ドラマ「信義」関連の記事を更新しています。「韓国には行ったことがありません」からブログタイトル変更しました。
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今回は衣装について記事を書いてみました。

ドラマのプロローグで時代劇の衣装なのにマント、それがすごく新鮮でステキだったので一気に
ストーリーに入り込めたのかもしれません。

マントはウダルチだけが着用するものではなく、女性陣も外出の際に着用してますよね。
王妃とチェ尚宮はこっそり宮殿を抜け出てキチョルの屋敷に行くときにマントを着用していたし、
ウンスは最終回でスインとウムジャから逃げるときに羽織ってました。
(マントは風よけだったり、雨避けのために着てるみたいですが、王や王妃たちは隠密で行動する際に
 身分を隠すためにかぶってたのかもしれません)
ウダルチたちが着ているマントの丈はお尻ぐらいまでですが、女性陣はもっと下までありました。
やっぱり戦闘で動きの邪魔になるから短めなのかな?
王やプオン君もマントは使ってますが、生地はさすがによさそうなものですよね。
ウムジャも最終回でマントを着てますが・・・スインはいつもマントちっくな服を着ていたので
彼女がマントを着用していたかどうかは思い出せません。
衣装_01_001
衣装01_002
衣装01_003
衣装01_004

鎧姿は時代劇でいろいろありますが、やっぱり体全体を覆われてしまうとどうしてもゴツい印象が
否めないのですが、このドラマに出てくる鎧姿はわりと軽装ですよね。
この鎧は元からの帰国時以外に最終回でも着用していたので、長旅や行軍の際の動きやすい軽めの
鎧ということかな?と思います。
衣装02-001

こっちの鎧姿はあんまり好きじゃないです。(ゴツい感じがするから)
なのにゴージャスな印象がするせいか、DVDのジャケットなど主にこの姿でチェ・ヨンという
人物を紹介しているのでちょっと残念。
宿屋で着替えたってことは高麗に入ったので正装を身に着けているのかなぁと考えています。
ウダルチもいい服着てるし、テマンも一張羅っぽいのを着てるから。
衣装03_001

チョグォルテの副長だったヨンが身に着けていたのは赤と黒の服。
鎧じゃないぶん、すごく動きやすそうですが色はちょっと目立つのでは?
衣装05_001

宮中ではやっぱり警護も大事だけど華やかさも必要ってことで少しオシャレな感じの鎧。
衣装06

鎧の下に来ている着物は紺や青で、袖や裾は絞って着用するみたいです。
(夏の撮影だったからこれはちょっと暑かったでしょうね)
ヨンの場合は下着は上下とも黒、その上に紺や青の上着を着て、最後に鎧ってことなのかな?

現代でいうところの肌着?
衣装04_000
で、これがワイシャツだとして・・・
衣装04_001
これ(ポツポツがついてる服)がジャケットってことかな?
衣装04_002

ジャケットにあたる服はいくつかありますね。
衣装07_001
衣装08
21_003.png

ウンスがウダルチにいたときは一番下に着ていそうなのは白の下着で、その上に紺か青の服を着てました。
丈も他のウダルチに比べると短めで、ズボンはスパッツみたいに絞って着ているような感じかな?
色は外の撮影時と部屋に入ったときでは印象がガラリと変わりますよね~
外でウダルチたちと一緒にいたウンスの服の色は濃紺ですが・・・
ウンス衣装07_002
ヨンにアイコンタクトで呼ばれて部屋に行ったときには黒っぽく見えます
ウンス衣装07_003

ちなみにウダルチの部下たちは半袖を着てるときもありました。
(これなら撮影もなんのそのってことで・・・いや、やっぱ夏は暑いですよね)
衣装03_002

ウンスの衣装だとこれが好きです。もちろんウダルチの衣装もキュートでかわいくて好き♪ですが
医仙っぽいのはこれかな?
このときのチャン先生の服装も好きです。
ウンス衣装06_001

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Q&Aの後篇です。
今回はキャラやストーリー内のセリフ、小道具などについて書きます。

Q:韓国の信義ドラマファンの方からの質問
A:信義の脚本家ソン・ジナさんの回答
⇒:私の個人的な意見

  ※ここでは下記のように時代を呼ぶようにします。
    現代:2012年。ウンスがいた時代
    過去:1351年。ヨンがウンスを連れ帰った高麗の時代
   大過去:1251年。ウンスがヨンと離れ離れになった百年前の高麗
       (その頃高麗は元に支配されていたのかな?)
    
    ちなみにウンスが天の門を通ったのはこんな感じ。
    現代(2012)→高麗(1351)→現代(最終回で薬を持って戻る)
       →大過去(1251)→現代(一瞬だけ)→高麗(1355)

Q:ヨンのキャラと設定について苦労したこと
A:ヨンは口数が少ないという設定だったのでセリフを考えるのに苦労した。
  自分が気に入ってるセリフは「편생입니다.하루나 여칠이 아니고」
                (一生です。一日や数日ではなく)
  
  もう少し可愛くて幸せな姿を描きたかったが序盤で監督や他の人たちからダメだとカットされ
  まくってしまい、中盤以降は減らしてしまった。

Q:ヨンはいつからウンスを愛し始めたのか?
A:いつの間にか、もしくは最初から

Q:ヨンが覚醒した直接的なきっかけは?
A:先王(キョンチャン君)の死によるもの

Q:ヨンの好きなシーンは?
A:今の気分だと、22話の一人で戦ったヨンのシーン(ミノはもうヨンだと思った)

Q:ヨンがウンスを好きだと自覚したのはいつ?
A:メヒのスカーフを解いたときに彼女への気持ちを認めたのでは?
 
Q:剣が重いというのは?またそのきっかけは?
A:人の命が重かったのだということをヨンが知り、師匠はそこで終わったけれども師匠を越えて
  奪った命の重みを抱えたまま大義を果たすようになっていく成長を描きたかった。
  ヨンは誰かを守ることでずっと生きてきた。でも一方的に守るのではないということに気づいて
  重さを感じるようになったのかも・・・

Q:ヨンがウンスの髪に触れたがったのは?
A:乱れを直すつもりで触ったらその衝動が止まるかもしれないと考えたけど、触れられずという
  感じ?

Q:ヨンがおんぶできないといったセリフの意図は?
A:おんぶすれば刀が持てない→武士orウンスという選択にも似たセリフにした。

Q:ヨンが16話でウンスには心がないといったセリフの意図は?
A:一度ぐらいヨンにグチらせたかった。ウンスに直接そんなことを言うのはヨンのキャラじゃない
  と思ったから。

Q:ヨンが17話でうろうろしていたのは?
A:叔母と話をしたあとで行ったり来たりしていたのは、ウンスが宮殿に一人で残ると言って
  行ってしまい、王の警護も職がないのでできない状態で。
  いつも何かを守るために生きてきたヨンにとって何もすることがない状態だったので何をしたら
  いいのかわからずウロウロしていた。

Q:ウンスのキャラと設定について苦労したこと
A:チェ・ヨン将軍の第二夫人のユ夫人を意識して名前を決めた。
  ウンスの感情描写がなんとなく少ないように思われたのは自分の計算ミス。
  本当なら9話あたりからウンス目線で話を進めていきたかったのにできなかったので。
  8話と16話を山場と捉え、16話ではウンスがヨンを愛している気持ちを認めるようにしない
  といけなかったのにうまくセリフにできなかった。
  ウンスにはきれいな衣装を着せたかったのに監督にはウンスのキャラにこだわりがあったので
  無理だった。
  
Q:ウンスの好きなシーンは?
A:今の気分だと、19話のエンディングで百年前のウンスがセリフなしで登場したシーン
  (孤独な感じがものすごく表現されていた)

Q:5話でウンスが瀕死のヨンに話しかけているセリフの続きは?
A:考えてなかった

Q:ウンスは本当にヨンが恋慕していると思ったのか?
A:多分冗談にしてしまおうとしてわざとからかったのだと思う。そのままだとぎこちなくなるから。

Q:チャン侍医について
A:高麗においてのウンスの師匠として活躍するエピソードを用意していたけど、当初よりも医療系の
  話が敬遠されてしまい、登場シーンがかなり縮小されてしまって残念。
   ⇒それに加えてケガで途中降板だったので本当に残念ですよね。

Q:トクフン君が二度目に毒を盛った目的は?
A:一度目と同じ。解毒できれば医仙だと思うし、できなければ自分と同じ口先だけの人間だと。

Q:信義を通じて伝えたかったこと
A:一日しか生きられなくても愛しながら生きよう「하루를 살더라도 사랑하면서 살자」

Q:黄色い小菊を登場させた意図は?
A:花言葉が『信頼』だったから

Q:どうして医者と武士という設定だったのか?
A:刀を使う二人のやりとりが多い話を考えてこうなった

Q:遺物について(特にプロジェクタ)
A:ウンスが両親と別れの挨拶ができるようにと組み込んだ。
  もともとはウンスが高麗に行くときに持っていくつもりが、都合上現代に戻ったときに持って
  いくことになって何となく不自然になった。
  現代で持って行ったネックスレスについては自分も知らないので答えられない。
   ⇒どうやら現場で急遽ネックレスをウンスに持たせたらしいので台本にはないそうです。

Q:ウンスは手紙や手帳を持ったまま大過去に行ったのか?
A:持って行った。
  大過去でウンスは自分が持ってきた手帳や手紙、フィルムケースなどを燃やすシーンがあった。
  それを焼くことによって高麗の時代で王が見ていた手帳の最後のページも燃えるということに
  なっていたけれど、話がややこしくなるのでカットした。

Q:トクフン君が焼いた手帳の残り部分に書かれていた内容は?
A:最終回でのウンスのナレーション部分がその内容だった。

  ⇒ということでナレーションの部分を抜き出しました。
  『ひたすらあの人を助けるために走ったソウルのその時間』
  『あの日、どの瞬間の何がいけなかったのか・・・
   一度離れたあの人のところへもう一度行くために何が必要だったのか?』
  『私の(あの人への)想いが足りなかったの?それとも信じる気持ちが(足りなかったの)?』
  『私はまたあの人と離れてしまった』
  『死にかけているあの人を置いて来たあの世界から、百年前の世界に一人残された』
  『それでも私は信じてる。あの日あの人は死んでなかったと信じてる』
 
  『誰かが言った。切実な想いが縁を作り、記憶だけがその瞬間を果たせると』
   ⇒この部分だけはウンスの手元にありましたよね。


いかがでしたか?
なんとなくモヤモヤしていた疑問が解決したのではないでしょうか?

それにしても韓国の脚本家さんてすごいですよね~
熱心なドラマファンの質疑応答に丁寧に答えてるんですから。

ソン・ジナさんは「信義」の小説版を執筆中で、今は1巻が昨年10月に刊行されています。
王が元から王妃を伴って帰国するところから始まり、ドラマでいうところの3話の終わりまでが
小説の第1巻の内容となってます。
あと3冊刊行されて全4巻ということらしいですが・・・待ちきれません!!

半年以上経ってやっと第2巻が今週出版されるみたいです。
表紙の画像がアップされてました~
信義小説表紙

なんと1巻のよりも大幅に増ページされた440ページの内容だとか・・・
ネットで発売されたら代行輸入するつもりです。
あとの2冊もすぐに刊行してほしいな~(翻訳できなくてもとりあえず手元に置いておきたい)

ドラマでは寡黙だったヨンですが、小説では自分の心情をかなり吐露した内容になっているので
あのときにヨンがどう思っていたのか、そしてウンスが心の中でどう思っていたのかよくわかります。
あー続きが早く読みたいです。

ドラマのブログ記事も落ち着いたので小説版の「信義」の意訳(テキトーですが)をやっていきたいと
思ってます。
多分日本では出版されないから記事にしても大丈夫かな?と思ったりしてますが・・・

よかったらまたお立ち寄りくださいね♪
ドラマを何度も見返していて疑問に思うこともいろいろあって・・・すっかり鈍っちゃった韓国語を
翻訳機能で何とかフォローしてもらいながら韓国のブロガーさんと脚本家さんのQ&Aの記事を
見て「フムフム」と納得しました。

ドラマの設定など、脚本家さんの意図や伝えたかったことなどがわかるとより一層ドラマを楽しめる
のではないかと思います。

元の記事はこちらです。
翻訳したものとはいえ、記事を転載するのはちょっと後ろめたいのですが、ドラマをより好きに
なってもらうために「ここはひとつご勘弁を・・・」という気持ちです。
質問は複数の方がしているようでいろんなIDの方がそれぞれ気になったことを質問をされている
せいか、質問の内容がカブってたりします。
この記事をアップされている方が質疑応答をまとめてひとつの記事にしているのかな?
そのあたりのことがよくわかりません。

Q&Aの中から私が知りたかったことをチョイスし、記事を書いています。
前篇の今回はタイムスリップ&天の門という設定について書きます。
(後篇はキャラやストーリー内のセリフ、小道具などのQ&Aなど)

Q:韓国の信義ドラマファンの方からの質問
A:信義の脚本家ソン・ジナさんの回答
⇒:私の個人的な意見

  ※ここでは下記のように時代を呼ぶようにします。
    現代:2012年。ウンスがいた時代
    過去:1351年。ヨンがウンスを連れ帰った高麗の時代
   大過去:1251年。ウンスがヨンと離れ離れになった百年前の高麗
       (その頃高麗は元に支配されていたのかな?)
    
    ちなみにウンスが天の門を通ったのはこんな感じ。
    現代(2012)→高麗(1351)→現代(最終回で薬を持って戻る)
       →大過去(1251)→現代(一瞬だけ)→高麗(1355)


Q:ウンスは大過去に何年いたのか?
A:一年近くいた。ちなみに過去(高麗)で過ごしてたのも一年ほど。
  ウンスは33歳、ヨンは29歳だったけど、大過去でウンスが一年近く過ごしている間にヨンの
  世界では4年が経過していた。
  そのためウンスが再びヨンの元に戻ったときにはウンスとヨンは同い年もしくは1歳違いになって
  いた。
    ⇒高麗で一年ほど滞在していたっていうのが全然感じられませんでした(汗)
     せいぜい3か月ぐらいだと思ってたのでビックリです(笑)

Q:高麗(1355年)に戻ってきたときになぜウンスは気が付かなかったのか?
A:ウンスは大過去に飛ばされてしまったときに計算ではなく、自分の想いが強ければ彼の元に戻れる
  という気持ちでいて、何度か天の門が出現して通れたことがあった。だけどいつも元の大過去に
  戻ってきてしまうだけだったので、似た風景の異なる時代にやってきたことに気づかないまま
  『今回もまたダメだったのか』と思った。

Q:ソンユ(断事官)はウンスと同じようにタイムスリップしてきた人なのか?
  (懐中時計を持っていたり、ウンスと関わっていると命を落とすことになるとヨンに予言めいた
   発言をしていたので)
A:『断事官はもしかしてウンスと同じようにタイムスリップしてきたのでは?』と視聴者に思わせる
  ために登場させたキャラ。(注:実在の人物ではあるようです)
  タイムスリップのことはよくわからないけれど、ウンスが異分子で人に災いをもたらす存在である
  ならば排除するというのが断事官で、その時代で一生懸命自分らしく生きていくというウンスとは
  対照的なキャラクタとして設定したかった。
   ⇒それにしても懐中時計は時代設定的にものすごーく早すぎたのでは?(笑)

Q:キチョルはなぜ天の門に拒まれたのか?
A:信じる気持ちが足りなかったから。自分以外のあらゆるものを疑ってかかっていたキチョルは
  憧れている天の門をやはり信じきれなかったので通れなかった。
   ⇒この回答にはちょっと疑問が・・・そもそも最初にヨンが天の門を通るときにヨンが天の門を
    信じていたのかということになりますが、とてもそうは見えなかったように思います。
    ではなぜキチョルは通れなかったのか?ということについては・・・私がすんなり受け
    止められる設定だと、天の門をくぐる運命にはなかったということではないでしょうか?

Q:ウンスはなぜ大過去に行ったのか?
A:信じる気持ちが少しだけ足りなかったから。だけど大過去で天の門を信じてヨンの元に帰れた。
   ⇒これもねーちょっと「ん?」って思います。
    ウンスは過去にやってきた自分のことを異分子のように感じて一刻も早く戻らないといけない、
    長くいると歴史が変わってしまうと焦るわけですが、ウンスは元々天の門を通じてこの時代に
    来るべき人物だったのでは?というほうがすんなり納得できるわけです。
    異分子ではなくチェ・ヨンが将軍になる必要不可欠な人物に・・・作家さんはチェ・ヨン将軍
    の第二夫人のユ夫人を意識してウンスの名前を決めたそうですし。
    (ウンスが自分の名前を名乗ったのは第6話の野宿をしたとき)
 

私の個人的な考察ですが・・・ウンスがなぜ大過去(1251)へ飛ばされてしまったのかという疑問に
ついては『それがヨンを救うことになる必要不可欠な事柄だったから』だと思います。

実は脚本家さんは大過去に飛ばされたウンスに小菊を咲かせるようにして、アスピリンの瓶で百年後の
瀕死のヨンを助けようとする設定にしていますよね。
だけどそういう設定がなくたってヨンは信じる気持ちひとつで死の淵から戻ってくるのだと思います。
(この場合の信じる気持ちっていうのはウンスが自分のところに帰ってくるってことです)

ではなぜヨンを救うことになる必要不可欠な事柄だったのかと言うとですね・・・実はウンスがいた
百年前の時代は隣の次元の世界だったのではないかというのが私の考察なんです。
ウンスは大過去のウンスから私のようにならないで欲しいという手帳や手紙を受け取り、それで窮地に
立たされるヨンを救うことが出来たわけです。
つまり大過去のウンスは既にヨンを喪ったあとか喪いつつあるということが想像されるわけで、彼女は
その後何らかの理由で大過去に行って手紙や手帳を未来のウンス宛てに遺しているわけですよね?
ヨンが傍にいなかったから王妃は亡くなり、そのせいで王はトクフン君に屈することになったと。

その事実はどうやっても変えられないのだという前提でいけば、その次元の歴史は今の歴史とは異なる
ものになっているということです。
そういう異なる次元がいくつか存在し、似たような歴史が起こっていると仮定して考えたわけで。
大過去のウンスは今のウンスがいる次元の百年前に飛ばされて手帳や手紙を残し、今のウンスは隣の
次元の百年前に飛ばされて、同じように手帳や手紙を残して百年後に連れて来られる隣の次元のウンス
に手紙と手帳を残して、彼を助けて欲しいと願ったのではないでしょうか?

つまりウンスが大過去に飛ばされたのは信じる気持ちが足りないのではなく、(隣の次元の)ヨンと
ウンスを救うために百年前に手帳と手紙を残してもらう必要があったから飛ばされたのだと。
その役割が果たされたら元の次元のヨンのいる高麗(1355)へ戻れることになっているのだと。
(ちなみに歴史上の実際の出来事では1351-1355の間に天の門がある場所が元の土地ではなく、高麗の
 土地になっています。ヨンが失われた土地を元との戦によって取り戻りたわけですが・・・
 なんだかロマンチックですよね~ ウンスが安心して戻ってこれるようにしてあげたのかもって
 考えちゃいます)

大過去だけが別の次元にあるという設定でいけばわりといい感じなんですが・・・

脚本家さんにいくつか大過去のウンスについて質問されていますが、あまり深く考えずに大過去の
ウンスを登場させたらしいので詳細な設定はしていなかったそうです。

少し臆病だった大過去のウンスがどういう運命を辿ったのかは不明なので、私は好きに想像してます。
自分が傍にいなかったせいで王と王妃が不幸になったと考えたヨンは心が死んで、ウンスに微笑むこと
もできなくなります。
ウンスはヨンの傍にいたいと思ってるのに、こんな自分とこのまま一緒にいたら彼女が不幸になるだけ
だからと考えたヨンは、嫌がるウンスを無理やり現代に帰してしまうのではないでしょうか?

現代に戻されたウンスはやはり同じように手術道具やプロジェクタ、手帳などを持ってヨンの元へと
戻ろうとしたのだと思います。
その際にトクフン君に盛られた虫の毒を応急処置で治療し、抗生物質を適当に飲んで発病しないように
しておきます。
だけど天の門をくぐってたどり着いたのは心が死んでいくヨンを残した高麗よりもさらに百年前の時代
で呆然としたウンス。
今が百年前であるのならば未来は変えられるかもしれないと思い直したウンスは手帳と手紙を記し、
未来の自分にどうか自分のような選択をしないでほしいと切実な気持ちをしたためます。
(今のウンスが見たモノクロの大過去のウンスはこのとき一人で寂しそうにしていましたよね)

そして大過去のウンスもまた切実な気持ちが天の門に通じたのか、手紙と手帳を記してその次元での
任務が果たされたからか、高麗のヨンがいる時代へと戻っていけるわけです。
その次元のヨンは恐らく心が死んでいったから・・・長生きはできなかったと思います。
ウンスも一時的に彼の傍を離れることになって加速的に心が死んでいったと思うし・・・
もしかしたらヨンは自分の元へ戻ってきたウンスに、一度ぐらいは微笑んで亡くなっていったのかも
しれません。
そして一人遺されてしまったウンスも・・・応急処置で抑えていた虫の毒が発病して彼の後を追うよう
にして早くに亡くなった。
(彼と離れては生きていけないというのはどの次元のウンスも共通していると思うので)
そんな風に妄想してはホロリとしている私です(笑)

韓国のドラマファンの考察では『天の門は一番望むものを手に入れられるようにしてくれる』という
ものでした。
ヨンは神医を捜す目的で天の門をくぐったけれど、心の中では生きる目的を捜していて、そしてウンス
と出会えたから。
瀕死のヨンの元へ戻ろうとしたウンスが天の門をくぐって大過去へと行ってしまったのは、過去に行く
ことで未来のヨンに起こる危機を回避し、彼を助けることになるから。
キチョルが天の門に入れなかったのは心の空虚がどの時代に行ったとしても埋まるものではなかった
ので拒まれたのだという解釈をされてました。なーるほどね。

みなさんはどう解釈されましたか?
いろいろ考えさせられる余白があるドラマもまた面白いですよね。
やっぱドラマを大きく牽引していたのは主役の二人ですよね。
二人のキャラがすごく魅力的で夢中になった私です。

ちなみに・・・韓国の放送時にはこのドラマって40代女性に一番支持されたそうです。
その記事を見て思わず「ブッ!」と吹き出してしまいました。
そーです。私はその40代女性の一人ですよ(笑)
でもなんで40代の女性に一番ウケたんでしょうね~

視聴率は低かった(10%前後)けど、演じた俳優さんや女優さんについての批判は全くなかった
そうです。
イ・ミノ氏もキム・ヒソンさんも新境地を開いたと称賛もあったそうなので・・・

チェ・ヨンというキャラを演じたイ・ミノ氏。
脚本家のソン・ジナさんは当初彼が若すぎるのでちょっと心配していたそうですが、終わってみれば
『彼以外にチェ・ヨンは考えられない、ミノはもうチェ・ヨンだと思った』と言わせるほど役柄を
見事に演じてみせて。

キム・ヒソンさんも今までの美人で物静かっぽいキャラとは全く違うウンスを演じて、年齢を感じ
させないキュートなウンスを演じてくれたのではないでしょうか。
(なんせキム・ヒソンさんの他の出演ドラマを見てないのであんまり言えないのですが・・・)
口は悪いけど生命力に満ち溢れていて・・・

実際には10歳ほど離れている二人なのにそれもドラマが進むにつれて全く気にならなかったし。
ウンスの口数が多い分、ヨンは無口なキャラっていう設定がすごく生きたと思います。
寡黙でひたむきな男性キャラってすごーく好き♪

二人ってドラマではどの瞬間からお互いを意識して、どの段階で相手のことを好きになったのかって
いうことが曖昧ですよね。それも好きな理由のひとつです。
いつの間にか好きになって・・・相手が自分にとってなくてはならない存在になり、いないと生きて
いけないほど愛してしまったっていうのがね~ いいですわぁ(笑)

ちなみにソン・ジナ氏が書いた小説版の「信義」では二人が初めて会ったときの心理描写が丁寧に
描かれています。
ドラマではヨンが発表の場に乱入し、すぐに警備員に連れて行かれていましたが、あの短い間にヨンは
こう思ってたのかーってフムフムと納得したし、ニマニマしちゃいました。
それはウンスも同じで・・・発表を台無しにされたといいつつ彼のことを考えていたりする描写が
あります。

ウンスは現代で医者として生きてきたから、高麗では命の重みの違いにものすごく悩みますよね。
そんな世界観の違いを到底理解できなくて、とてもじゃないけど一分一秒だってこんなところで
暮らせないから早く帰りたいと何度も逃げ出そうとするほどで。
しかもヨンが実はチェ・ヨンという歴史上の大人物で、自分を守ろうとしてもし彼が死んでしまう
ようなことになれば歴史が大きく変わってしまうという怖さにも直面します。
でもその前にはあまりにも過酷な出来事を抱えて、生きる目的がなく死んだように生きているヨンに
対して一緒に自分の世界へ行こうと誘うウンスの姿がありました。(江華島の屋敷のエピソード)
それって歴史が大きく変わってしまうことなのに・・・思わず口にしてしまうほどほっとけなかった
ってことですよね?
歴史を変えてはいけないという考えもあったでしょうが、ヨンを守りたくて彼から離れようとした
ウンスの気持ちに胸がキュンとしました。
トクフン君に盛られた毒で死にかけたウンスが一番に思ったのはヨンのこと。
もしこのまま元の世界に戻ってしまえば自分は死んだように生きることになるのでは?と漠然と
感じたのではないでしょうか?
それが予知夢みたいなものならと考えて夢の中でうなされ、毎晩泣いて・・・
過去のウンスが書いた手帳の「あの人」という記述のところで気持ちが混乱していることがあった
みたいですが、ヨンを救うためなら何でもするとトクフン君に懇願しているところなんか彼女らしく
ないけど、それだけ必死なのだとひしひしと感じました。
ヨンの傍にいるにつれて、彼が剣を捨てて生きていくことなんか無理だと理解したウンスは何もかも
捨てて彼と一緒に生きていくことを選びます。
両親に別れを告げることもできず、築き上げたキャリアも捨てて、便利なものがあふれている現代での
生活を捨てて・・・ヨンがいなければ生きる意味がないのだと決心したウンスでした。
斬っても意味のない人たちを大義のために斬るしかなく、心が悲鳴を上げるヨンの傍に寄り添って
少しでも彼の心を穏やかにしてあげたい、彼の心の苦しみを分かち合いたいというその気持ちに、
私は号泣してしまうのです。

物憂げなセリフでしょっぱなから私の心をわしづかみにしちゃったチェ・ヨン。
天の門へと通じるという光の中へだって王命だからとさっさと入っちゃって・・・怖いもの知らずも
いいところだと思っていたら、実は今生に執着するものなんかないから誇り高く死ねるならいつでも
死んでもいいと虚しさを抱えてずっと生きてて。
自分の師匠や恋人を死に追いやった王のもとで生きることを余儀なくされ、その王から次の王へと
変わっても自分の中で何かが生まれるわけでもなく、ただただ意味なく時が過ぎていくだけで。
先王も廃位され、師匠から任されていた仲間(チョグォルテ)を守ることもなくなったときに宮殿での
生活に未練はなくなったはずなのに・・・
医仙を天界から連れてきて王妃を治療してもらったのに、イルシンや王が天の医員を帰すべきではない
という考えに至ったときに公然と批判します。せめて王様は約束を守るべきじゃないのかと。
それなのにその約束はいとも簡単に破られてしまい、元の世界へ帰ろうとしているウンスを捕まえる
ようにと王命が出ます。
高麗の武士が誓うのであればそれは命と引き換えにするもので、この段階でヨンが誇り高い死を選ぶ
のであれば、ウンスを帰して王や部下たちの前で自害してもよかったのに、なぜかそうはせずに
無言のままウンスを追いかけて抱きしめてこちらの世界に留めてしまいますよね。
そのことを後悔して代価として自分の命で償おうとしますが・・・どこか心の奥底で彼女を帰したく
ないという気持ちがあったのではないでしょうか?
一度自分の元に留めてしまったので、自分からはこの世界に残って欲しいと二度と口にすることが
出来なくなり、テマン相手にちょっとグチるぐらいしかなかったのかも。
「帰すと約束したから」という理由だけでキチョルの屋敷に単身乗り込んだり、キチョルの奸計に
よって獄につながれても彼女が心配で脱獄して様子を見に行ったり・・・
彼女が心配でたまらなくて行動していたというのがよくわかりますよね~(ムフフ)
ウンスが毎晩悪夢を見ていると知ったヨンは不用意にもトクフン君をウンスに近づけてしまい、
結果彼女が毒を盛られてものすごく責任を感じてしまいます。
日頃部下たちに敵の行動を読めと言ってるんですが、ヨンはウンスのこととなると冷静じゃいられ
ないし、彼女の考えがわからなくてよく悩んでますよね(笑)
そういう風に振り回されてるところも好きです。
ウンスと接していくうちに、王の命令で人を斬らねばならないという武士としての生き方に我知らず
疑問を持ち始めたヨンは次第に剣が重たくて持てなくなっていきます。
彼女が望むように人を斬らなくても生きていく道があるのならと考えたようですが、その頃になると
ウンスは武士として生きるヨンの心を守りたいと思うように変わっていて・・・
自分が守りたい人々のために再び剣を持つ決心をしたときに心の震えは消えていって、ウンスが残る
と言ってくれたこの国(高麗)を守るために武士として生きていくヨン。
無常の道であったとしても隣に彼女がいてくれるなら・・・そう思うと微笑みさえ浮かべられるヨン
にまた涙する私で。

監督とイ・ミノ氏は誰からも期待されるようなリーダ像を演じようとしていたので脚本家さんが少し
可愛いヨンのエピソードとか盛り込んでも、どうやら監督が却下していたそうで。
でもこれは私にとっては喜ばしい限りです。
寡黙でそっけないキャラが大好きだったので、不自然なキャラになっちゃうよりは最後まで一貫
してたと思います。

最終回のシーンも脚本家さんはカットされてすごく残念がっていましたが、ヨンのキャラを考えると
アスピリンの瓶や小菊のシーンは要らないと思います。(雨のシーンは欲しかったかも)
ウンスは自分の傍にいてくれると言った、何らかの事情があって自分の世界に戻ったとしても彼女は
きっと自分のところに来てくれると信じて待っていたと思うから。
再会のときにヨンがさほど驚かずに微笑んでウンスを出迎えてくれた演出はよかったですよね♪

ちなみに最終回で、ヨンが連れ去られたウンスを見つけて抱きしめたときにキスシーンが台本には
あったそうですが、カットになってました。
キム・ヒソンさんの旦那さんがやきもちを焼いたのでキスシーンが少なくなったという噂もあった
そうですが、抱擁のシーンはドラマの中でわりとありましたよね?手を握ったりするシーンも。
ヨンからのキスシーンと言えば、ウンスの婚姻を無効にするにはそれしかなかったというのでキス
したこと、解毒の作用で高熱が続くウンスに口移しでアスピリンを飲ませたときぐらいですが・・・

それってけっこう冷静な状態でそういう行動をとったわけで・・・ヨンがキスするときは自制心が
吹っ飛んだ場合かなーって思います。
自分のために危険を侵してトクフン君の婚約者として宮殿に残ってると知って思わず抱きしめた時や、
ウダルチ姿のウンスが「隊長」と連呼して可愛くて思わずキスしそうになったりとか。
髪をグシャグシャにして夢中になって考えてるウンスの髪に思わず触れそうになって寸前で自制心が
働いて思い留まるところとかヨンらしくて好きです。

最終回だからとキスシーンを盛り込んだと思いますが、病み上がりのウンスを連れまわされて心配で
たまらないヨンがやっと彼女に会うことが出来て、これから先も自分の傍にいてくれるのだと答えて
もらって・・・無事でよかったという気持ちと離れ離れにならなくてもいいという安堵からギュッと
抱きしめたっていうのはすごく自然な流れに受け止められました。
キスシーンが入ってると・・・どうだったかなぁと思っちゃいます。
(あったらあったで喜んでると思いますが)

監督、脚本家、そして俳優陣がチェ・ヨンとユ・ウンスというキャラを撮影現場などで話し合いながら
ものすごく丁寧に描いてくれたのだなぁと感謝感謝の一言に尽きますね。

いいドラマにしてくれてありがとうございました♪
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第24回
剣をはじき落とされたヨンはキチョルの横を通り過ぎて倒れてるトルベの元へ。
虫の息で喉を攻撃されているのでしゃべれないトルベはヨンに微笑みを浮かべながら息を引き
取ります。そんなトルベを静かに床に下し・・・
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「誰か、オレに剣を」
キチョルの前に立ち、そう言ったヨンに傍にいたトンマンが自分の剣を渡します。
「お前たちはどけ」
一人でキチョルに戦いを挑むつもりのヨンは「どけ!!」と怒鳴り、隊員たちは少し下がります。
ヨンが戦える状態じゃないのを知ってるキチョルは
「無駄なことをするな」
と余裕で。
「副隊長」
「はい、隊長」
「チョナを連れて出ろ」
「隊長」→王
王も副隊長もヨンが剣を引きずっているのを見て心配でたまらない様子。
「誰か隊長を手伝え、隊長一人で戦わせるな」
「誰も来るな。近づいたら斬る」
あくまでも一人でキチョルと対決するつもりのヨン。
だけど近づいてきたキチョルに振り下ろすヨンの剣のあまりの鈍さに驚いて、王もウダルチたちも
その場を動けず。
ヨンが剣を再び振り上げたものの、剣術が得意じゃないはずのキチョルにあっさりと振り払われて
しまいます。
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で、傍に落ちていた誰かの剣を拾い上げたヨン。
「副隊長、何をしている」
「余はここに残る。隊長の後ろにいるぞ」
「チョナ」
ヨンが心配すぎてどこにも行けない王。
「医仙を連れて来い」
「できません」
「医仙を連れてくるまでこの宮殿にいる者たちを一人ずつ殺す。それが私の作戦だ」
「これ以上許せません」
ヨンは今度は両手で剣を握って。
「そんな手で何をどうするというんだ?」
「隊長、退いてもいいんだ。下ってくれ」
「大丈夫です。チョナ」
「手がよくないのをわかってるから言ってるんだ。だから」
「私の手は何でもありません。ただ剣が重いだけです」
「何を言い出すかと思えば」
笑いながら剣を繰り出すキチョル、ヨンはやっとという感じでその攻撃を受け止めますが・・・
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やがてキチョルがヨンの剣の勢いに負け始めて・・・驚きを隠せないキチョル。
「その剣はなんだ?」
「言ったじゃないですか、『重い剣』だと」
ヨンの心の奥底にあった武士としての迷いが消えたのか、手が震えることはなく、ただ重みを感じる
だけになったようで・・・
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その頃ヨンの部屋ではウンスが意識を取り戻していて・・・
起き上がったウンスに声をかけるチェ尚宮。
「目が覚めましたか。気分はどうですか?」
ヨンがいないので探すウンス。
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「あの人は・・・?」
「ちょっと宮殿に用があって出かけました」
身体を起こしたものの、フラつくウンスを支えてあげるチェ尚宮。
「一晩中高熱があったんですよ・・・大丈夫ですか?」
「ちょっとクラクラします。全身がだるくて痛いけど・・・」
そう言いながら部屋の中を見渡して、
「よかった」
とつぶやくウンス。
「よかったですよ、ほんとに。無茶な方ですよ」
「全部が夢だったらって。夢ですごく心配して。とても怖かったんです」
「ヨンが一晩中傍にいたんですよ」
「あの人、すごく怖かったでしょうに・・・」
自分が怖かったように、自分の傍にいたヨンもすごく怖かっただろうにと気遣うウンス。
「それじゃ、もう解毒できたんですか?」
「さあ・・・」
今一つ判断がつかず、チェ尚宮の手をとって自分の額に当てさせるウンス。
「熱はないみたいですよ」
驚きながらチェ尚宮がそう言ってくれて。
「そうですよね?脈が早くて不規則だけど・・・」
自分の脈を診ながらチェ尚宮を見つめるウンス。心配そうにしているチェ尚宮に、
「今は・・・叔母様・・・私、助かったみたいです」
そう言ってチェ尚宮にすがりついたウンスをチェ尚宮は背中をポンポンと叩いて労ってくれて。
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毒を以って毒を制するやり方は頭で理解はしていても、それはほんとに命を懸けた無謀な挑戦で・・・
ヨンの隣で生きていける喜びと、彼を哀しませることなく生還したことの安堵でホッとしたウンス。
だけどこの喜びはできればヨンとその瞬間を分かち合いたかったよね~

テマンはヨンからウンスの傍にいるように言われたのかな?
宮殿を出てウダルチ兵舎のほうに向かっていると、スインとウムジャが禁軍の兵士を倒しながら
進んでいるところを見かけて慌てて身をひそめます。
で、急いで兵舎のほうへ向かいながら警報の笛を吹き、近くにいた数名のウダルチが「何だ?!」と
声をあげて。
「笛の奴と火の奴が来た!! 行け! 医仙を捕まえに来た!」
テマンの言葉にかけだす隊員たち。

ウンスに危機が迫っているとは知らないヨンは王を守っていて。
「チョナ、こんな危険な奴をここまでお呼びになった理由は別にあるのですか?あるいは今殺しても
 いいということですか?」
王はその言葉に一歩踏み出します。
「トクソン君、そなたは私を殺したいだろうが、私はそなたを生かしておきたい。
 考えてみる気はありませんか?」
「・・・」→目をつぶったまま微動だにしないキチョル
「そなたもまた高麗の民で、あなたの妹君の皇后もいつも高麗を気にかけて下さっていると聞く。
 だから私たちがお互いに生きられる道を探して・・・」
「初め、弱くて自尊心だげが高い方だとそう思った。だけど政治もわかってるか・・・
 チェ・ヨン、お前のような奴はあんな王の下では生きていけないぞ」
「言葉に気をつけろ」→ヨン
「あんな王はお前を狩りの犬みたいに使うだけだ。名分を盾にして、いつでも沸騰した水の中に
 捕まえて放り込むだろう。しかしお前は自ら(沸騰した水の中に)入っていくだろう。
 お前はそんな奴だ」
ヨンは剣を床に立ててガシャンと音を出し、
「警告したぞ」
とキチョルの王に対する暴言を注意して。
「民はあの王の名前なんか知らない、だがチェ・ヨン、お前の名前を知らない奴はいないだろう」
「この者は何が言いたいんだ?」
呆れたように言う王ですが・・・ヨンはイヤな記憶がふと頭に浮かびます。

師匠が刺される少し前に王が同じようなことを言ってたと。
「民は王である余よりもお前たち赤月隊を信じておる。だから隊長、民が王より信じている
 赤月隊の隊長よ、答えろ」
「はい、チョナ」
「やはりそうだろう?民を守っているのは王である余ではなく、赤月隊だろう?」

キチョルは王を見ながら、
「一体王はその地位に登るまで自らなさったことはありますか?血を一滴でも流してみたことは
 ありましたか?高麗の重臣たちはみなこいつが集めた」
そう言い、王はヨンを見つめ、ヨンはキチョルを見つめます。
「ケギョンの禁軍も国境の守備軍もこいつに従う。王が持ってるのは王という名前だけだ。
 だからチェ・ヨン、お前が王になれ。元の勅書がいるなら私がすぐにもらってきてやるぞ」
とんでもないことを言いだしたキチョルにその場のみんなが驚きますが・・・これは皆が心の奥底に
持っていた考えを暴かれたようなもので。(人の心を操るのがうまいキチョルだよね)
「隊長」
「はい、チョナ」
「あの者が答えを求めているぞ」
「私の答えはチョナに申し上げます。7年前私が知っている方が似た質問を受けました。その質問が
 あまりに重く、その方は自らの命でしか答えることが出来ませんでした。
 今ようやくわかりました・・・その方は間違っていたのだと」
「隊長」
「その方は間違ったのです。なぜならその方は(質問の答えから)逃げたのですから」
「チェ・ヨン、王というものになりたくないのか?どうしてそんな欲がないのか・・・」
「すでに王を得ています。他に何を得ようと?」
そして自分は既に王に答えたからと態度で示すように剣を持ち直したヨン。
「チョナ、この者を生かすのですか?」
「隊長、余は・・・」
「これでもう十分だ」
時間はもう十分稼いだから話は終わったとばかりにさっさと部屋を出ていくキチョル。
それをウダルチ隊員たちが防ごうとしますが、
「どけ!!相手になるな!!」
と大声で隊員たちを制します。(無駄に命を捨てるなってことで)
キチョルが出ていったあとでヨンは彼を追いかけて出ていって・・・
トンマンがトルベの亡骸に槍を持たせてやっていて。

ウムジャとスインはウムジャがウダルチを相手している間にスインがさっさと先へ行ってて。
で、テマンが急いでどこかへ向かっているのを見つけてしまったスインがニヤリ。

テマンはヨンの部屋に戻ります。
「奴らが来ました!笛を吹く奴と火の奴」
それを聞いたチェ尚宮は急いで棚からマントを取り出してウンスに着せて。
「起きてください、宮殿へ行きましょう」
聞いていたウンスも力を振り絞って立ち上がりますが・・・フラフラしてて。
「テマンさん、隊長は?」
「宮殿で王を守ってます。そこは背の高い変な奴が来て・・・」
テマンが話をしている途中でスインが突然部屋に入ってきて小さな悲鳴をあげるウンス。

「何だ、こんなところに隠れてたの?」
ニヤリと笑ってウンスに近づこうとするスインをテマンとチェ尚宮がガードして。
テマンがスインを引き留めている間にチェ尚宮がウンスを連れて部屋の外へと出ますが・・・
急に静かになったので気になったチェ尚宮。
「ここにいてください」
とウンスに言って、自分は部屋に引き返します。
そのころテマンはスインに火功で攻撃を受けノドを火傷していて、なおも攻撃しようとするスインに
チェ尚宮が短刀で応戦し、二人がかりでスインと対決。

そのころウンスのそばにウダルチ隊員の一人がやってきて。
「医仙」
「あ、あの中に」
「もう一人がこちらへ向かってます。奴にはかないません。さあ」
自分について来いと促すウダルチ隊員。
「どこに行くの?」
「王妃様の宮殿までお連れします」
ウンスは部屋の中で戦ってるテマンとチェ尚宮を気にしながらも・・・隊員の後をついていきます。
(台本では「王妃の宮殿に先に行ってますから!」と二人に声をかけてウンスが行ったことに
 なってます)

スインはテマンとチェ尚宮を相手にしてもぜんぜん平気で余裕。
二人に背をむけてそろそろウンスを追いかけていこうとしたところへ、テマンが布を水に浸しそれを
スインの右手にあてて。
火功が繰り出せなくて『マズい!!』って顔したスインに、すかさずチェ尚宮が背後から襲いかかり
とどめを刺して・・・
チェ尚宮が「大丈夫か?」とテマンを気遣いますが、
「医仙を早く!」
とテマンに促されてウンスを追いかけて出ていったチェ尚宮。

ウダルチ隊員に促されて馬車に乗り込んだらしいウンスですが・・・
中にはすでにヤンサが座っていて驚いたウンスが抵抗しようとしたところ、のどをつかまれて気絶
させられてしまいます。
ウダルチ隊員はキチョル側のスパイで、彼が馬車を操って密かに離れていきます。

誰もいないヨンの部屋でスインの遺体をみつけたウムジャ。
スインを殺されたウムジャは怒りに震えていて・・・

  ※ここからは本編でカットされてる台本のシーンです。

医仙たちが襲撃されたときいたウダルチ隊員たちがヨンの部屋に向かいますが、みな一斉に耳を
抑えます。
ウムジャがスインの亡きがらを膝に抱いたまま、笛を吹いていて・・・

宮殿の一角で。
やってきたヨンとウダルチ隊員たちは倒れている禁軍の兵士たちの遺体を見て、喉に赤い凍傷が
あるのを確認します。(キチョルが殺して逃げたってことかな?)
トンマンが走ってきて・・・
「逃がしました。馬を待機させておいたようです。応援の部隊が来る前に逃げたようです」
「あの二人が脱獄したのはいつだった?」
ヨンが副隊長チュンソクに確認します。
「プオン君が王の宮殿に到着したころです。その後王の執務室を襲ってすぐに逃走したようです」
「宮殿の中に侵入しておいてまた外へ逃走したと?プオン君を中に残したまま?」
「ウダルチたちが王の宮殿に集結して人員の配置がところを狙って侵入した模様です」
「なぜだ?プオン君を助けないで、どういうつもりで・・・医仙!!」
「え?」
トクソン君が自分たちを足止めしている間にスインとウムジャがウンスを連れて行く作戦だったと
この時点で気づいたヨン。

  ※ここまでが台本のシーンでした。

ヨンが宮殿から出てきたところにテマンが走ってきて。
「い、医仙が王妃の宮殿にいません。そっちへ行くと言ったのにいません。消えました」
喉を抑えたままそう報告するテマン。
「何だと?!」
急いで行こうとしたヨンですが・・・テマンの様子が変なのに気づいてテマンの手を払いのけ、
彼の首を見て・・・頭をクシャッとしてから去っていきます。
(トルベが亡くなった直後だけに、よく生きていてくれたと褒めてあげたかったんでしょうね~)
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王妃は王がいる執務室へと向かいます。
彼らは何を探していたのですか?と王に聞く王妃に・・・トチが執務室の秘密の場所から見つけた
ものを二人の前に持ってきます。
それは医仙の手術道具ですが・・・錆びていて。
医仙の手術道具だという王に、それは違うと王妃は答えます。錆ついているから違うと。

で、もう一人の内官が書斎?の奥深くにあったともう一つ箱を持ってきて。
その中に入っていたのは手帳の最後の一枚?(『ウンスへ』と書いてあった部分かな?)
これもまた医仙に見せるべきものだろうと王は言います。
「隊長はどうしていますか?」→心配する王妃
「ケギョン全体に捜索令を出したから待てと命じておいた。あの状態であてもなくさまようだろうと
 思ったから」
「医仙は今体もよくないのに」
「そうなのだ。そんな医仙をおいて隊長がまた私のところに駆けつけてきてくれたのだ」
「こんな考えが浮かびます、チョナ。天からいらした方。私のために無理やりお連れになったでは
 ありませんか」
「言い換えれば誘拐したのだ」
「やはりここの方ではないので、天はずっと(医仙に)試練を与えているのでしょうか?」
「どうだろう。連れて来いと言ったのも、帰すなと言ったのも私だから・・・試練を受けるのも
 私が受けるべきだろうに」
「では私も(その試練を)分かち合います」
「どうしてですか?」
「今は医仙を心配しなければいけないのですが、医仙が見つかったら王に申し上げたい言葉があります」
「どんな言葉ですか?」
「医仙に習った天界の言葉です」
「言ってみてください」
「後で・・・チョナにいいことがあったときに申し上げます」
「双城総管府を攻撃できるとか・・・」→高麗における元の征服と支配の拠点になってる場所
「ええ」
「その土地を取り戻せたら?」
「ええ」
ちょっと浮かれて笑みを浮かべる王の手をそっと握り、
「隊長と医仙のことを今はお考えください」
と王妃がいい、「はい」と返事する王。(でもやっぱり笑みは消えてないし~)

ヨンが自分の部屋に戻るとチェ尚宮がイスに座っていて。
「あの火を使う女の死体がなくなってたところをみるとウムジャが連れていったようだね。
 遺体を動かすなら医仙を連れて行くことはできないだろう。別の共謀者がいたということだ」
「あの方はどうだったんだ?」
「一晩中あんな高熱だったんだからいいわけがない」
「毒は?」
「あの方の話では毒に打ち勝ったそうだよ」
「行かなきゃ」
身体を翻して出口に向かったヨンに、チェ尚宮が声をかけます。
「どこへ行くんだ?王もまず待てとおっしゃったから・・・」
「待つさ!!待つけど・・・」
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思わず大声が出てしまうほど焦燥感に駆られているヨン。
「知らせが行き違ったりしないように、ここにいなさい」
そういうチェ尚宮に振り返ったヨンは、
「死にそうなんだ・・・今、オレが」
と言って壁にかけてあった剣を取って部屋を出ていきます。
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もう待てないヨンは王のもとへと向かいます。
「国境の村まで非常検問をしろと命じた。それと・・・」
「(彼女を連れて)行ったなら天の門があるところです。道はわかっています」
(さっさと行きたいヨン)
「もし医仙に会えたら・・・会えたのなら、その方についていくのか?」
「その答えが欲しくて私を引き留めたのですか?」→ちょっとイラッとしてる感じのヨン
「いいや、医仙の情報をまず知ってから動いたほうがいいと思ったからそうしたまでだ。
 そして、はい。その答えをもらおうと引き留めた」
「・・・」
「隊長がこの地でどれほどくたびれているのか私はわかっています。
 だから・・・ついていくつもりなのですか?」
「私の答えはすでにお聞きになったはずです。私の師匠が出した答え、行かれた道を私は選ばないと。
 だから私はもう(王のもとに)戻って来ました、チョナ。ですから私の女を連れて戻れるように
 お助け下さい」
そして一礼して王の部屋から出ていくヨン。
そのヨンにスリバンのシユルとトンマンが報告を入れます。
「奴らの隠れている場所を尾行してつきとめた」→シユル
「ウダルチの新人の中に間者がいました。今官軍たちが襲撃しているところです」

そのころ誘拐されたウンスが意識を取り戻すと、いきなりウムジャが剣をのどに突きつけてきて。
「誰が殺した?」
「え?」
「私の姉弟子だ。誰が殺したんだ?」
ウンスはスインに襲撃されたけど彼女が殺されたことは知らないから首を振るだけ。
「どけ」
キチョルが部屋にやってきてウムジャにそう指示し・・・兄弟子の言うことを渋々聞いたウムジャ。
ベッドに横たわっていたウンスの傍にきて座ったキチョルに、ウンスは身を起こします。
「お連れしようとして宮殿中を探しましたよ。ところでどこかお悪いのですか?まだ毒が体に残って
 いるようですが?」
(トクフン君がまた毒を盛ったとは知らないのかな?それとも知ってて聞いてるんだっけ?)
「私は・・・今誘拐されたってことね?」
「違います。お連れしたんです」
「それじゃ・・・帰りたいと言えば送ってくれるの?」
「だめです」
「どうしてこんなことをするの?」
「私たちは一緒に行きます、天の門まで、そして天界まで。前におっしゃいましたよね?
 三つ目の遺物、それが天界へ行く方法だと。ここにあります」
で、ヤンサがしずしずとその遺物が入っている包みをそばに持ってきて・・・それを見つめるウンス。

チホとシウルは街中を走りまわってて・・・マンボ姉(アジュンマ)のところに戻ってきたチホ。
「それで?」
「道ばたの乞食まで全部連絡したからどこからか知らせがあるだろう。それにあの白い髪の奴が一緒
 にいるからそんな簡単に逃げられないよ」→目立つから見つけやすいってことですね
「何としてでも見つけないと。そうでないとあいつ(ヨンのこと)がまた幽鬼みたいに暗い顔をして
 生きていくことになるんだから。アイゴー そんな姿をまたあたしに見せないでおくれよ」
ヨンのことを心配しているアジュンマですが・・・
「あ!!」
思い出したように手を叩くアジュンマ。
「なに?」
「薬房を探してみなさい。プオン君がいつも使ってる薬材があっただろ?」
(以前にキチョルたちを調査したときに、屋敷にはいい医者がいないのかな~薬房で薬を大量に
 買っていってたよとアジュンマに報告したことがあったんですよね。そのときに「誰が悪いの?」
 とアジュンマに聞かれても、そこまで調べてないからわからないと答えて叱られていたことが
 ありました)
「ヤンサ!あいつが薬材を全部買ってた。調べてみるよ!!」
早速出かけていくチホに、「注意するんだよ」と声をかけるアジュンマ。

ウンスは目の前に置かれた遺物の風呂敷を外してフタを開けてみます。
中にあったのは古ぼけた何かの機械で・・・ウンスは見覚えがあるのかかなり驚いていて。
「どうした?医仙・・・これは一体何の?・・・」
キチョルが驚愕しているウンスにそう尋ねるものの・・・何も答えられないウンス。

そのころ薬房で大量の薬を買い込んだ客の情報を得たスリバンのコサがその男(ウダルチの間者)を
追跡しますが、尾行に気づかれて戦闘になり、逃げられてしまいます。
だけどそれは想定の範囲内だったらしく、逃げた男を別のスリバンが追いかけて。

チホが官軍と共にキチョルの隠れ場所に踏み込みますが・・・
「奴らは間一髪の差で逃げた。周辺の目撃者たちを調べてるから心配するな」
とヨンに知らせてきます。

「スリバンからの知らせです。プオン君の配下と思われる者が馬車と共にソギョンを通り過ぎた
 とのことです」
歩きながら副隊長から報告を受けたヨンはさっさと一人で馬に乗ってしまって。
「隊員たちを呼んでついていきます」→副隊長
「待ってろ、オレ一人で行く」
トンマンと副隊長にそう言い捨てて馬で駆け出したヨン。

ヨンが馬でキチョルたちの馬車を追いかける中を・・・王と王妃はそれぞれに医仙と隊長の無事を
祈っていて。

ウンスは馬車の中でキチョルに天の門についての自分の推測を説明します。
確かなことは言えないけれど、手帳に書かれていることから天の門というのは太陽の黒点の爆発と
関連しているようだと。
「この門が正確にいつのどの場所に繋がっているのかはわからない、ただ隊長が同じ道を行って帰って
 きたことを考えてみると一度は往復できるのかもしれない、でもその次はどうなるのかわからない。
 プオン君は初めてだからどこに通じるのか・・・」
「関係ありません」
「どこに行くのかわからないと言ってるのよ」
「世界の全ての門は開けたら入るためにあるものだ」→門ってそういう役割だろ?ってことかなぁ
「・・・そうやって行けたら?」
「探して集めますよ。私の心の穴を埋めて私の病を治すものを、集めて集めて・・・
 そうしたらいつかは見つかるはず」
もう全然キチョルが言ってることが理解できないウンス。
「いいわ。その門まで私が送ってあげるわ。その代わり、私は解放して・・・」
「私たちは一緒に行きます」
「私はここに残らなきゃいけないの。だから・・・」
「一緒に行きます」
ウンスはキチョルに説得を試みるものの、自分たちは一緒に天界に行くんだの一点張りでまったく
話を聞いてくれず、気持ちがどっと疲れてしまうウンス。

ヨンはウンスたちが休息を取ったとみられる食堂のようなところに到着。
すでにキチョル一行は出発したあとで、ヨンはざっと周囲を見渡してウンスがいないことを確かめ、
自分もその場を後にしようとしますが・・・見覚えのある文字を壁に見つけて戻ってきます。

それはウンスがキチョルたちの目を盗んで炭で書いたハングル文字。
『괜찮아요(大丈夫よ)』
その字を指でなぞりながらウンスが教えてくれた言葉の意味を思い出すヨン。
「これは天界の文字でどういう意味かっていうと『大丈夫よ』」
ヨンがきっと自分を追いかけて来てくれるはずだと信じ、自分の身を案じる彼のために書いたもので。
目を閉じたヨンはまるでウンスがそう言ってくれたかのように感じながら先を急ぎます。
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馬車の先を馬で行くヤンサとウムジャは官軍の検問に気づいてその兵士たちを斬って先へ進みます。
国境近くの宿屋を一つ借り切って、ヤンサとウムジャは見張りに立ち、ウンスはキチョルと同じ部屋
で監視されてるのですが・・・すでにヨンがその宿の前に到着してて(きゃ~)

ウンスは寝台に横になってて、キチョルは少し離れたところでウンスを監視?してますが、
「脈を診るわ」
とウンスが思わず言うほど具合悪そうなキチョル。
「信用してない奴に私の体の状態を見せるようなことはしないぞ」
と医者としてのウンスの好意を断ったキチョルにウンスも仕方なくもう一度寝台で横になって。

そこへ部屋のドアをドンドンと叩く音が響き渡り、キチョルは緊張に体をこわばらせ、ウンスはヨンが
来たのかもしれないと身を起こします。

ヨンは鍵のかかった部屋のドアを蹴破って中に入り、ウムジャとヤンサがそれに応戦して。
キチョルはそちらのほうに視線を向けながらウンスに手を差し伸べて
「行こう、一緒に」
と言いますが・・・ウンスは忍ばせていた短刀でキチョルの手を斬りつけて逃げ出します。

ウムジャとの戦闘の中でヤンサを始末し、ウムジャも斬ったヨンは部屋へと向かって。
手を負傷したキチョルが逃げながら部屋の扉を閉め・・・少し後にその扉を開けたヨンが中に入って
歩いていこうとしたところで振り返ると扉の物陰からウンスが出てきて、驚くヨン。
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「・・・大丈夫ですか?」
やっと会えて嬉しくて言葉にならず、彼の問いかけにコクンコクンと頷くのがやっとのウンス。
「具合は?」
涙のたまった目で首を振るウンス。
「それじゃもう・・・大丈夫なんですか?」
「・・・ええ」
「それじゃもう・・・私の傍にいるということですか?」
「・・・ええ」
ウンスの返事を聞いてたまらずにヨンは剣を持ったまま、彼女を抱きしめて。
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(ほんとはねー台本上では『ヨンは手から剣を落として、ヨンがウンスを引き寄せてキス』という
 ことになってました。だけど武士として生きるなら剣は肌身離さず持ってるほうがいいし、キスって
 いうのもねーなんか不自然ですよね。ウンスが折れそうなほど強く抱きしめるっていうのはアリだと
 思うのですが、キスはなんか違うわ~ だからこのシーンは変更になってよかったーと思います)

宿屋で休むヨンとウンス。
二人は同じ布団に入ってて、目を閉じて横になってるウンスを、片肘をついて見つめて話をするヨン。
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「明日ですよね?天の門が開く日は」
ウンスは閉じていた目をそっと開いて。
「ええ」
「平気ですか?」
「・・・」→ヨンを見つめるウンス
「門の向こうに挨拶したい方々がいるのでは?」
「しても・・・いいの?」
(二人は門を通って挨拶に行くんじゃなくて、門の向こう側にいるだろう人たちに向かって門の前
 から別れの挨拶をするつもりっていうことですね)
「連れていって差し上げます」
「プオン君が来るかもしれないわ」
「わかってます」
「戦ったら勝てるの?」
「多分・・・勝てます」
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で、じーーーっと自分を見つめているヨンに、
「どうしたの?」
と聞くウンス。
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「覚えようと思って。もう忘れなくてもいいから」
忘れないと生きていけない、だけどとても忘れることなんかできないと苦しんでいたころが嘘のような
今の状況に幸せを感じているヨンはそう言います。
ウンスがそんなヨンの顔にそっと触れ・・・輪郭をなぞるように鼻筋、そして唇に触れて。
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そんなウンスの手を取ったヨンは指にそっと口づけて。
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「寝よう」
とヨンが言い、ウンスが目を閉じたあとで・・・ウンスの髪をそっと撫でるヨン。

翌日。
一足先に天の門にたどり着いたキチョル。
その門が開いているのを見て喜び勇んで入ろうとするものの、はじき出されてしまって・・・

ヨンとウンスが腕を組んで天の門まで来たものの、キチョルが立ちふさがって緊張する二人。
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「天の門が開きました」
「計算が合ってたみたいね」
「じゃあ教えてください。どうやって入ったらいいんですか?」
キチョルの質問の意味がわからず、ヨンの背後に身をおきながらウンスは答えます。
「ただ入ればいいんですよ」
「・・・最後まで私を騙すのか。私の気持ちをこうも残忍に!!」
ただならぬキチョルの様子を感じたヨンは、
「避けて下さい」
とウンスを下がらせます。
「答えろー!!」
「やめろ」
「この世界にこの地しかないのか?死んだらそこで終わりか?もうないのか?!」
そう言い終わると剣を抜いて走り寄ってきたキチョル。

ヨンは剣を抜いて応戦しますが、キチョルのターゲットはウンスで、ヨンをすり抜けてウンスの方へと
駆けて行ったキチョルにウンスが悲鳴を上げて。
ヨンは持っていた剣を急いでキチョルめがけて投げ、腹に刺さったものの倒れもしないキチョル。
それでヨンがウンスを守るためにキチョルの前に出ますが・・・キチョルが内功をウンスに出せない
ようにとヨンが奴の両手を握ったものの、キチョルは内功を最大限まで放出して。
「一緒に見よう・・・この次に果たして何があるのか」

キチョルの攻撃を受けて膝をついて倒れたヨン。キチョルもまた倒れて・・・
「ダメよ!!」
素早くヨンの脈を診たウンスは急いで心臓マッサージを始めて。
ヨンは身体を動かすことが出来ず、意識下で泣きながら自分に手当てをしているウンスを見つめて
心の中でつぶやきます。
『どうしてこの方だったのか・・・』

ヨンを手当しているウンスの傍へキチョルが剣を持ってやってきて・・・
倒れているヨンのすぐそばに突き立ててウンスを驚かせます。
で、ウンスを無理やり引っ張って天の門へと向かって行き・・・ウンスは後ろを何度も何度もふり
返って抵抗してるけど連れて行かれてしまって。

残された瀕死のヨンは・・・
『そんなことを考え・・・多くの時間を無駄にしました。父さん、やっと見つけました。
 遅すぎたのでしょうか』
ウンスと出会った時から今までのことを回想するヨン。

天の門へやってきたキチョルとウンス。
ウンスは最後に力を振り絞ってキチョルを振り切ろうとしたものの、光に吸い込まれてしまい・・・
キチョルはなぜかまたも光に拒まれます。
(ウンスが自ら入ったように見えるんですが、台本でも瀕死のヨンのところへ戻ろうとしていたので
 現代に行くつもりは全くなかったという解釈をしました)
絶望したせいなのか、それとも内功を暴走させたせいなのか・・・キチョルはそのまま死んで。

現代に一人戻っちゃったウンスは走り出します。
瀕死のヨンはこうつぶやいて。
『だけどあの方はこう答えるでしょう。大丈夫だと。きっとよくなると。今からが始まりだと』

自分の病院に行ったウンスはキム室長(女性)に声をかけられて。
どうやらウンスに取材したくて日本から記者がやってきてて、その二人を紹介されるウンス。
「ユ先生、インタビューさせて頂いてもいいですか?」
で、記者とカメラマンがインタビューが先だ、写真が先だとモメているので先を急いでいるウンスは
室長に任せて行こうとしますが・・・カメラマンが持ってる丈夫そうなケースカバンを引ったくって。
「このカバンが必要だって言っておいてね!」
と室長に言い捨てて、自分のオフィスの机へと行き、遺物とされていた機械をカバンに入れて。
(このシーンでネックレスも持っていくんですが、脚本家は知らないそうで・・・想像では母親が
 くれたものっていうことでウンスに持たせたという現場の設定ではないでしょうか?)

オペの道具や薬などをさっきのカバンに詰め込むウンス。

そのころウンスのことで看護師が警察に連絡入れてて。
「警察ですか?ここにユ・ウンス先生が来られたんです。ええ、そうです。誘拐された方です。
 でもおかしいんですよ。どうしてか変な服を着てて・・・」

ウンスが必要なものを用意してお寺へ急いで引き返しているころに、ニュースが流れていて。
「現在太陽の黒点爆発による四段階傾向が発令されている状態です。電波研究所によると午後6時
 までに被害の報告はありませんが、国内で一部の飛行機が宇宙暴風の影響を受けて北極航路を
 迂回して運行しているとのことです」

天の門へと急ぐウンス。
『ひたすらあの人を助けるために走ったソウルのその時間』
『あの日、どの瞬間の何がいけなかったのか・・・
 一度離れたあの人のところへもう一度行くために何が必要だったのか?』
天の門の場所へとやってきたウンスはソウルの夜景を一度振り返ってから光の中へと入り・・・

『私の(あの人への)想いが足りなかったの?それとも信じる気持ちが(足りなかったの)?』
過去へと戻ってきたウンスが急いでヨンが倒れていた場所へと戻りますが・・・

『私はまたあの人と離れてしまった』
そこにはヨンが倒れておらず、慌てて天の門へと戻ったものの、光はとっくに消えていて。

『死にかけているあの人を置いて来たあの世界から、百年前の世界に一人残された』

百年前の世界で医者として生きるウンスの姿は夢で見た過去のウンスと同じで。
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持ってきたカバンの中を開いてみると・・・見覚えのなかった手帳は実はあのカメラマンの持ち物で、
フィルムケースもあのカメラマンが持っていたもの。

『それでも私は信じてる。あの日あの人は死んでなかったと信じてる』

そして手帳に同じように『ウンスへ』と書いていて・・・

最後の遺物だったプロジェクターでヨンと会った日に発表していた内容を見たり、両親の姿を画面に
映してみて過ごしているらしいウンス。
「ウンス、風邪はよくなった?」
「治ったわ、もちろん。風邪ひいたのっていつだったかな?」
「買ってあげたチェソランは受け取った?」
「オンマが送ってくれたジャガイモが食べたい。ここはジャガイモがないのよ」
「あなたもなにかいってよ」→ウンス母
「何を言うんだ?お前が言ってくれよ」→困ってるウンス父
「父さん、アンニョン。うちの父さんは変わってないわね」
もう何度も繰り返し見たのか・・・そのうちにバッテリーか電池が切れちゃって。
泣きそうな顔でプロジェクターを見つめるウンス。

ウンスは再度天の門をくぐってヨンの元へと戻ろうとしていて・・・
『誰かが言った。切実な想いが縁を作り、記憶だけがその瞬間を果たせると』
すると、天の門が開き、その中へと身を投じたウンス。

一瞬ソウルへと戻ってきたウンスですが・・・すぐさま高麗へとタイムスリップして。

高麗に戻ってきたものの、近くの旅館へと行ったウンス。
(ここでどうしてウンスがヨンを捜しに大きな木のあるところへ行かなかったのかということが
 疑問になるのですが・・・放送後の脚本家へのQ&Aで答えた内容では、百年前に飛ばされた
 ウンスは毎日天の門へと足繁く通っていたそうです。(過去の滞在は一年程度という設定)
 計算じゃなくて天の門を信じる気持ちがまたヨンのいる時代へと自分を送ってくれると信じ、
 何度かウンスは願いが叶って天の門をくぐる機会があったそうです。
 ただ、結果はいつも今いる百年前に戻ってくるばかりで・・・何度もそういうことが続いてて、
 今度もまた見覚えのある百年前に戻ったんだなーってウンスは思い込んでるっていうことらしい)
「腹の足しになるものを一杯下さい」
と注文したウンスですが・・・ふと見ると高麗の武士たちが少し離れたところにたくさんいて、
食事をとって休憩しているところで。
「ちょっとお尋ねします」
通りがかった高麗の兵士に質問をするウンス。
「何です?」
「どうして高麗の兵士たちがここにいるんです?ここは元の土地なのに、大丈夫ですか?」
「ここがどうして元の土地なものですか。大護軍が鴨緑江(アムロンガン)の西側の失地を取り戻した
 ことをご存じないのか?」→大護軍はヨンが率いてる軍だったかな?
「・・・元と戦ったということですか?」
あまりにも世間を知らない女性の問いかけに笑っちゃう高麗の兵士。
「ハハッ、どこか山奥からでも来られたんですか?」
これは・・・はやる気持ちを抑えつつウンスは今がどの時代なのか確認しようと質問を。
「もしかして、先王の諡号はわかりますか?」
「忠定先王か?」
「じゃ、今の王が王位に就いてからは何年になりますか?」
この質問に兵士は少し離れたところに座っている同僚に声をかけて確認します。
「おい!王が即位されて何年経った?」
「だいたい5年になります」→ウンスがヨンと離れ離れになってから4年後の世界ということで。
と声が返ってきて・・・
「聞こえたでしょ?」
ウンスに言い、その場を離れようとした兵士ですが・・・
「おい!」
「はい」
どうやら上司に呼ばれたらしい兵士が慌てて奥の方へと向かい、ウンスはその兵士を目線で追います。
その目線の先にはトンマンが!

トンマンは4年の間にすっかり中堅の隊員になってるらしく、トルベの形見と思われる槍を持ってて。
「今巡視の配置をどう手配したんだ?あの外の奴らを見てみろ」
「失礼しました。それじゃ、二重守備ですか?」
トンマンに配備の仕方を叱られて困った兵士がそう聞き返すと、また一人の兵士がやってきて肩に
手をポンと置いて。
「だいたいわかるだろ、ん?」
そう言ってトンマンの隣に座ったのはテマン。
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テマンは吃音もなくなり、すっかり頼もしくなってて・・・懐かしい顔に感無量のウンス。
(ウンスは物陰からみんなを見ているので誰もウンス(医仙)がいることに気づいてなくて)

そこへ副隊長チュンソクがやってきて、
「大護軍(ヨン)はどこに行かれた?」
と部下たちに聞きます。
「またあそこに行かれました。あの木のあるところです」→トンマン
「なにか食べるものをお持ちしないと・・・大護軍はあの木のところに一度行ったら3泊4日は
 戻らないから」→テマン
「おい、それじゃそこに行かれる前に用意しておくべきだろう」→チュンソク
ウンスはその会話を聞いて、急いで木のところに駆けつけて・・・

ヨンが倒れていたあの場所にあった大きな木の根元に背を向けて座っていたのはヨン。
ウンスが走り寄ると、その足音に振り向いたヨンが立ち上がり、ゆっくりと歩いてウンスの前に立って。
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二人は無言で語り合うかのように微笑みを交わして・・・
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<終わり>

ラストシーンについては脚本がかなり変わってしまって、これについてはさすがに脚本家もヘコんだ
ようで(笑)

せっかくなのでどういう設定だったのかっていうのを載せておきます。

瀕死のヨンが横たわっていた木のところへ来たウンス。
(脚本では、ヨンが倒れてる場所の設定は原っぱじゃなくて木の根元になってます)
もしかして・・・もしかして・・・はやる気持ちでウンスがその木の根元をみると、そこには一面の
黄色い小菊が咲いていて・・・

それは百年前に飛ばされたウンスが、瀕死のヨンがどうか無事でありますようにと、祈る想いで
アスピリンの瓶に小菊を入れて木の根元に埋め、その瓶の中の小菊が百年の間に繁殖して一面小菊の
花畑になってて。(その時に薬を入れたかどうかは不明)
その小菊のそばで立ち止まったウンス、まるで信号を受けたかのようにウンスがためらいがちに後ろを
振り返ると「もしや・・・」という目でこちらを見ているヨンが立っていて。
ウンスがゆっくりを被っていた笠を外すと、ヨンが信じられないという表情でウンスを見つめて。
幻でも見たのかと違うところを見て、もう一度ウンスを見たヨン。まるで「イムジャ?」とつぶやく
ように・・・そうしてお互いを見つめあう二人。

場面は変わって・・・
一話で元から帰国してきた王と王妃を護衛していたころの雰囲気の行列が過ぎていて。
(脚本家は一話と最終回を併せて撮影してほしくてそう依頼していたそうですが・・・日程の都合
 なのかどうかわかりませんが撮影されてなかったみたいでカットになったシーン)
馬車2台を警護している男たち。
王と王妃を護衛しているチェ・ヨン将軍とその部下たちだ。長い道を刺客や盗賊の目を避けて移動
しており、全員鎧の上に風よけの黒いマントを被っていて身分を隠している。
一番前でチェ・ヨンとチュンソクが皆を率いていて、馬車の周りにはチョ・イルシンを思わせる重臣が
何名か力なく馬に揺られながら乗っている。
2台の馬車の間には御医のチャン・ビンが静かに馬を操っていて。
マントを頭からかぶったチェ・ヨンがふと天を見上げて・・・

画面はウンスが連れて行かれた直後の木のある場所に戻り・・・
瀕死のヨンは目を閉じて死んだように横たわっていて。
そこに雨がポツポツと降ってきて・・・

『ちょうど雨が降る瞬間が一番好き。
 雨粒が一つ二つ落ちてきて、こんな風におでこにポツンと当たって・・・
 『あらっ!』、こうやって空を見上げるじゃない?その瞬間』
(ウンスの言葉を意識下で思い出しているらしいヨン)

小菊の花畑に倒れていたヨンの手が小菊に触れて・・・ヨンは目を開けてゆっくりと頭をそちらに
向けて。たくさん咲いている小菊の中に何かが触れて・・・ヨンは力なく手を動かして小菊をどけて。
そこには一部だけ地面から出ているアスピリンの瓶が土に埋まっていて。
ヨンが手を動かしてその瓶を掴み、なんとか取り出して・・・そうする間にヨンの心臓の音が戻って。
心臓の音は始めは遅く・・・それがだんだん早くなっていって。ヨンが近くで瓶を見つめて。
古ぼけて苔むしているが明らかにアスピリンの瓶だ。
ヨンが違うほうの手で自分のアスピリンの瓶を取り出して。二つを並べてみて。
心臓の音はもう正常に鼓動していて。
ヨンがポツポツと落ちる雨粒の中で微笑んで。(助かったってことで)

画面はウンスとヨンが再会したシーンに戻り・・・
ウンスが彼の方へと歩いていくが、走り始めて。ヨンがそんなウンスを信じられない奇跡だという
思いでいっぱいになりながら、両腕を広げて迎えて。
ウンスがヨンの胸に飛び込むように走ってきて。ヨンがウンスを受け止め、抱きしめて・・・

<終わり>

脚本ではかなりドラマチックな演出でしたね~
雨粒のシーンは欲しかったけど、アスピリン&小菊のエピソードは要らなかったかもというのが
個人的な感想です。

もうしばらく「信義」に浸りたいので、追加記事をまたアップします。

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