韓国ドラマ 『太陽の女』 全体視聴感想(ネタバレあり)

ここでは、「韓国ドラマ 『太陽の女』 全体視聴感想(ネタバレあり)」 に関する記事を紹介しています。
このドラマ、何が目的で観たかっていうと実はハン・ジェソク氏!
ちょうど「ロビイスト」がBSで放送されてて、エバとテヒョクの悲しい恋の結末
にホロリと来て彼の最近の出演作が観たくてこのドラマを選んだんですが・・・

キム・ジス演じるシン・ドヨンは家柄もいいし才能も美貌も持ってる人気を誇る
アナウンサーでその上将来有望なジュンセ(ハン・ジェソク氏)という恋人もいて
誰からも羨ましがられる存在の女性。
だけどその華やかな外見とは裏腹にいつも過去の自分に怯えているドヨン。

ドヨンは幼い頃に実母に孤児院に捨てられて当時子供がいなかった良家の父母に
引き取られます。
孤児院での生活とはかけ離れた暮らしぶりにこの幸せが怖いと思った幼いドヨン。
その不安は的中し、なんと子供が何年もできなかった養母が妊娠し、やがて娘ジヨン
を出産します。
そうなるとやっぱりドヨンよりもジヨンに愛情を注いでしまい、ドヨンがどんなに
母親の愛に飢えていても彼女はジヨンにしか目もくれなくて・・・

ドヨンはスポーツや勉強に努力しても養母は知らんぷり。
思い余ったドヨンは5歳のジヨンを連れ出してソウル駅で置き去りにします。
すぐに後悔してジヨンを捜すけどすでにジヨンはいなくなってて・・・養母に叱られ
ることを怖れたドヨンはウソをつき、ジヨンが誘拐されたと母が狂乱しても真実を
打ち明けられず・・・
そんなドヨンを孤児院に捨てた実母がずっと見守ってて、ドヨンがあの日したことも
見てて、娘の立場を守るためにジヨンを捜したりしたら命はないという内容の手紙を
養父母に送りつけてジヨンの捜索を打ち切らせます。

その日からドヨンの苦悩は始まり、20年たった今でも養母は自分に心を許さず、
いなくなった実娘にのみ愛情を向けて、ドヨンがどんなに養母を思っていても全く
彼女に関心を示さず。

さていなくなったジヨンだけど・・・高熱で自分の過去を覚えてなくてドヨンと反対
に孤児院でサウォルという名前で成長します。
孤児だからとお金を盗んだ疑いをかけられて高校を退学になるけど、友人に恵まれ
ファションに興味を持ち、持ち前のバイタリティで自分の人生を切り開いていこうと
一生懸命で。
このサウォルは実は孤児院時代にドヨンの恋人ジュンセと出会ってて、彼がジヨンの
初恋の人だったりするんですね。

ドヨンとサウォル(ジヨン)はひょんなことから知り合いになり、二人を再び出会う
運命へと巻き込んでいきます。
ドヨンはサウォルこそが自分が置き去りにしたジヨンだと早くに気づきますが、
養母に知られることを怖れて彼女の過去を知る手がかりになる腰の傷を消そうと
したり、養母とサウォルが会わないように画策したりします。

過去の罪を隠蔽しようとするドヨンに宿命はどうしても彼女の罪をあばこうと動き
ついに養母にまでジヨンの存在を知られてしまい・・・

<感想>
ドヨンは人からどんなに羨望されても決して養母の愛情を手に入れることは出来ず、
針のムシロに坐ってる心情のまま成長したかなり薄幸な女性。
どれだけ心を砕いても養母は行方不明のジヨンにしか関心がないんだよね~

サウォルは自分の過去を知らずに育ったんだけど、自分の手で成功をつかんで見事に
デパートの顧客専用のコーディネートを任されたりして着実に生きてます。
なので彼女を応援する気持ちでドラマをみてて、初恋の人ジュンセと再会できたとき
にはこっちもかなりテンションがあがったんですが・・・

ドヨンが企画したサウォルの親捜しで実は自分がドヨンの妹だったことを知り、姉が
わざと自分を置き去りにした真実を知ったときに、彼女が自分を認めてくれるどころ
か真実を隠蔽しようとしたことを知り、何としても真実を明らかにしようとします。

ジュンセは明るいサウォルが気になってしょうがなかったんだけど、ドヨンが世間の
評判とは裏腹に親の愛情に飢えていることを知ってて、サウォルがドヨンの罪を
責めても彼女のことを理解して欲しいと懇願します。
で、ドヨンの味方だからって言うのに、サウォルと自分が昔の知り会いでジュンセが
彼女に心惹かれているとわかってるドヨンはジュンセに心を許してくれず、二人は
ジュンセが心配したとおり互いに傷つけあうことに。

やがてドヨンの罪が養母にも明らかとなり、養母がジヨンの目の前でドヨンにいつも
の通り冷たい仕打ちをしているのを目にしたときに彼女もまた恵まれた中で育った
のではなかったとやっとわかるジヨン。
ドヨンは自分の罪が明らかになり、もう怯える必要はないとわかったのに、あまり
時間が残ってなくて・・・

途中から姉への復讐に固執するサウォルにはちょっとウンザリ。
ま、気持ちはわからなくもないですが、自分がすごーく不幸だったのかというと
そうでもなかったのでは?と思っちゃったから。
親は自分を見捨てたんだと思って生きてきたんだから親の愛を期待していなかった
のに、親が見つかったんですもん。もうけもんだと思うんだけど、自分が姉のドヨン
に憎まれて、疎まれてたことのほうがショックだったのかもね~

ドヨンも自分の罪が明らかになるのを怖れるあまり、ジヨンにあんまりな仕打ちを
しちゃって、過去を贖罪する機会を失います。
サウォルももうちょっとドヨンのことをわかってあげればよかったんですが、まさか
氷のような環境で育ったなんてみじんも見せなかったドヨンだけに、自分から全て
を奪ったドヨンが憎かったんでしょうね。
でもいざ手に入れてみると・・・さほど嬉しいもんでもなかったはず。

ドラマで一番悪役なのは養母でしょ!
ま、子供が何年も出来なかったからって決心のついてない養母を孤児院に連れて
いった養父も悪いけど、そこでドヨンをみて連れて帰ったんだからちゃんと愛情を
注いで育てないと!
どうせならジヨンが生まれた段階で、人間じゃないけど「実子が生まれたから」って
責任をもってドヨンの次の養子先を見つけてあげるとかするべきだったと思います。
ジヨンの行方不明にドヨンが関与していると疑い、態度を硬化させてしまったこと
で余計にドヨンが罪を吐露できない状況を作っちゃったんだし。
ジヨンが見つかってからはドヨンの目の前でジヨンへの愛情を見せ付けて彼女を
追い込んだりするし、ドヨンの罪は自分のせいだと全然思ってないし。
ケッて感じでイヤな女です。

ドヨンは20年も抱えてた罪が露見したときホントはホッとしたと思う。
大きな罪だったけどサウォルは生きてたし、何とか謝る機会をもらえたから。
罪が明らかになれば周囲の人々が自分から去ってしまうと恐れるあまり、真実を
告白する勇気がなさすぎたドヨンでした。

ドラマを見るきっかけだった肝心のジュンセは何となく姉妹の争いからフェード
アウトしちゃって物足りないし、同じころに「ロビイスト」でエバの妹マリアに
あっさり鞍替えしちゃったのでテンション下がりまくりで「ロビイスト」の続きが
見れず(笑)
ちょっとおちょぼな口のソン・イルグク氏には魅力もなくあっさり途中でそっちの
視聴をやめちゃった。

このドラマって何となく「ファッション70’s」に似てることもないかと思い、
そういや似てるなって思いだしたらけっこう似てるやんと相似点を出しました。

・妹分が幼いころに記憶喪失になる(ファッション70は不可抗力だったけど)
・何となくファッションがドラマのストーリーの中に出てくる。
・ずっと捜しつづけてる実の親がいて、その親のそばには娘の代わりがいる。
・人生が入れ替わった女性には恋人もしくは想う人がいるけど、その人はなぜか
 他に心惹かれる女性がいる。
・その女性も偶然出会ったその男性たちのことを初恋の人だと一途に想ってる。
・真実が明らかになるころにずっと娘を捜していた親が階段から転落する。

似てるよね?やっぱ・・・
二番煎じにしては面白かったけど、サウォルが一生懸命自分の人生を生きてる前半の
ほうが好きだったなぁ~
スポンサーサイト