善徳女王 第53~54回 あらすじと感想(ネタバレあり)

ここでは、「善徳女王 第53~54回 あらすじと感想(ネタバレあり)」 に関する記事を紹介しています。
第53回
ピダムがトンマンにユシンの取調べをさせてくれと頼んでいる間に、ウォリャとソルチは復耶会の
手引きで脱出してしまって。
これって復耶会の人間がいろんなところに潜伏してたことを認めることにもなるよね?
この件で怒ったトンマンはピダムにユシンの取調べの許可を出します。

復耶会が司量部にまで潜伏してたことで他の者たちの動遥は広がるし、トンマンの両腕だったピダム
とユシンの均衡が崩れてなにやらきな臭い展開になってきたと推測する貴族。
それぞれ出世した花郎たちもユシンに他意はないと思ってるけど、簡単に決着がつきそうにないこと
だけにモメそうだと予測。

ユシンは陛下に対して他意を抱いたことはないといいますが、ピダムは自身が問題なのではなく、
あなたの勢力基盤が問題なんだと言います。
(ま、ユシンを王にしたいっていう野心を持ってる伽耶系だもんね)

ピダムはユシンに自らの手で復耶会を掃討しろといいますが、できないと即答するユシン。
そんなことしたらまた伽耶の人々の信頼を失うことになり、ゆくゆくはトンマンの脅威になってしまう
ことになるよね?

チュンチュは状況を冷静に見てて、このままだとピダムとユシンの勢力の均衡が崩れるとトンマンに
言います。
ユシンと彼の勢力の意志が異なるように、均衡が崩れてピダムの勢力が今より大きくなれば、彼も
また自分の勢力と意志が異なってユシンと同じようなことが起こりうるというチュンチュ。
じゃあ復耶会を放置しろと?とちょっと怒って聞くトンマンに、そこまでは自分もわからないと答え
るチュンチュ。(それは自分で考える問題だよ、トンマンさん)
チュンチュの考えはともかくユシンの勢力を切るようなことはしないほうがいいと助言して。

ソルチは逃げたことでユシン公が苦境に立たされたのでは?と心配してるのにわざとそうしたと
答えるウォリャにビックりします。
ピダムもまたウォリャが逃げたのはユシンを窮地に立たせてユシンに何らかの答えを迫るためでは
ないかと睨んでたんだよね。
で、伽耶系の王を望む復耶会の勢力ウォリャがユシンに王になるしかないような状況をわざと作った
ってことまで読んでるピダム。同じように自分の狙いをソルチに説明してるウォリャ。
で、ピダムもウォリャも今よりもっと悪い状況にさせるべくユシンを脱出させようと目論んでて。
(ユシンは頑固者だし、トンマンに忠実なんだよ~ なのにそんなことさせるなんてねぇ・・・)

トンマンは軟禁されてるユシンのところに行って復耶会を討伐する兵を出しなさいといいますが、
そんなことをしたってウォリャの代わりに誰かが後継者になるだけだし、陛下の今までの苦労が水の泡
になってしまいますと訴えます。
長年虐げられてきた伽耶民を力で押さえつけるのではなく、時間をかけて陛下の胸に包むしかないと
いうユシンに、自分のことは考えてないのですかと怒った口調で訴えるトンマン。
このままいけばユシンを処罰することになり、彼を失うことだけはしたくないトンマンなのに、自分を
捨ててでも伽耶民を抱くべきですと彼女の築く国を一番と考えているユシン。

ピダムは復耶会の件はウォリャの独断で行われたことだとトンマンに報告し、残念ですがユシン公を
何らかのかたちで処罰することも視野にいれておくべきだといいます。
「お前はわかるのに・・・ユシンはなぜわからないのか。私がつらいことをユシンは知らないのか?
 寂しい・・・だからユシンが恨めしい」
と口にするトンマン。厳しい選択をいつでも自分に迫るユシンに思わずグチるトンマンですが、
それだけトンマンが彼を信頼していて苦悩してることに改めて嫉妬する?ピダム。

ピダムは残ってる復耶会の間者をわざとユシンの宮外への移送の兵の中に入れさせます。
ユシンの移送の話を聞いてあまりに兵の人数が少ないので不審に思ったチュンチュは慌てて出ていき
ますが、時すでに遅くユシンはソルチたちにまんまと連れて行かれます。

移送した兵の中に三人も復耶会の人間が含まれていたとチュクパンから聞いたトンマンは、これは
ピダムがユシンに仕掛けた罠だと知ってピダムを呼び出そうとしますが、ピダムは既にユシンを国の
敵だと公布するように周囲に働きかけていて、トンマンがユシンをかばいきれない状況に追い込みます。

ウォリャとソルチと合流したユシンは二人に対してめっちゃ怒りますが、ユシン公はもう戻る道がない
といい、王としてたってくれと言われちゃって。
だけどどうしてもその道は選択しない!と断言し、復耶会を解体して罪を償い、神国の民としてやり
直すんだと説得するけど・・・そんな情けないこと言うなよとウォリャ。

ユシンの部下であるコクサフンやテプンたちも心配してて。戻ってこないと反逆者だし、戻ってきても
殺されるかもしれないからどうしたらいいのかわからなくて。
トンマンもまたピダムからユシンを敵だと公言してくれと圧力かけられてるんだけど、お前の大儀は
正しいけどそれはお前の私利にも反してないし、ユシンの勢力が邪魔な勢力にも利になるけど、
それはどう思う?ときかれたピダムは大儀と私利が一致してるなら何よりだと思いますと答えます。
(ピダムの狙いが見えてきてるトンマンだよね? 二人は近くにいるのに遠い感じだねぇ)

だけどトンマンのところには兵部から軍の士気が下がるから彼に恩情を!と訴えるものが多くいて、
簡単に結論は出せないし、出したくないんだよね。

チュクパンはチュンチュからこれがピダムの罠だと聞いてこんなのあんまりですと訴えてて。
ユシン公は戦場でもどこでも真心で答える人だったのに、反逆者だなんてあんまりだと怒るチュクパン
の意見を聞いて、なにやら思いついたチュンチュ。

トンマンに意見を聞かれたチュンチュはこれはピダムの完璧な策略だと答えます。
で、打開策を聞かれるんだけど完璧な策略だけにすごく難しいと言うチュンチュ君。

トンマンは結局考えた挙句にユシンたちを神国の敵としてみなすと発表しようとした時アルチョンが
ユシンが戻ってきたと大声で報告します。
コドたちに守られるようにして宮殿まで戻ってきたユシンは跪いて、自分は罰を受けますがその前に
謁見したいと申し出ます。

その声にこたえるようにトンマンがユシンの前に登場。
トンマンとチュンチュはピダムの策略を打開するたった一つの方法が『真心』だという会話を回想。
先のことは考えず(自分の保身を含めて)、正しいことを探すことがその真心だというチュンチュ。
チュクパンの言ったとおり、策略など関係なく真心で尽くしてきたユシンの行動に突破口を見た
チュンチュとトンマン。

皆の手前、「逮捕しろ!」と命令しつつ、背中を向けて『感謝するぞ、ユシン』と彼が戻ってきて
くれたことを、彼の自分に対する真心をありがたく思うトンマンでした。
(しかし最近のトンマンは受動的だよね。チュンチュの意見がなけりゃピダムの勢いに押されてた
 わけだよね?今までは自分で考えて答えを見つけてたトンマンだけど、王になればそれも不自由
 するってことなのかな?なんかカリスマ性というか魅力が落ちた感じに見えちゃう)
-----------
第54回
トンマンはユシンとはそういう人だからこそ信頼できるのだと思う一方で、だからこそ難しいとも
考えていて・・・

ピダムはユシンが戻ってくることは想定してたかもだけど、ほんとに戻ってくるとはあんまり思って
なかったのかな?けっこう感情むきだしで怒ってたから。
トンマンは戻ってきたユシンが復耶会の居場所を教えないので、ピダムに命じて復耶会を捕らえるよう
にと命を出します。
ユシンはトンマンが伽耶民に恨まれることも、伽耶民が疎外されることも望んでないと別の解決方法
をトンマンに迫ってるよね?

チュンチュはユシンの力を奪ってはならないとトンマンに陳情しますが、逆に自分の背後に隠れて楽を
するなと叱られます。
自分の治世下では従っているだろうユシンやピダムも、お前が後継者になって彼らを掌握して制圧
しなければ王にはなれないのだと甘いことを言うチュンチュをピシャリとはねつけます。

結局トンマンはユシンの将軍職を罷免して島流しにすると発表し、それは今までの功績に対してあん
まりにもひどいと陳情する者たちを無視しちゃって。
アルチョンは牢にいるユシンにそのことを告げ、お前があまりにも頑固だから陛下がご立腹なさったの
だといって復耶会を手放すようにいうけど、こんなことで聞くユシンじゃないことはアルチョンだって
わかってるよね。

この発表に対してあんまりだとコドやコクサフン、テプンやユシン母がトンマンに直訴を。
彼の性格を知ってるなら裏切ったりしない人物だとわかってるはずというみんなに、ならなんで私の
性格も情もわかってる彼がひとつも譲ってくれないのだ!?と声を荒げます。

ピダムはユシンを見張っておけるようにソラボルに置いてくださいとトンマンに頼んだのかな?
辛そうなトンマンに思わず触れようとするピダムですが、「やめろ」と一言で拒否られちゃった。
このことでピダムの勢力は増長し、トンマンから復耶会がらみで抜けた人材の人選も委任されたので
自分たちに有利な人材を重用しようとしてるピダム側。
この機に乗じてトンマンとピダムの婚姻もすすめたいらしいけど、これはずっと断られてるみたいだね。

兵部のコドたちはトンマンに失望したと怒るし、アルチョンの説得にも耳を貸さないトンマンですが、
チュクパンに何かを指示してたみたいで・・・このことを誰にも知られず進めるためにあえてユシンに
厳しい態度をとってるのかな?
チュクパンはトンマンが一人であまりにも辛そうだから、こんな時に乳母様がいたらとつぶやきます。
そんな彼に、「チュクパン兄さんがいます。兄さんは離れないで」と少しだけ笑顔を見せてくれた
トンマンにチュクパンはユシンとの婚姻を薦めます。(何度結婚してもアリなのかな?)
ユシンもトンマンも不器用だから王と部下、夫と妻の二つの役割を相手に求めることは難しく、力の
均衡を保つためにもそれは選択できないんだよね。

ピダムは自分が考えた人選の資料をトンマンに持っていくけど、トンマンはチュンチュやヨンチュン
たちを呼んで、チュンチュに今回重要な位を与えて責任を持たせ、兵部は引き続きソヒョン公が留任
するというので、自分の案が否定されたことにショックなピダム。
その上今までピダムに司量部のことは自分にしか報告させなかったのに、これからはヨンチュンたちに
報告をあげるようにと言い出して・・・
自分が遠ざけられてる理由を教えてくれとトンマンに迫るピダム。ユシンがいなくなれば自分が傍に
いられると思ったのに、信用してもらえないのが辛いんだよね。

陛下に対する自分の忠心が見えないのですか?と訴えるピダムに、私に対する欲望も想いも見えている
と答えたトンマン。ミシルが羨ましいのは恋をして婚姻をしたことで勢力を得たことだといい、もし
自分が同じようにしたら紛争の種になるというトンマン。
「お前は私を通じて権力と神国を得る欲はないか?」と聞き、自分にだって感情はあるから誰かに
愛されて支えられて生きていきたいのに・・・そういうトンマンを思わず抱きしめるピダム。
トンマンはどうやらピダムをけっこう意識してるらしいんだけど、自分は女ではなく王なのだといい、
先代の王たちから受け継いだこの国を滅亡させることなく大業を果たすためにいるのだと言います。
「その時まで私自身はいない。ピダム、私を所有しようとするな」というトンマンに諦めないピダムは
「愛は所有することです」と気持ちが止められないことを訴えますが、王としての自分がいる限りは
ダメってことで・・・きっぱり拒絶されたピダムでした。

ヨムジョンは不安材料となるユシンを暗殺するために単独で判断して自ら島へと行くんだけど、そこ
にはユシンがいた気配がなくて驚くヨムジョン!
実はトンマンがユシンに命を出していて、百済との戦況が悪いので彼に百済を偵察にいくようにと
直々にトンマンが命令したみたい。だけどこの任務が終われば島流しになるんだってさ。
ウォリャはソルチからユシンが百済に潜入したと聞いて・・・こっち側へ取り戻すつもりかな?
慌てたヨムジョンはピダムにそのことを報告するけど、冷静なピダムはなぜそこにお前がいったのだ?
とめっちゃ怖い目つきで追及してて。(部下の単独な判断は厳しく怒らないとダメよ)
だけど、ユシンの失踪はウォリャが手引きしたのか、陛下が指示したのかものすごく気にするピダム。

ユシンたちは伝令の兵たちを襲って百済の兵を装って、百済の陣営に潜入することに成功。
だけど肝心の伝言の内容はわからなかったので陛下が作戦計画を把握してこいとの命令ですと将軍に
言い、疑心が湧いた将軍はカマをかけてきて・・・ユシンは見事にかわしたみたい。

百済のケベク将軍の部屋でそーっと地図を盗み見たユシン。彼らがテヤ城をターゲットにしていて、
『開門 黒』とまでは読めたんだけど、それ以上見えなくて。
百済の軍が石や土を使ってみごとな防御施設を作ろうとしていることを知ったユシンは、またそれが
ケベクの案であることも知って手ごわいって感じたかな?
作戦計画図を持っていこうとしたユシンたちだけど、バレちゃって敵に囲まれてしまいますが、その
危機をウォリャとソルチ率いる復耶会が救ってくれます。
これって後でややこしいことになるのでは?と思ってたら案の定、偵察にきてたポジョンたちが
ユシンとウォリャと目撃しちゃって!

ピダムは陛下にユシンのことを報告しようとしたけど留守で、チュンチュやヨンチュンを無視して
さっさと部屋を出ようとして呼び止められます。
報告は自分にするはずでは?というチュンチュに、チッと思いつつユシンが失踪したことを報告。
だけどチュンチュも鋭くて、なんでユシンのいる島に行ったのか?と追及。
ウォリャたちと合流するかと思ってとうまくいい逃れしてたピダムでしたが、バレてるよね?

ユシンたちは何とか脱出することに成功しますが、肝心の作戦図を落としちゃって。
ともかくテヤ城に「黒」っていうスパイがいることだけはわかってるから、そいつが門をあけるて
三日で城を落とすつもりだから急いでソラボルに報告しろとコクサフンやコドたちを行かせます。

あとに残されたウォリャとソルチとユシン。ウォリャはユシンに再度決断を求めますが、ユシンは
もう伽耶はないのに、伽耶民の命を担保にしていつまで空しい夢を見るつもりだと言って。
自分は誰よりも現実を見てる、700年続いた新羅に伽耶の王がなれるとでも?と、自分たちが生き
残れる方法は徹底した二番手になって子孫を残すことだというユシン。
これに絶望したウォリャたちはユシンから離れていっちゃって・・・追いかけたユシンですが、
ポジョンたちに捕まってしまいました。

報告を受けたトンマンはテヤ城が落とされる!とみんなを招集。だけど今まで落とされたことがない
テヤ城だからと油断してるみんなに、スパイが城門を開けるから危険だといいます。
捕まったユシンはピダムと二人で対峙していて・・・ポジョンはトンマンにユシンを百済のスパイ
容疑として逮捕したと報告し、「何を言うか!」と大声出してて。




スポンサーサイト