善徳女王 第15~16回 あらすじと感想(ネタバレあり)

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第15回
ミシルは死んだ双子の片割れが外国語の書物を読んでたことにちょっと驚いてました。
商人にサダハムの梅花の代金を渡しに出かけたミシルたちを尾行したトンマンだけど・・・テナムボ
に見つかっちゃった!
で、ミシルのところに連れていかれたトンマンはミシルが自分の本を持ってるもんだから驚いてて。
トンマンが本を凝視してるからミシルは大笑いして、これがサダハムの梅花だとでも思ったかと笑い、
公主に言われて梅花を探してるのか?とトンマンに尋ねます。
ミシルもその外国語(何語だっけ?)がわかるらしく、本に指導者についてのことが書いてあると
トンマンに教えてあげるんだけど、その本がミシルの手元にあるならチルスクがここに戻ったって
ことになるからそっちばっかり気になって、まったく話を聞いてないトンマン(笑)

「お前もチョンミョンと同じで人は善良だと思ってるのか?・・・違うのだ、人は悪どい存在だ」
というミシルにすかさず「水は悪どいですか?」と聞き返すトンマン。水は洪水を起こすけれど、水
がなければ作物は育たないし、太陽がなければ何も育たないが日照りを起こすものです。人は太陽や
水と同じだと思いますと答えるトンマン。
「人も自然なのです。だから水を治水するように人の利になるよう努めるのが政事です」
自分が公主に仕えるのは人を利に導く方だからと信じてるからですと断言したトンマンに、面白い奴
だと興味を持ったミシルは自分の者になるようにと言います。
即座に「イヤです」って答えたトンマンに、いきなり興味を失ったように帰っていいと言うミシル。
捕まったからには殺されるかも・・・と思ってたトンマンも、何もせずに帰すの?って一緒にいた
ミセンもキョトン。
すぐに殺すにはもったいないから、向こうからこっちに来るように仕向けると自信タップリのミシル。

トンマンは砂漠から持ってきた自分の私物を隠してたんだね。カタンおじさんが作ってくれたソファ
の肖像画、そして小刀(ソヨプ刀)を見つめながら、自分が何者なのかを追及することを諦めた矢先
にいきなり運命の歯車が回りだした気がして混乱するトンマン。

そのころチルスクはソファと一緒に山道を歩いてて・・・チルスクはソファが好きなのかな?
ソファがこんな風になったのは自分の責任だからってこと?それとも同情?
一緒に行動してても、チルスクに触られるのはやっぱイヤなソファなんだけど・・・自分と一緒に
いるのはイヤだと思うけど、ただ静かに山奥で余生を一緒に暮らそうと言われて、ソファはチルスク
と行動を共にしてフラフラと歩きはじめます。

朝宿舎で目が覚めたトンマンは皆に「帰ってきてる!」と驚かれてて・・・トンマンの姿が見えなく
なったからユシン郎がみんなに指示して夜遅くまで捜させてたんだって。
そこへソクプムがみんなの前でトンマンに、ミシル様からだと手紙を渡します。昨夜の話の返事で、
楽しい会話だったとミシルからの伝言をそのまま伝えるソクプムの言葉で、龍華香徒の郎徒たちは
トンマンが昨夜ミシルと何を話していたのか気になってて・・・

手紙を一人で読むトンマンだけど墨で文字がほとんど塗り潰されてて内容がわからないみたい。
ユシンは龍華香徒の郎徒たちからさっきの話を聞いてトンマンのところに行き、何で昨日のことを
報告しないんだと怒ります。何を見て驚いたんだ?と聞かれたトンマンだけど・・・本のことは自分
に関することなのでユシンに詳しく語ることもできず、ただの本だと報告します。
で、ユシンに昨日ミシルに会って手紙をもらったことを聞かれて素直にハイと答えるトンマンに、
手紙を見せてくれとユシンが頼むんだけど・・・手紙を見たユシンは大事な文字が墨で消されてる
もんだからトンマンが消したんじゃないかと疑っちゃって・・・ついに二人は大喧嘩!
部下が信用できないんですね!って声張り上げるトンマンに負けじと、理解できるように説明しろ!
と怒鳴り返すユシン。
その様子を龍華香徒の郎徒以外に、ソクプムの郎徒たちにもみられて、イムジョンもヨンチュンに
報告して、もともとトンマンの戸籍が怪しいもんだから公主に報告しちゃったヨンチュン。

彼はもともと素性が怪しいんだと言われ、そりゃ私が作った身分だからと心で答えるチョンミョン。
彼に任せてる任務は重要だから、もし彼がミシルの間者なら危険だといいだすウルジェは、何よりも
彼は人に仕える人相じゃないって言い出して、チョンミョンは彼は私の者ですと反論しますが、
「(彼は)誰のものにもならない相です」ってウルジェに断言されちゃって・・・トンマンを疑う
つもりがないチョンミョンもさすがにウルジェの言葉に揺れたかな?
それにしてもウルジェの言葉は当たってるよね~さすがは年の功でっせ。
『トンマンは誰にも仕えず、誰のものにもならない』ってことは王様の相ってことだよね。

トンマンは仲間に疑われて怒るんだけど・・・誰かに呼ばれて出かけるトンマンを尾行するコドたち。
チョンミョンはユシンを呼び出して事実確認を。何かを見たけどそれを彼は報告しないというユシン
に、彼はそんな裏切りをする人じゃないから自分が直接話そうというチョンミョンにユシンが何か
話したそうで・・・

ミシルは自分の手紙一枚で王族側がうろたえて疑心暗鬼になったのをみてものすごく痛快みたい。
実はこの手段はトンマンの本に載ってた手段なんだと弟ミセンに種明かしするミシルちゃん。
巧くいってご機嫌なミシルだけどミセンから陛下がもしかしたら何か掴んだかもしれないといわれて
途端に不機嫌に(笑)
いつもは任せっきりなのに、今回は商人たちと直接話をするって聞いて用心するミシル。
そこへチルスクが見つかったとポジョンが報告してきて、ニヤリと笑うミシルさん。

花郎たちは剣舞や楽器を使節団の方々に披露。ミセンが師匠だって花郎たちは言ってるけどホント?
なんかめっちゃうさん臭いんですけど(笑)いやでもハデ好きの女好きだからナンパの道具として
そういうのが得意になったのかも(笑)ドラマにあんま関係ないけど気になっちゃったわ~

コドとチュクパンはユシンに言われてイヤイヤながらトンマンの尾行をしてるんだって。
二人に気づいたアルチョンに誰の監視してるんだって聞かれて慌ててごまかしてましたが・・・

チルスクは舟で川を渡ろうとしてポジョンとソクプムたち花郎に止められちゃって、人違いだと言う
んだけど、剣さばきでチルスク本人に間違いないとポジョンが確認。(伝説の使い手なのかな?)
ソクプムがソファを人質にとって無理矢理自分たちに同行させるんだけど、途中でスキをついて逃げ
ようとして花郎たちとにらみ合いになりますが、そこへミシルが直接やってきます。
ソファはミシルをみてチルスクの背後に隠れて怯えて、チルスクはミシルに詫びて行かせてもらおう
とするけど花郎に囲まれて・・・はじかれた剣を手探りで捜すチルスクの姿に愕然とする一同。
(ってか見えてない状況であれだけ戦えるならそりゃ相当の使い手だよね)

ミシルは目が見えないから自分の元を去ろうとしたチルスクをなおさら行かせられないと思って、
任務完了の詳しい報告をチルスクから受けます。
砂嵐で双子の片割れは死んでしまったこと、連れている女(ソファ)は娘を亡くしてから言葉を失い、
精神も不安定なので面倒見てると説明を。(ソファの素性は隠しとおすつもりなんだね)
ソラボルに連れて帰るというミシルに、昔の自分を知ってる人々には会いたくないと突っぱねる
チルスクを、任務のために失明したのだから目の治療をさせて欲しいと懇願してソラボルに連れて
くることに成功したミシル。
ミシルは医術も長けてるウォルチョン大師のもとへチルスクたちを連れていくことにしたみたい。

商人たちは王様が退席したあとでサダハムの梅花について王様が気づいたらしいとローマ語で話を
してて、いっそ天秤にかけて高いほうに売りつけようという商人に、鶏林はミシルのものだからダメ
だという話をしています。トンマンはその話を理解できるからずっと聞いてるんだけど、商人が不意
にローマ語でお茶が欲しいと言ったのに、トンマンがそのとおりのお茶を持ってきたので、こいつは
この言語が理解できるのかとバレちゃったよ!

ミセンはカレーのことでがんばったからと皆の前でトンマンだけに褒美を与え、トンマンについて
くるようにと言います。トンマンに尾行がついてるってミセンは承知の上の行動なんだね。
でもミセンはトンマンと二人になっても一向に話を始めなくて・・・何も聞こえてこないけど長い間
二人で話し込んでるようだとユシンに報告に戻ったコド。
途端に部屋を飛び出していくユシンにオロオロして追いかけるコドと、それを監視するソクプム郎徒。

チュクパンは出てきたトンマンにミセンと何を話してた?って聞くんだけど、ミセンはなーんにも
話をしないままに下がるように言ったからありのままを話すトンマン。
でも用事もないのに人を呼びつけたりしないだろ?としつこく聞いても答えは同じ。
その後でユシンから同じ事を聞かれてもトンマンの答えは同じで・・・ユシンはついにキレて
「貴様!・・・正直に話せ!」と怒鳴りつけます。自分が信用できないんですか?と聞くトンマンに
疑われるようなことをしただろと叱るユシンに、何年も行動を共にしてきたのにこんなことで自分を
疑うのですか?と涙を流して抗議するトンマンに戸惑うユシン。
それを見ていたミセンとソクプムの郎徒は話をしてて、これならユシンはきっとトンマンを追い出す
ことになるだろうと姉の作戦がうまくいったとシメシメ顔のミセン。

ひとまずソラボルの神堂に入ったチルスクたちはミシルの先導で隠し部屋にいるウォルチョン大師と
会って目を診察してもらいます。(神官ソリにソファが見破られないかとヒヤヒヤしたチルスク氏)
ウォルチョンはまあともかく治療してみましょうとミシルに言います。
ソファの症状もついでにウォルチョン大師に説明するミシルだけど・・・ソファが治ったら殺される
かもしれないとヒヤヒヤするチルスク氏でした~

ミシルはチルスクから双子の片割れがどんな風に生きていたかを聞き出します。
(終わったことなんだけど、そういうことに興味がわくのはミシルのいいところよね)
トンマンが石を飲み込んだことを思い出しながら「聡明で勇敢でした」と報告するチルスク。
ミシルはチルスクが何か隠してると勘付いてる?どうなんだろなぁ
ちなみにあれから20年経ってると説明するチルスクなんだけど・・・ソファが赤ん坊を連れて逃げ
出してから20年てことよね?じゃあトンマンは今20才かぁ。

自分でもなぜソファを手放せないのかわからないんだって。目の病気を治してくれることがいいこと
なのかもわからないと一人しゃべるチルスクに、「出ましょう」といきなりソファがしゃべった!
今まで何にも話さなかったソファがしゃべったもんだから「話せるのか?もう一度言ってくれ!」
といきおいこんできくチルスク。(その後ソファはまたしゃべったのかしら?)

トンマンはミシルのもとへ行き、自分が確かにサダハムの梅花を捜していたことを認めます。
真興王から命令を受けたムンノがサダハムの梅花と書き残したいたので、調査して商団がサダハムの
梅花を運ぶということを知ったと説明したトンマン。
それで自分は捜していたんだけどミシル様の手紙のせいで公主様に疑いをかけられ、追いやられたと
いい、(だから)私を使って下さいとミシルに従うトンマンだけど・・・
「興味が失せた」っていわれてショックなトンマン。5日以内に来なかったら自分から迎えにいった
けど自分から来たから興味がなくなった、手紙一枚で信用をなくすなら公主のお前への信頼はそれ
ぐらいのものだったのだろう、そんなものを側には置けぬから出て行けと冷たく突き放すミシル。

で、諦めて出て行こうとするトンマンに、ミセンがこいつは侮れない奴ですと言い出します。
ローマ語が分かるのに知らないフリをしたと姉ミシルに報告するミセン。(商人がチクッたな)
するとミシルはローマ語が分かるならと、毎晩亥の刻にきてこの本を読むのだとミシルはトンマンに
指示をします。

ミシルのところから退出したトンマンだけど、すぐに誰かにさらわれて・・・連れていかれたのは
チョンミョンとユシンのところ。
で、途端にニコッとして「成功しました」と報告し、二人もその言葉に笑みを浮かべてて??
ユシンとケンカになったときに、ミシルの策に気づいたトンマンはそれに引っかかったフリをして、
小声でユシンにも「もっと叱って!」とお願いを。ユシンもトンマンの作戦を知って調子をあわせて
ケンカしたフリして、そこら辺を蹴って演出を(笑)

なぜわかった?とチョンミョンに聞かれて、ミシルが持ってた本に載ってたと答えたトンマン。
あれ、自分の本だもんね。素早く気づいたのね。ミシルもまさかトンマンの本だとは思わないから
手段をそのまま使っちゃってトンマンに罠だと気づかれたんだね~
「ミシルに近づいたんだからサダハムの梅花の正体を必ず探れ」というチョンミョンに、またとない
機会ですからとトンマンも意気込み充分。(任務完了まで龍華香徒の仲間にも内緒で行動するのね)

ユシンはトンマンと二人になったときに「さっきは・・・」とちょっとためらいながらも芝居なのに
なぜ泣いたのかと聞きます。
「ああ、あれはただ・・・本当にユシン郎に疑われたらと思うと自然に涙が出たんです。
 だから(自分のことを)疑わないで下さい」
と言いにくそうに答えたトンマンに「おかしなヤツだ」とだけ言い残して立ち去るユシン。
(むむむ、一瞬妙なムードになったよね?グフフ)

だけどトンマンは何となくチョンミョンとユシンを騙してる気持ちもあるんだよね。
ミシルがなぜ自分を母を狙ったのか、それが知りたくてミシルに近づくってことでもあるから。
砂漠にあった自分の本がなぜミシルの手元にあるのか、チルスクは生きて帰ったのか、知りたいこと
がたくさんあるトンマン。そして知った後に全てをユシンに話そうという決意もしてるみたい。

その頃ソファは一人で神堂から抜け出して、ソリやチルスクがそれを知って慌てて手分けして探して
るなかで・・・トンマンがチルスクと・・・出会った~!
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第16回
トンマンはチルスクを見て母を失った時の記憶がフラッシュバックしてとっさに短刀を抜くけど、
ソファがいたって声が上がり、そちらのほうへヨタヨタしながらいくチルスクの様子に、彼は目が
見えないんだと知ったトンマン。
そのまま彼の後を追って神堂まで行くけど・・・神堂は郎徒が近づいちゃいけないらしくて、さっさ
と追い払われて追跡できず。(ソファは連れ戻されてチルスクと一緒に神堂の中に入っていきました)

チルスクが生きて戻り、あの本をミシルに届けたから彼女の手元に自分の本があったのだと知った
トンマンは自分が何者なのか知りたくて・・・
チョンミョンのところに行き、少しの間だけ友人に戻って話がしたいとお願いします。チルスクが
戻ったことを話すとチョンミョンも、彼は任務の遂行中に死んだはずでは?とすごく驚きます。

ミシルは赤子と侍女を捕まえるようにとチルスクに命令を出し、オンマは自分を守って死んだと母
の肖像画をチョンミョンに見せたトンマンは、ミシルがなぜチルスクを使って自分と母を殺そうと
したのか調べたいんだと、チョンミョンに神堂を調べて欲しいと頼みます。
神堂は皇女と神女だけしか入れない男子禁制の場所なのに、チルスクがそこに入ったってことは秘密
の場所があるに違いないとにらんだトンマンに、友人としてその件を引き受けるチョンミョン。
その時にソヨプ刀を見たチョンミョンは「お前のなの?きれいね」と言葉をかけます。
(トンマンは彼らが探してるのが、『赤子と母親』じゃなくて、『赤子と侍女』なんだから、オンマ
 と血が繋がってないかもとか考えたことないのかなぁ。潜在的に否定してるのかな?)

信女のソリは天の動きに災いを感じるから、慰天祭(天を慰労する祭事)をとり行うべきだと陛下に
進言し、苦い顔をする真平王だけどそれを断る理由もないから承諾を。
天神皇女(天の祭事を主管する女性)はミシルが務めることになってて、民衆たちもチョンミョンも
慰天祭が行われるという話に騒然としてて・・・この祭事は毎年行われるものではなく、この祭事が
行われる度に変な事が起きると怯える民衆と、啓示を受けたからと何かを要求するはずだと警戒する
マヤ皇后とマンミョン、そしてチョンミョン。マンミョンは慰天祭には嫌な記憶しかないみたい。

ウルジェ、ソヒョン、ヨンチュンたちも話をしてて、慰天祭をみたことないソヒョンだけが信じられ
ないと言いますが、今まではミシルの言う通りに日照りや洪水があったと説明するヨンチュン。
この慰天祭でアムリャン(伽耶の土地かな?)を皇室の地とし、セジョンを高い位につけたのも啓示
だといってミシルが要求したんだね。
確かなのは、ミシルが神の使者だと民に思わせたことだというウルジェ。
(民衆が支持すれば自ずと政事での発言力も強くなるもんね)

ウォルチョン大師は計算結果を算出して任務完了といったところ。ミシル側はインチキして今まで
民衆を騙してきて、今回もミセンが豆を使ってなにやら仕掛けを完成。
武芸はダメだけどそれ以外は優秀だから風月主になれたってソリがミセンを誉めてました(笑)
それだけの多才な才能があるからミシルもダメ弟をそばに置いてるんだね。
ミシルはウォルチョン大師が出した算出結果を見て、慰天祭りを4日後にとり行うと決定。

ミシルを訪ねてきたトンマンを自分の私室に連れていき、ミシルは絵を描きながらトンマンにあの本
を読ませます。世間は自分をどう思っている?と聞いたミシルに、人々はあなたを怖れていますと
答えるトンマン。
だけどサダハム公やチルスク郎の話を聞いて人にすべてを捧げさせる何かをお持ちだと思いましたと
いいながら、さりげなくチルスクの任務内容を聞き出そうとするトンマン。
その問いにミシルは「たった一度だけ天を怖れて下した命令だ。北斗七星が八つになった日に」と
答えてくれるんですが・・・意味がわからないトンマンは、ミシルが怖れてチルスクに命令した任務
の内容をなおも聞こうとするけど、お前も私を悪人だと思っているのだなと言い出して話題がそれて
しまいます。

今は極度に貧困でもなく、新羅の危機でもないというミシルに、それでも民の生活は苦しいですと
答えるトンマン。もちろん民は日々苦しい生活だろうけどそれは千年も今もそうだし千年後も変わる
ことはない、民とはそういうものだというミシル。
君主が民の声に耳を傾けて善政を行えば民の生活は潤いますってトンマンが反論しますが、
「聞こえてくる民の声は要求ばかりできりがなく、どんな善政だって人の欲は満たせはしないのに
 何も知らない者は自分を悪どいと言う」
そう答えるミシルに怖れられることが悔しいのですか?とトンマンが聞くと大笑いするミシル。
実はミシルは自分が人々から怖れられるために『ミシルは子供を食べる』って噂を自ら広めたと
言い、人から怖れられるのとそうでないのはどちらが有利だ?と聞かれたトンマンは答えられず。

慰天祭は7日間行われ、その間花郎たちは酒と女を断ち、禁食もすることに。チョンミョンは今回は
自分も一緒に祈祷すると言い、その祭祀を手伝う花郎を自分で選びたいとミシルに申し出ます。
ミシルは自信タップリにそれならポジョンとユシンにさせましょうって言い出したから逆に公主の
ほうが驚いちゃって・・・公主たちの動きはミシルには想定の範囲内なんだろうね。

ユシンはミシルに呼び出され、伽耶の人々が迫害されたのはその優秀さがソラボルを脅かしたからだ
と言い出します。
話が見えないととぼけるユシンに、「このミシルの敵になるなと言ってるのです」と自分の側につく
ようにと言いますが、自分を手に入れる方法は一つ、私を殺して死体を手にすることです。自分から
奪えるのは死体一つですと答え、父や公主にも同じように脅したそうですがこういうことはやめて
下さい、自分の敵になるなと脅しているのですと逆にミシルを脅して立ち去ろうとするユシン。
そんなユシンを呼び止めて意味ありげに「人」「力」「口」と筆で書くミシル。
でもユシンはそれを一瞥しただけで退席。トンマンにしてもユシンにしても自分を怖れなかったと
言い、公主のところに集まる人材が羨ましいミシルさん。

ユシンが祭事に参加する間は訓練がないって喜ぶ龍華香徒の郎徒たち。ユシンはトンマンに祭郎とし
て神堂に入ることを話します。じゃあ秘密の部屋を必ず見つけてください!って喜ぶトンマンなん
だけど、お前は何でオレに(秘密の部屋があるってことを)話さなかったんだ?ってユシンに聞か
れて困っちゃいました。部屋のことを話せばチルスクのことも話すことになるもんね。
「い、今は全部知ってるでしょ?」ってトンマンがごまかしていうけど何か不満なユシン氏(笑)

いよいよ慰天祭りが執り行われるんですが・・・初日は何も収穫がなかったユシン。
でもチョンミョンと話してるときにお香の煙の流れ方で、廊下のある場所で壁の向こうに空気が流れ
てるとユシンは気がつきます。

ミシルのそばで(自分の)本を読むトンマンに、神の思し召しと義を重んじることとは関係ないと
ミシルは言い切ります。
じゃあ神の思し召しって何です?と聞くトンマン。あなたが祈れば予言どおりになるのにとミシルの
言葉が腑に落ちないトンマンに愉快そうな笑みを浮かべて「お前に秘密を教えよう」とミシルは
神の思し召しの秘密を明かします。

「神の思し召しなんてものはどこにもない。天に意思などないし、もちろん未来もわからない。
 だが明日何かが起こるならそれは天の意思じゃなくてミシルの意思だ」
と余裕しゃくしゃくのミシルさんにトンマンは何も言えず。(あえて何も言わないの?)

そしてミシルは天の啓示があったと報告します。ソラボルの東の市場で啓示を受け取れと、啓示は
日没に現れるというミシルの言葉に皆でその市場の井戸へと確認に出かけます。
で、井戸の前で騒然とする民衆やユシン、チョンミョンの前で井戸が爆発して胸に文字が刻まれた
仏像が突如出現します。
『人力口を追い出すべし』と書いてあるのを見たユシンはミシルの言葉を思い出して愕然とし、
ミシルはそんなユシンを横目で見てニヤリ。

この言葉の意味がわからないという真平王に、自分もその真意はわからないがもしかしてこうじゃ
ないかと紙に書いて・・・3つの言葉を一つの漢字で現すと「伽」になるんだよね~
で、ソラボルの南に伽耶の村があるからそれを10里以上はソラボルから離さないと3日以内に月が
光を失い(月食のことね)、24日以内に大飢餓が起こって民が苦痛にもだえると啓示を受けたと
しゃあしゃあというミシル。
その頃ユシンはミシルの策略に気づいて、父ソヒョンにあれは自分たちのことだと話します。
自分たちは伽耶の勢力基盤を失うことになると沈痛な面持ちでいうユシン。

民衆は伽耶の人たちを追い出すなんてひどすぎると同情する一方で啓示に背いて飢餓が起きたら困る
から啓示通りにしようとモメてて・・・
トンマンたちの宿舎でもその話が出るんだけど、トンマンは月食は計算したら当てられるものなんだ
から天の啓示じゃないと否定します。
天文を専門の職としてる機関の調べでは月食は1ヶ月先に起こる予定なんだって。
(ミシルが正確な日時をはじき出すために大金を払うのはこういうことなんだよね)

からくりを知らないソルウォンたちはミシルの啓示が当たらなかったらと心配してるけど、そんな
心配はご無用でっせ~(そのためのウォルチョン大師だったんだから)

ユシンは月をみながらトンマンに、月食は起きると思うか?と尋ねます。あんなのは計算したらでき
るものなんです、計算は難しいけど出来ないことじゃない、天の啓示なんてウソですと強気でまくし
たてて否定して、伽耶の人々のことで心配してるユシンを励まそうとします。
だけどユシンは冷静で、「ならなぜ怯える?目が泳いでるぞ」とトンマンの心情を言い当てます。

月食が起きてもさほど驚きはしないけど、これがミシルの計画したことだったなら、こんなことを
考えつくミシルと立ち向かっても敵わないから怖いのですと答えるトンマン。
月食が起きたら逃げ出してしまいそうだと弱気になるトンマンにユシンも何も言わず・・・

そして・・・やっぱり月食は始まっちゃって、ミシルの思惑にはまったトンマンは月を見上げて絶望。
(晴れてるからよかったけどさ~ 雨が降ったり、曇りだったらどうするつもりだったのかなぁ)
トンマンは絵を描いてるミシルのところに行き、月食が始まったことを伝えますが興味のないミシル。
「どうだ?」と聞かれてトンマンは正直に「怖いです」と答えます。
で、人の悪~い顔して「ところでサダハムの梅花はわかったか?」って唐突に聞くミシルにトンマン
は「え?え?」とビックリしちゃって言葉が出てこず。
自分がチョンミョンの間者だってミシルには見破られてたことでダブルショックはトンマン。

ミシルはトンマンに、サダハムの梅花っていうのは現存する冊暦の中で一番正確な本だと教えます。
チョンミョンに報告したって、果たしてそれでお前達に何ができるだろうねと自分がこの日のために
何年も前から準備していろいろ犠牲を払ってきたというミシルに手の震えが止まらないトンマン。
(ミシルは今の地位を作り上げるのに時間かけてるし既に民衆の支持も得てるからこの段階でそれを
 バラされたってさほど揺るがないって自信があるんだね)

チョンミョンは神堂に行ってミシルの意思が神の意思なら北斗七星や開陽星はなんだったのですか?
と神に問いかけます。それならいくら自分たちが頑張っても敵うわけがないと、トンマンと同じよう
に手の震えが止まらないチョンミョン。

ミシルの部屋でミシルに震える手を握られるトンマン。
そして神堂では、なんとソファがチョンミョンの手を握って・・・どうしたの悲しいの?怖いの?
とチョンミョンにたどたどしく話し掛けます。
自分に怯えるトンマンに、ミシルは怖さに勝つには二つの方法があると言います。
「逃げるか・・・憤慨するかだ」と。(この場合は立ち向かうって意味かな?)
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