【韓国小説】ドレミファソラシド #67-#68

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【韓国小説】ドレミファソラシド #67-#68

初めて腕を組んでみたジョンウォンは意外と筋肉がついてて硬いウンギュの腕にドキドキ。
「ゲームセンターに行こう!あたしたち一緒に行ったことないよね?」
「ああ」
「プリクラも撮って、アイスも食べて。ネックレスくれたから帽子買ってあげる!」
「帽子はあんまりかぶらない」
「あたしが買ってあげるんだから使ってよ」
ワァワァいいながら二人で楽しく遊んでた二人だけど・・・ジョンウォンの手首をガシッとつかんで
きた女がいて・・・その女の子がヒウォンの彼女だったことを思い出したジョンウォン。
その子はいきなりジョンウォンを引っぱたいて、ジョンウォンの後ろにいつの間にか立ってたウンギュ
がすかさずその子の頬を叩いて!(女の子なのに容赦がないよね~)
「なんでこいつらはお前に手を出すんだ?赤くなってるぞ?」
ジョンウォンの頬を撫でてウンギュがいい、ヒウォンの彼女は、
「あんたヒウォンの友だちじゃないの?」
「友だちだよ」
「あんたも相当可哀相。あいた口が塞がらないわ」
「可哀相なのはお前だけだ」
ジョンウォンの肩を抱いて行こうとするウンギュの背中に、
「あんたその子のせいでヒウォンとモメたのよ。疎ましくないの?!」
と女が叫び、ウンギュは静かに教会に行けと答えます。
「教会に行って『信じる』ってことを教えてもらえ」と。
それをそばで聞いてたジョンウォンはつらくて・・・。
そんなこと言われると別れることができなくなる。別れる準備をしなきゃいけないのにできない。
「どうしてあたしのこと信じるの?前みたいに『何メートル遠くなった』って言わないの?」
「どれだけ離れて遠くなってもオレの心はお前を探してる。お前以外には何にも要らないんだ」
「最悪の状況でもあたしを信じるつもり?あたしが悪いことしても?」
「お前もオレを信じてるんだろ?だからオレもお前を信じるんだ。言わなくてもわかってるだろ?」
思わず目を伏せるジョンウォン。ウンギュ目をちゃんと見れない。
こんなあたしの濁った目でウンギュをみることなんてできない。

その晩ウンギュは練習で遅い時間まで帰ることがなかった。
ウンギュに買ってもらった竜のぬいぐるみを抱いてベッドに入るジョンウォン。
5日しか残ってない。あたしがウンギュに何かしてあげられるのはそれだけしかない。

あと5日。
学校が終わってからスタジオに行ったジョンウォン。
スタジオにはナリとウンギュとトイがいるだけで、今日はドラムのオンニはいない模様。
ジョンウォンは昨日と同じようにウンギュを遊びに行こうと誘うけど・・・
「オレは練習してるだろ?!」
「分かってる!だけど一緒に行こうよ。あたしたちやってないこといっぱいあると思わない?」
バンッ!
ウンギュの手に持っていた楽譜が床に散らばり、驚いて後ずさるジョンウォン。
「お前どうしたんだ?大会が終わったらいくらでも遊べるんだ。あと5日しかないのに!」
「・・・大会の日まで5日なの?」
「そうだよ!どうしたんだ?なんで二度と会えないみたいなこと言うんだ?」
ウンギュの首に下がってるネックレスが泣いてるように見えるのは自分の錯覚?とジョンウォン。
「あんたホントにウンギュの彼女?なんでこんなに物わかりが悪いのよ。邪魔しないで出ていって!」
「あんたこそウンギュの何よ?」
とケンカ腰のジョンウォンだけど・・・トイはウンギュに歌のコーチをしてるだけだとトイ。
「あんたもあたしと一緒に出るのよ!」
「あたしがなんでついて行かなきゃいけないのよ!」
とジョンウオンとトイが睨み合ってる状態で・・・ついにウンギュが疲れたように
「お前一人で出ていけ、ジョンウォン」
と言い・・・なんだか物事が悪い方向に向かって行ってると悪い予感のジョンウォン。

「どうしたんだジョンウォン?オレを振り回すな。大会で精一杯やりたいし賞金ももらいたい。
 だから邪魔するな」
ウンギュが大会に並々ならぬ情熱を傾けているのはわかってるけど、自分にとってこの5日間は
ホントに大事なのに・・・と思うジョンウォン。
「そう・・・あんたは賞金と歌をいっぱい愛すればいい。あたしは一人で5日間あんたをいっぱい
 愛するから。これで終わりだね、あたしたち」
ウンギュからもらったナイフをポケットの中でギュッと握り、もう一方の手でドアを開けて出ていく
ジョンウォン。
ナリはそんなジョンウォンを追いかけて出てきます。
「オンニ!どうしたんですか?今のはオンニが悪いです。オッパにとってすごく大事な大会なんです。
 どうして支えてあげないで、オッパにわがまま言うんですか?」
ナリの今にも泣きそうな目を見てなぜか心が和らぐジョンウォン。
「わがままだから。あたしがウンギュ一人だけ見ていたくて。ウンギュともっといたくて。
 ナリ、あたしナリに頼みがある」
「わがままはダメです。それじゃオッパがあのオンニに奪われてしまいます!オンニだから諦めたのに
 どうしてこんなことを?オッパを幸せにしてあげてください」
「オンニが行ったらナリがそうしてあげて。ウンギュを幸せにして」
「・・・えっ?」
「お願いね。ウンギュはヤキモチ焼きだから他の男と会ったらダメだからね」
「何の話をしてるんですか?オンニ、どうしたんですか?」
「今は何も言わないで。信じられるのはナリしかいないから。当分はナリを受け入れないかもだけど、
 あきらめないで。寂しいウンギュを一人にしないで。愛と友情を一度に失えばすごく辛いはず。
 ウンギュが明るい歌を歌えるようにあんたが支えて」
ナリが何も言えずにジョンウォンの袖をギュッと掴み、それをそっと外して家に帰るジョンウォン。
今日は何もできないまま一日が過ぎたと思いながら歩くジョンウォンだけど、目の前にソヒョンを
連れたチェガンがものすごい形相でこちらを睨んでるのを見てウンザリ。

で、もうヒウォンのことでケンカするのはこりごりだと怒りかけたジョンウォンだけど・・・
「ジョンウォン」
と後ろから自分を呼ぶ声がして。
チェガンがジョンウォンの後ろにいるヒウォンに向かって走ってくるのを見たジョンウォンは思わず
ヒウォンの手をつかんで走り始めて・・・
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