『チェオクの剣』観ました~

ここでは、「『チェオクの剣』観ました~」 に関する記事を紹介しています。
前にNHKで放送されてたときは、アクションが多くてハデなだけだという印象がして
あんまり観てなかったんですが、史劇というか時代劇っぽいのがマイブームになっていると
友達に話したらこれを貸してくれました。

で、見事にハマってしまいました(笑)
とはいうものの、アクションとかストーリーはあんまり重視してなくてひたすらソンベクと
チェオクのとこばっかり観てるだけだったんですけどね~

このドラマは音楽がすごく耳に残るんですよ~。
特に好きなのはソンベクとチェオクが洞窟で二人寄り添って眠るときに流れているバラード
が最高にツボで、図書館でOSTを借りてきて何度も聴いてます。

シン・スンフンさんの『哀心歌』という曲なんですが、詞もよくて~
好きになってはいけない人を好きになっちゃった気持ちが切々と語られてるんですよね。
『丹心歌』も切ない感じでは『哀心歌』に負けず劣らずいいですよ。

あらすじは他のサイトで紹介されているので、私はチェオク&ソンベクのお気に入りの
シーンなどを少し詳しくレビューします。

第1話
1692年。朝鮮 都城。
茶母(タモ)という職業は、女刑事みたいなものかな。
で、仕事のない時はおいしいお茶を入れるのが仕事らしいです。
左補盗庁(警察みたいな組織)に所属する茶母のチェオク(ハ・ジウォン)。
頭の回転はいいし、身のこなしもそこらへんの武官(刑事?)よりも秀でていて女なんだ
けれども、仲間からの信頼も厚い女性。

そのチェオクの上司にあたるのが左補盗庁の従事官ファンボ・ユン(イ・ソジン)。
近ごろ町のいたるところで偽造銭が出回っていて、その捜査に取り組んでいるらしい。

ユンとチェオクは強い絆で結ばれていて、お互いを大切に思ってて・・・

チェオクはユンに儚い恋心を抱いてるんだけど身分が違い過ぎるってことで諦めてるのに、
ユンは身分なんて・・・って感じで、チェオクを好きみたいなんだけど、上司と部下という
立場を崩すことは今のところはないみたい。
というかチェオクが距離を置いてるのかな?

ニセ銭がどれだけ流通しているか地方に調査しにいったチェオクは船の渡し場で、病気の
子を急いで医者に連れて行こうとしている抱えた家族の為に自分の席を譲ってあげます。
その後、その席に割り込もうとした貴族のオッサンとひと悶着あるんですが、チェオクに
手助けしたナゾの僧侶が・・・この男がソンベク(キム・ミンジュン)なんですね~

ソンベクはチェオクが男装していることを見破り、ただ者ではない身のこなしにもいたく
感心した様子。

 ⇒この後2人は悲しい恋に落ちていくんですが、そんなことは思いもしないよねぇ


第2話

チェオクは飲み屋の夫婦にニセ銭を盗まれてしまい、その場に居合わせたソンベクも一緒に
追いかけるんですが逃げられてしまいます。
盗品はすぐに専門の買人のところに流れていくとソンベクから聞いたチェオクは荷物を
追跡します。
ソンベクは部下のスミョンが約束に遅れるという忠告も聞かずに、自分なりにチェオクの
荷物を捜しに行きます。

泥棒夫婦を追いかけて泥棒の親玉のところにいったチェオク。
ふだんなら簡単にやっつけられる敵なのに、チェオクが大好きでついてきちゃった近所の
バカ息子が人質にとられてしまい身動きできなくなります。
そこへソンベクが助太刀にきますが、チョオクに誤解されてしまいます。
(しかも男装がソンベクにバレてることを知るチェオク)
チェオクを助けに入ったユンがソンベクと剣を合わせ、チェオクがソンベクに助けてもら
ったんだと説明しようとしてるのに「邪魔だ」といって彼女を突っぱねるユン。

ソンベクがユンの剣法を見破ったので、余計に何者なのか知りたくなったユンですが、
笠をかぶって顔を見せないソンベクにイラだった様子。
で、やっとチェオクが「この方に助けていただきました」っていうと、なぜ早く言わぬ?と
無礼をお詫びして名前と従事官であることを名乗ります。
それでソンベクはチェオクが茶母だとわかったみたい。

名前も名乗らず、笠も外さないまま立ち去るソンベクを一度はチェオクが捕まえるんですが
振り払って行ってしまった彼を何となくぼんやりと見ていたチェオク。

このあと川で沐浴するチェオクは子供の頃を回想します。
15年前。
父と兄が話しているところに来たチェヒ(チェオク)。
『發墨』という言葉を父が兄に説いているところにチェヒ(チェオク)が無邪気な質問を
して、父は笑って自分のもとに来るようにいいます。
「お前は今年でいくつだ?」
父の膝に乗ったチェヒは「7歳です」と答えます。
「7歳か・・・そうかチェヒはまだ7歳か。許せチェヒ・・・最後までお前を守れる父を。
 心残りだ・・・許してくれ・・・すまぬ」
父がなぜ涙を流すのか幼いチェヒには理解できなくて・・・
どうやら父は何かの罪で一家全員が捕らえられようとしているところで、子供たちだけでも
何とか伝手をたどって逃がしてやるつもりだったみたい。

チェヒの兄であるチェムのほうをむいて父は
「チェム、何があろうとチェヒと離れるな」
そう頼み、チェムも「はい、父上」と約束します。

チェムが馬に乗り、チェヒはチェムにしがみついて追っ手から逃れます。
父はその間に自害し、二人は海辺へとむかいます。
そこには舟が用意されていて、あと少しで舟に着くというところで二人の乗っていた馬が
倒れてしまいます。
チェムはすぐにチェヒを抱き上げ、従者が馬上からチェムに手を伸ばして馬に乗せようと
したときにチェムが握っていたチェヒのチョゴリの紐が切れてしまい、チェヒが置き去りに
なってしまいます。
「あにうえ~」と泣き叫ぶチェヒの周りを追っ手が馬で囲んでしまい、妹を助けに戻ろうと
するチェムを従者がひきずるようにして、舟に無理矢理乗せられてしまい・・・
こうして二人は別れてしまいました。

このあとチェヒはユンの家に召使として奉公に出されてしまったみたいですね。
ユンも妾の子供として不遇な少年時代を送っていて、そんな淋しい心境のところに孤独な
少女チェオク(チェヒ)がやってきて、二人はそれから寄り添って生きてきたのかな。

ユンが武芸の師匠のもとに弟子入りして、チェオクもついていったので武芸がかなり出来る
ようになったみたいです。

 ⇒兄と妹が引き裂かれてしまった運命ってすごく可哀相なんですが、先の展開を知ってる
  私としては、
  「この別れは、彼らが男と女として愛し合うために必要な別れだったのね~」
  と一人でニマニマしてるわけです(笑)
  逆にユンとの出会いは他人でありながら長い月日を寄り添って生きていくうちに兄妹
  みたいになっちゃったのかなと思います。
  二人ともお互いを好きなのに、それ以上展開が進まないのはそういうことでしょ?


第3話
ソンベクは僧侶の姿でかなり目立った行動をしたからとスミョンから別の変装をするように
と服を一式渡されます。

チェオクは囮になって高麗人参を売ってニセ銭を作る組織を捕まえようと計画してて。
天然の高麗人参だと聞いて人だかりができ、そこへ病気の母を背負った孝行息子がやって
きて、人参を売って欲しいと頼みます。
囮捜査だし、息子が持ってきたお金はわずかばかり。
思わず売ってあげたくなったチェオクだけど、捜査の遂行のためにはやっぱり売れなくて。

そこへ盲人になりすましたソンベクが何食わぬ顔をしてチェオクの前に現われて人参が
本物だってことを保証してあげたついでに、騒ぎに紛れて人参をまんまとチョロまかして
先ほどの親子に譲ってあげます。
人参が盗まれて慌ててソンベクを追いかけたチェオクですが、母子を先に見つけます。
病気の母は「早くお返しするんだよ」と息子を説得して、渋々チェオクに返す息子。
チェオクは結局息子が持っている有り金の半分で人参を売ってあげます。

その様子を見ていたソンベクとスミョン。
「義侠心と美しい心をもっている。早く会いたかった」
とチェオクを評価するソンベクに
「一体何者なんでしょう?」
スミョンがチェオクの正体がさっぱりわからないというと
「捕盗庁(ポドチョン)の茶母だ」
とチェオクを見ながら明るく言うソンベクと、そんなソンベクの口調に驚くスミョン。

ソンベクはこの段階でやっとニセ銭を作っている一味のかなり上のほうにいる人物だと
わかってきます。

この後チェオクはニセ銭を扱っている奴らのアジトにわざと捕まって連れて行かれて、
証拠の品も見つけるんですが、ユンには褒めてもらえるどころか一人でムチャなことをした
とガンガンに怒られて・・・

ユンのために行動したことがユンの邪魔になるならとチェオクは茶母の職を辞するといい、
「ここを去ると言うことは、私との縁も切れると言うことだぞ」
と引きとめようとするユンに、チェオクは
「それが従事官の為なのだから、そうするまで」
と言って・・・
好きな人の足かせになるのはイヤっていうチェオクの気持ちなんですが、到底ユンには
理解してはもらえず・・・

ソンベクは捕まった仲間のカッチュルを助け出したいのに、手を組んでいる商人で悪人の
チェ・ダルピョンは、大事の前の小事だから見捨てろと言います。
ソンベクはそんなダルピョンに、牢を破ってでも必ず仲間を助け出すといってて・・・

第4話
チェオクはユンのもとを出ていってしまって、一緒に働いてたイ・ウォネ武官たちは心配
している様子。(ユンは意地張ってるみたい)

で、一芝居打ってチェオクを無事ユンの元に戻します。
帰ってきたチェオクに素直に「お前が戻ってきてうれしい」と笑うユン。
ユンがチェオクの頬に触れて・・・チェオクも何だか嬉しそうで・・・

ユンたちは泥棒夫婦と罪を取り消すのと引き換えにダンナのほうを牢に潜り込ませて、
ソンベクが助け出したがっているカッチュルに接近させます。
作戦はまんまと成功して打ち解けてくるカッチュル。

ソンベクは牢に偵察にいったときにチェオクを見かけてしまいます。
物思いに沈んで涙を流すチェオクを遠くから見つめるソンベク。

実はこのときチェオクはユンとユンの上司の娘に縁談があるのを知ってしまって、泣いて
いたみたいです。

チェオクはニセ銭の一味に潜入する志願者がいないことを知って、自分が行くとユンに
言います。
当然ユンはそんなこと許すはずがないんですが、チェオクは家族もいない自分がなぜ生きて
いられるのか話します。
ユンのために働いているときだけ生きているといい、ユンに庇護されて生きるのは生きて
いるとはいえないと言います。
そう言って立ち去ろうとするチェオクを抱きしめるユン。
「行くがいい。そして必ず・・・生きて戻れ」


第5話
作戦は成功してカッチュルを助けにきた頭領(ソンベク)と合流することに成功した
チェオクたち。

追っ手から逃げるときにチェオクが助けたこともあって、ダルピョンとの待ち合わせの
場所まで一緒にやってきます。

そこで覆面を外した若者がチェオクだと知って驚くソンベク。
(チェオクはソンベクの顔をみてないから会釈して挨拶したけどね)
女みたいな顔だし、口もきけない(声を出したら女だとわかる)から足手まといになると
ダルピョンがチェオクを殺そうとするんですがソンベクが止めに入ります。
どうせ二人(泥棒のダンナとチェオク)とはここで別れるから殺すことはないという
ソンベクの言葉にチェオクたちが困ってしまいます。

なんとかソンベクに連れていってもらおうとする泥棒のダンナなんですが、これ以上ついて
きたら殺すって言われて引き返そうというダンナにホントに引き返してしまうチェオク。
カッチュルも口添えするんですが、チェオクが茶母だと知っているソンベクはとても自分
たちのアジトには連れていくことが出来ないのでカッチュルにも厳しく叱ります。

人相書きが出回っていてカッチュルを連れたソンベクたちがピンチになったときに、水中
からチェオクが援護し、舟を用意した泥棒のダンナと合流します。

結局二人を連れてアジトの砦まで連れていくことを決心したソンベク。
麓の村でカッチュルは娘のヤンスン(7歳ぐらい)と再会できて大喜び。

ソンベクたちが本拠地にしている砦にはものすごい数の武装した部下達がいてかなり驚く
チェオク。

頭領が久しぶりに帰還したということで宴が催されて、かなり強いお酒を続けて飲まされる
チェオクと泥棒のダンナ。
で、ソンベクがチェオクの手裏剣の腕がいいと言い出して、副頭領のトクスは自分よりも
腕のいいヤツがいるなんて・・・とチェオクに腕比べをいどみます。
カッチュルがトクスの標的になって見事スレスレのところで命中するんですが、チェオクの
番になると誰も標的になりたがらない。
するとソンベクが自分が腕がいいと言ったのだから自分が標的になると言い出してトクスを
慌てさせます。
トクスは一度に二本投げたんですが、チェオクは四本投げて見事にソンベクの身体の際に
全ての手裏剣を命中させてみんなから感嘆のため息がでます。

これでチェオクと泥棒のダンナは晴れてみんなの仲間ということになり飲みなおすことに。
皆がいってしまったあと二人きりになったチェオクとソンベク。
「ありがとうと言いたかった。命を救ってくれてありがとう」
ソンベクは助けてくれたお礼を初めてチェオクに言います。
そして手裏剣をチェオクに返すんですが、お礼をいってもらってはにかんでいたチェオクは
手裏剣に血がついているのを見て驚きます。
ソンベクはそれに気がついて「耳を少し切った」と耳を隠しながら笑って行こうとするん
ですが、立ち止まってチェオクに
「なぜこの砦へ来たかは聞かぬ。過ぎたことはすべて忘れろ」
というソンベク。
まるで心の奥を見透かされるような強い視線にチェオクはドキリとするんですが
「この砦で皆と仲良く共に暮らせたらうれしい」
とチェオクを安心させるように笑みを浮かべて言います。
その言葉に、敵なのに、潜入捜査なのに嬉しそうな笑みを浮かべてしまうチェオク。

 ⇒ソンベクはチェオクが敵だとわかってても、それでもやっぱりそばにおいておく
  決心をしてしまうほど彼女に惹かれてたんですねぇ(ニヤニヤ)
  心がチェオクに引きずられていっちゃったって感じかな?


第6話
チェオクは調べたことを少し離れて見張っているイ武官に報告します。
最終目的は鋳造しているところと金型を見つけることらしいですね。

カッチュルに砦を案内してもらいながらそれらしき小屋を見つけるチェオクたち。
中が見たいと泥棒のダンナが言うんですが、ちょうどソンベクがその小屋から出てきます。
で、思わず「ニセ金」って口走っちゃった泥棒のダンナが万事休す!と思ってたら、
ソンベクが助け舟をだしてくれます。
それで一応事なきを得た二人は、今度はソンベクが下の村にいくというので一緒について
いくことにします。

でも途中でそこが重い病を持つものたちの村だときいて泥棒のダンナは絶対行かないと
言い出すんですが結局ついていきます。
ソンベクはその村である年配の男性と酒を酌み交わすんですが、チェオクは何となくその
人を知っているような気がして・・・

その人は15年前チェム(ソンベク)を馬に引き上げて舟に乗せたあの従者だった人。
従者のおじさんはチェムの父イルスンの師だったファン・ヒョンギ老人を訪ねてこの村に
やってきたんですね。
健康な人がいる村ではないとさっさと追い返そうとするヒョンギに、従者のおじさんは
自分の腕を傷つけて病の人がつけていた布キレをその傷口にあて、その村に留まる理由を
作ります。(チェム父にものすごい恩義を感じてた人なんですね)

ソンベクは有名な侠客だったヒョンギの修行を受け、ソンベクという名前をもらった
みたいです。
彼が妹のことを考えて気弱になるたびに杖で叩いてた厳しい師匠だったみたいですが、
とても恩義に感じているソンベク。

そして従者のおじさんは逃げるときにもってでた父の剣をソンベクに渡します。
でもそれは父がそのおじさんに贈ったものだからと断るソンベクに、元はヒョンギ様が
父上に譲られた剣だから二人の叶わなかった夢がこもっている。
そして真の持ち主に出会ったのだという従者おじさん。

ソンベクはその剣をゆっくりと引き抜きます。
そして剣と一緒に父が最後にソンベクに残した『墨發』という文字が書かれた紙も
入っていて、父の無念に涙するソンベク。

チェオクはその文字を見て驚きます。
それは父と最後に話したときに父が書いていた文字だったから・・・

そのことを聞いてみたいチェオクはそのことに心がとらわれてしまったようで・・・

夜に外で一人その文字を土に書いてみるチェオクに、不意にソンベクが声をかけます。
「その言葉が気にいったか?」
その問いかけにうなずくチェオク。
「『常に己を振り返り修練せよ』という意味だ。文字は誰に?」
チェオクは地面に『父』と書きます。
「学識のある父上だな。今はどこに?」(チェオクは身分の高い家の子だったもんね)
『亡くなりました』
「悪いことを聞いたな」
というソンベクに首をふるチェオク。
そして一番聞きたかったことを文字に書きます。
『お父上は生きておられますか?』と。
そのチェオクの問いに
「私の父上か?・・・生きておられる」
そう聞いたチェオクは、彼が兄ではなかったのかと落胆してしまって・・・
ソンベクは心の中で父はいつも生きているという意味で言ったんだけどね~

考え込んでしまった自分を奮いたたせるように、彼は打ち首になる盗賊だと強がって泥棒の
ダンナにいいますが、気持ちはどうしようもなくて・・・
「あんな者を想ってどうなる?」
とつぶやくチェオク。
そしてソンベクはチェオクたちがいる部屋を明かりが消えるまでみていて・・・

民に悪さをしている役人を懲らしめるために出かけるソンベクたち。
留守の間に調べようとしたのにチェオクも一緒にいくことになってしまって、泥棒のダンナ
だけで捜すハメに。

横暴なことをしていた役人を懲らしめたんですが、役人の追っ手がかかり急いで退却する
ソンベクたち。
そして追っ手が放った銃がチェオクの肩に命中し、チェオクは追っ手の馬に囲まれて
しまいます。
その光景にあの日の妹が重なったソンベクは立ち止まりますが、トクスたちからすぐに
追っ手がやってくるから逃げるようにと訴えます。
チェオクは自分が盗賊ではなく茶母であることを訴えようとしますが、役人は容赦なく
矢を構えてきて・・・

ソンベクは逃げる仲間とは反対に、銃弾と矢が飛び交う中をチェオクを助けに
戻っていき・・・

 ⇒ソンベクにはチェオクがあの日の妹に見えたんですね~
  実はその妹なのに、お互い知らなくて・・・チェオクはもしかしたらって思うのに
  ソンベクの父が生きてるって聞いてあっさりその期待を捨てちゃうんですね。
  

第7話
戻ったソンベクをトクスやカッチュルたちが援護し、チェオクはソンベクの差し出した手に
捕まって馬に引き上げてもらい何とか逃げることに成功します。
傷のせいで気を失ったチェオクを抱えて馬を走らせるソンベク。

そのころユンは風邪でダウン。
泥棒のダンナも金型などは見つけることが出来ず。

チェオクが女だと知っているソンベクは泥棒のダンナも追い出して一人で手当てをします。
服を脱がせて胸のサラシに目がいくソンベクですが、チェオクがその時気がついて自分が
女であることがソンベクにバレたと動揺します。
「背中を向けろ。弾を取り出す」
事務的に言うソンベクに背中を向けるチェオク。
弾は無事に取り出せて、傷口に布を巻きます。
「なぜ、そこまで耐えられる?皮膚をえぐられれば大の男でも気絶する。
 ひどい傷だった。傷が癒えるまでは安静にしていろ」
女であることには言及せずに立ち去ろうとするソンベクに
「ありがとうございました」
と声を出すチェオク。
「この世がイヤで声をなくしました。これからもそうやって生きていきます」
「・・・少し休め」
チェオクの肩に入っていた弾をぎゅっと握りしめるソンベク。
(このシーンで大好きな「哀心歌」が流れてます)

ユンはチェオクが負傷したと聞いて行かせるべきではなかったとひどく後悔している様子。

ケガをしてから久しぶりに外へでたチェオクにソンベクが
「もう動いているのか」
と声をかけます。
「退屈なのか?」
と聞くソンベクにうなずくチェオク。するとソンベクが渓谷へ行こうと誘います。
村人たちが漁をするために集まってるんですね。

平和な様子を遠くから眺めているチェオク。ソンベクは村人と仲良く話をしていて・・・
泥棒のダンナも魚獲りについ夢中になってて・・・
任務を忘れてはいないけど忘れそうになってしまう自分を叱咤しながらものどかな風景に
つい心がなごんでいくチェオクとそんな彼女の様子を幸せそうに見ているソンベク。

そこへケガしてしばらく砦にきていなかったスミョンが帰ってきます。
で、チェオクをみて驚きます。だって茶母の彼女がここにいるんだもんね
「ソンベク様、あの者は?」
「新しい家族だ」
と笑って言うソンベク。

なぜそんな無謀なマネを?と聞くスミョン
「何がだ?」
「前に『早く知り合いたかった』と」
「剣と人柄を見込んだ。我々の家族にしたいと思っている」
「『我々』ではなく、あなた様の家族では?」
と鋭いツッコミをするスミョンに、皆最初から家族だったわけではないというソンベク。
「皆徐々に心を開き、家族になった」
「敵と仲間を混同してはなりません。あなた様を慕う者達の気持ちをお忘れなく。
 目が嘘だと言ってます」
「私を信じぬのか?」
「時が近づいています。従事官のファンボ・ユンが罷免されました」
チャンス到来というスミョンに
「下がれ」というソンベク。
「我々の長年の夢。今こそその機会です」
しつこく食い下がるスミョンに、机をバン!と叩いて
「私を信じろといっている!」
と怒るソンベクに、スミョンはそれ以上言わずに出ていきます。

ユンが罷免されたと聞いたチェオクは心配になって砦を抜け出そうとするんですが、
ちょうどソンベクが誰かに手紙を渡しているところを見てしまって、それを追いかけます。
手紙を奪ったところでスミョンが追いつきチェオクと戦闘になりますが、チェオクを助けに
来たユンに刺されるスミョン。

ユンはチェオクを抱きしめ、チェオクもユンにしがみついて泣きます。

一人部屋にいたソンベクのところへ負傷したスミョンが帰ってきます。
「先に剣を抜いたのは?向こうか?」
とあくまでもチェオクを庇護するような言い方をするソンベクに
「なぜそれほどまでにあの女のことを?」
「信じろと言ったはずだ!!」
激昂して大声をだすソンベクに
「ファンボ・ユンが山に姿を現しました」
「お前が案ずることではない」
そう言われたスミョンは失望したのとケガのせいで気を失い・・・

チェオクが奪った手紙には、ユンの信頼する上司で、左補将の親友で、訓練大将の
チョン・ホンドゥあてに手持ちの金型を処分するように書いてある内容で・・・

チェオクは法事で出かけたという泥棒のダンナの言葉に、なにかを思うソンベク。

砦に討伐隊を向かわせるのと同時に、チョン・ホンドゥが本当に金型をもっているか確認
しようとするユンたち。
ちょうどホンドゥが微妙なことをユンに言ってたこともあって、彼がソンベクたちと一緒に
謀反を企てているのだと確信したユンたち。

忍び込んだホンドゥの屋敷にやっぱり金型はあって・・・

任務が終わったチェオクはソンベクのことが頭から離れず・・・

捕まってしまったホンドゥは討伐部隊が砦に向かう前に、陛下に無実であることを訴えて
自ら命を絶ちます。

 ⇒ソンベクはチェオクがこのまま、このままずっと砦にいてみんなと家族になって
  くれたら・・・って思ってたんですが、それと同時に裏切られたときのためにワナを
  用意してたのよね。
  チェオクが動かなければその罠は何の意味も成さないんですが、彼女がソンベクを
  裏切ったら・・・彼女にとてつもない犠牲を払わせるとわかってて・・・
 

第8話
ホンドゥの死を受けて、本当に十分に調べたのかと陛下に糾弾されたユンと上司は投獄
されてしまいます。
自分がもたらした情報が原因でユンを窮地に追いやってしまい、死なせてしまうことに
なると絶望したチェオク。

ユンの上司の息子はユンのライバルで、今回の討伐が成功したら父の命も恩赦で何とか
助けてもらおうと討伐隊長に志願。
で、チェオクもその男の言葉に一縷の望みを抱いて討伐にむかいます。

チェオクは先に行って様子を伺うことにしたんですが、行ってみると砦はもぬけの殻で
誰一人いなくて・・・
ソンベクの部屋の前まできたチェオクに「戻ったか、中に入れ」と声をかけるソンベク。
一人で酒を飲んでいるソンベクは、法事は済んだか?と聞きます。
「討伐隊がきます」
「なくした言葉を取り戻したのか?酒が飲みごろだ。そこに座れ」
「私は捕盗庁の茶母だ」
そのチェオクの告白に動揺しないソンベク。
「この時季ここは山ぶどうでいっぱいになる。酒造りに最適の季節だ」
ソンベクの態度に彼が自分の正体を知っていたことを悟るチェオク。
「知っていたのか?」
「『過ぎたことは忘れろ』と言ったはずだ。砦へ来た目的は重要ではない。
 帰りを待っていた。一緒に行こう」
そう話すソンベクに剣を抜いてソンベクに向けるチェオク。
「一体何者なのだ?」
「私たちは剣を向け合う仲か?斬れ!私は盗賊の頭領、お前は捕盗庁の茶母だ」
「山を下りよう」(逮捕するってことかな?)
「身分の高い者を侮蔑し、役人の首をはねた。
 世を乱し、人まで殺せば打ち首にされて当然だ」
「罪を悔い改めれば法の定めにより・・・」
「お前を騙し、チョン・ホンドゥを自害させ長官と従事官をはめた」
「討伐隊が来る。今投降しないと・・・」
チェオクは悲痛な声でソンベクに言うけど、ソンベクはチェオクに一番聞きたかった
ことを聞きます。
「初めて口を開いたとき、礼を言ったのも・・・偽りか?」
「黙れ!もう一度口をきいたら本当に斬る」
「あの時お前を助けたのは・・・本心からだ」
ソンベクは静かにひとすじの涙をこぼしてチェオクを見つめる。
「早く斬れ!欲しいのは私の首だろう?」
それでもどうしてもソンベクを斬れないチェオクのためらいのスキをついて、ソンベクが
剣を抜きチェオクの剣を跳ね飛ばす。
「ここでお前とずっと共に暮らしたいと思った」
チェオクの首に剣を突きつけながら言うソンベク。
「一つだけ聞く。私は万人に軽蔑されるべき大罪人だと思うか?違うはずだ。
 何者かと聞いたな?私は民だ。お前と同じこの国の民だ。
 新春の山つつじがこの地を燃やす頃民の心から吹き出した憤怒が世を根底から変える。
 皮肉な巡り合わせだ。次は剣を向け合わない世で会おう」
ソンベクはそういい残しチェオクの元から立ち去る。
チェオクはソンベクの言葉から彼らが謀反を計画していることを知る。

砦がもぬけの殻だったことで焦った長官の息子は追撃をかけることにしますが、それには
ウォネが反対します。
ヘタに追いかければ返り討ちにあうと・・・

チェオクとウォネは泥棒のダンナを捜しに行って、長官の息子たちとは別行動をとります。
ダンナは爆薬を仕掛けられた小屋にいるのを見つけてすんでのところで助け出します。
長官の息子の部隊はソンベクたちをおいかけて山に入り、彼らが用意していた罠にはまって
全員が討ち死にしてしまうという悲惨な状況に・・・

長官の息子だけが生き残った段階で死体のフリをしていたソンベクに討たれてしまい、
それをチェオクやウォネたちは助けることも出来ずに見ているだけしか出来なくて・・・
ソンベクはチェオクたちが見ていたことを承知で、二人の道が別れてしまい元に戻れなく
なったことを実感しながら仲間たちとともに去っていき・・・。

チェオクはなんとしてでもユンを助け出そうと陛下に会いにいくことを決心します。

 ⇒騙されたとわかって、誰よりも大切なユンを救うために砦にいったのに、ソンベクを
  斬ることはできないほど心を持っていかれちゃったチェオク。
  ソンベクもチェオクには自分がやってることを理解してほしくて、かなりの情報を
  提供してるみたいに思えます。
    

第9話
チェオクは仲間が止めるのも聞かずに宮の中に入り、体中を剣で斬りつけられながらも
攻撃は絶対しないで、陛下に会って盗賊団が実は謀反を企んでいることを話します。
そしてユンを復帰させて欲しいと・・・

チェオクの望みどおりユンは復帰したけど、チェオクは瀕死の重傷で・・・
ユンは名医にチェオクを診察してもらうんですが助かる見込みはないといわれます。

一方あの従者のおじさんがいた村が怪しいと兵を率いて捕盗庁が行ったんですが、そこは
もう村人が全員殺されたあとで・・・
実は捕盗庁がその村にいくと知ったダルピョンが先手を打って村人を虐殺してたんですね。
従者おじさんの亡骸にすがりついて泣くソンベクに、スミョンがそのおじさんが握って
いた剣を見せます。
それは捕盗庁が使う剣ではなくて異国の剣だと知ったソンベクはダルピョンがやったのでは
ないかと詰問しますがシラを切る悪党ダルピョン。

ユンは自分の師匠のもとにチェオクを連れていき、生か死かない危険なワザをかける決意
をしたユン。


第10話
ユンの技のおかげで息を吹き返したチェオク。
かいがいしくチェオクの世話をやくユンなのに、チェオクはうなされながら
「じきに討伐隊が来る・・・山を下りよう・・・チャン・ソンベク。
 山を下りるのだ・・・チャン・ソンベク」
なーんて言うもんだから心穏やかではいられないユン。

回復したチェオクは、ユンの師匠からチェオクの両親の位牌があると聞いて立ち寄ってみる
ようにと言われます。
その寺に行き、両親がいつ亡くなったのかはわからないけれど、去年の秋にある男が両親の
位牌をまつったそうだと聞いたチェオク。
チェオクは両親の位牌を抱きしめて慟哭します。
そこへソンベクがやってきて、両親の位牌があるからそこにあの村の人もここにまつろうと
スミョンに話します。
ソンベクはお堂で慟哭している女性を見かけますが、まさかそれがチェオクとは思わずに、
妹だとは思わずに通りすぎてしまいます。
でも、あとでお坊さんからソンベクの両親の位牌を訪ねてきた女性がきていると聞いて、
慌ててお堂に引き返しますが女性はもういなくて・・・

会いたかった妹とすんでのところですれ違ってしまい、ソンベクは辺りを必死に探します。
でもチェオクはもうすでに寺を出てしまっていて、ソンベクがチェヒの名前を必死に叫ぶ
けれど誰も答えてはくれず・・・悲嘆にくれるソンベク。

ユンはこの段階で上司のお嬢さんとの結婚を決意してチェオクと離れる決意をしたのかな?

 ⇒ここ2話ほどはヨンとチェオクのからみが多かったんですが、チェオクがうなされて
  ソンベクを呼んだ時には「ヒヒヒヒ」と笑ってしまうほど嬉しかったです。
  チェオクの心はもうユンから遠く離れたところにあるんですね。


第11話
チェオクはソンベクをおびきだすために民を襲いはじめます。(ケガ人はナシね)
頭領の妹を名乗る盗賊まで出ていると聞いたソンベクは、それがチェオクだと直感したのか
それとも本当の妹だと思ったのか、そいつが出没するところへ何も考えずに出かけます。

そこに待ち受けていたのはチェオクと泥棒のダンナと捕盗庁の兵士たち。
ソンベクの仲間たちはチェオクが茶母だったのかと初めて知ります。
「久しぶりだな」
というチェオクに
「なかなかの手だな」
と褒めるソンベクに、サラリと
「頭領にならった」
と答えるチェオク。
「剣を捨てろ」
というチェオクの忠告に、カッチュルが爆薬を持って前に進み出てきます。
睨み合いになった中で、ゆっくりとソンベクがチェオクに歩み寄ります。
剣を抜くチェオクに
「『剣を向け合うのはやめよう』といったはずだ」
「どちらかが死ぬまでだ」
「剣を納めろ、お前を斬りたくない」
チェオクは剣を振り、ソンベクの顔を少し切りつけます。
「血を見るべき悪縁なら、ここでお前との縁を断つしかない」
そこへユンが馬でかけつけます。

チェオクとソンベクの周りを馬でまわるユン。
ここで初めてチャン・ソンベクと対峙することになるユンは、チェオクを下げるように
武官に命令します。
自分でケリをつけるというチェオクを無理矢理連れていく武官。

そしてユンがソンベクに歩み寄っていきます。
実はソンベクは僧侶姿で初めてユンと会ったときにユンが名乗ったら、
「わが国に敵なしという従事官殿か」
とユンについての評判を口にしたことがあったんですね。
で、ユンと対峙した今、再び同じセリフを口にします。
チェオクもユンもあの僧侶がソンベクだったのかって気づいてハッとします。
(あの時から正体バレバレだったチェオク)

しばしユンとソンベクのにらみ合いが続くんですが・・・
ユンが剣を抜き、二人だけの戦闘になります。
だけどユンの兵士の一人がソンベクに向けて銃を放ち、足を負傷するソンベク。
それを皮切りにカッチュルが爆薬を投げ出して、兵士たちが応酬します。

トクスはソンベクを先に逃がし、カッチュルは討ち死にし、ユンとチェオクはソンベクを
追いかけます。

仲間が囮になってソンベクは逃げますが、チェオクだけはソンベクを見つけて追いかけて
いきます。
ソンベクは負傷しているにも関わらず、チェオクはかなわなくて・・・
「邪魔をするな。もうこれ以上情けはかけぬぞ」
ソンベクがそういうのに、チェオクはむきになってソンベクにかかっていきます。
で、突き飛ばされて転がって、地面に開いた穴に落ちそうになり慌ててそばにあった蔓に
つかまります。
ソンベクはチェオクを助けようと手を差し出しますが、チェオクは剣を向けます。
「命乞いなどするものか!」
「つまらぬ意地を張っていたら私を斬れぬぞ」
そう言われてようやく手を差し出したチェオクに必死に手を延ばすソンベクですが、二人
を支えていた蔓が切れて二人は深い穴の中へ・・・

そのころユンたちはチェオクがいなくて、トクスたちは頭領がいなくて大騒ぎで・・・

洞窟に落ちて先に目が覚めたチェオクは薄暗い闇の中でソンベクを捜します。
少し離れたところに倒れているソンベクを見つけて駆け寄ってみると足の上に岩が乗って
いてチェオクはそれをとってやります。
激痛でソンベクが意識を戻して、いきなり起き上がったのでチェオクは剣を突きつける。
「何をためらっている。早く斬れ」
そう言いながらもケガのため苦痛にゆがむソンベクの顔と、傷口からドクドクと流れる
血を見つめるチェオク。
「弾は貫通し、矢も骨から外れている」
チェオクはソンベクの傷の具合をみてから、髪を結んでいた紐を外してソンベクの傷口に
あてます。
そしてソンベクの靴を脱がせて脚のケガの具合を見ます。
「折れているから足首を固定する」
「何もするな!やめろ!」
ソンベクはチェオクが治療しようとするのを拒んで抵抗するけど、チェオクはソンベクを
一発殴っておとなしくさせます。
「私に血を流させて生き残った者はお前が最初で最後だろう」
殴られて口をぬぐいながらソンベクがそう言うと
「好きでしているとでも?何か口にくわえて」
チェオクは折れているソンベクの骨を元に戻すように力を加えて、ソンベクは苦痛に顔を
ゆがめます。
ソンベクの手当てを終えたチェオクは松明を作って洞窟の中を探索しようとしてて。
「何をするつもりだ?」
「ここから出る。・・・なぜ私を助けた?」
ソンベクに背を向けながらチェオクが聞くと、苦しい息の中でソンベクが答える。
「お前ならどうした?・・・何も考えていなかった。体が勝手に動いただけだ」
その言葉に振り返ってソンベクを見るけど、何も言わないチェオク。

一方地上では夜になっても双方の味方が二人を捜索し続けていて・・・

脱出する出口が見つからず、ソンベクのもとに戻ったチェオク。
「出口はみつかったか」
その質問に力なく首を振るチェオク。
二人が落ちた穴を見つめると、そこまではかなり距離があって・・・
「私も何度も考えた。だが脚が折れていなくても登れない高さだ。
 大声をだしても反響するだけだろう」
それでも諦めきれず上空の穴をみつめるチェオクにソンベクが爆薬の筒を渡します。
「爆竹だ。正確に打ち上げないと私たちは共にあの世へ旅立つことになるだろう」
チェオクはその爆竹を拾い上げて
「ここを出て、私がお前を逃がすと思うなら考え直せ」
とソンベクが脱出を協力することにクギをさします。
「誰かに情けをかけられて動くつもりはない。私を動かすものは私自信の意志だけだ」
苦痛にあえぎ、途切れながら言うソンベク。

チェオクは爆竹を岩で固定させ、その作業をみていたソンベクがつぶやきます。
「誰が駆けつけると思う?兵が先に来れば私が死に、私の仲間が先に来ればお前が死ぬ。
 いずれにせよ山は私たちを捜す双方の者たちで埋まっている」

そしてチェオクが放った爆竹は地上に届き・・・
ユンたちはチェオクがいる場所がおおよそわかるが、捜索のために準備していた爆竹を
立て続けに放ったので正確な居場所がわからなくなってしまいます。
ユンたちも、そしてトクスたちもそちらに向かいはじめて・・・。

洞窟ではチェオクが放った爆竹に返事をするかのように大量の爆竹の光が見えたので
「お前が助かるな」
とソンベクがつぶやきます。
でもいつまで待っても、助けはなかなか来なくて・・・
「・・・遅いな」
「じきに来る」
「来るだろう。ここで二人とも死ぬよりはマシだ」
「強がるな」
「前に『私は民にすぎぬ』と言っただろう。お前も私と同じだ。こんな時代でなければ
 お前も一人の民として幸せに暮らせた。私が斬りたかったのはお前のような民ではない」
「時代のせいだけではない・・・悪縁だ」
チェオクもソンベクも砦のソンベクの部屋で互いに斬らなかったことを思い出す。
「あの時砦でお前を斬っていれば・・・ここに落ちかけたお前を助けなければ・・・
 殺されたカッチュルや仲間のことだけを思っていれば・・・こうはならなかった」
チェオクと同じ後悔をしているソンベクに視線をやるチェオク。
「心で斬ってこそ・・・剣が動くもの。なぜためらったのか私は今でも・・・わからない。
 どうしても・・・わからないのだ」
息苦しそうに絶え絶えになりながらも言葉を続けるソンベク。
「怖くはないか?私は恐ろしい。自ら命を投げ出したカッチュルの死が怖い。
 もう二度と・・・仲間たちの顔を見られなくなることが怖い。
 そして何より・・・あの妹に・・・私の哀れな妹に気づかずに通りすぎたことが・・・
 あの妹がこのまま泥まみれで生きねばならぬことが・・・怖いのだ。死ぬほど・・・」
ソンベクの心からの言葉に、チェオクは静かに涙を流して・・・

 ⇒洞窟で二人っきりになっちゃったので、二人はおもう存分話が出来るんですよ~
  ソンベクも長い間築いてきたものをチェオクのために台無しにしちゃうところなのを
  自分でも止められなくて・・・
  「怖い」と素直に自分の感情を表現するソンベクに、実はチェオクもこんなところで
  死ぬのは怖いと思ってて気持ちがシンクロして泣いちゃったのかな?


第12話
朝になっても二人は見つからず、ユンは二人が一緒にいるからちょっと感情的になってて。

チェオクは仲間が助けにこないので、洞窟の中を歩き回るけどやっぱり脱出する箇所が
なくて戻ってきます。
「生まれたときから謀反を考える者はいない。去年疫病にかかった母をみつけた。
 治療はおろか村からも追われ、飢え死にした。石を投げられて全身あざだらけだった。
 息を引き取るまで獣以下の生活を強いられたのだ。それが・・この国の民の現実だ」
「口を慎んだほうが身のためだ」
ソンベクの身体を案じてそういうチェオクだけど、気持ちが揺さぶられるからソンベクの
話はあんまり聞きたくないんだよね~
「7歳だった幼い妹も、私の目の前で連れていかれた。
 今も生きていれば・・・20歳を越えている。どこかの男の妻になっているだろう。
 子供がいればその子も生まれながらに卑しい身分だ。一体何が正しくて何が間違いだ?
 飢えているものに食べ物を与えることは間違いか?
 人が人をまるで馬や牛のように扱い、働きもせずに私腹を肥やすのが正しいことか?」
「私にはそんなことはわからない」
「新しい時代には・・・剣のかわりにクワを持って田畑を耕し、妻と共に子供を育てたい
 と夢見たものだ。それが・・・お前達の言う反逆であり、謀反なのだ」
咳き込みながらもソンベクはこれだけはチェオクに言っておきたいとでもいうように
言葉を搾り出す。
「私は生きたい。なんとしても新しい時代を見たい」
チェオクは耳をふさいでしまいたいほどソンベクの言葉に揺れる。

ふとソンベクを見るとケガのせいで全身を痙攣させていて、慌ててソンベクの傍にいく
チェオク。
「チャン・ソンベク?チャン・ソンベク!しっかりして!」
それでも痙攣はおさまらず、チェオクは着ていた上着を脱いでソンベクにかけて彼の胸に
抱きついて必死で抱きしめます。
そしてソンベクの上着を脱がせて直接温めようと上着を脱がせたとき彼がチョゴリの紐を
もっていることに気づきます。

チェオクはその紐で髪の毛を縛って、ソンベクの上着をはだけて身体をふいてやるけど
痙攣はおさまらず、思わず胸にすがりつきます。
やがて痙攣はおさまり、疲れ果てた様子のチェオク。
ソンベクの額に手をやって体温を確かめ、ソンベクの胸に耳を当てて彼の心臓の鼓動を
聞きながら彼にすがりつくように眠るチェオク。

(この辺りで私の好きな曲「哀心歌」がフルバージョンで聴けます♪)

ふと目が覚めたソンベクはチェオクが自分のすぐ傍らで眠っていることに驚きます。
チェオクを起こさないように横に抱いて、自分の胸に手を置いているチェオクの手を握り、
肩を抱いてチェオクの額に自分の額をそっとあてるソンベク。
チェオクの髪をすいていたソンベクは、彼女が妹の形見の紐をしているのをみつけて
ほどこうとするけれど、思い直してそのままにし、何度も彼女の髪を撫でてやります。
やがて気がついたチェオクはすぐ目の前にソンベクがいて、慌てて離れて行き・・・

離れたところにいるチェオクに話しかけるソンベク。
「お前と砦にいる間生きていることが幸せだと感じられた。
 剣を手にしてから世の中への怒りだけで生きてきた。怖いものなどなかった。
 だが、お前と会った時・・・剣を捨てたくなった。
 お前に心を奪われていくにつれて・・・怖くなった。運命を呪った。
 いつの日かお前と剣を交えねばならぬ。
 私は初めて剣を捨てて平凡に暮らしたいと願った。
 だがしょせん・・・かなわぬ夢だった。
 ここで死んだとしてもお前のことは・・・決して忘れない」
「そんな話をするな。私はお前を生け捕りに・・・」
しゃべっている途中でいきなり悲鳴をあげたチェオク。
「どうした?何があった?」
ソンベクは返事をしないチェオクのもとに這うようにしてそばに行く。

チェオクが倒れたのは、毒虫に噛まれたせいだと察したソンベク。

地上ではチェオクたちが落ちた穴を見つけたユンたちが
「チェオク、いるのか?返事をしろ!」
と声をかけていて、それは洞窟にいる二人の耳にも届く。

毒が回って意識が遠のきかけるチェオクに
「返事をしろ」
と促すソンベク。
それでも返事をしないチェオクに、彼女の身を案じて
「早く返事をしろ!」
と強い口調になるソンベク。
耐え切れずヨンたちに「ここにいる」と声をあげようとしたソンベクの口をとっさに
ふさぐチェオク。
ソンベクを死なせたくないチェオクの気持ちに、ソンベクも涙があふれて・・・

意識を失うチェオクに、ソンベクは噛まれた傷口に口をつけて毒を吸い出します。

手当てが終わったあとで横たわるチェオクのそばに並んで横になったソンベクは
「なぜ返事をしなかった?お前だけでも助かったはずだ」
と聞きます。
「もし逆だったらどうしていた?何も考えていなかった。体が勝手に動いただけのことだ」
そういいながらソンベクに背を向けて身体の向きを変えるチェオク。
「寒い・・・寒い・・・」
つぶやきながら震えるチェオクをソンベクは後ろから抱きしめてやり・・・

ソンベクの手当ての甲斐あってチェオクは目を覚まします。
少し離れたところにソンベクが座っていて・・・
「・・・お前の・・・お前の名は?」
ソンベクが震えている様子から彼女はもしやと思い
「毒を飲んだの?なんてことを・・・」
悲鳴が出そうになるチェオク。
「考えている余裕はなかった。口の中に傷が・・・」
チェオクはその言葉で、自分を手当てしてくれたソンベクが自分が殴ったことが原因で
毒に侵されていることに気がつき・・・自責の念にかられます。
「残されるより・・・逝くほうがいい・・・。
 そんな目で見るな。お前のせいではない。残して逝くが・・・許してくれ。
 愛している・・・生まれ変わったら・・・二度と・・・会わぬことにしよう。
 もう二度と・・・」
ソンベクの言葉にチェオクは涙があふれて止まらなくなり・・・
「・・・名前は?」
その言葉を最後にソンベクはゆっくりと倒れ込み、彼にすがりついて泣くチェオク。
「チェン・ソンベク・・・」
チェオクの必死の呼びかけに、ゆるゆると右手を上げてチェオクに土を渡して、ついに
力尽きるソンベク。

チェオクはソンベクがくれた土から、自分が意識を失っていた間に彼が洞窟から出る場所
を探してくれていたのではないかと思い歩きまわります。
そして渡された土と同じような湿り気のある土を見つけて、そこを掘っていくとその先に
光があふれて、外へ出る道が見つかります。

「チェオク・・・チェヒ、チャン・チェヒ。それが私の名前。
 なぜ私を起こさなかったの?なぜあきらめたの?一緒に出られたのに・・・」
ソンベクが最後に名前を聞いたことを思い出してつぶやくように答えるチェオク。
自分が眠っている間にあの体で洞窟内を動き回って一人でここを見つけたソンベクに、
外に出られる道を見つけたのに、自分のそばにいてくれたソンベクの想いに涙があふれて
止まらないチェオク。
動かなくなった彼のそばにいき頬をなでて
「目を開けて。新しい時代を見るんでしょ?一緒に暮らしたいんでしょ?
 私は・・・まだ返事もしていない。頼むから目を開けて。私も・・・私も愛してる。
 お願い、目を開けて。お願いだから・・・一緒に出よう。一緒に暮らそう。
 また独りぼっちになるのはもう耐えられない。
 死なないで・・・死なないで。お願い、死なないで、置いていかないでソンベク。
 死なないで・・・お願い」
堰を切ったように溢れ出す想いを抑えきれず、チェオクはソンベクを揺さぶりながら
慟哭します。
 
地上では小さな滝を挟んでユンと敵が対峙していた。
そこに滝の中からチェオクがソンベクの遺体を連れて登場する。
動かないソンベクを捕盗庁が人質にとり、チェオクはわざと自分が敵の人質になるように
仕向けて、敵に「自分と頭領を交換するように」と指示します。

ユンはチェオクがソンベクを助けるためにわざと人質になったことを察して、そんな
取引には応じないんですが、チェオクと仲のいい武官がソンベクはもう死んでいる
じゃないですかと勝手にソンベクの遺体とチェオクを交換します。

ユンのもとにゆっくりと歩いていきながら、水に流されるように敵のほうへとやられる
ソンベクから目を離せないチェオク。
味方のもとにたどり着いてもソンベクが生きているのか死んでいるのかわからず、じっと
ソンベクの方ばかりを見ていて・・・

夜になり、ユンと二人だけで話をするチェオク。
「一度はチェン・ソンベクを捕らえた。謀反を阻止できる絶好の機会だったのだぞ。
 なぜ自ら人質となり、やつを助けた?なぜかと聞いている」
答えないチェオクに
「あの男を・・・愛しているのか?」
そう質問するユンに、チェオクは涙をこぼしながら、それでもはっきりとうなずく。

ユンはチェオクに、捕盗庁の職を辞するから一緒に暮らそうといわれるんですが、身分が
違うし婚約者がいらっしゃいますといわれます。
身分も何もかもいらない、お前さえいればってユンが言うけれどチェオクは
「私にもわかりません。あいつに剣を向けるべき私が・・・なぜこんな気持ちに?
 断ち切ろうとするほど深みにはまる自分がわかりません」
「あいつを忘れられるほど遠くへ行こう。どこでもいい。もう自分を欺きたくない。
 日陰の身に戻っても、私は構わない。お前は・・・私がいるから息ができるといった。
 私も同じだ。お前なしでは生きていけぬ。」
「この身は木陰に隠すことができても、離れた心は何をもってしても隠せません」
泣きながらソンベクへを愛していることを告白するチェオクにユンは・・・

 ⇒この回はめっちゃ内容が濃いんですよ!!
  ソンベクは初めて剣を捨てたくなったって、自分がチェオクに対してだけはすごく
  突発的に動いちゃうし、ダメだってわかってても惹かれる気持ちを押さえられない
  って告白するんだよね~。
  チェオクもやっと自分の気持ちに素直になって、動かないソンベクにすがりついて
  「目を開けて」っていうシーンはもう涙もんです! 
  みんなが「チェオク~」って捜してるから、それがチェオクの名前かなって思う
  ソンベクだけど、直接本人の口から名前を教えて欲しかったのね~


第13話
ソンベクは何とか命を取り留めます。
目が覚めたソンベクはダルピョンからお前のせいで多くの部下が死んだとなじられて、
その通りだと思うソンベクは自責の念にかられます。

カッチュルの幼い娘が墓にいるところへ回復したソンベクが近づきます。
父親をむざむざ死なせてしまった軽率だった自分の行動に涙が止まらないソンベク。

責任を感じ、戦う気力をなくしたソンベクは一人で出て行こうとします。
止めるスミョンに
「私のせいで死んだ仲間に顔向けができない。私を行かせてくれ」
「お連れ下さい。さもなくば・・・殺してください」
「仲間の極楽往生を祈りつつ、足の向くまま放浪する。お前は戻れ」
「うそです。茶母を捜しにいかれるのでは?どうして縁を断ち切れないのですか?」
そのスミョンの言葉には答えず行こうとするソンベクですが、目の前にトクスが
立ちはだかります。
頭領は今から干からびた世の中に大雨を降らしてもらわないとと説得するんですが
「すまない、私は洞窟で死んだと思ってくれ。
 私はもうチャン・ソンベクではなく、ただの男チャン・チェムにすぎない」
戦う気力をなくしてしまったソンベクをみてこれ以上の説得をあきらめてしまったトクス
たちが立ち去ろうとしたときに、カッチュルの娘のいる村が襲われたと知らせが入り、
ソンベクは急いで駆けつけますが幼い娘をはじめ村人はすべて殺されてしまったあとで。

実はダルピョンがソンベクの気力を奮い立たせるために村を襲わせたんですね~
彼がいないと謀反は起こせないというひどい話で・・・

再び剣をとり、謀反の決行を知らせるソンベク。

ユンは自分を殺してから行けとチェオクにいい、チェオクは自分の命を絶とうとします。
敵の奇襲があり、チェオクはユンのもとにいこうとするんですが、ユンは「行け」といい
チェオクを解き放ってやります。

そしてチェオクはユンのもとから旅立っていき・・・

チェオクはユンたちを襲った兵士達のあとをつけてある集団のところにたどり着きます。
ダルピョンやトクスたち仲間が、頭巾をかぶせて猿ぐつわをかませて木から女をぶら下げて
いて、そこに杖をつきながらソンベクがやってきたので彼が生きていたことを確認した
チェオク。
「誰だ?」
とソンベクが女のことを仲間に聞きます。
お前とは縁の深い女で茶母だとダルピョンに言われ「殺れ」と剣を渡されます。
ソンベクはそれを拒否するんですが、チェオクのことで心が揺れていることを指摘され、
忘れたというソンベクにそれならそれを証明しろとせっつかれます。
殺された仲間のために斬って下さいと仲間たちからも言われてソンベクは覚悟を決めます。

頭巾を外してくれと頼むソンベクに、ためらうからそれはダメだというダルピョン。
ソンベクはこれが本当にチェオクなら肩に傷があるはずだと思いだし、
「背中を向けてください」
と指示し、一度目は肩口を斬って傷が無いのを確認し、チェオクではないことをわかった
うえで、もう一度とどめを刺します。

その様子を木陰からすべて見ていたチェオクは、ソンベクが自分ではなく仲間を選んだの
だと涙があふれてきて・・・
「愛している。生まれ変わったら二度と会わぬことにしよう」
ソンベクの言葉が思い出されて・・・今生ではもうソンベクとは殺しあうしか縁がなかった
のだと思い知らされて空虚な思いにとらわれます。

スミョンになぜ二度も斬ったのかと聞かれたソンベクは
「まず情を断ち、首をはねたのだ。想いは断った」
その言葉にスミョンは立ち去ります。

呆然としていたチェオクは、髪を結んでいたあのチョゴリの紐が解けたのにも気づかない
ままでしたが、先ほど殺された女性の遺体が捨てられているのをみて誰だったのかと
確認します。
それは泥棒のダンナが愛している女房で・・・
自分に親切してくれた女房が殺されてしまい、チェオクは悲鳴を押し殺します。

ソンベクは死体がなくなったと騒ぐ部下に、騒ぎ立てるなといいます。
誰かが埋めたのだろうから戻ろうと・・・
そして戻る途中であの紐を見つけ、チェオクが女を斬るところを見ていたことを知ります。
「なぜ戻ってきたのだ?・・・私はすでにお前を斬ったのに・・・」
すでに断ち切ったはずの縁なのに、チェオクが来たとわかって心が揺さぶられるソンベク。

戻ったチェオクはユンに
「むなしい夢を見ておりました。あの男を必ず斬ります。この手で斬ります。
 そのときまで私を置いてください」
と決意を口にします。

 ⇒チェオクはもうソンベクしか見えなくなってしまい、ユンのもとを去っていきます。
  自分の気持ちに正直になってソンベクと生きていこうと決心するのに、ソンベクが
  仲間を選んで自分を斬ったときに、もうこの縁は剣でしかつながることはないのだと
  捕盗庁に戻っていきます。
  ソンベクも一度はあんなに夢見ていた謀反を、仲間を捨てていけると思っていたのに
  自分を慕うものを、虐げられる人たちを見捨てることは出来ずにチェオクとの縁を
  切っちゃった。
  でもチェオクじゃないから斬ることが出来たのであって、あれがチェオクならたとえ
  仲間の前でもやっぱり彼女を斬ることはムリだったと思うなぁ・・・  
  しかもあとでチェオクが自分の代わりに誰かを斬って、自分との縁を終わらせようと
  していたのを見られてかなり動揺してたソンベクだったよね~


第14話
ダルピョンが謀反を起こすのは民のためではなく、自分の私腹を肥やして異国と手を組む
ためだったと気づいたソンベクは謀反を中止して仲間たちを引き上げさせます。
そして仲間を逃亡させるために用意していた砂金を配ろうとしますが、スミョンが全部
ダルピョンが持ち逃げしたと聞き、ソンベクはダルピョンを討つべく出かけていきます。

チェオクはソンベクを追いかけていったんですが、ダルピョンに捕まってしまいます。

ユンは自分の師匠からソンベクとチェオクが兄妹だと聞き、彼らの運命には悲しい結末
しか残されていないことに衝撃をうけます。

ユンのおかげで謀反が失敗したことに腹をたてたダルピョンは一人で来るようにとユンに
手紙を残します。

ダルピョンの言うとおり一人で行ったユンですが、ソンベクが馬でダルピョンを追いかけ
てきて・・・
周囲の敵を蹴散らしながら歩み寄るソンベク。
チェオクの命を盾にするダルピョンに
「私はもう・・・その女を斬った。勝手にしろ」
そう言って歩みを進めるソンベクにたまらずユンが止めに入ります。
「貴様への借りは後で返す。そこをどけ」
「お前が愛した娘だろう」
「剣を向ける方向が違うなら・・・死あるのみだ」
「チェオクの命はお前の命だ」
「この剣には数百の命が懸かっている!」
もはや二人が兄妹と知ってしまってはユンもソンベクを斬ることが出来ず、必死にソンベク
を止めるユン。
「私を斬れ。私を斬らぬかぎり一歩も行かせぬ」
「もう一度邪魔したら、剣に情けはかけんぞ」
「数百の命と同じほど・・・私にはチェオクの命が大事だ」
「そうだ。そうして剣を取れ。私は死んでも反逆者で、貴様は常に私の敵なのだ」
「頼むから・・・剣を納めてくれ。あの子は・・・」
ユンがそういいかけるんですがダルピョンが二人を戦わせるように煽り立てて途中で話が
途切れてしまいます。

ダルピョンは砂金を盾にソンベクを止めようとするんですが、そんなダルピョンをユンが
短刀で殺してしまい、砂金は海に散らばってしまいます。
仲間の命を救う砂金が海に消えて憤怒のあまりソンベクはユンを斬って・・・

ユンはソンベクに斬られながら
「チャン・チェム・・・あの子が・・・妹のチェヒだ・・・あの子を二度も死なせるな」
そう言って倒れます。

ソンベクはチェオクが妹だったことがあまりにもショックで、呆然としたままその場を
去ってしまいます。

チェオクは猿ぐつわをされて、腕を縛られたまま倒れたユンの元に駆け寄っていきます。
ユンはチェオクを好きになってからよく眠れなかったといい、自分のために苦しむなと
言い残して息を引き取り・・・

ソンベクは自分が捕盗庁の囮になって仲間たちを逃がすことにします。

捕盗庁に追いかけながら馬で一人逃げるソンベク。
討伐隊の中にはチェオクがいて・・・

背中に矢を受けて、馬から下りて走って討伐隊を引き寄せるソンベク。
行き止まりの岩の前で剣を手にしたソンベクの前にチェオクが進み出て行きます。
最後にひと目みたかった妹に会えてほほ笑むソンベク。
「私の剣で斬らねば一生悔いが残る」
「その腕しかとみせてもらおう」
「息の根を止める」
チェオクは剣を抜いてソンベクにかかっていくけれど、ソンベクに剣を跳ね飛ばされて
しまいます。
ソンベクの剣を手で止めたチェオクに、ソンベクは自ら自分を斬らせます。
「会いたかった・・・チェヒ」
ソンベクに自分の本当の名前を教えていないのに、なぜ彼が知っているのか・・・彼が
兄だとわかって呆然とするチェオク。
急いで剣を抜こうとするチェオクなんですが、ソンベクがなおも深く突き刺したので
悲鳴をあげるチェオク。
「・・・私のことは・・・忘れてくれ」
ソンベクが兄だったことに衝撃を受けて、呆然とその場に座り込んでしまうチェオク。
剣を抜いてソンベクから少し離れるんですが、ソンベクは剣を杖にして立ち上がり、
そのまま捕盗庁の兵士たちがいるほうへと歩いていきます。

ソンベクはチェオクを一度だけ振り返ったあと剣を振り上げて、その瞬間矢と銃弾の
嵐が襲ってきて、容赦なく撃たれます。
チェオクは思わず走り寄って彼をかばい、彼女にも銃弾と矢が降り注ぎ・・・

自分をかばって撃たれたチェオクに、なぜ?という表情で驚くソンベクですが、もう立つ
力もなく、意識が朦朧としてて・・・
チェオクはそんな彼に、もう離れないというようにソンベクにしっかりと抱きつきます。
父の言葉が脳裏に蘇るチェオクとソンベク。
『お前は今年でいくつだ?・・・チェヒはまだ7歳か。
 チェム、何があろうとチェヒと離れるな』
二人はやがて力尽きて倒れて・・・

寄り添って倒れたチェオクとソンベク。
チェオクはソンベクの頬に触れて、その手を力なく握るソンベク。
「・・・兄上」
その言葉を聞き、やがてソンベクは静かに息を引き取り・・・それを見届けるように
チェオクも息を引き取ります。
ソンベクの胸元にはあの飾り紐が風になびいていて・・・

 ⇒ソンベクはチェオクが妹だと知って、かなり絶望してた様子。
  剣を交わすことでしか二人の縁はつながっていないと思ってたのに、何よりも強い
  肉親という縁があって、それを知っても一人の女性としてチェオクを愛した気持ち
  は捨てることが出来なくて・・・
  チェオクもソンベクが兄だってわかっても、彼を愛した気持ちを捨てることなんて
  出来なかったと思うんですよ。
  なので私としては「・・・兄上」じゃなくて、「・・・チャン・ソンベク」と
  言って欲しかったなぁ
  ま、二人の父が「なにがあろうと離れるな」っていう約束通り、二人はどこまでも
  一緒に行ってしまったわけで・・・
  そういえばソンベクって今までチェオクの名前さえ知らなかったから、チェオクを
  最初で最後に名前を呼んだのが「チェヒ」だったのよね~
  そのことを知るとまた涙がホロリで・・・
 
  今生では決して成就することのない悲しい恋を、その命の最後にやっと成就させる
  ことが出来たっていう、哀しくもハッピーエンドな恋の話に、私の脳みそはかなり
  やられてしまったわけですよ。  
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