【韓国小説】ドレミファソラシド #79~#80

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帰りのバスの中、ヒウォンは何も言わず遠くを見つめていて・・・
ヒ「オレとオヤジに同情はいらない」
ジ「そんなつもりは・・・」
ヒ「ごめん」
ジ「なんで謝るの?」
ヒ「お前、ウンギュといた時はよく笑ってたのに、オレのそばでは笑わないから」
そういわれたジョンウォンはムリに笑って見せ、それをみて安心するヒウォン。
(そんなことしたら結局ジョンウォンがつらいだけなんだけどね)

別の路線バスで帰るヒウォンを笑顔で見送ったジョンウォン。
そのバスから降りてきていたトイが、
ト「あんたバカじゃない?ウンギュはあんたのせいで病気になったのに、なんであの野郎と会って
  ニコニコ笑ってるのよッ!」
と怒って立ちふさがりますが、三人の問題だからと相手にしないジョンウォン。
それでも追いかけてきて肩をつかむトイの手をジョンウォンが振り払って。
ト「ウンギュのところに行って!あんたのしたことは許してあげるから!」
ジ「許してもらわなくていい、行かないから」
ト「・・・正気?」
ジョンウォンを殴ろうとしたトイの手をグッと握って、ウンギュが家に戻ったことを聞き出して、
さっさと手を離して去っていくジョンウォン。
ト「約束して、ウンギュのそばにいると。そばにいると言って!」
ジ「行けない」
ト「・・・そう?」
行かないんじゃなくて行けないんだというジョンウォンの心情を理解できないトイは彼女が行った
あとで、雨の中を立ち尽くしながら残酷な決意をつぶやきます。
「ウンギュのそばに行かないなら・・・思い知らせてやる」と。

家に帰ってきたジョンウォンはウンギュの部屋の窓を一時間ほど見上げてたけど、窓が開く音がして
慌てて家に入ります。
家に入ったジョンウォンはチェガンが書置きを残して家出したとママがオロオロしてるところに遭遇。

ここでちょっと説明を。(チェガンとソヒョンのエピソードはかなり省略してるので・・・)
チェガンは隣の家のウンギュ姉ソヒョンに一目ぼれして、自分に関心を持ってもらおうと黒猫のププ
を拾ってきて家で飼ってたのですが、食事のときも抱っこしたりしてたのを気に入らなかったママが
チェガンがいない間にププを売り払っちゃったらしい。
それを知ったチェガンは妹みたいに思ってたププを売り飛ばしたオンマに激怒して、ププを探し出す
までは家に戻らないと手紙を残して家出。

夜になっても帰ってこないチェガンを心配する両親だけど、ジョンウォンはお腹がすいたら戻って
くるだろうし、今まで家出が二日以上だったためしはないと楽観的なこと言ってて。
でも弟が心配じゃないのか!と父親に叱られて、しかたなく12時間近だってのに外に出て弟が
行きそうなところをアテもなく近所を捜すハメに。

ウンギュの家の前を過ぎたところでワゴン車が止まり、ツバをペッと吐いて豹柄の服を着た30代の
の男と20代後半の男二人が出てきて、ユン・ジョンウォンの家はここか?と当のジョンウォンに
聞いてきます。
ガラの悪い男たちに聞かれたジョンウォンは、自分は彼女の友達で、その子は引越ししたとごまかし
ながらケータイで警察に連絡しようとします。
だけどその時ちょうどソヒョンがチェガンの家出の話を聞いて、ジョンウォンの家から泣きながら
出てきたので、男たちは彼女がジョンウォンだと勘違いし、あっというまにソヒョンを拉致!

ジョンウォンは車を追いかけたけど、ナンバーが見えなくて見失ってしまい、家に飛んで帰って
警察に電話を!
30分後に警察から事情を聞かれるジョンウォンだけど、肝心のナンバーを見てなくて刑事も今の
状況ではどうすることもできず。(人相と服装だけじゃどうすることもできず)
深刻な顔のジョンウォン両親、泣きじゃくるウンギュ母、呆然としてるウンギュ父、姉を心配して
門をこぶして叩いているウンギュ。
ジョンウォンはトイが家にいないので、もしかして彼女がやらせたのでは?と考えてて。
そうなると今度はトイを警察にぶち込むことになるので、ヒウォンを追い込んだ過去を思い出して
ゾッとするジョンウォン。(なるべくこの可能性は考えたくないんだよね)

午前2時頃。ウンギュの両親は警察に行き、ウンギュは一人で家の門の前に立ってるのを窓から見た
ジョンウォンは家から出て彼のそばに立ちます。
ジ「あたしが友達って言ったから・・・そうじゃなかったらオンニは拉致されることなかったのに」
ウ「そしたらお前が拉致されてただろ?」
ジ「あたしは強いからすぐ脱出できるから。オンニはか弱いでしょ?あいつら一体何者なんだか」
ウ「大丈夫だ、ヌナは強いから無事に戻ってくる。戻ってきたら犯人を捕まえてぶちのめしてやる」
ジ「ソヒョンオンニ、今頃心細くて泣いてるんじゃ?」
ウ「誰かみたいに男に殴られたりしないさ」

そのまま沈黙する二人。吸っていたタバコの灰をゆっくり落としながらため息をつくウンギュ。
ウ「なんで来なかった?」
ジ「・・・身体は大丈夫?気絶したからビックリした」
ウ「ずっと病院の前でお前を待ってた」
ジ「バカ。具合が悪いのにそんなことして・・・」
ウ「姉貴どうしてるだろう?考えただけで気が変になりそうだ」
ジョンウォンは心配するウンギュが見てられず、近所まで捜しに行ってみると歩き出しますが、自分
も一緒にいくと並んで歩き始めたウンギュ。

ウ「お前を手放そうと思ってる。一番つらくない方法を考えてるから。だから今度はオレの話を聞け」
自分に向かって笑ってみせ、歩き続けるウンギュ。
ジョンウォンは今聞いた言葉が頭にちゃんと入っていかなくて混乱しちゃって。
ジ「あたしたち三人とも幸せになれる方法を探すって言ったよね?あたしそれだけを待ってたのに。
  探してくれるって言ったのに!」
ウ「ヒウォンのオンマを見つければ大丈夫だと思ってたけど、違った。ヒウォンはお前だけを必要
  としてるんだ。お前じゃなきゃいけないって」
ジ「それじゃウンギュは?」
ウ「オレはつらいことなんか一度もなかった。ヒウォンにはたくさんあったじゃないか。
  毎日バカみたいに笑って過ごしてた。泣くこともおぼえないとホントのバカになるだろ?」

『ウンギュがあたしの手を離そうとしてる。少しずつ遠ざかる。明日はさらに遠く、明後日はもっと
 遠くに行ってしまう。ヒウォンのそばにいてもウンギュが方法を探してくれるのを待ってたのに。
 エゴだってわかってたけどそうやって待ってたのに・・・』

ウンギュの言葉に呆然としてたジョンウォンですが、そこへ例のワゴン車が戻ってきてソヒョンを
降ろして立ち去ろうた男二人に、待て!とウンギュ怒鳴ります。
豹柄の男はお前がジョンウォンだろう?と彼女のほうに近づきますが、ウンギュが前に立ちふさがり、
「ヌナを連れて早く行け!警察に連絡しろ!」とかばってくれて。
だけど車からもう一人男が出てきてジョンウォンの行く手をさえぎってしまって。
「どこへ行く?お前がコケにしたせいで二度手間だよ、まったく。とんでもないアマだぜ。
 どうせ警察には捕まるんだから拉致の一度や二度は変わりやしないさ。おとなしく車に乗れ!」
自分に向かって伸びた男の手をよけたジョンウォンだけど、他の男に肩を掴まれてピンチに!
だけどウンギュがその男を引き剥がしてくれて、彼の背中にぴったりくっついたジョンウォン。

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