大王四神記 第10回 雨に流された絆

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<10>雨に流された絆

ファチョン会の本部で大長老はテジャ城でタムドクが消え、他の神器が目覚めたことを
受けて、ヨン・ガリョにこのままホゲに仕えるかどうか迷っておりますとニヤニヤしながら
いいます。

お前達はすでにホゲを選んだからもう手遅れじゃないかと一蹴するヨン・ガリョ。
大長老はこのたびの陰謀は全部ヨン・ガリョが仕組んだと世間に公表してもいいと脅し、
ヨン・ガリョを自分の思いのままに操ろうとする大長老。

ホゲはあの光を見た夢を見て飛び起きます。そして自室に潜り込んできたキハに刃を向け
られて、タムドクの命を絶ったのかどうかとキハに聞かれて、反対に聞き返すホゲ。
「成功したと言ったら?」
「まず先に想い人の仇を討ち、その後で罰を受ける」
「あなたが想い人と呼ぶ男、私の従兄弟タムドク。彼が真にチュシンの王ならどうする?」
キハはタムドクがチュシンの王のはずはないと思ってるので、たわごとを言うなとホゲに
きつく言い返します。

自分が見たものが嘘ではないと感じているホゲは逆に、なぜ自分に膝まづいて自分を王と
呼んだのかとキハに迫ります。何の確信があって自分を王と呼んだのかと。
ホゲはチュシンの星がタムドクであると認めたくなくて苦悩しているんですが、キハは
そんな彼の苦悩なんかより、タムドクが無事なのかどうかだけが知りたいだけ。

「私はチュシンの王ではないかもしれない。だから私を刺してみろ。
 本当に朱雀の守り主なら私を殺すことは出来ない」
自らの上着をくつろげて進み出るホゲに、刃をむけたまま後ずさりするキハ。
「ここに私の心臓がある。あなたの手で刺してみろ。さあ早く、刺せ!」
ホゲはそう叫ぶように言い、そんなホゲに圧倒されるキハ。

手傷を負い、しばらく倒れるように眠っていたタムドクですが、目を覚ました途端、そばに
置いてあった神剣を手にコムル村を出ていこうとします。
そんな彼の行動を読んでいたスジニは、コムル村はいろんなところから情報が入ってくる
からお師匠様たちの話を聞いてからここを出て行くといいと薦めます。

スジニの話を聞いてない様子でさっさと歩くタムドクに、ヒョンゴと行者ヒョンジャンが
追いつきクンネ城に行くのは危険だと進言します。

太子がチョルロ部族と結託して先王を殺害したという話になっていると・・・
部族長たちの息子をさらい、即位式をすぐに行えと王を脅迫したが思い通りに行かず、
父を殺害し、自ら王になろうとしてホゲに討たれかけて逃げたという筋書きになっている
と説明するヒョンゴ。

その話を聞きながも「なぜ私を王と呼ぶ?」とヒョンゴに食ってかかるタムドク。
父はまだ生きていると思いたいタムドクに「王は天に召されました」とヒョンゴは答え
ますが、自分の目で確かめたいと再び歩き出すタムドク。

ヒョンゴはファチョン会の手下だったキハが王を殺した、あの女を・・・と並んで歩き
ながらそう言い募るヒョンゴの胸ぐらを掴んで
「(彼女を)そんな風に呼ぶな」と警告するタムドク。ヒョンゴはタムドクに王の自覚を
持ってもらいたくて
「まだおわかりになりませんか?我らがお仕えするのは高句麗の王ではありません。
 我らが仕えるのは今ここにおられるチュシン国の王さまでございます」
と切に訴えます。

「おぬしの目は節穴か?その耳も頭も使いものにならないのか!
 この私は命惜しさに数少ない部下を盾にした男だ。自分ひとり恋人と幸せになるため、
 国も父捨てて逃げだそうとした男だ。そんな私が王とはな・・・。
 他をあたるんだな。おぬしたちと同じように正気を失った奴に。私に構うな」
タムドクは涙ぐんで感情をあらわにし、自分を放って置いてくれと言い残してさっさと
コムル村をあとにします。
タムドクにかける言葉のないヒョンゴたちですが、スジニ一人が彼の後を追います。

クンネ城では、テジャ城にいたチョ・ジュドとテジャ城主に部族長たちが、タムドク太子が
テジャ城にいたのにお前達は何をしたいたのだと食ってかかります。
その迫力に怯えるチョ・ジュドとテジャ城主ですが、ヨン・ガリョから予め言い含められて
いたチョ・ジュドは都合の悪いことを省いて証言をします。

タムドクは素性のしれぬ者たちと一緒にいて、門を開けろといっていたこと。
近衛兵が合流して来たこと。
チョ・ジュドはそれが霊廟を守る第三近衛隊の隊長カクタンで、彼女がチュモ神剣を渡して
いたことを告げます。

王族の霊廟にあった神剣で刺されて王が亡くなった、あの霊廟には王家の子孫しか入ること
を許されていない。
しかもその神剣をカクタンはタムドクに渡したのだな?と聞かれて、チョ・ジュドもテジャ
城主も(剣を渡すところは)見たと証言します。

それで十分だとばかりに騒ぎ立てる部族長たち。
ヨン・ガリョはしめたとばかりに、事の真偽がわかるまではタムドク太子からの太子の称号
を剥奪し、タムドクを逮捕すると宣言します。

ついでとばかりに、天の御心が決めた王が誕生するまで、この国のことは部族会で決定する
と言うと、部族長たちは立ち上がって「同意する!」と次々と高らかに告げます。
(シメシメっていう顔のヨン・ガリョ)

民衆が「親を殺して王になったって、自分もまた息子に殺されるさ」と自分を噂してるそば
を無言で通り過ぎるタムドク。
で、振り返って、ずっと後ろをついてきてたスジニに歩み寄って
「言ったはずだぞ。お前達とは関わりたくないと」と怒った口調で言うんですが
「ああ、そのことですか。実はあたしもさっきから考えてたんですよ。
 何で嫌がる人について行ってるんだろうって」

何でついていってるのかはわからないけど、なぜあたし達と関わりたくないのかはわかる。
「あたしやお師匠様たちがチョルロ部族みたいに死ぬんじゃないかと思ってるんでしょ?
 それを怖れてるくせに」
と図星をさされたタムドクですがスジニに構わず歩いていきます。スジニもめげじと
ついて行き、王とキハのことについてタムドクに情報をもたらします。

「まずどこから行きます?王様の遺体は天地神堂にあるそうですよ。
 そこから行きますか?それとも・・・先にあの女に会います?」
スジニから『あの女』という言葉が出て、思わず立ち止まってスジニを見るタムドク。
彼女がヨン・ガリョの屋敷にいることを教えて、何ならあたしが彼女を連れてきてもいいと
提案します。
「でも・・・(あたしは)殺されたりしませんよね?」
というスジニの質問にどういう意味だ?と怒気を含んだ声のタムドク。

師匠があの女はファチョン会の手下だと言ってたから、もしそうならあたしを殺してから
誰かさんも殺そうとするはず。お父様だってあの女が・・・と言いかけたスジニに
「私が信じられないのはお前とあの師匠どもだ。
 しかし・・・キハの時は11の時から信じている。意味がわかるか?」
そう言い捨てて立ち去るタムドクを、今度は追いかける気になれず立ち尽くすスジニ。
(タムドクの信頼を得られず、ちょっと淋しい表情のスジニでした)

チュムチは亡くなった夫を思って心を虚ろにしているタルビが気になる様子。
パソンはその横で料理を作ってるんですが、かなりマズいものを作ってしまったようで、
自分で味見してウゲェと言うありさま。

姉さんに台所仕事は無理なんだから(オレの)手下にやらせろよと言うチュムチに、大飯
喰らいの人間の顔した野獣どもに任せてたら、飯代で鍛冶屋がつぶれると皮肉るパソン。
(パソンの作った料理を食べて、チュムチもウゲェとなってました)
反対に、食べて欲しいタルビは何にも食べてくれないので、ほとほと困った様子のパソン。

カゴの中に入った食べ物をタルビに差し出して食べるように促すパソンですが、それを手に
とらないタルビ。
そこへチュムチがやってきて、要らないなら飢えている子供にくれてやると言い出して
パソンとカゴの取り合いになります。

チュムチはタルビを見てると腹が立つと彼女のそばで大声で怒鳴り出します。
「この世で飢え死にしようっていう奴が一番シャクに触る、メシを喰わずに死ぬなんて
 言語道断だ!」
パソンが(お前は)何言ってんだよと、なおもカゴの取り合いをしていると、カゴから
転がった食べ物をタルビが拾って口にし始めます。
それを見てチュムチもパソンも目がテン。

そこへ手下がホゲの部下たちが飲み屋でコソコソと話していた話を持ってきます。
テジャ城でチョルロ部族が討ち死にしたという話を聞いて、太子についていったスジニを
心配するパソンは勢い込んでその話の先を聞きますが、眩しい光とともに太子も消えたと
いうくだりでアホらしくなって、持っていた水をその手下に頭からかけて立ち去ります。

タムドクは天地神堂に堂々と正面から入り警護のものに「父上に会いにきた」と告げます
スジニはヨン・ガリョの屋敷へ潜り込んだ様子。

タムドクさえ遠くに行けば、陛下を殺さなくてもすんだはずじゃないかと大長老を責める
キハに、大長老はそうしなかった理由を述べます。
「ひとつ、簡単に王位を退かれては面白くありません。我らが手柄をたてる機会もなく
 なります。ふたつめは、キハ様とあの者の仲を裂く必要があったからです」
「ちゃんと約束しました。遠くへ行くのを見届けたらちゃんと戻ってくると。
 そして、戻ってきました」
とファチョン会のために行動していると訴えるキハですが、大長老から
「心は戻ってきておりませんぞ!」と怒鳴られます。

タムドクが国中から追われる身になったのは、私の心のせいだと言うのですかと大長老に
詰め寄るキハにその通りだという大長老。
「ファチョン会は火の巫女の心が再び奪われるのを見てはおれません。一国の王を死に
 追いやったのも、太子を逃亡者とならしめたのも、全てキハ様のそのお心が揺れて
 いるためです。まだお判りになりませぬか?」
スジニはその二人のやり取りを盗み聞きしていたようで慌ててその場から逃げます。

天地神堂の大神官と再会したタムドク。彼が生きていたことを神に感謝する大神官。

スジニは茶器の下に手紙を隠してキハの元に向かいます。その途中で大長老とサリャンと
すれ違いますが、サリャンは一瞬スジニを見ただけでそのまま通りすぎます。

お茶をお持ちしましたというスジニの言葉にも身じろぎしないキハ。
スジニは自分を思い出すように「医術に長けたお方」と言い、その言葉にキハは初めて
彼女を振り返り、何が目的でスジニがここまで忍んできたのかと推し量ります。
スジニも彼女が敵なのかどうかわからなくて隠していた小刀に手をやります。

「冷める前にお飲み下さい」と促すスジニの言葉に従い、茶器を持ち上げると手紙が。
キハが顔を上げるとスジニはゆっくりと頷きます。そして刀から手を離します。

「ありがとう。言葉ではとても言い尽くせないほど感謝している」
というキハの心からの言葉に安堵したスジニですが、何となく複雑な心境のようで。

そして屋敷から出ていくスジニを陰から見ている大長老とサリャン。
スジニをキョック場で一緒にいた女に間違いないと大長老に耳打ちするサリャン。

天地神堂ではタムドクが大神官とともに父の遺体と対面しています。
父の言葉ひとつひとつを思い出すタムドク。近衛隊が最後まで王を守って死んでいった
ことを伝える大神官。

そして生き残った近衛兵(カクタンの部下かな?)を連れてきて、あの日見聞きした
ことを全て太子に話すようにと促します。

その兵士もやはりカクタンと同じように、神官(キハ)と王が二人で霊廟にいたこと、
中から悲鳴が上がり、カクタンが扉を開けると神官が陛下の胸に剣を・・・と説明した
ところで耐え切れずに、退出していくタムドク。

大神官はその背中にむかって
「この国は既にヨン・ガリョの手の内にあります。遠くへお逃げください。
 そして二度と戻ってはなりません。殿下が生き延びる道はそれしかないのです!」
と言います。その言葉に苛立ちのあまり神殿の柱に神剣を打ち付けるタムドク。

夜。
待ち合わせの場所で待つタムドクとスジニ。思いつめた表情のタムドクにスジニも
かける言葉が見つからない様子で・・・

そこへ馬の蹄の音が・・・。ただ馬が一頭ではなく大軍が来るような馬の音に異変を感じた
タムドクとスジニ。そしてタムドクのすぐそばに矢が刺さります。
確かにキハはやってきたのですが、その背後にはファチョンの兵士達が大勢いてタムドクと
スジニは二人だけで応戦することになります。
(スジニが跡をつけられてたのかな?)

キハはタムドクのもとへ行こうとしますが、サリャンに阻まれてその先へは行けず。
雨が降り出し、タムドクはキハと見つめ合いながら戦い続け、阻む兵士を切り捨てながら
キハの元へ行こうとします。
「これがあなたの答えなのか?」と自分に罠をかけたキハに、無言で問いかけるタムドク。
キハはタムドクが自分に疑念を抱いていることを察して一言も言えなくなってしまったのか
ただ静かに泣くだけで・・・

スジニが負傷して倒れたので、タムドクはキハのところへ行くことを諦めて、スジニを
連れてキハの前から姿を消して行きます。去っていくタムドクに泣きじゃくるキハ。

負傷したスジニをコムル村へ連れて帰ったタムドク。
身体に刺さったのは毒矢だったらしく、行者たちに手当てしてもらうスジニ。
ヒョンゴは部屋の外でボンヤリしているタムドクに声をかけます。

「毒さえ抜ければ問題はありません。なぜなら・・・」
とスジニの秘密を明かそうとしますが、タムドクが全く聞いていない様子だったので
その先は言わず立ち去ります。

タムドクは神剣についてた飾りを見つめるばかりで・・・
(この飾りって何?何だっけ?)

スジニを介抱していた様子のタムドク。気がついたスジニに死んだかと思ったと言う
タムドクですが、あたしはしぶといんですと言い返すスジニ。
「お前にこう言ったな。11歳から信じてきた女だと・・・」
タムドクがそう言うと、飼い犬に手を噛まれるって言いますし・・・と好きな女にまで
裏切られてしまったタムドクを慰めるスジニ。

「なあ、悪かった」と自分を名前で呼ばないで、謝るタムドクに「あたしはスジニです」
とムッとするスジニですが、そんな彼女にお構いなしに話を続けるタムドク。
「私の過ちでお前が死にかけ、私の過ちで父上を死なせてしまい、テジャ城であの者たちを
 死なせた。お前の師匠は杖が光ったから私を王と呼んだが、お前はどうだ?」
とスジニに聞くタムドク。

自分の名前を呼ばないタムドクに「スジニです」といちいち言い返しながら、師匠の言葉に
従って私を王と呼ぶつもりなのかと、なおも聞いてくるタムドクにスジニは寝台から身体を
起こして上着をペロッとめくってタムドクに
「ちょっと(背中の)傷を見てください」と自分が受けた傷を見せようとします。

(女性の肌を?)って感じで、思わず顔を反らすタムドクですが、スジニの受けた傷を見て
みると治りかけていることに驚きます。
そんな彼の表情を見て、子供の頃からどんなすり傷や切り傷でも一日寝てしまえば治ると
説明するスジニ。

そして王様ならあたしみたいにならないといけないとスジニは言葉を続けます。
王になればもっとたくさんの人を殺すことになるし、王の一言で自分のために命を失う兵士
もたくさん出てくる。
その度に苦しんでうずくまっていたら王様は勤まりません。だから王様って者はすぐに傷を
治して、立ち上がって前に進んでいくべきだと・・・
『私についてこい、私は王だ』ってな具合で、って説明してタムドクを見るスジニ。

タムドクを見て照れたのか「良いことしゃべりすぎて頭が痛いや」と寝転ぶスジニに思わず
口元に笑みが浮かんでしまうタムドク。
そして「スジニ」とやっと名前で呼んだタムドクに「何です?」とスジニが聞くと
「まだ言ってなかったな。ありがとう」
タムドクがそういい残して立ち去り、スジニはその言葉にかなり嬉しい様子。

ホゲは真っ暗なキハの部屋に明かりをともして、身動きもせず座っているキハに
「明日神殿で王の殺害に関する審議がある。あの方は・・・来ますかな?」
と言います。キハが何にも言わないし、反応もしないので座っているキハの目線とあう
ようにしゃがんで
「どうか答えてください。昨日会ったのでしょう?」
と聞きますが、何にも言わずに立ち上がってホゲのそばから離れるキハ。

神殿に来れば生きて帰れないとタムドクに伝えるようにキハに言うホゲですが、キハは
もうそれをタムドクに伝える術はなく・・・

天地神堂が天に代わって罪人を見極める方法としてカウリ剣が存在し、疑わしい者の心臓に
その剣を突きたてて無実かどうか証明するらしいじゃないですかと大長老に聞かれて
ちょっと驚くヨン・ガリョ。
それは貴族や王族の罪を確認するときだけに試される方法なので、それをなぜ異国の民の
大長老が知っているのかといぶかしみます。

その方法で生き残ったものは一人もいないそうじゃないですかと大長老に言われても
ヨン・ガリョは「無実のものが(誰も)いなかったんだろう」とアッサリかわります。
(これって邪魔な存在を消すためだけに出来た方法?)

太子ならば、明日神殿にくればカウリ剣で試されることは先刻承知のはず、それなのに彼は
来るでしょうかなとニンマリしてる大長老。

ホゲはキハに(タムドクが神殿に)来たら、私の手でカウリ剣を行うことを伝えるように
と言い残して部屋を出ます。

キハは大長老に自分も明日神殿に行くと言います。ホゲがいるなら私もいたほうが都合が
いいでしょうというキハの言い訳に気づいていた大長老は
「あの者が来るとでもお思いですか?」
と当てこすります。
来れば死ぬことになると分かっていて、来る奴はいないと言う大長老。

「それでもあの方は来ます」
とだけ言って立ち去ろうとするキハに大長老は
「キハ様!今やあなたは父を殺した仇。会ってどうなさるんです?」
と聞き分けのないキハを諭すようにいいますが
「何としてもお会いせねば。神殿にお見えになれば生きて帰れないのは分かっています。
 だからこそ最後にお目にかかりたいのです。息を引き取るそのお姿を見届けずには
 (その死を)信じられません。
 私が頼んでいるのではありません。あなたがこの先生きた朱雀をそばに置き続けたくば
 私の言うことを訊けと脅しているのです」
と、これだけは自分の思い通りにさせてもらうと言い切って退出するキハに苦笑の大長老。

タムドクが行こうとするとヒョンゴが何とか止めようとします。
命を狙う輩の前に自ら歩み出るなんて賢い王のすることではないと説得しますが
「チュシンの王は天がつかわすそうだな」
というタムドクの問いにそうだと答えるヒョンゴ。

「私が王なら天が守るだろう」と言い出したタムドクに焦るヒョンゴですが、
天を信じられないのかと聞かれて、そんなことは・・・と言葉のないヒョンゴに
「私も(自分が王だとは)信じられない。だから尋ねる。天にな・・・」
と言い残してタムドクは行ってしまいます。

その後を当然とばかりについていくスジニを引き止めるヒョンゴですが、スジニにまで
「(神を)信じてないんですか?」と聞かれて「(信じてるけど)マズいなぁ」
とボヤきつつ、そのスジニを追いかけて行きます。

パソンはチュムチやタルビらと市場をウロチョロしていると行者たちと一緒に不審な動きを
しているヒョンミョンを見つけます。
何が起きているのか?と興味津々で聞くパソンに、夜中に消えたスジニとヒョンゴと王を
捜しに来たと答えるヒョンミョン。

きっと神殿に行ったなあと心配してるヒョンミョンですが、パソンはスジニとヒョンゴと
あとは誰だって?と聞き返して「我が王!」と自分が大声で言ってしまってるのにパソンに
シィーっと言うヒョンミョン(笑)

神殿では大神官やキハがいる前で、部族長たちがタムドクへの糾弾を行っている最中。
ヨン・ガリョは、カクタンが王を殺したことは明白で、タムドクに剣を渡したところも
多くの人が見ていると言ったところで「その通りです」と声がします。

タムドクはスジニとヒョンゴを連れ、神殿までやってきました。
「このチュモ神剣確かに受け取りました。(神剣を持ってきたのは)第三近衛隊隊長の
 カクタンです。ご記憶頂きたい。最後まで我が父上を守り、陛下の命に従うため命を投げ
 出した忠臣でした。
 先代王と天の御心により太子となったタムドク、天に呼ばれて参りました」
と高らかに自分の登場を述べるタムドク。

<つづく>
------------------
感想コメント

自分が守りたかった父も、一緒に生きたかったキハも失ってしまったタムドクですが、
どうしてもそのことを自分の目で確認しないと信じられなかったんですね~
(当たり前か・・・)

テジャ城主は嘘をついたわけではないんですよね。
巧みに誘導するヨン・ガリョとチョ・ジュドに操られて、肝心なことは言えずじまいで。

キハってば、何で一言も言わないの~と観てるこっちがやきもきしっぱなし。
待ち合わせの場所に兵士が現われたらそりゃ裏切ったと思われるのは当然ですが、
ちゃんと口に出して(王を殺したのは)「私じゃない」って言わなきゃ~

ところで、神剣についてた飾りみたいなのって何でしたっけ?(汗)
記憶にないんですが・・・もしかしてカットされた部分で、これにまつわるシーンが
あったのかな? キハにもらったもの?
カットされたシーンじゃなくて、あたしが忘れてるだけなら・・・そのほうが問題(汗)

カクタンの最期はかなり悲しかったのに、王を殺した濡れ衣まで着せられてホントに
気の毒。
ま、タムドクがそうじゃないとわかってくれているので救いなんですが・・・
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