【韓国小説】ドレミファソラシド #107~109

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ソヒョンとヒウォンの100日記念日を祝うために家を出たジョンウォンは隣家のウンギュを誘いに
行きます。(プレゼントはカップルTシャツ)
ウンギュの家には当然のようにナリがきてて、自分もオンニたちと親しいからお祝いにいくという
ナリの言葉に反論できないし、ウンギュは話しかけるジョンウォンを無視してナリと一緒にさっさと
通りすぎちゃって。
二人が仲良く歩きながら話をする後ろを歩くしかないジョンウォン。
何を話しているのかわからないけれど、チチピやシャララという単語だけは聞こえてきて。
アブドラって呼ばれるのを嫌がってたのに、その名前さえ呼んでもらえないのはすごく寂しくて。

ソヒョンは記念日のお祝いをするために5人だけ招待してるのに、カフェを一軒まるごと借り切る
という豪快さで、ビックリなジョンウォン。
ソヒョン&ヒウォンがイチャイチャしてるのはまあいいとして、ナリとウンギュが耳打ちしながら
何か楽しそうに話してカップリングが出来上がってしまってるのが気に入らないジョンウォン。

で、招待されてたジョンビン(懐かしいなぁ)とブツブツ話してて。
プレゼント何にした?と聞かれたジョンビンは「現金」と即答し、ジョンビンらしいと納得。
用意されたケーキを一人でガツガツ食べて、そこらにあるお酒をガンガン飲んでるジョンビンに
あきれたジョンウォンは、こういう場所には彼女を連れてくるもんじゃ?と皮肉って二人でケンカ
っていうかじゃれあいみたいなことしてて。

ふと気がつけばソヒョンとヒウォンはカップルリングを眺めて微笑ましそうな雰囲気で、店の外は
クリスマスらしい雰囲気で雪まで降ってて。
ソヒョンとヒウォンがキスしてるので視線をそらせるジョンウォンは、今度はウンギュとナリを
目線で追いかけ、二人が外に出るのを見て追いかけて。

カフェの外の階段に二人で座ってるウンギュとナリ。
ウンギュが夢を見た話で海にもぐったって話題になって、ナリは海はどんなだった?と話を盛り上げ、
それでウンギュは海に一緒に行こうと誘ってて。
「ちょっとナリ!こんなところにいたらウンギュが風邪引くでしょ、入ってきて」
だけど二人はいきなり登場したジャマ者のジョンウォンにキョトンとしてて。
「何してるの?聞いてなかった?」
「オレが一番嫌いなユン・ジョンウォン、お前が中に入れ!」
「今アブドラって呼ばないのね、名前覚えてくれたってこと?」
「アブドラって名前はお前にはもったいない。あの子はほっとこう、オレたち一緒に海に行こうか?」
とジョンウォンには目もくれずナリに言うウンギュ。
「ええ、オッパ。私海が見たい!」

『ちょっと!あたしと一緒に海に行くって言ってたのに!
 ペンダントの人形も連れていけって言ったのに!』

バカになったからってこれはあんまりだとジョンウォンが大声張り上げようとしたしたとき、店の中
からひょっこりと顔だけ出してきたヒウォン。
「ジョンウォン、そこで何してるんだ?」
「あんた・・・(唇に)口紅ついてるよ」
「お前泣いてるのか?なんで泣いてるんだ?」
「あーもう!いいから先に中に入ってて」
「こっち来いよ、ソヒョンが早く入ってこいってさ」
「先行ってて、あたしちょっと片付けることあるから」
って言ってるのに、ヒウォンがジョンウォンの手首をつかんで中に連れていこうとしてて。
そんな二人をじっと見ているだけだったウンギュですが・・・おもむろに立ち上がってジョンウォン
を握ってるヒウォンの手を外しちゃって。
その場に固まった三人ですが、ヒウォンがぎこちなく笑ってウンギュに近寄ろうとしてるのにまた
ヒウォンの手を振り払って。
「お前ら二人は一緒にいるな」
「・・・ウンギュ?もう一度言ってみて」
「一緒にいるな」
「なんで?どうして?」
聞き返す自分の声が震えて、涙がいまにもこぼれそうになっているジョンウォン。
「わからない・・・ただ見てると腹が立つんだ・・・どうしてなのかはわからないけど」
自分でも説明のつかない感情に振り回されて、背を向けたまま同じ言葉を繰り返すウンギュ。

ユン・ジョンウォンという存在を忘れてしまっているはずなのに、ヒウォンと一緒にいるのを見る
のはイヤだという嫉妬をチラつかせて苛立つウンギュに嬉しくて笑い出してしまいそうになるぐらい
幸せなジョンウォン。

このあとドラムのソヒョンオンニが店の中に入っておいでとみんなを呼びにきたので一旦全員で
中に入って。
酔ったジョンビンがジョンウォンの首を絞めてるのに、ウンギュはナリとキャッキャッとなにやら
遊んでてちっとも見向きしもしなくって、さっきみたいにヤキモチも妬かず。
力が強いジョンビンの腕から逃れようとしてるジョンウォンを見かねたヒウォンが助けに入って
くれます。
「よせよ、兄貴。ジョンウォンが死ぬだろ」
とジョンビンの手を引っぺがしてくれてやっと助かったジョンウォン。
「あ~あ、あのバカ・・・あれどうやって家に送ろうか?困ったねぇ」
とのんきに見てるソヒョン。
「おい、大丈夫か?」
とヒウォンがジョンウォンの背中をポンポンと叩いて息を整えてくれたんだけど、それを見ていた
ウンギュの表情が突然強張って。
「触るな!」
というウンギュの声にシンとなった店内。
「なぜだ?ウンギュ」
「おまえはアブドラに触るな!見つめることも話し掛けることもダメだ!」
かんしゃくを起こした子供のように怒るウンギュに、ヒウォンはぎこちなく手を下ろして。
ジョンビンがジョンウォンに触ってても何も意識してないのに、ヒウォンにだけ反応したウンギュ。
潜在意識の中に私たちの辛い過去が残ってるんだと確信したジョンウォンですが、ソヒョンが
ウンギュにとんでもないことを言い出して!

「ふーん、ヒウォンとジョンウォンは来月結婚するだって?」
何言い出したのかとビックリしてる周囲を尻目にどんどんデタラメ言うソヒョン。
「ウンギュ、結婚が何か知ってる?二人で一緒に住むんだよ。二人でこうやって手を取り合って、
 こんな風に式をあげるんだよ~ どう?ウンギュ?」
「オンニ!」⇒ナリが怒る声
「どうするウンギュ?ウンギュはどうするかな~ ジョンウォンがヒウォンのところに行っても、
 ウンギュにはナリがいるから関係ないよね?だろ?」
ガタッと席を立ったウンギュは硬い表情のままカフェを出て行ってしまって。
「オンニ!どうしたんですか!」
悔しそうな声を出したナリはウンギュに続いて席を立ちますが素早く座らせてしまうソヒョン。
「よく聞いて、ナリ。こんなときはあんたじゃなくてジョンウォンが行くもんだよ。
 ジョンウォン、急いで追いかけなよ」
「はい!」
嫉妬してくれたウンギュに感激したジョンウォンはあたふたとカフェを出てウンギュを追いかけて。
「ウンギュ!」
ジョンウォンがそう呼ぶと足を止めて・・・いつの間にか積もった雪に視線を落としているウンギュ
に追いついたジョンウォン。
「ハァハァ、どこに行くの?」
「なぜ、オレについてくる?」
「ジョンウォンだから」
「ジョンウォンって誰だ?」
「あたしじゃない、あ・た・し!」
ニッコリ笑ってみせるジョンウォンとは対照的に悲しい目のウンギュ・・・いつの間にか涙がひと筋
流れてて。
「・・・ウンギュ」
「なんでお前を見れば腹が立つんだ?なんでお前をみれば悲しくなる?お前はチチピでもないのに。
 オレが一番嫌いな奴なのに・・・それなのになんでオレは泣いてる?」
「それは・・・あたしがジョンウォンだから」
ウンギュと同じように涙がポロリとこぼれたジョンウォン。
ジョンウォンはウンギュの腰に両腕を回してウンギュの肩に顔をうずめて・・・すごく久しぶりに
ウンギュを近くに感じるジョンウォン。
何も言わずにウンギュが静かにジョンウォンを押しやろうとした時、
「オッパ!」
「シャララ!」
少しの迷いもなくジョンウォンのそばを通り過ぎてナリのほうへ走っていくウンギュ。
店の中へと入っていく二人の背中を見つめながら・・・今日はこれで満足しようと自分を納得させる
ジョンウォン。
少なくともウンギュはあたしのことを覚えてるんだから、たとえそれが辛い記憶でも自分のことを
覚えていてくれたんだから・・・

家に帰ったジョンウォンはネコのププが苦しそうに呼吸しながら倒れているのを見つけ、慌てて病院
へ連れていこうとします。
ププを抱いてチェガンの部屋へ行きそのことを知らせたのにグウグウ寝たままちっとも起きてくれ
ようとしない弟にイライラのジョンウォン。
「ちょっと!ププが死にそうなんだってば!!なんで呑気に寝てるのよっ!」
「・・・眠いんだよ、それにププがオレと何の関係があるんだよ」
「あんたってそんなに冷たい奴だったの!?呆れた奴ねっ!」
それでようやく身体を起こしたチェガン。
「お前、自分が命を捧げた人に、信じた人に裏切られたことがあるか?
 一度じゃなく二度も裏切られたことがあるか!!」
「はぁ?なんでこんな時にそんな話になるのよっ?誰に裏切られたの?」
いくら怒鳴ってもチェガンの態度が変わらないのでラチがあかないと思ったジョンウォン。
財布とケータイを握って家を出ようとした途端に階段を駆け下りてくる音が・・・
「ププ!ダメだ!死ぬなよっ」
結局チェガンはジョンウォンからププを奪ってダッシュで病院へ連れて行っちゃって。

チェガンの友人ダヒョンが泊まりにきててチェガンの部屋で寝てたけどこの騒ぎにさすがに起きて、
「ヌナ、なにがあったんですか?」
とジョンウォンに尋ね、ププが病気でチェガンが今病院に連れていったと答えます。

 ※このダヒョンはチェガンから恐らく隣のソヒョンとの悲しい恋を全部聞いてるみたい。
  チェガンにどんな悲しい裏切りがあったのかとジョンウォンが聞くけど、それはチェガンに
  直接聞いてくださいとダヒョンも辛そうに答えるだけで。
  (ちなみにこのダヒョンには・・・あとで重要な役割が与えられます)

チェガンのことを自分とウンギュのことに置き換えてみると自分もウンギュを二度も裏切ったことに
なる、ウンギュが大会で大賞を受けた嬉しい日に別れを告げてヒウォンのところに行ったこと、
アンヒョン高でサヨナラ公演した日に誰よりも悲痛な気持ちだったウンギュではなくヒウォンのそば
に残ったこと。
ウンギュもチェガンぐらい辛かった?それよりもっと辛かったかも・・・

考えてみると二度ともウンギュが公演をした日だ。もしかしたらウンギュが歌を歌うことを嫌がる
理由はそれと関係あるのかも。
ジョンウォンがいろいろ考えて眠れずにいて・・・

翌日大学に行ったジョンウォンの前にセナが立ちふさがり、わけのわからないことを言い出して。
「もしかしたらあんたにすごく申し訳ないことになっちゃったかも・・・もしかしたら・・・
 ほんとにもしもそうだったらホントにごめん、ごめんね」
何の話かわからないし、謝られるようなことも別にないのでそのまま行こうとしたジョンウォン。
だけどセナはまた立ちふさがって・・・呆れたジョンウォン。

だけどそこへチェガンがバイクでジョンウォンを迎えにきます。
「おい!さっさと乗れ!」
「何よ?ププに何かあったの?」
「ウンギュ兄貴が病院に担ぎ込まれたんだ!早く乗れ!」
「何ですって!?」
チェガンの背中に素早くつかまり出発したジョンウォン。
その背中をセナが辛そうに見つめていて・・・

「どういうこと?ウンギュがなぜ病院に?ケガしたの?どっか具合が悪いの?」
「ヌナぐらいの年の奴5人ぐらいに殴れたらしい」
「なんでウンギュがそんな目に?」
ここでジョンウォンはウンギュがケガしたときにナリも一緒にいたと聞きます。
ナリが救急車を呼んだと聞いたジョンウォンはやっぱり面白くなくて。

チェガンに続いてジョンウォンも病院に飛び込んでいき・・・
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