスインが接近中。
ウムジャは遠くまで聞こえる聴力を利用して王たちの潜伏先を探してて。
それを察したテマンが大きな音を立てて二人をひきつけ、直後に隠れ家にヨンが入ってきて。
「お迎えに参りました」→王にお辞儀するヨン
ヒョンゴ村に臨時の部屋を用意し、王妃は先についていると報告したヨン。
「王妃は大丈夫か?」
「むしろ楽しまれているようです。重い髪形をしなくていいからとか」
で、道中はウダルチとスリバンが警護にあたるというヨンに、隊長はどうするのか?と聞く王。
「自分はケギョンでいくつか処理してからすぐに後を追います。宮殿の外で長く滞在させませんから
 少しお待ち下さい」
「これは余の本心だが、宮殿に帰ることを焦ることはない、こうして外にいなければ罪人のお前とは
 話もできないからな」
で、玉璽のことで迷惑をかけてしまってというヨンに、迷惑どころかこうして宮殿から追い出された
るようになったじゃないかと王。
「申し訳ありません」
素直に謝るヨンに・・・なんとなく笑みが出てしまう王。
「・・・医仙はどうした?」
「大丈夫です」

チャン侍医はウンスが盛られた毒を割り出して同じ毒を作ったけど、解毒剤は材料がそろってないし、
それが効くのかどうかの検証も必要だからまだまだ時間がかかるそうで。
ため息つきながらヨンが毒の瓶の中身を確認しようとしてチャン侍医に止められます。
吸い込むだけで毒に侵されるからと。

夜になって移動を開始したウンスとヨンですが・・・モメてる二人。
(ウンスの荷物はヨンが持ってあげてて)
テマンとトンマンは二人を警護してるのか、少し前を歩いてて。
「まず一度私を信じて。やれるから」
「もう少し行けば王たちと合流できますから。一緒に移動して下さい」
「あなたは?」
「解毒剤を取りに行ったり、やることが多い」
「それは性格なの?誰も信じず、全部自分でやらなきゃっていう」
「体調が悪いのに一体何をするつもりですか?」
「調子が悪いのは体で、私が必要な解毒剤なのよ。なのにどうして毎回あなたがもらいに行かなきゃ
 いけないのよ」
「それは、オレのせいでそうなったから」
「それも違うわ。あの人たちが欲しいのは私であなたじゃない。なのになぜ自分のせいにするの?」
(ウンスを手助けするつもりが逆に危険にさらしてしまったと自分を責めるヨン。自分の命を
 繋ぐために言いなりになるしかないヨンをウンスはどうにかして彼らから解放してあげたくて。
 もともと自分を手に入れようと仕掛けられた罠だから、ヨンは悪くないのだとウンスは何度も
 ヨンに話してて)
「・・・それで、どうしようというのですか?」
「私も何かやりたいの。だから無闇やたらと私を止めたりしないで。私の話も(最後まで)聞いて」
ここでヨンは前を行く二人に声をかけます。
「先に行け」
「先に・・・どこまでですか?」→トンマン
「行け!」
で、テマンを促して不機嫌そうな隊長の指示通りに先に歩いていくトンマン。
(自分もできることがあるはずと万全じゃない体で主張するウンス、ヨンはウンスを危険な奴らに
 会わせるなんて絶対許せないから話はずーーっと平行線。
 力ずくでどうにかしたいのを必死で抑えてるヨンなのかも<笑>)

二人になって再びウンスが口を開きますが・・・
「だから私が言いたいのは・・・」
突然めまいに襲われたウンス。
「どうした?」
その場にしゃがみこんだウンスを心配するヨンは彼女の肩に手を置いて。
「どうした?どこか悪いのか?」
手を握ったり開いたりしながら答えるウンス。
「大丈夫よ。解毒剤を飲んだ当日は平気なんだけど、二日目にはこうなるの」
「明日になれば?」→心配そうなヨン
「もっとめまいがするわ。クラクラと」
(ということはウンスにとって一昼夜歩くっていうのは無理な話だったってことかな?
 ヨンに聞かれたときに返事しなかったのは無理だと答えて心配させたくなかったからかも。
 もしくはその時から王たちとは別行動をして、この状況を打開したいと考えていたかも)
具合が悪くなるっていう話をしてるのになぜか笑ってるウンス。
「笑うんですか?こんな時に笑えますか?死ぬかもしれないのに」
こっちは心配で死にそうだっていうのに当の本人は笑ってるから少し怒り口調のヨン。
「やめて」
「何をやめるんですか?」
「毎日私をいじめて腹を立てること。私が行ってしまったら腹を立てる人がいなくなっちゃうのよ。
 なのにそれが習慣になったらすごく寂しくなるから」
そう言われて黙っちゃったヨンですが・・・辺りを見渡してウンスを促します。
(ウンスを構って、気にかけてついつい口出ししてしまうことを指摘され・・・ヨンは自分がそう
 してる自覚がなかったから黙っちゃったのかな?それともウンスに、これ以上気持ちを傾けたら
 ダメと予防線を張られた感じかな?)
「立って。少し休んで行きましょう」
ウンスのためにゴザを敷いて、並んで座った二人は前を見て視線を合わさず。
「・・・ひんやりしてるわね」
夜の肌寒さにウンスがそう口にすると、ヨンはしばし考えたのちにウンスのほうに近づいて黙って
彼女の肩を抱き寄せ、ウンスは彼の胸に寄りかかって。
「とにかく・・・どうしようもない頑固者ね」→ちょっと笑いながら言うウンス
「なんですか?」
「そんな性格で天界に行ったら一生独身よ」
「行きません」
「じゃあ天界には行かず、プオン君のところに行くの?」→冗談言い出すウンス
「うるさいです」
「あなたは知ってる?」
「知りたくないです」
「今はもう私が聞くと全部答えてくれるわ。前は(私が聞いても)半分は無視してたのに」
ヨンを見つめてそう言うウンス。
「・・・あまりにもたくさんしゃべる方だし、天界の言葉もたくさん使われるから」
「何回ぐらいかな?」
目を閉じてヨンの胸に頭を預けるウンス。
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「なにが?」
「こうして(あなたの肩に)寄りかかること。習慣になったかな?慣れちゃって」
(ヨンには習慣になっちゃうからダメと言ってたけど、ウンスもすでにこれに慣れちゃってて)
「・・・」
「ここで寝ちゃったら背負って運んでくれる?」
「・・・背負ったら剣が持てないから・・・できません」
習慣になっちゃうほど近くなった二人の関係。1ヶ月後には元の世界へ帰る人だとわかっていても
腕の中にいるウンスと距離を置くことができないヨンはため息ついてて。
寄り添いあって二人の時間は流れて行き・・・
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トクフンは王たち<特にウダルチたち>が宮殿を知り尽くしているから警戒を強めるようにと兵士に
指示を飛ばしてて。
キチョルから奪った遺物が入った箱をどこかに運ぶトクフン。(なんせ切り札ですから)

そのころウンスとヨンはキチョルに会いに屋敷に来てて。
(ヨンは結局ウンスの話を聞いて説得されたってことですね)
あんなに兵士たちを総動員しても見つからなかった医仙が訪ねてきたのでテンションが変なキチョル。
ウンスは天の門が開く時間がわかったので取引をしたいとキチョルに持ちかけます。
で、ウンスに「一緒に天界に行きますか?」と誘われて有頂天になっちゃって冷静さが一ミリもない
キチョル(笑)→天界のこととなると冷静さがなくなって夢見る少年みたいになっちゃうね~
ウンスに手帳には残りがあるのでは?と聞かれたキチョルは素直にありますと喜んで答えて。
それを見れますか?とウンスに聞かれた途端に、悔しさを交えた口調でトクフン君に奪われたと答えた
キチョル。
手帳には門が開く時間が書いてあり、残り部分にはその門の通り方が書いてあると適当なことを言って
天界に行くには必要だと話すと・・・「トクフン君から取り戻す!!」と今にも出かけていきそうな
勢いのキチョル(笑)
でもさすがはキチョルで、「待てよ、なんで急に自分のところに来たんだ?」とウンスに聞きます。

で、ウンスの隣に立ってるヨンが「医仙の命が危ないのです」と話します。
(トクフン君はヨンが自分の手のうちにある理由をトクソン君には話してなかったもんね。
 ま、その理由を話せばぜーったいにトクソン君に怒られただろうから言えなかったんでしょうが)
「私もこの方を生かしたいのです。なすすべがなくてここへ来ました」
ヨンが話し終えたところで・・・ウンスの麻痺がまた始まったようで指先を揉んであげるヨン。
キチョルはトクフン君の仕業と知ってかなり怒った様子。
ちなみに三つ目の遺物についてもウンスはどんなものか?と聞きましたが、キチョルは言葉で説明する
のは難しいと答えていました。(見てみないとそれが何かはウンスにしかわからないってことで)

そのころ王は王妃とヒョンゴ村にある隠れ家で合流して。
王が到着したときに王妃は女官たちと笑みを浮かべながら下した髪に花冠を飾ってて。
宮殿とは違いかなり粗末な暮らしだけど満ち足りているようなその表情に安心した王は、チェ尚宮と
副隊長に余はここで国事を行うと言いだして驚く周囲の人たち。
(ウダルチは50人しかいないんだよね~ ま、兵士500人分の実力があるらしいけど)
王はここにいると公表すればいくらなんでも高麗の王なんだから敵も簡単に自分を殺せないだろうと
大胆な策で行くつもりの王で・・・それがトクフンに通用するかなぁ。

チェ尚宮はあとで副隊長にヨンのことを尋ね、会いましたと答える副隊長。
「医仙はどうしているのか?」
「隊員たちの話では医仙と二人でケギョンにとどまっているので・・・元気でしょう。
 二人一緒にいらっしゃるので・・・ええ」
チェ尚宮が呆れたように自分を見るのでなんとなく歯切れが悪くなっちゃった副隊長(笑)

トクフン君はキチョル、ウンス、ヨンが宮殿にやってきたと知ってかなり驚いてて。
「トクソン君、指名手配の罪人・・・そして医仙」
薄笑いを浮かべるトクフンに我慢できないウンス。
「ちょっと!私に毒を盛ったわね!」
怒ってトクフンの前に歩み寄ろうとするものの禁軍の兵士に進路を塞がれて。
「あの人見てよ、笑ってるのよ!殺人未遂犯が!」
ヨンはトクフン君を前にして冷静でいられないウンスを後ろに連れていってイスに座らせ、彼女の
横に立って。
「プオン君、あなたが解決なさいますか?」
とキチョルに任せるヨン。(トクフン君とは話もしたくないみたいですなぁ)
で、キチョルは「私の医仙」に毒を飲ませたのか?と聞きますが、ほら三日以内に医仙は私に会いに
来たじゃないですか、なのになんでそんな責めるみたいに言うんですか?と反論。
で、キチョルは医仙の解毒剤と私の遺物が入った箱を出してくれと平和的な解決を求めますが、
トクフンは自分の切り札を全部渡したらこの場であなたたちに殺されるだろうからイヤだと拒否。
そんなことできるはずない、あなたは皇族で今は代理の王なのだからいくらなんでもそんな度胸は
ありませんよとキチョルが答えて。

ヨンはこんなやり取りにうんざりしたらしく、ウンスに自分の剣を渡して
「しばらくここにいてください」
と言った直後にトクフンを警護してる禁軍の兵士を拳で殴って次々と倒し、キチョルはそんなヨンを
援護するかたちを取り、ヨンはトクフンと対峙。
トクソンは今度はヨンに交渉を任せて・・・
「お前は医仙に石化毒を使ったな?」
(ヨンはウンスが毒を盛られてからは「あいつ」呼ばわりしてますね~)
で、解毒剤は手に入らなかったけど同じ毒は手に入ったからとトクフンに飲ませるヨン!
「これでお前も解毒剤が必要になったな」
静観してたキチョルは「ちょっと量が多かったんじゃ?」とあんまり同情せずに聞きますが、
「わからない。毒なんてもの使ったことがないから」
としれっと答えるヨン。
トクフンはキチョルに「まさかこいつと手を組むなんて」と恨み言を言います。
「やむを得ませんでしたから。解毒剤をお飲みになって、医仙にも解毒剤を渡してそれで終わりに
 しましょう」
と促したキチョルに、
「一緒に行こう、医仙」
とトクフンが言い出したから、ヨンがしゃがんでた奴の胸ぐらを掴んで。
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「何だと!?」
「解毒剤があるところに私がお連れして治療しよう。私たち二人だけで」
ここに来てまた何か企んでいるんじゃ?と、トクフンの胸ぐらを掴んだまま黙り込むヨンですが、
ウンスがやってきてトクフンを掴んでいるヨンの手に触れて。
「行ってくるわ」
ふらつくトクフンに肩を貸して出て行くウンス。
キチョルはヨンに「あいつが死ねば医仙も終わりだから」と言います。
ウンスもヨンを振り返って大丈夫だからという表情を見せますが・・・いてもたってもいられずに
二人の後を追おうとするヨンの前に立ちふさがったキチョル。
「お前が行けば奴は絶対に解毒剤を出さない」
と忠告されて、その場に留められて。

二人になったウンスとトクフン。
解毒剤を渡してというウンスに「天界の医仙はその程度の毒も解毒できないのか?」と馬鹿にして。
「出して。あるのよね?」
「医仙なら生き延びるだろうから、お前を殺したい気持ちは(最初は)なかったんだ」
「ないの?解毒剤は?」
「お前の男が真っ青になって駆けつけた時にわかった。医仙とは何か。お前はニセ者だ」
「私がニセ者だから殺そうと?」
「お前は私と同種だろう?何も持たずに人々を惑わして生き残る種類の人間だ」
どうやら大量に毒を飲まされたトクフンのほうが具合が悪そうで・・・ウンスはおしゃべりを続ける
トクフンにイライラしてて。
「今死にかけてるんだから解毒剤を早く飲んで!何をそんなにしゃべることがあるのよ。この世界は
 どいつもこいつも人の命で遊んでるの?!」
で、やっとトクフンが解毒剤を出したのですが・・・私が飲んでたものと違うわと怪しむウンスに、
渡してたのはニセモノだったと言うトクフン。
「でも三日ごとに・・・」
飲んだ当日は大丈夫で、その次の日は麻痺が少し出てめまいもして、三日目には麻痺とめまいがひどく
なってたのにとウンスは言います。
「あれはそういう毒なんだ。三日ごとに発作が出る。これが本当の解毒剤だ」
なんともまあトクフンらしい卑怯な毒で。
ウンスがそれを受け取ろうとして手を伸ばすとその手を掴むトクフン。
「プオン君は天の門を信じている。お前と私が手を組めばプオン君と高麗を手に入れられる。
 医仙と呼ばれる者よ、私と手を組まないか?」
「手帳の残りを持ってるの?」
「ある」
「私にちょうだい、それが先よ」
「いいだろう」
「もうひとつ。チェヨン、あの人には手を出さないで。(手を出せば)終わりよ」
そう言って出ていくウンス。
部屋の外で心配して待ったいたヨン。
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「薬は?」
と聞かれてコクンコクンと頷くウンス。
「じゃ、もう」
「毒は全部解毒できたわ」
その言葉に安心してフゥと息を吐くヨン、そんな彼の腕をとって「行こう」と促すウンス。
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二人が去っていくのを見ていたトクフンとトクソンは医仙を手に入れるにはやはりヨンがどうしても
邪魔だという結論になってて。

ヒョンゴ村にこっそりやってきたイ・セク。
王がいるという屋敷の近所ではマンボ姉弟がクッパを安く提供してて。
(これって客寄せして商売しながら警護してるってことかな?)
トルベがイ・セクを見かけて中へ案内してて。
王様がオレたちのグチを聞いてくれるんだ、どうせ本物の王様じゃないし金もとらないからあんたも
行ってみなとご機嫌で去っていく村人。
建物の中に入ると母親が娘を連れてきていて。
13歳になる娘がきれいなので心配しているんですというと王は何を心配することがあるのだ?と
聞きます。
高麗では13歳になってきれだったら女官として選ばれ、うまくいけば元の貴族の使用人だけど、
民の娘はほぼ奴隷だったり兵士の女になるしかないんだ、あんたはそれも知らないのかい?と村人に
言われて。
だから醜くなる呪文でも書いてくれと母親は頼みに来たらしい。
こうして王は民の本当の暮らしぶりを、彼らが何を望んでいるのかをひとつずつ学んでいて。
イ・セクは遠くでそれを微笑ましく見つめていて。

テマンとヨンがとぼとぼと二人で歩いていて。
「医仙も王と王妃と一緒にいらっしゃればいいのに。もしやお二人はケンカでも?」
「口」→黙ってろということで
「はい」
ついにヨンは立ち止まってしまいます。

で、ウンスとの会話を思い出してて。
「残るというのですか?典医寺へまた戻ると?」
「はい」
「せっかくあなたを連れて逃げたというのに」→なぜ戻るというのか理解できないヨン
「私が言ったでしょ?マタハリ作戦よ」
「その作戦は逃げてまた戻るということですか?」
「違うわよ。女ということを利用して敵の情報を探るのがマタハリよ」
つまりウンスは自分に関心を持っているトクフン君とトクソン君をなんとか手玉にとって、彼らの
作戦をヨンや王に流したいということで。
(ウンスはヨンには黙っているけど、あの夢が本当なのかどうかそれが一番知りたくてしょうがない
 から残ったはず)

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ヨンはつぶやきます。
「何も考えてない」
「?」→何のことだかわからないテマン
「あの方は何も想ってない」
毒を飲ませたトクフンがいる宮殿にウンス一人を残していく自分の気持ちを、ウンスがもうすぐ元の
世界へ戻るから少しでも一緒にいたいっていう自分の気持ちを彼女は全く気にかけてないと語るヨン。

ヨンはその後イクチェとイセクに呼び出されて。
罪人と一緒にいるところを見られるとまずいのでは?とヨンが少し皮肉交じりに言いますが、お前が
冤罪だということは私たちが一番よく知ってる、ウダルチの活躍があって王と王妃が無事なことも
知っているといいますが、ヨンは今自分はウダルチじゃないからと答えて。
で、イクチェは王のために新たな玉璽を作ったのでそれを捧げたいとヨンに話します。
「チョナは喜ぶでしょうね、それじゃ」
とさっさと席を立とうとするヨンに、自分たちを守って欲しいと頼むイクチェに額に手を当てるヨン。
ま・・・自分を追い出しておいてね・・・玉璽を持っていく自分たちを警護してほしいなんてね・・・
都合がよすぎるお願いだからねー。頭痛がしそうになるのも無理ないってことで(笑)

どうやらトクフンが手帳の残りを持ってくるということで・・・チャン侍医は心配してて。
毒を使う人だからまたその中に毒を使っているとも考えられると警戒します。
ウンスだってそれはわかっているのですが・・・でも内容を知りたくてしょうがないし。

そこへ使いの者がやってきて手帳を置いていきます。
なんとトクフンってば残りのうちの半分しかくれなくって!!
「半分?全部じゃなくって!?」
とウンスも聞き返してました。

早速手帳を読むウンスを見守るチャン侍医。
トクフンが見たあのページを読むウンス。
『どうかこれがあなたに届くことを・・・
       切実な想いが縁を作り、記憶だけがその瞬間を果たせる』

「これは自分の筆跡と似ている、でもわからない、そんなはずない」
「全く見覚えがないと?」
「こんな手帳、こんな内容見たことがないです。文字がかすれていてよく読めないし・・・」
それでも何とか読める部分を口にするウンス。
『どうかこの文をあの人と一緒に読めることを・・・どうか遅くないことを・・・』

ヨンは結局イクチェたちの頼みを引き受けてウダルチに伝えるようにとテマンにいいます。
スリバンのチホとシウルに指示も出すけど、警護はなるべく目立たないほうがいいということで
彼らを護衛するのは自分一人でやるというヨン。

ウンスはじっとしてられなくて立ってウロウロしてて、それを見守るチャン侍医。
「わからないわ。これはどういうことなの?一体これは誰が書いたのか?私が書いたのなら私がなぜ
 知らないの?それになぜこんなに古くなってかすれてるの?誰がどうして『ウンス』と私を呼ぶの?
 ウンスって私のこと?どうして韓国語で書かれた手帳がこの高麗にあるの?
 それに・・・『あの人』って誰よ!」
華陀の遺物として存在しているこの手帳は明らかに自分の筆跡、だけど書いた覚えがない。しかも今度
は自分に宛てたメッセージだけど、『あの人』って誰なの?と疑問が次々に浮かびあがって頭の中が
整理できない状況になったウンス。

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で、お酒を飲んで・・・チャン侍医を相手に話し始めたウンス。
「こんなこと・・・酔う前に言ったほうがいい。私には『あの人』と呼べる人はいない。本当よ」
ウンスの空いた盃に酒を注いであげながら、ゆっくり飲んで下さいとチャン侍医が言います。
「出会った男の人を好きになろうと頑張ったけど、いつも心を開くことはなかった。
 心が近寄って、止まって、やめて、冷めてしまって、面倒になってまた心を閉じて隠して」
彼女の話を聞きながらチャン侍医もお酒を少し口にします。
「いつもそんな気持ちが先だった。この人じゃない、この人も違う・・・
 チェヨン、あの人に会ってもそうだった。
 いつも線を引いて、入ってこないで、これ以上近づかないでと。
 いつかいなくなるからそんなんじゃないと・・・」

「ただ心がそうならなかった。一緒にいれば・・・それが当たり前のようになって、我慢できないほど
 恋しくて、そんな気持ちになるけど・・・『あの人』がこの人ではないかも・・・
 それでも振り向いたらいつもいて、私を見てくれてて。見えないときも『そこにいるの?』って
 聞いたら『いつも・・・ここにいる』って答えてくれて・・・」
涙をポロポロこぼしながら切なさで締め付けられそうな自分の胸に手をあてるウンス。
「あー・・・酔ったみたい。(涙を拭いて)寝なきゃ」
何も言わずに話を聞いてくれたチャン侍医にそう言いながらもう一度手帳の残りを手にするウンス。
「あなたが誰だか知らないし、どうして私の名前を呼んでこんなものを書いたのかわからないわ。
 あの人って言ってるのが誰なのかもほんとにわからない!・・・寝ないと」
チャン侍医は席を立ったウンスの代わりに手帳の残りを箱に入れてあげて。

翌朝。
眠っているウンスですが、昨日のあの手紙めいた文章が頭から離れなくて。
『その日あなたは遠いところへ行く。その晩誰かがあなたを訪ねてくる。その方があなたに頼みごとを
 するから断らないで。お願いだから。その日あなたは戻らなきゃいけない。
 それで初めて彼は生きていられる』
それはヨンがキチョルと直接対決しようとしていたことを予言していたかのような内容で。
確かにあの日自分が戻らなければヨンは死んでいたはずだと思わず飛び起きたウンス。

『そしてまたある朝、あの子は薬の壺を割るわ』
その時、手紙の内容通りにトギがその瞬間薬の入っていた壺を割っちゃって。
『そしてその日何があったか・・・そうだ、窓の前に咲いていた小菊を思い出したわ』
おののきながらウンスが視線を窓辺にやると・・・そこにはたくさんの黄色い小菊が咲いていて。
『その日あの人を行かせてはダメ。あの人を待っているのは罠なの。
 だからウンス、どうかあの人を捕まえてちょうだい』
今自分の目の前で起こったことが手紙に書いてあり、これはいったいどういうことなのかと混乱し、
震えるウンス・・・そしてヨンが危ないことを知って。

その頃ヨンは罠とは知らずに一人で向かっていて・・・

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