【韓国小説】ドレミファソラシド #61-#66

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ウンギュの家のリビングでにらみ合うジョンウォンとそのオンナ。
実はその女の子はウンギュの幼なじみでトイという名前で、一ヶ月もウンギュの家に滞在すると聞き、
いくら幼なじみでもダメ!と大騒ぎしてるジョンウォン。
だけど、家に帰ってきたウンギュはジョンウォンと並んでソファにすわり、手を握ったりするから
今度はトイが大騒ぎ(笑)
トイの前で自分を恋人扱いして、ヒウォンとのことも信じてくれるウンギュに感動したジョンウォン。

トイとウンギュはかなり仲がいいみたいでジョンウォンはイライラ。
ウンギュのほっぺについたチーズクリームをトイがペロッと舐めとったので唖然とするジョンウォン
なのに、ウンギュはトイのことを女の子としてみてないから平然としてて、怒って自分をベシベシ
叩くジョンウォンが理解できなくてキョトンとするウンギュ(笑)

そんなジョンウォンに、チェガンがソヒョンオンニに会いにきて、テレビをつけたとたんにいきなり
ピンチが訪れて!
チェガンが街頭インタビューを受けてたあの光景が目に入ったジョンウォン。
今日がその放送日だったらしく、浮かれまくってソヒョンに話すチェガンを横目に、話したいことが
あるからとウンギュを彼の部屋に連れていこうとするジョンウォン。

でも皆が見てる前で画面の端にジョンウォンがヒウォンの手を引いていく姿が映ってて、誰も声を
あげず重苦しい空気が流れちゃって・・・最初に声をあげたのはチェガン。
「何でヒウォンといるんだよ!どうしたんだよっ!?また脅かされたのか?!」
興奮するチェガンに、ゆっくりを首を横に振るジョンウォン。
「あいつがどんなヤツだったか忘れたのか?何やってんだよ!」
「あたしもどうかしてると思うんだけど・・・憎めなくて。また友達になりたい」
姉の言葉にギュッと唇をかんで、荒々しく部屋を出ていくチェガン。

ウンギュのそばにいったジョンウォン。
「あの・・・もう、何メートル遠くなっちゃった?」
とつぶやくように聞きますが、答えないウンギュ。
かわりにイスから飛び上がってジョンウォンににじりよるトイ。
「あんた浮気したの?ねえ、そうなの!?」
大騒ぎするトイを無視してウンギュに謝るジョンウォン。
「ごめんね、ウンギュ。言わなかったことを言い訳しない。また嘘ついたの・・・」
「・・・これからはするな。ヒウォンに会う時は一緒に行こう」
ウンギュはジョンウォンの嘘を許してくれて・・・
「あいつから電話があったらオレに言え。一緒に会いに行こう」
「うん!」
と喜んで返事するジョンウォンの横で、今度はウンギュににじりよるトイ。
「ウンギュ、何考えてんの!?浮気したら最小限ビンタぐらいしなくちゃ!」
「お前、そんな男しか知らないんだな」
「な、何?」
「守ってやる時間も足りないのに、殴るなんてどうして出来るんだよ」
とあくまでもジョンウォンをかばうウンギュにまだギャアギャア騒ぐトイと夢見心地のジョンウォン。
このあとジョンウォンは夜中の二時ごろまでウンギュに愛嬌ふりまくってから帰宅。

家に戻ったジョンウォンに、ヒウォンと仲良くするなら弟の縁を切ると宣言したチェガン。
寝ようとしたところへ電話がかかってきて・・・急いで出たので相手も確認せずに出ちゃって。
「もしもし?・・・もしもし?」
電話の相手は何も言わないので、切ろうとしたジョンウォンだけど、
「どうしよう・・・もうどうしたらいいか・・・」
と生気のない男の声にビビリまくって電話を切ろうとしたとき、電話の向こうからガラスが割れる
音や何かモノを投げつけてる音が響いて、やがて唐突に電話が切れます。
で、履歴で誰からの電話かわかり、夜中に家を飛び出したジョンウォン

夜の通りを走り続けて何年かぶりにヒウォンの家についたジョンウォンは、よく遊びにきたこの家に
懐かしい思い出がいっぱいで・・・
広い家に一人で住んでるヒウォン。中小企業の社長の父と高校の先生だった母の間に生まれて、
幸せに育ったヒウォンの家庭を壊したのは自分なのだと改めて思うジョンウォン。

家のドアは開いてて、ヒウォンがめちゃくちゃに暴れたらしい形跡のある真っ暗なリビングの床で
倒れるようにしてむせび泣いているヒウォンを見つけたジョンウォン。
ヒウォンはジョンウォンを引き寄せて、彼女の膝に顔をうずめてしばらく声を上げて泣き続け、
しばらく落ち着いたあとでポツリポツリと話を始めます。

どうやら刑務所にいるヒウォン父は精神が衰弱してしまい、面会に行ったヒウォンのこともわからない
ほど重症で・・・父が出所してきて一緒に暮らすことだけを心の支えにしてきたヒウォンはそのことで
ショックを受けてしまってて。
そんな打ちひしがれるヒウォンに、「ごめんね・・・ヒウォン、ほんとにゴメン」と謝るしかない
ジョンウォン。
ヒウォンはそのままジョンウォンの膝枕で眠ってしまって・・・

朝になって、ジョンウォンはヒウォンを起こすけど、ヒウォンは寝たフリしておきてくれなくて。
その時ジョンウォンにウンギュから電話がかかり、嘘を言わないと決めたので電話に出て。
「お前今どこにいるんだ?!」
「学校へ行くの?」
「どこだ?」
「ヒウォンの家」
「ヒウォンに替わってくれ」
で、ヒウォンにウンギュからだと伝えるけど電話に出ないヒウォン。
自分とウンギュが家族になるからと支えようとするジョンウォンだけど、家族がバラバラになった
原因が誰にあると思ってる?誰を一番憎んでると思う?と拒むヒウォン。
手を差し伸べたいのに拒むヒウォンに、ジョンウォンは消沈して家を出ようとしますが、
「元気で・・・たくさん笑えよ・・・じゃあな」
と言い出すヒウォン。
オレの顔を見るのはこれで終わりだ、お前に会いたくて死ぬほどつらかった。もういいんだ。
元気で・・・オレのことは友達じゃなくて男としておぼえていてくれ。最後の頼みだと物騒なことを
言い出したヒウォンに、パニックのジョンウォン。
「どういう意味?!なんで死ぬようなこと言うの!?どうして!」
ヒウォンが部屋のドアを閉めて閉じこもってしまい、ジョンウォンは狂ったようにドアを叩いて、
「ヒウォン、あたし行かないから!あんたを置いてどこへも行かない!
 あたしがまた笑えるようにしてあげる。だから・・・だからそんなことしないで!」
「お前がオレのそばにいるなら・・・オレのそばでオレだけ見ていられるか?」
ヒウォンの問いかけに、ウンギュを想ってためらったジョンウォンの態度に一層傷つくヒウォン。

そしてウンギュがヒウォンの家にやってきて・・・
「ハァハァ・・・タクシーが、つかまらなくて」
とゼェゼェいいながら自宅からここまで走ってきてくれたウンギュ。
「なんで泣いてる?」
ジョンウォンの前に立ち、指でスッと彼女の涙をふいてあげ、ジョンウォンもそれでやっと笑顔に
なってウンギュの額の汗をぬぐってあげます。

で、怒った顔でヒウォンが閉めたドアの前に立って、
「おい!ヒウォン!ドアを開けろ!オレの電話には出ないくせにジョンウォンには会うのかよ!?
 バンドはどうするんだ?みんなお前を待ってるんだぞ!」
怒鳴るウンギュにヒウォンは無反応。

ヒウォンの自分の対する感情をウンギュには言い出せず、彼は眠ったんだろうとジョンウォンが
とりなすんだけど、ウンギュは起きるまで待つからお前は学校に行けと言い出して困っちゃって。
結局一時間以上ウンギュをあやして、とりなして脅かして怒鳴りつけてからやっと一緒にヒウォンの
家を出るジョンウォン。
「ヒウォン、学校が終わったらくるから、どこにも行かないでね、約束よ!」
ヒウォンにそう言い残して・・・

ウンギュはヒウォンが具合でも悪いのかといぶかしんでるんだけど、そうじゃないとジョンウォン。
「ウンギュ、あんたはあたしがいなかったら生きていけないよね?」
「生きていけるさ、バカ」
無愛想に言い返したウンギュにちょっとガッカリのジョンウォン。
「そう、あんたはあたしがいなくても生きていけるのね。あたしはダメなのに・・・」
「死んだらお前のこと想えないから死なない。お前がいないなら笑うことは永久に忘れるだろう」
その言葉に思わずウンギュに抱きつくジョンウォン、ウンギュはそんなジョンウォンの頭を優しく
撫でてくれて・・・
「(そんなこと聞くのは)大会のせいでお前を退屈させてるか?トイのせいで怒ったのか?
 あんまりお前をかまってやれてないな・・・」
「あたしは犬か?」
「今度の大会で必ず優勝する。そしたらお前とずっと一緒にいるから」
「うん、ありがと、ありがとう。もう絶対にウソはつかない。それに、もし・・・もしも仕方なく
 別れることになってもあたしの心の中はウンギュだけだからね」
「縁起でもないこと言うな!・・・ジョンウォン、生まれてきてくれてありがとう」
「・・・あたしも」

学校が終わってすぐにタクシーでヒウォンの家に駆けつけたジョンウォン。
カギがかかってなくて家の中に入ったジョンウォンはヒウォンの家の家族写真がなくなってることに
気づき・・・もしやと思い屋上を見るとヒウォンが欄干に立っていて足が震えるジョンウォン。
「ヒウォン!ダメ!やめて!下りてよ!お願いだからそこから降りて!」
家族写真を持ったまま、空に向かって両腕を広げてみせるヒウォン。
「下りて!あたしがあんたをまた笑えるようにするから・・・そばにいるから。あんたが死んだら
 あたしも死んでしまう。だからお願い・・・下りて」
近づけばヒウォンが今にも飛び降りてしまいそうで、ジョンウォンはその場に立ち尽くすしかなくて。
「行くわ・・・あたし、あんたのそばにいるから・・・だからお願い」
その言葉にヒウォンは欄干から飛び降りてジョンウォンを抱きしめてきて・・・
「あたしに一週間だけ時間をくれない?ウンギュにしてあげたことが何もないの。笑うようにして
 あげたことが何もなくて。だから一週間だけ時間をちょうだい、ヒウォン」
と頼むジョンウォン。
『ウンギュ、これがあんたとあたしの結末みたいだね・・・』

翌日の朝。
チェガンからヒウォンと関わるなときつい言葉を投げつけられるジョンウォンだけど、イヤだと答え
て二人は冷戦状態に・・・

ジョンウォンは学校に行ったものの、あと一週間しかウンギュといられないと思うといてもたっても
いられず、学校を早退してウンギュに会いに学校へ行きます。
だけどウンギュは大会が近いから早退してしまってて、スタジオへ向かったジョンウォン。

入るなりナリに、「オンニ、ちゃんと彼氏を監視してないと!あれなんですか!」といきなり食って
かかられるジョンウォン(笑)
「な、何あれ?」ってキョトンなジョンウォンだけど、ウンギュにピッタリくっついて歌ってるトイ
を見て、ズンズンと近づいて彼女を引っぺがすジョンウォン。
(ジョンウォンはウンギュのそばにはトイじゃなくてナリにいて欲しいらしい。
 自分以外じゃ誰でもいいって気はするけど)
「お前どうしたんだ?学校は?」
「早退した。あんたと一緒」
「はぁ?あとで家で会えばいいだろ?何やってんだ?」
「出よう、ウンギュ。今日はあたしがおごる」
ウンギュの手をつかんだジョンウォンだけどビクリともしないウンギュ。
「行こうってば」
「言っただろ?大会が終わったらずっと遊べるって。わかってくれよ。練習しなきゃいけないんだ」
「わかってる。でもちょっとだけ行こうよ。お願い」
そこへドラムのソヒョンオンニが助け舟を出してくれます。
「練習は明日でいいからジョンウォンと遊んできなよ。あんたを見ようと早退までしてるんだから」
「ありがとうオンニ、あたしが男ならオンニに惚れるわ。ウンギュ、お願い」
マイクを掴んで相手にしなかったウンギュだけど、ジョンウォンの声が深刻味を帯びてることに
気づいて、スタンドにマイクを置きます。
「あたしたち一緒にいる時間をいっぱい作ろう。一時間だけでもいいの。あたしがいっぱい笑わせて
 あげるから。思い出を作ろうウンギュ」
ジョンウォンの様子があまりにも必死なので、何かおかしいと思ったドラムのオンニ。
「ウンギュ、行きな。あんた今行かないと後悔するよ。ジョンウォンが必死なんだから」
しばらくマイクとジョンウォンを交互に見てたウンギュだけど、ジョンウォンの手を取ったウンギュ。
「行こう」
「うん!」
「ちょっと!ウンギュ!歌聴きたいんだけどっ!」
足を踏み鳴らしてヒステリックに怒るトイに、
「歌の代わりにジョンウォンの願いを聞いてやる。お前は歌があるだろ?」
こんなのはダメだ。こんなことしてたらあたしはどんどんあんたを好きになる。
これじゃダメなのにと心の中でつぶやきながら・・・力ない足取りでスタジオをウンギュと一緒に
出るジョンウォンでした。

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