ドラマ「信義」関連の記事を更新しています。「韓国には行ったことがありません」からブログタイトル変更しました。
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第22回
ヨンの部屋に侵入したマブに驚いたウンスですが・・・ヨンはテマンをウンスの傍に残してて、彼女
を守ろうと応戦する一方で隊員たちに口笛で知らせて。
やってきた隊員たちもマブには歯が立たず、まずウンスを逃がそうとして。
ウンスは培養の器を持って出ようとしたけど戦いのさなかでその器が割れてしまい、培養していたもの
がダメになっちゃって。
悲鳴を上げながらなんとかしようとするウンスを「早く!」と促すテマン。
後ろ髪引かれながら宿舎をあとにしたウンスですが・・・マボはウンスを襲撃しに来たのではなく、
どうやらウンスの手術道具を奪いにきたようで。

出かける挨拶をする王と王妃。
王妃と私たちの子供にあんなことをしたやつに会いに行きます。自分も何度も考えた。あの場ですぐ
に殺してしまいたかった。殺せと命じたかった。だけど我慢した。隊長でさえも理解できないと。
命じればいいのになぜあえてこうするのかと。
王妃はその選択をした王に「私はわかっていますから」と言います。
帰りは遅くなってしまうかもしれないという王に、待っていますと答えて微笑む二人。

で、王はウダルチを伴って征東行省へ出かけていき・・・

テマンはひとまずチェ尚宮のところにウンスを連れて行きます。
「医仙?」
呆然として座りこんでいるウンスに声をかけて立たせたチェ尚宮ですが、ウンスはチェ尚宮により
かかって泣き出してしまって。
「何があった?」→テマンに聞くチェ尚宮
「あの・・・か、笠を被った奴が来て・・・今は行きました」
「こいつはまったくいつも話がつかめないね。ちょっと、医仙。何がどうしたんですか?」
そう聞いても自分に抱きついて泣き続けるウンスを・・・背中をポンポンと叩いてあげて気持ちを
落ち着けさせようとするチェ尚宮。

もう行っただろうってことで宿舎に戻ったウンスとチェ尚宮。
「作ってた解毒剤は・・・」
「残ってません。一つも・・・」
で、部屋の奥にいたテマンがウンスに声をかけて。
「医仙、道具がなくなってます!ほら、ここ」
手術道具を侵入者が持っていったと知ったウンス。
「私を殺そうとして来たんじゃなくて手術道具を奪いにきたのね・・・なら、それだけ持っていけば
 いいのに・・・」
あの時に道具を寄越せと言ってくれたらそれだけさっさと渡したのにと涙がこみあげて。
恐らく宮殿から尾行されていたんでしょう、医仙と会おうと言ったときからそうするつもりだった
のだとチェ尚宮は断事官の犯行だと示唆します。
で、チェ尚宮がメヒの布を見つけて拾い上げるのですが・・・
「それってもしかして、あの人の剣に巻かれていたものですよね?許婚だった方の?」
「・・・多分」
落胆して座り込んでいたウンスが立ち上がってチェ尚宮の前に立って。
「聞きたいことがあります。どうしても知りたいんです」
「おっしゃってください」
「その人・・・許婚だった方。亡くなったあと、あの人はすごく辛かったでしょうね」
「そうです」
「どれぐらい辛かったですか?どれぐらい長い間?」
「知りたいのは何でしょうか?」
ウンスは解毒剤を指差して、
「あれがダメになってしまって・・・私の解毒剤が。また作り直すには時間がかかりすぎて・・・
 天の門が開くまでに到底間に合いません。他の方法を捨てて、もとの世界に戻ることをやめて、
 もう一度作り直しますが・・・多分間に合わないそうにないんです。
 間に合わなければ・・・私は死ぬしかありません」
泣きながらそう話すウンスを座らせるチェ尚宮。
「私が死んだらあの人はどうなりますか?」
「・・・残るつもりなんですか?」
死ぬとわかっていても元の世界に戻ることなく、間に合わないかもしれない解毒剤を作り直すという
ウンスの悲愴な決意に、それでも残るのかと聞くチェ尚宮。
「私はおかしいですか?どうかしてますか?でもこのまま(元の世界に)行ってしまったら私は一人
 でおかしくなると思うんです。
 『あの人は大丈夫だろうか?大丈夫なの?大丈夫?』毎日毎日それだけ考えると思います」
そのことを考えただけで取り乱すウンスにチェ尚宮はやさしく言います。
「直接聞いてみてください。あの子は何しろ人と話をすることがないから焦るでしょうが、聞いて
 下さい。そうしたら答えてくれるでしょう」
ウンスはヨンにちゃんと聞けるかな?

断事官はキチョルにトクフン君を王とするという元の勅書を見せ、それをもらおうとしたキチョル
ですが、断事官はその前に「王になったらまず何がしたい?」と聞きます。
約束通り高麗を元に差し上げますと答えたトクフンに、「その次は?」と聞く断事官。
自分が首相になって、今度のことで世話になったトクソン君を副首相にすると答えたトクフン君に、
その次は?となおも聞く断事官に、断事官にも何か必要ですか?と欲しいものがあれば用意しますよと
いう姿勢のトクフン君。
だけど断事官は黙って勅書をキチョルに差し出して・・・受け取ったキチョルは、今の答えで満足
されたのですか?と聞きます。
「満足です。与えられた権力を行使するのに忙しい方たちなら元に害を及ぼすことはないですから」
「高麗の方だと伺いましたが」→質問するキチョル
「そうです。希望を持っていたときにはそう思っていました。ある時は自分が頑張れば高句麗の地を
 取り戻せるかと信じていた時もありました。私が尽力すればと」
「高句麗の地を・・・」
「だが、いつも世の中はプオン君のような方が権力を握り、残りの者はそれについていくだけ。
 それならば土地の名前なんか関係ないと・・・そういう結論に至りました。
 尋問には参加しませんから。それでは」
断事官はそう言ってさっさと行っちゃって。
で、断事官が取り出したのはなんと懐中時計!
(この時代にそんなものありませんから・・・どっかの時代から来た人じゃ?)

王とヨンたちが指定の場所へと向かっていて。
今日は危険なことになると思うという王に、そのようですと答えながら周囲を警戒するヨン。
「医仙に挨拶はしたのか?」
「戻るつもりですから挨拶なんて別にしませんでした」
あっさりとそう答えるヨン。

で、トクフン君&キチョルと王&ヨンが一堂に会して。
まず王が先に口火を切って。王妃を誘拐したことは不問にする、代わりに王族の身分を抹消して
この国から出ていってくれと要求して。
是が非でも王になりたいトクフン君はそんな王に元から自分が王になるという勅書をもらってあると
見せます。
なるべく流血を避けたい王は、重臣たちに自分と叔父のどちらが王になったほうがいいのか議論して
もらっていると言いますが・・・
キチョルは重臣とか会議とかそういうものが大嫌いだからこうしましょう、先王は次の王に譲位する
のがイヤで反逆し、仕方なく殺したってことにしますと言い、攻撃を始めて。
まだ話がある!と叔父と話したいという王を引っ張って安全な場所を探すヨン。

そのころ王がトクフン君のところにウダルチだけを連れて行き、そこでキチョルとトクフン君が謀反
を起こして危険な目に遭っているという知らせが届きます。
王妃は王から前もって指示されていた通り、重臣たちを集めて話を始めます。
ここに禁軍に出撃するようにという内容の命令が書いてある書類と玉璽があるから、重臣たちで結論
を出して、その書類にハンコを押すかどうか決めてくれと。
つまり重臣たちが次の王をどちらにするのかという決定権が与えられたわけで・・・自分たちで決める
となるとかなり腰が引けてる重臣たち。

その書類の命令を待って待機してるアンジェも今か今かと待ってジリジリしてるし、ヨンは早く脱出
しようと言ってるのに、王は重臣たちが決めるまでここに残る、命令はきっと出るから待つと言い
張って・・・重臣なんかちっとも信用してないヨンは王が無謀なことをしてると思ってて。
ひとまず空いてる部屋を見つけて王をそこに避難させて副隊長たちに警護させ、敵を迎え撃つヨン。

ちっとも信用されてない重臣たちは・・・やっぱオタオタしてて。
まず何があったのか確かめに行かせようという重臣に、王の命がかかってるんだから何が調べてみて
からにしようだ!と怒る重臣もいて。
だけどあの場所に兵を出すってことは元との戦争を覚悟することだからどうにもこうにもすぐに結論が
出せないでいて。

兵士を何人か迎え斬っているうちにまた手が震え始めたヨン。
呆然としているヨンに代わってトルベが兵士を斬っていくのですが・・・ヨンが震える右手に無理やり
剣を持たせようとして、剣を落としてしまうところを見てしまったトルベは驚いていて。
トルベに見られているとは知らず、無言で立ち去るヨンに何も言えないトルベ。

命令一つでアンジェ率いる禁軍900名がすぐに来てくれるし、これ以上長引くと王を守れなくなる
からと退却を促すヨンに、これは元に戦いをしかけて民に血を流させる覚悟をしてもらう許可を
民(重臣)にもらわなくちゃいけないからどうしても譲れない王。
で、隊員たちに休憩を取りながら王の警護をしろと指示して自分ひとりで王たちがいる部屋の外に再び
出たヨンですが・・・ヨンが斬った私兵たちの遺体を仲間たちが運び出していて、ヨンにチラリと視線
を向けたものの、無言で遺体を連れていく兵たち。
雇い主(キチョル)からの命令で自分に向かってくる兵士たちを斬ることにためらいはあるものの、
向かってくるからには斬らなければならず・・・兵たちの無言の非難を受け止めるヨン。
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部屋を片付けるウンス、テマン、チョモ。
ヨンの上着を持ったウンスですが、アスピリンの瓶が落ちて・・・瓶の中に入っていた枯れた小菊の
花を手のひらに乗せたウンスはつぶやくようにテマンたちに聞きます。
「ウダルチ隊はどれぐらい危険なの?」
「大丈夫です、隊長が一緒だから」→テマン
「さっき入った知らせでは、私たちの数が少ないので敵を次々に送ってきているようです。そうすれば
 いくら隊長でも限界があるからと。そんな時に敵の援軍が投入されたらよくないです」→チョモ
「じゃあ・・・多くの血が流れるわね」
「大丈夫です。隊長ですから」
そう言ってもウンスがただぼんやりとしているみたいなので、
「何をお考え・・・ですか?」
と聞くテマン。
「ただ・・・ここで生きるということはこういうことなのかと・・・あの人はずっとこうやって生きて
 きたのだと・・・そう考えてた」
命じられるままに戦って人を斬ってきたヨンの心の疲弊を案じ、やりきれない思いになるウンス。
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ヤンサが私兵を連れて牢獄に来て、スインとウムジャを出してやって。

重臣たちはまだ結論が出せず喧々囂々。王妃は段々そんなやり取りに具合悪くなってて。

ヨンは手の震えもおさまったのか、また一人で敵を迎え撃ってて。

トクフン君はここを出てさっさと宮殿へ行って自分が王だと宣言し、重臣たちなんかどうにでもして
やろうと思ってるのに禁軍が周囲を取り巻いてるから身動きがとれずイライラ。
王が死ぬのを待つ以外にないというキチョルに、悪鬼みたいなチェヨンが守ってるんだぞ!!と大声で
怒鳴りますが、「だから兵を送って釘付けにしてある!」と怒鳴り返してて。
どうやら自分が行ってヨンを止めたいんだけど具合が悪いからいけないみたいで。
そこへヤンサが追加の私兵が準備できたと報告に来て・・・これで一気にウダルチが不利になりそう。

結論はまだまだ出そうにないし、王妃の具合が悪そうなのでイクチェが気をきかせて王妃に一旦退席して
くださいと促しますが・・・
「いっそ、捨てて下さい。いっそあなたたちの王を捨てるとはっきり口にしてください。
 王は今でも希望を持ってお待ちです。一晩、百夜だってお待ちになるでしょう。
 私はそんな王を見てられません。だからいっそ(私たちを)捨てて下さい・・・
 (黙っている重臣たちに向かって)救う勇気も、捨てる勇気もないのですか?」
王の命を危険にさらしづづける重臣たちに決断を促した王妃。

そうしてやっと重臣たちは答えを出します。

アンジェのもとに捺印された王命が届き出撃していきます。
慌てたヤンサがキチョルに兵がここを取り囲んで侵入してきたと報告しますが、にわかには信じなられ
ないキチョル。(元と戦争をも辞さないということになりますからね)
というかキチョルは病気でちょっとどうにかなっちゃって判断力がないのかな?
トクフン君はそれを聞いてさっさと一人で逃げ出して。

アンジェはおびただしい数の敵兵が死んでいるのを目にし、その先に一人で立っているヨンを見つけて
駆けつけて。
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ヨンは迎えにきたアンジェに王命が出てやってきたことを確認し、アンジェたちに王の警護を任せて
トクフン君を捜しに行きます。
自分が一番大事なトクフン君だからすぐに逃げるということはお見通しってことで。

トクフン君は禁軍に捕まりそうになったところをマブに救いだされて。
ヨンはトクフン君を見失います。

夜になり、宿舎に戻ってきた隊長と隊員たちを出迎えるテマンたち。
無事を喜び合う隊員たちと・・・遅れて駆けつけてきたウンス。
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見つめあう二人ですが・・・隊員たちに「ご苦労だった」と声をかけて先に部屋に戻るヨン。
すぐ後を追ったウンスだけど、ヨンは机の上にぞんざいに剣を置き、その勢いで剣は床に落ちて。
その剣を拾い上げて机の上にそっと置いたウンス。

ヨンが着替えようとしているので、「手伝ってあげるわ」とウンスが鎧を脱ぐのを手伝おうとするのに、
「いいです」とにべもなく断るヨン。(血まみれの姿を見られたくなくてそっけない態度)
部屋の出口に向かうヨンに、「やめて」と声をかけるウンス。
振り返ったヨンに、
「背中を向けて避けないで。私にはそんなことしないで」
そう言ってウンスがヨンに近づいて首元の血に触れようとしますが・・・
「私の血じゃありません」
とウンスの手をよけるヨン。
「わかってるわ」
「今日相手した奴らは・・・普通の兵士たちだったから斬るのは難しくありませんでした。
 だから・・・」
ケガしてないか心配してくれるウンスにそう話すヨンですが、ウンスはそんなヨンを抱きしめて。
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普通の兵士たちだったから斬るときに余計に心が痛んだはず・・・少しでも彼の気持ちが楽になる
ようにと抱きしめたウンス。
しばらく突っ立ったままだったヨンも目を閉じてウンスを抱きしめて・・・痛みを分かち合う二人。
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王は王妃と二人で話をしてて。
トクフン君を捕まえられなかったと報告する王。もし捕まえていれば王を暗殺しようとした罪で殺す
ことができたのにと悔しがってて。
で、元の大使館だった行省を今後はどう使えばいいか・・・とか言ってるけど、本当は心にあるのは
別のことで・・・王妃はちゃんとそれをわかってて、今日の心配ごとはなんですか?と尋ねます。

王はチェヨンに申し訳ないことをしたと口を開いて・・・自分の大義名分のために隊長にだけ辛い
思いをさせてしまって、重臣たちは自分を選んでくれたものの心は平穏にならないと言います。
(自分がチェヨンに何をさせたのか、どんな犠牲を払わせたのか、わかってるから辛い王で)

トクフン君は断事官からすぐに高麗を出ろと言われ、自分は王だと元は認めたじゃないかと抵抗。
夜が明ければ王の軍がここにくるだろうからと淡々と言う断事官に、自分にはまだ切り札が残ってると
言います。
残ってる切り札はトクソン君に渡せといい、また戻ってきたければ遅くないうちに出発しろという
断事官に「戻ってくる?」と聞くトクフン君。
今の王を牽制できる方は他にいないからあなたを生き残らせてあげます、だから元へ逃げて戻る機会を
狙えってことで。

トクフン君を送っていくようにと部下に指示し、その途中にある鍛冶屋でウンスの手術道具も溶かして
跡形もなくすようと断事官は指示します。
一つも欠けることなく、間違いなく溶けたことを確認しろと言ってかなりナーバスに取り扱ってて。

トクフン君は別室にいたキチョルに華陀の遺物のありかを教えるから代わりに望みを聞いて欲しいと
言います。
あの女と奴を必ず始末してくれ。自分が戻ってきたときにはいなくなってて欲しいとウンスとヨンを
殺してくれるように頼むトクフン君。
誰のことをいってるのかはわかるけど・・・と乗り気じゃないトクソン君に、あの女は天の物をもう
一つ持っていると言い出してその気にさせるトクフン君。
ウンスがフィルムケースを持ってたことを持ち出して、その中には手帳と同じような天の文字で予言
めいた内容が書いてあったと教えます。
器は自分が見たこともない材質でできていたからというトクフン君に、天界のことなんてバカにして
たくせにとキチョルが言いますが・・・天界だかこの世界のどこかにある国から来た女が予言して
いることは確かだとトクフン君。
で、遺物の一つの残りは自分が焼いちゃったけどあとは一番安全なところにあるんだと在り処を
教えるトクフン君で。

ウンスはヨンの手を診てて。
「力を入れて、引っ張ってみて。うーん・・・何ともないわね。おかしいな・・・器具があれば検査を
 してみるんだけど。もしかしたら神経系の異常かしら、それとも心理的なもの?」
考え込んだウンスですが・・・
「横になって」
「横になるのか?」
「治療してあげるから、言うこときいて下さい」
で、横になったヨンですが・・・

 ※実はここからは台本にはあるけど本編ではカットされたシーンです。
  二人だけのシーンだし、もったいないから載せておきますね。

ヨンを寝かせて自分は彼の傍に座ったウンス。
「話して」
「話を横になってするのですか?」→そういう経験がないヨン
「映画ではみんなそうしてるわ」→ウンスもそんな経験ないから見よう見まね?
ヨンは起き上がろうとしますが、ウンスがまた横にさせて。
「次には心を楽にするのが大事なのよ」
「心を楽に・・・」
そうつぶやいたヨンがウンスに片手を差し出して、その手を握ってあげるウンス。
「楽になった。次は?」
「さあ、話したいことを話して」
「何を?」
「何でもよ。話したいことはない?」
「・・・」→考えてみるけど出てこないヨン
そもそも人と話をするのが得意じゃないとチェ尚宮が言ってたぐらいだから、自分のことを人に話す
っていう感覚がよくわからないヨンなのかも。
そんなヨンにウンスが「剣はどう?」と提案してくれます。
「剣?」
「さっきあなたが落としちゃった剣よ」
「・・・」→ウンスをみるヨン
「そうよ、あなたはいつも自分の身体の一部みたいに持ち歩いていたじゃない?それをこんな風に
 ポイッと落としちゃったのよ」
「重くなったから・・・」
「重いって?」
「そんなことがあるか?突然剣が重くなるって」
ウンスは握っている手をそのままにして立ち上がり、ヨンの剣を見つめて。
「重いけど」
「?」
「剣はそもそも重いんじゃないの?」
ヨンは起き上がって座って。
「もしかして今まで剣の重さを感じてなかったってこと?」

 ※ここまでが台本にはあったシーンでした。
ウンスにしてみれば人の命を奪う剣を振るうということはその奪った命を背負って大義や信義を貫く
ってことで・・・当然ながら剣の重み=命の重みと思ってて。
だけどこの時代に生きてるヨンはそこまで考えたわけじゃなかったのかも・・・ウンスと出会って
改めてそのことを見つめなおした今、その重みを感じているのかもですね。
このシーンはあってもよかったんじゃないかなぁ

ウンスはヨンの剣を持ってきてヨンに差し出して。
「師匠の剣だったわよね?」
「ええ」
差し出された剣を握ろうとしないヨン。
(実は台本ではこのあと、ウンスは師匠がどうして亡くなったのかを王様と話してるのを立ち聞き
 してしまったことを打ち明けてヨンに謝ります。ヨンはウンスに手を差し伸べて「こっちへ来て」
 と言い、ウンスの手を掴んで自分の前に座らせて、自分がウンスの後ろから抱きすくめるように
 剣を握り、ウンスにもその剣を握らせるということになってましたが・・・カットされてます)
「座って」
とウンスに隣に座るようにいい、剣を持ったままのウンスの後ろからヨンも剣を握ります。
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「この剣は鬼剣と呼びます。普通の剣は人を斬ればすぐに刃が傷みますが、こいつは固い石に当たって
 も刃こぼれしません。相当なもので血もあまりつかないのですが、昨日は血がこびりついていた
 ようです」
そう言ってヨンはウンスに剣を持たせたまま、そっと剣を抜いて刃を見せて。
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「剣を抜くときも静かで、暗いところで見れば冴え冴えと光ります。月の光のように」
「私がこれであなたを刺したのね」
「こいつは・・・師匠も刺しました」
ヨンはそう言って静かに剣を鞘に戻して。
「すごく・・・つらかったでしょ?師匠があんな亡くなり方をして」
「ええ」
「それでやたらと寝ていたの?夢で会おうとして?」
「最初は何度か出てきましたがそのうち出てこなくなって・・・待ってたのに」
「もし・・・」
「はい」
「私と会っていなかったら、今でもあんなふうに寝ていたの?」
「わかりません。あなたと会ってなかったら自分がどうなっていたのか・・・全然(想像できない)」
暗い表情のウンスとは対照的に少し明るい表情のヨンでしたが・・・
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「イムジャに毒を盛った奴を捕まえられませんでした。イムジャにとって危険な奴も野放しにして
 やらなければなりません・・・この剣は・・・斬らなければならないものを斬れず、哀れなものたち
 だけを斬っています」
自分たちの膝の上においた剣に視線を落としてそうつぶやくヨン。
ウンスが見つめるのは何も入っていない空っぽの薬の器で・・・
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王は今回のことに加担したトクソン君と彼に援軍を協力した貴族を捕えるようにと指示を出します。
あとでヨンだけを残した王は医仙が天界に戻るまであと何日残っているのかと聞いてきたので、14日
残っていますと答えます。
すると王はなるべく一緒にいるようにと言い出して、当惑するヨン。
作っていた解毒剤が水泡に帰したと聞いた。だから(医仙が戻る日まで)一緒にいなさいと気を使って
くれた王ですが・・・そんなこと知らなかったヨンは驚いて。

自分がウンスの傍にいないときにはテマンを護衛でつけてたのに報告がなかったので、まずはテマン
から事情を聞くヨン。
「隊長には言わないようにとおっしゃって。それでなくても医仙はすごく泣いてらっしゃったので。
 医仙が泣くので言えなかったのです」→報告しなかった経緯を説明するテマン
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「泣いたのか?」→驚くヨン。
「ものすごく泣いて、また泣いて。あんなに泣く人を初めて見ました」
ウンスが泣いたのはヨンが死にかけたときだけ(だったかな?)。でもヨンはそれを知るはずもなく、
彼女がここに来てからは文句は言っても泣いたりしたことはなかったので驚いてて。
(自分が毒を盛られて死にかけてたときだって泣いたりしなかったウンスですから)

次にヨンが向かったのは詳しく事情を知る叔母チェ尚宮のところ。
「その話の間中、お前のことだけ心配してた。自分がいなくなったらお前は大丈夫なのかと。残って
 お前の目の前で死んだらお前がどうなるのかと。
 (解毒剤がダメになったことで)自分がどうなるのかは眼中になく、ただお前だけを心配していた。
 だから私がお前に直接聞いてみるようにと言ったんだけど。聞かれたかい?」
ヨンはその問いかけに無言のままで・・・
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ウンスはそのころ解毒剤をまた作り直していて・・・咳が出るので心配になり、脈を診て。
(初期症状なのかなぁ?)

次にヨンが行ったのは断事官のところ。
で、断事官に伺いたいことがあると話を切りだします。
「行省に禁軍を投入した日の夕方、黒い馬車を見たというものがいます。トクフン君を捜索している
 ときにその馬車が出るのを見たと。断事官の馬車ですか?」
「そうです」
「トクフン君を逃がしましたか?」
「既に元へ送りました」
「・・・確認します」
トクフン君をどこかに匿っていないかを部下たちに隅々まで調べさせるヨン。

「トクフン君から聞きました。虫の毒なんでしょう?その毒は解毒剤がないこともわかってますね」
そう話す断事官を無視するヨン。
「医仙に会ってみました。天界の人だと確認しましたよ」
断事官がウンスと会ったと言った途端に顔がこわばり、断事官に近づいていき威圧的な態度をとるヨン。
「それで?」
「どうせ死ぬ人ですから放っておきます。私が知る限りは彼女のせいで護軍は死ぬでしょう。
 だから傍には置かないように」
「どういう意味で?」
「高麗について残っている一抹の忠誠心から申し上げたまで」
(ヨンが高麗にとってなくてはならない人だからウンスを遠ざけろってことで)
「医仙のために私が死ぬと?」
「そうかもしれないと。そしてトクソン君に気をつけなさい。それが私が言ってあげられる全部です」
断事官の予言めいた助言に少し混乱してる?ヨン。

ヨンはウンスと話をしようと部屋に戻りますが・・・どうして黙っていたのかと怒りたくなる気持ちを
抑えているのか一旦ドアの前で立ち止まって。
解毒剤が失敗し、もしくはトクフン君から解毒剤を入手できなかった場合の道はただ一つ。
その話を切りだすことにためらいもあって・・・

だけどウンスは部屋にいなくて。
培養していた器は空っぽ・・・行き場のない怒りで、その器ごと机をなぎ倒すヨン。

ウンスは王妃のところにいて。
脈も力強くて詰まったところがないからいいですと笑顔で良好だと太鼓判を押して。
それからウンスは王妃とチェ尚宮にと化粧品と石鹸をプレゼントします。
トギが集めてくれた朝鮮人参で作ってて、天界でもすごく有名なんですよ、肌がすごくよくなります
からもっと王様から愛されますよというウンス。
「もう・・・準備されているのですか?お別れの準備でしょう?いつお発ちになるのですか?」
このときのウンスはもう帰るつもりは全くないから・・・ここで亡くなった場合を想定してその前に
お世話になった王妃やチェ尚宮に贈り物をしたのかも。
ウンスは王妃のその問いには答えず、違う話を切りだします。
「前にお尋ねになったことにお答えします。お二人に子供がいつできるのか。あとどれくらいしたら
 できるのか知りたいとうことでしたよね?」
「・・・」→言葉に出さず、頷く王妃
後ろで聞いてるチェ尚宮は心配そうな顔で。
「もし私が二人の子供は10年以上あとにならないと生まれないと言ったらどうなさいますか?」
その質問に思わず顔を見合わせる王妃とチェ尚宮。
「じゃ、その間お会いにならないと?」
ここで王妃はウンスが何を言わんとしているのか理解して笑顔を見せます。
「おっしゃる意味がわかりました」
ウンスはそんな王妃の手を握って、
「お二人は・・・そう長い間一緒にいられません。いくらなんでも百年もいられませんよね」
「・・・百年」
「ですから、一日一日を・・・今日みたいに愛してください」
「サラン(愛)?」→この時代にはこの単語はなかったようで
「言葉では言い尽くせないほど好きだということ。傍にいても恋しい、それが『愛』です」

王妃の部屋を退室したウンス。
そこへヨンがやってきて・・・有無を言わさずウンスを引っ張っていって話をします。
「私の部屋にいて、襲撃を受けた話を聞きました」
「・・・あぁ」→言わなかったことをめっちゃ怒ってるヨンに何にも言えないウンス
「作っていた解毒剤が全部ダメになったこと、今まで私に言わなかったこと」
「それは・・・」
「一体何を考えているんですか?」
「何もなかったって思ってるから・・・」
「なに?」
「襲撃は受けたけどウダルチの隊員たちが守ってくれて無事だったし、解毒剤はダメになったけど
 また作るから」
「また作る?」
「うん」
「イムジャが死ぬ前にできるのか!?」
「生き残りたいから作るのに、なぜ死ぬ話からするの?とにかく部屋へ行きましょう」
二人でこの先のことをちゃんと話したいウンスですが・・・そんなウンスの肩を壁に押し付けたヨン。
「一度、一度だけ、私は誓いを破ろうとしました。イムジャを元の世界へ帰す誓いを、自分の欲から
 破ろうとしました。何の策もなく、守ることもできないのに、イムジャの命をかけながら。
 私はどうかしていました」
「あなたが一人で決めた約束よ、私は帰るつもりもないのに」
「私が前に言ったこと。イムジャに残ってくれと頼もうとしていた話は撤回します。
 私が考え違いをしていた。間違っていたんです」
「ねえ」
「先に・・・行きます」
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二人のことを相談もせずに一方的に終わらせてしまったヨン。
ウンスはもどかしいんだけど、今はヨンが話を聞いてくれそうになくて・・・途方に暮れて。

キチョルの屋敷ではヤンサがブツブツ言ってて。
持って行ける財産は元に移したけど屋敷や奴婢はあきらめなきゃいけないと惜しそう。
トクフン君が華陀の遺物を宮殿に隠したからそれを取り戻さなきゃというキチョルですが、ウムジャは
今まで調べたってあれがなんなのかわからなかったんだから今更要ります?って呆れ顔。
それでも「私の物だ」って子供みたいにききわけのないキチョル。
スインは自分たちが牢に入れられた腹いせに15人は燃やさないと気が済まないと物騒なことを言って
高麗をさっさと出たがらないし、キチョルもウンスにもう一度会わなきゃいけないと執着してて。

スインがいくら調べてもウンスの潜伏している場所が特定できず、宮殿の中にいて王妃のところにも
ちょくちょく行ってるのに隠れてる場所がわからないと言います。
いずれにしろチェヨンがいる限りは医仙は出てこないだろうと言うことになり、スインは前にヨンの
様子が変だったこともあって自分がヨンを相手すると声を上げます。
ウムジャは当然面白くなさそう(笑)

宮殿の庭園?で一人物思いにふけるウンス。(手には黄色い小菊を持ってて)
そんなウンスに副隊長のチュンソクが声をかけて。
「夜も遅いですよ」
「ああ・・・ええ」
「兵舎までお送りします」
「もう少しここにいてから帰ります」
「隊長は自分のことを表現する術を知っていませんが、(隊長を)わかってみると気質はそんなひどい
 人ではありません」
「そうですね」
「もし・・・あの部屋にいらっしゃるのが不便なら、別の宿所を探してみます」
「そうするほうがいい?」
「やはり・・・」→ウンスが部屋に戻るのが気づまりだと誤解したチュンソク
ぶっきらぼうな隊長と部屋で顔を突き合わせるのはすごーくストレスがたまるだろうと心配してくれて
いるちょっと鈍いチュンソク(笑)
「隊員たちは心配してるんです。隊長の性格から自分の寝床を譲ってあげるなんて絶対にないからと。
 部下たちの話では部屋に入ったら毎晩イスが二つくっつけてあるから、医仙はそこでお休みになって
 るんだろうと。だから簡易ベッドでもおいて差し上げようと・・・部下たちが言ってるんですが」
心配してくれているチュンソクに・・・笑って立ち上がりながらウンスは
「連れていってください」
とお願いします。
「困ったことがあればいつでもおっしゃってください」
二人がケンカしないで仲良くいつまでも一緒にいてくれたらと隊員たちは願ってるのかな?

ウンスが部屋に戻ってみるとヨンは自分が壊した器を見つめて立ち尽くしてて。
「ただいま」
と声をかけてもそのまま突っ立ってるヨン、ウンスは棚のほうへと歩いていきますが、何の抑揚もない
口調でヨンが声をかけます。
「明日発ちます」
ウンスはスタスタとヨンのところまで行き、自分に背を向けるヨンに「いいえ」ときっぱり断って。
振り向いたヨンはウンスにかまわず「明日の朝早く」と勝手に決めてしまって。
「さっきは自分の話だけして行ったから、今度は私の話を聞いてちょうだい」
「・・・聞きます」
「私は解毒剤を作って、ここに残るわ」
「ダメです」
「私はここに残って、あなたの傍にいるわ。行くとかダメだとかって悩んで一日一日を費やしてしまい
 たくないの」
「今・・・自分が何をいってるのかわかってるのか?」
「わかってる。その日が来てダメだったら私が死ぬことになる。あなたの目の前で」
「・・・」
「そうなったら・・・あなたは私を見守って。最期まで私を抱きしめてちょうだい。一人にしないで」
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元の世界には帰らない、たとえ死ぬことになったとしても戻らない、もし死ぬことになったら自分を
抱きしめて最期を看取って欲しいと言い出したウンスに・・・それ以上話を聞いていられなくて部屋の
外へ飛び出してしまったヨン。
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だけどすぐに思い直して戻ってきて・・・

「荷造りして、今すぐ天の門の前まで行って、門が開くまで待とう」
「どこにも行かないわ。私はここにいるってば」
「無理やり運んで行ってやろうか?!」
「その後に・・・そうやって送ったあとに私がどうなるのか考えてみた?
 私の気持ちを・・・考えたことある?」
「そこではイムジャが生きられる」
「そうね、生きられるわ。私の世界にいて、私の部屋で生きることができるわ。毎日顔も知らない
 人たちと話しながら、心にもないことを一日中まくしたてて。夜になれば誰もいない部屋へ帰って。
 眠ろうとするたびにつぶくやくのよ、『そこにいるの?』って」
話しながら泣いてしまうウンス。
「わかってるわ。返事がないことは。朝になって起きればまた一日を生きるのよ。
 死んだ人みたいに・・・そうやって生きるのが・・・どんなものかあなたは知らないでしょ?」
「・・・」
「知っておかなきゃ。あなたもそうなるんだから」
「イムジャが死にかけているこの数日。オレは傍にもいられなかった。自分の女を救う解毒剤を探す
 代わりに、オレは人を殺していたんだ。
 そんなオレがどうしてイムジャを守れる?!どうやって傍にいろと言えるんだ!?」
ウンスを守ろうとすれば武士として生きることができず、武士として王の臣下として生きようとすれば
愛する女性を守ることができない、そんな自分には残ってくれと言う資格さえないのだと心の葛藤を
叫んだヨン。
それと同時に武士として生きることさえ危うい手の震えが出てしまい・・・ウンスはそのことに本人の
ヨン以上に動揺して自分の胸に彼の震える手を引き寄せて泣きじゃくって。
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第21回
ウダルチ隊員たちがドアを開けて。
「忠誠!」→兵士姿のウンスがヨンに敬礼!
「なんですか?」
「ここ。高麗で一番安全なところ。隠れてるわ。ぴったりくっついて。王様にも許可をもらったわ。
 それにこれ。(剣を見せるウンス)剣ももらったのよ。見て、私のよ」→得意げなウンス
「・・・」→無言のヨン
「えっと・・・ここにはウダルチ女子用の宿舎がないからこの部屋でしばらく過ごすってことだけど。
 あっちに簡易ベッドをひとつだけ置いてくれたら・・・
 私ってもともとイス2つを並べてもよく寝れるのよ」
ウンスがそう言い終わるといきなり振り返ってドアを開けたヨン。
そこには聞き耳立ててたウダルチ(トルベ、トンマン、テマン、)たちが(笑)
慌ててごまかして散っていくウダルチ、ヨンはドアをさっさと閉め、今度はウンスのほうへと
つかつか歩いて行って。
何も言わないから反対されると思ったウンスは慌てて自分がここにいる特典をアピール。
「私が食費を出すわ。だから隊員たちに無料で診療を・・・」
段々声が小さくなっちゃったウンス(笑)
「それで?私もここにいろと?」
「ここは隊長の部屋で、そっちは隊長だから」→後ずさりするウンス
「オレが・・・隊長だから?」→近づくヨン
ウンウンと頷くウンスにヨンはなおも近づいて、壁際で止まったウンスに迫ったヨン。
「ここ?」
「ここに。逃げないで(隠れる)」
部屋の中でそういう話を二人がしている時、宿舎内ではウダルチたちが隊長の部屋がある方向を見て
ニヤニヤしてて。
トルベはそんな隊員たちを外へと追い払って、自分も笑顔で出ていって。
(医仙がここにいるってことは隊長もここにいてくれるってことで・・・隊員たちにとってはほんとに
 いいこと尽くしで嬉しいんだよね~)

ヨンはウンスの腕を掴んでベンチに座らせて、ウンスと向かい合うようにイスを持ってきて座ります。
「どうして?」
「なにが?」
「15日後には天界へ帰る方が私の部屋へ来て一緒にいるという。なぜ?」
「だから、王様がおっしゃって・・・一番安全なところ・・・ここ」→明らかにウソをつくウンス
「王がおっしゃった?」
「それは・・・私が頼んだから」→白状したウンス
王がそうしなさいと言ったのではなく、ウンスが王に頼んでそうしてもらったと聞いたヨンは大きな
息をついて。
「まったく理解できない方だ。最初から」
「私が?」
「どうしてあんな笑うのか、なぜ腹を立てるのか・・・そうしてやっとわかるようになりました。
 いつも私を心配していることを。心配で泣いて、笑ってくれて、心配になって私から逃げて。
 今回戻ろうと言ったこともそうだったのでは?宮殿の方角ばかり見ている私が心配になったので」
「・・・」→こくんこくんと頷くウンス
「あなたの命がかかっているのに・・・」
「死ななかったじゃない」
だから大丈夫よと気遣うウンスの両手をそっと握り、ヨンはもう少しウンスに近づいて。
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「順番はこうです。まずあなたの解毒剤を探します。そして天界に行かなくても解毒できたなら・・・
 聞いてみたいことがあります」
「?」
「『残ってくれないか?』と」
驚いて声も出せないウンスに、ヨンは話を続けます。
「天界にあなたを待っている方たちがいることはわかっています。わかっていますが・・・」
 それでも聞きたいのです。『一生守ってあげるから私と一緒にいるか?』と」
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「私を守るのは簡単じゃないわよ」→目をウルウルさせてるウンス
「わかってます」
「一生?」
「私があなたを傍に置くなら一生です。今日1日や数日ではなく」
つまりこれはヨンのプロポーズってことで・・・
「だからその時になって私が聞いたら・・・答えてくれますか?」
ウンスはヨンに大きく一度頷いて笑みを浮かべます。
(自分が連れてきて、自分が捕まえて留めたから到底『残ってくれ』とは自分から言えなかったヨン
 ですが・・・ウンスが残りたいと言い、自分をいつも想ってくれている気持ちに後押しされるように
 残って欲しいとウンスに言います。その言葉を待ってたウンスは感激だよね~)

ヨンの帰還はウダルチ隊員たちにとってこのうえなくうれしいことで、ヨンの前ではちゃんとしてる
んだけど、見てないところでその嬉しさが出ちゃって。
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ヨンが振り返ると慌てて真面目に警護してます!って姿勢になるのが微笑ましい。

王に呼ばれて会いにいったヨン。
「いつ戻るのか?」
「・・・」→答えないヨン
「昨日医仙に国の大使?の官位を与えようとした。高い地位に就かせればそのほうが安全になると
 思ったからだ。だけどむしろウダルチに入ると言って」
「ええ」
「それで当分はここにいるんだろう?」
「先に処理しておきたいことが一つあります」
「トクフン君だろう?」
「王妃を誘拐して」
「医仙の解毒剤も必要だろう」
「そうしてもいいですか?」
トクフン君を処理するまでは王の元に戻らないつもりのヨン。(王に迷惑かかるしね)
「断事官が保護しています」
「公式的に難しいのであれば個人的に(処理)します」→どーしてもトクフンを始末したいヨン
「公式的にしましょう」
二人とも愛する人が苦しめられたことにもう我慢できないってわけですね。

ウダルチ宿舎の前でトルベと隊員が格闘しているのを隊員たちが見物してて。
ヨンはそれを横目に見ながら宿舎に入ろうとしますが・・・見物人の中にウンスがいるのを見つけて。
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(勝ったトルベはウンスとハイタッチしてて・・・ということはウンスが教えたのかな?)
次はトンマンが出るので「負けないで!」と声をかけるウンス。「心配ないですよ」とトンマンが
返事して対戦しようとしたところでヨンがみんなのほうへ歩いてきたので「隊長!」と挨拶した
みんなですが、「続けろ」と言われ、格闘を再開する隊員たち。
でもヨンはウンスにだけアイコンタクトで「部屋へ来い」と言い、「私?どうして?」とウンス。
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さっさと行っちゃったヨンのあとをトボトボとついていくウンス(叱られる気配に憂鬱そう)。

ヨンの部屋でさっそく叱られるウンス。
「ここに隠れると言って来たんじゃなかったですか?」
「隠れてるけど?」
「あんなに隊員たちが多い場所で?」
「みんなウダルチだから大丈夫って・・・」
「どいつだ?」→ウンスにそう言った隊員を叱ろうと思ってるヨン
「今日は典医寺に行こうとしたんだけど隊長の許可をもらわないといけないって。
 それで待ってたところだった・・・です。隊長」
「・・・」→全然隠れてないウンスに呆れるヨン
「典医寺から薬草を持ってこないといけなくて。私が研究してたのも必要だし・・・
 行ってもいいですか?隊長?」
「一人で行かず、4人で」
「4人ですね、わかりました」
「持って来たらこの部屋の中で注意して過ごし、その研究というのを続けて」
「はい、隊長」
「・・・」→黙っちゃうヨン
「何の用できたの?ただ私に一目会いに?」→嬉しそうに聞くウンス
「今日はちょっと遅くなります」
「はい、隊長」→まじめな表情になるウンス
「処理することがあります」
「待っています。隊長」
ウンスがそう返事するとなぜか一歩前に出て近づいてきたヨン。
「その、『隊長』ってもう一度言ってみて」
「隊長(テージャン)?」
きょとんとしてそう呼んだウンスですが・・・どうやらウンスが呼ぶ「隊長」に自制心が吹っ飛んだ
ヨンがウンスに迫ったところでお邪魔虫の副隊長がいきなり入ってきて。
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「隊長!・・・・あー、出発する準備ができました」
自分の視界に入った至近距離にいる二人に気まずいチュンソク。
手を振って敬礼したウンスを置いてヨンは「今行く」と出ていきます。
笑顔で見送ったウンスは自分のおでこに手をあてて、脈を診て自分の体調を確認してて。

キチョルは王に医仙と会わせてほしいとたのんでるけどダメだと言われます。
医仙は余が他に用意したところにいるから会えないという王に、それなら自分が探し出すとキチョル。
王はキチョルの執着が強くて少し不安そうで・・・

ウムジャとスインがいきなり典医寺を襲撃し、その場にいた医員たちを次々と殺し始めます。
トギはとっさに物陰に隠れますが・・・

何も知らないウンスはウダルチ隊員たちに「春香伝」の話をしてあげながらワイワイ楽しそうにして
いるところへトギが走ってきていきなりウンスを引っ張って行こうとして。
「どうしたの?」
と聞くウンスに、とにかく来て欲しいと引っ張るトギ。

ウンスと隊員たちが典医寺に着くとそこには無残な光景が広がってて。
驚きつつも倒れている人たちの傷を診ようとするウンスをトギが引っ張ってその奥へと連れていこうと
していて。先に逝ったトルベとチョモは荒らされた室内の一角で・・・ある光景を目にします。

驚きながらも奥へ行ったウンスの前にトルベが立ちはだかります。
「奴らはもう行きました。それからこれ・・・」
とある器をウンスに渡し、何かはわからないけど受け取ったウンス。
「チャン御医がそれを手に隠し持っていらっしゃいました」
「どういうこと?チャン先生がどうしたの?」
トルベが何も言えないので、隣にいたチョモが「お亡くなりになりました」と言います。
それを聞いたトギがチャンの元へ行こうとしますがそれを止めるチョモ。
「直ちに兵舎へ戻ります。奴らがいつまた来るかわかりません」
トルベがそう言いますが到底信じられないウンスはトルベたちを押しのけて行こうとして。
「どいて、わたしが見てみるから!!」
トルベたちは取り乱すトギとウンスを制して。
「内功を得意とする奴らです。あいつらがまた来たら我らは防いで差し上げることができません」
だからここは一旦戻って下さいと言われ・・・涙に暮れるウンス。
(急きょ降板したチャン侍医役のイ・フィリップ氏。なので彼の姿は一度も出ないまま死んだことに
 なっちゃって・・・ちょっと不自然なのはしょうがないですね)

スインとウムジャが典医寺を襲撃したのはウンスを見つけるためだったとしたら、チホとシウルを
襲撃したのは、スリバンのところにウンスが隠れているのかもしれないと思って襲撃してウムジャに
後を追跡させたのかも。

キチョルはトクフン君を匿いますが、へんな小細工は考えるなと警告して(笑)
命さえ助かるならトクフン君はちゃんとキチョルの言うことをきくと従順な態度。

チェヨンはトクフン君を捕まえるためにキチョルの屋敷にきたけど(台本上ではヤンサが応対した)、
時間を稼がれたから誰も逃がさないように隊員を各門に配置して誰も逃がすなとろと副隊長に指示。

で、トクフン君がいるという部屋に入りますが、いたのはキチョルだけ。
「トクフン君に会いにきました。この部屋にいると聞いたのですが」
「お前もその中の一人だったな」
「どこにいますか?トクフン君は」
「私は徹底的に調査してるんだ。チョ・イルシンをはじめとして、あの日天の門の前にいたという
 ウダルチたち。全員が口をそろえて同じことを言った。天の門が開いて、その門を通ってお前が
 天の医員をお連れしたと。王もその場で一緒にご覧になったと」
ヨンはキチョルを無視して隣にいるテマンに
「門で待機しているウダルチ達に、この屋敷の隅々をくまなく探せろ。許可は王から既にとってある」
「はい」
キチョルは自分を見据えるヨンを睨みつけて。
「いつお前たちは口裏を合わせたんだろうな。チェヨン、お前がその内容を作ったのか?違うな。
 やはりあの妖妄な奴が・・・」
「言葉に気を付けて下さい。トクフン君は王妃を拉致した罪で訊問される立場です」
そこへチュンソクが少し前に後ろの門から馬車が出て、隊員が追跡中ですと報告しに来て。
「逃がすな。向かった方向は恐らくヘンソンの方だろう」
「はい」
キチョルと対峙したまま指示を出したヨン
「いくらプオン君でも(トクフン君を庇えば)無事ではいられません。気をつけて下さい」
で、行こうとするのですがキチョルがヨンの腕を掴んで。
「あの女に会わせてくれ。どこにいるのか言うだけでもいい。
 殺したりはしない、聞きたいことがあるから」
「殺さないだけで何をなさろうというのですか?あなたが(彼女に)してきたことは聞いていますから
 会わせられませんね」
(いつの間にか)チェヨンがキチョルの手を掴んでいた手を離して出ていって。

テマンと隊員たちが馬車で逃げていたトクフン君を捕まえて。

王は元とこのまま戦争を始めるんじゃないか?と重臣たちがあーでもない、こーでもないと言ってて。
イクチェはまず元の断事官と話をしてみようじゃないかと打開策を提案しますが・・・
ま、内容は紛糾してるってことで。

そんな会議に出ていた王はうるさくてしばらく外に出ていて、そこへヨンが報告に戻ってきます。
トクフン君を捕まえたので訊問はいつにしましょうか?と聞くヨンに、今日はあの中の方たちを相手
しなきゃいけないから明日の朝早くにしようと答える王。
準備しておきますと退席しかけたヨンに、王はチャン御医が襲撃を受けたと話します。
驚いて振り返ったヨンに、恐らく医仙を捜しに来たやつらに襲われたのだろうと説明して。
「負傷したのですか?」
「我々はその人を喪った」
「・・・」→無言のヨン
「医仙はとても動揺しているようだ。この地で唯一の友人だったと聞いているので」

王の元を退席したすぐあとでトルベが報告に来ます。
「隊長、チャン御医が・・・」
「聞いた」→歩き続けるヨン
「スリバンも襲撃されました」→やっぱりウムジャが追いかけて
その報告には思わず立ち止まるヨン。
「数名が死傷したとのことです」
「やはりプオン君か」
「その弟子たち(スインとウムジャ)が直接来たようです。医仙を捜していました。スリバンの中には
 捕まって拷問を受けた者もいるようです」
キチョルはウンスを見つけるためにかなり強引な手を使っていて。

自分の部屋に戻ったヨン。ウンスは薬草を裁断する作業をしていて・・・
その手を止めずに、ヨンを見ないまま声をかけます。
「今来たの?薬草の臭いがひ、ひどいでしょ。典医寺に行ったらだめだからここで作業しようと思って。
 ごめんなさい」
作業を続けるウンスの傍を通り過ぎたヨン。何も言わないヨンにウンスは自分から話を切りだして。
「あのね、チャン先生が・・・」
「聞きました」
それ以上説明させたくなくて話を遮ったヨン。
「私の先生だったの・・・」
ヨンは布巾を持ってきてウンスの手を拭いてあげて。
「私の話を全部聞いてくれた友達だったのに。それなのに私のせいであんなことになって・・・」
じっとしていたウンスはいきなり立ち上がってヨンに薬剤の器を見せて。
「これ見て。私の解毒剤よ。チャン先生が死に際に守ってくれていたのよ。これひとつだけが反応を
 見せ始めたからなの。(ウンスはヨンに中身を見せて)まだもっと観察してみないといけないし、
 成功するかわからないけどでも・・・」
ヨンは器のふたを閉めて台に置き、ウンスに後ろを向かせて彼女の鎧を解き始めて。
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「これを守りながら亡くなったようなの。この器を手に隠し持っていたと。だからチャン先生は私を
 捜しに来た奴らに・・・私のせいで・・・私さえいなければ・・・私が殺したのよ。
 私が先生を殺したの」
(ウダルチに隠れていれば安全だったのは自分だけで、まさか自分を捜しにきて手当り次第に人が
 殺されるとは思っていなかったウンスはものすごいショックで・・・それなら誰にもわかるように
 逃げたほうがよかったと自分を責め続けているのかも)
自分を責めるウンスにヨンは何も言わずに鎧を脱がせ、彼女の手を引っ張ってベッドに横たわらせて
布団をかけます。
ヨンにされるがままだったウンスですが、起きようとしたので
「少し寝て」
とヨンが言い、ウンスはそのまま布団の中にいるものの、とても眠れず。
ウンスの傍でイスに座ったヨンは足をもう一つの椅子に乗せて話を始めます。
(どうやらヨンはウンスにベッドを譲って毎日イス二つを使って寝てるみたいで)
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「16で初めて人を殺しました。外敵(倭寇)だったので、周りはみな賞賛してくれました。大胆で
 手際がいい、一刺しで殺せたと。それではじめは興奮しました、自分が誇らしくて。
 だけどその晩は一睡もできませんでした。寒くて眠れませんでした。どうしてか寒くて。
 それは寒い時期じゃなかったのに・・・」
布団の中のウンスは話しているヨンのほうへ視線を向けて。
「その日は6月21日だったから」
「日付まで覚えてるの?」
「日付も覚えています。私が殺した人の顔も覚えてます」
「二人目も?」
「いいえ、二人目からはただこんなふうに覚えているだけ。また一人、そしてまた一人。
 だからわかってます。『私が殺した』その言葉はそんな簡単なものではありません」
「・・・」
「聞きましたか?」
「聞いたわ」
「じゃあ・・・もう寝て」
人を殺すことの重さを知ってるヨンはウンスにそれが簡単に口にできるものではないと教え、ウンスの
心を軽くしてあげようとして。
だけどウンスはその話を聞いて、ヨンが人を殺すことの重さを背負いながら生きているということを
改めて知ることになって。

起床?のホルンが鳴り・・・ウンスが目覚めるとヨンは身支度してて。
ウンスが研究してる培養の器のふたを開けて中を見てるヨンに・・・
『私はここにいるわ』
ヨンは剣を鞘から少しだけ出して確認してて。
『今から三つ数えたらあなたは私を振り返ってくれる。1、2、3』
ウンスは心の中でそうつぶやきながら目を閉じたのですが・・・ほんとにウンスのほうを見たヨン。
で、ウンスが目を開けたら目の前にヨンがいたのでビックリして。
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「!!」
「ここでは遅くなったら朝ごはんが残っていません」→だから早く朝ごはん食べに行けってことで
そう言うヨンに笑顔を見せるウンス。
「行ってきます」
ウンスはそのままの姿勢で敬礼して。
『1、2、3』
部屋を出ていくヨンはウンスが心の中で数え終わると同時に振り返って微笑んで出て行きます。
幸せそうな笑みを浮かべるウンスで・・・

ヨンが出かけた先はトクフン君の牢獄。
訊問が開かれるからお連れしますと言ってトクフン君と対峙するヨン。
「最後だ。解毒剤、持っているな?」
「何の解毒剤?あ~あの人。渡したら私の婚約者を返してくれるのか?」
ヨンの神経を逆なでするトクフン君。
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で、トンマンとトルベを呼んだヨンはトクフン君が隠し持っていないか隅々まで調べさせるのですが、
なんにも見つからなかったとトルベが報告し、ニヤニヤしてるトクフン君。
(ウンスはこの毒には解毒剤がないことを知ってるんだけど、ヨンはまだ知らないから探してて。
 ないと知ったら無条件に(元の世界に)帰れと言われるからウンスは黙ってるってことかな)

そこへ断事官ソンユが元の兵士を連れてやってきて、トクフン君の身分は征東行省の官職だから外交
特権で罪を犯したとしても取り調べはできないし、もしやるなら征東行省で行われると言います。
トクフン君はさっさと牢から出て立ち去り、ソンユも行こうとしたのでヨンが尋ねます。
「医仙をなぜ殺そうとするのですか?元まで評判が広まるほどの存在であれば連れて行って見世物に
 でもするのが順序です。なぜ無条件に殺そうとするのですか?」
「医仙という女性に会えたなら直接説明してあげるつもりです」
で、ヨンはなぜ自分を知っていたのかと聞きます。(前にそういう話が出てましたね)
自分が高麗に着く前に得た情報にあったからだと答えるソンユ。
今の王はトラになるかもしれない。しかし王の手足となっているチェヨンという者がいなければ、
猫として飼える。だから覚えていたと。
「チョナを廃位しに来たのですか?」
「どちらを潰すのかは、まだ決められません」

どうやらトクフン君を断事官に渡すことは王の命令だったようで・・・その通りにやったけどヨンは
不満そうで。
これを機に重臣たちが心をひとつにしてくれることを願ってる王。
征東行省はトクソン君と変わらない、元の兵力があるところにトクフン君を連れていったんだから
元はチョナではなくトクフンを選んだということになるとヨンは言います。
それはわかってると答えた王に、自分に兵を下さい、先に征東行省を攻撃しますというヨンですが、
「まず重臣たちの同意を得よう」
「彼らは同意なんか必要ない集団です」→王の一言で決定できるから反対できない集団
「私は必要だ」
「彼らはいつだって利益だけを追い求めてやりたい放題です」→だから団結しない
「彼らは私兵を使うが、私は民を使わなければならない。だから・・・時間が必要なのだ」

トクソン君はトクフンを擁立し、貴族たちを味方につけるつもりなのかな?
今の王は貴族から奴隷などを取り上げて王のものにするつもりがあるからと言ってて。

重臣たちはトクソン君がトクフン君を擁立すれば彼らの私兵の勢力はこっちの数倍になるから到底
勝てないと言い出しておよび腰。
王は元が事実上支配している高麗では自分たちの改革は進まない、王妃を誘拐したトクフン君を守って
いるという大義名分があるこのときが絶好の機会なんだと戦うことを説得してて。

ヨンはアンジェたちと征東行省を攻撃する作戦を練ってるところなのに、それでもやっぱり王からは
もう少し待ってくれとの答えでいい加減待てないヨン。
トクフン君を渡したら攻撃の名目になると言ったじゃないですかというヨンに、そう言ったが自分は
王だから名分が必要なんだと王は言います。
「じゃあさっさと作ってください、その名分ってのを」
「じゃ、私がまたお前に命を出すのか?名分でもなんでも言って捕まえて来いと。私の怒りは収まって
 ないから、あいつの四肢を切り落とせと。そうすればお前はやってくれるのか?
 帰国して最初に襲撃された宿屋でのことを覚えているか?お前は私にこう言った。
 『怖くても逃げずに後ろにいてくれたら守ってさしあげられます』と。私はお前の後ろに隠れて
 お前は 私の代わりに戦って私を守ってくれた」
「チョナ」
「いつまで・・・お前の後ろに隠れるのだ」
王が望むのは血を流すことなくトクソン君を倒すこと、それができれば元に奪われた北方の土地も
取り戻せると思ってて。
ヨンではなく、自分が矢面に立ってやらなければいけない、だからもう少し見守ってくれないかと
いう王にわかりましたと王の気持ちを理解するヨン。
で、王はチャン侍医を殺したスインとウムジャを殺さずに捕まえてきてくれと言います。
それを受けて出ていこうとしたヨンですが・・・剣を落としちゃって。
急いで拾ったヨンにきょとんとする王とチュンソク。

ウンスは王妃の流産後の経過を診て、脈もいいし感染症状もないのでトギが薬を作ってくれるので
それを召し上がってくださいと言います。
流産して気持ちが落ち込んだ王妃はウンスに天の知識を教えて欲しいと頼みます。
「自分と王はいつ子供を持てるのか?」と。
王妃は聡明だからウンスが答えをためらっていることが質問の答えなのだと理解して。
「もしや・・・私が先に亡くなってしまうのか?チョナは?それであの時あんなことを言ったのか?」
自分が先に亡くなり、残された王は二人の間に子供もいなかったので悲嘆にくれて政治が疎かになって
しまうのかという不安に襲われている王妃に・・・それが自分の知ってる歴史上の事実だけにどう
答えていいのかわからないウンス。

そこへチェ尚宮がウンスを呼びに来て。
断事官がウンスに手紙を寄越してきたと伝えますが、漢字が読めないからとチェ尚宮に読んでもらおう
として。
だけど本人が直接、一人で読むように、待ってるからということでしたとチェ尚宮。
で、手紙を見たウンスは驚いて・・・その表情にチェ尚宮が「医仙、大丈夫ですか?」と声をかけます。

ウンスはすぐに断事官に会いにいって。
断事官に会うやいなや、これはあなたが書いたのですか?と聞くウンス。
手紙には韓国語(ハングルで)『은수』と書いてあったので、なぜこれをあなたが知ってるのかと聞き
ますが、断事官は逆に「これが何の文字なのか知ってるのか?」と聞き返されて。

スインとウムジャはウンスの居場所を教えると言っておびきだされたようで・・・ある家に閉じ込め
られてしまいます。
じゃあこんな家燃やしてしまうわというスインに、ウムジャは油が塗ってあると教えて。
(家を燃やす前に自分が燃えちゃうってことで)
一旦は閉じ込められたものの、やすやすとそこから逃げたウムジャとスイン。
だけど外はウダルチが弓矢で包囲してて。(接近すると危ないから遠くから攻撃するってことで)
笛を吹こうとすると矢を放たれるので身動きできないウムジャ、スインが爆弾を投げてみますがそれを
剣で振り払ったヨン。
ヨンは典医寺を襲撃して医師と医員を殺害した罪で捕まえるとスインとウムジャに言います。
で、やっぱり抵抗しようとしたのでウダルチたちが二人の周囲に油をまいて。
「火を使えば先に火だるまになるぞ。だから火遊びはやめろ」
スインはこんなやり方はらしくないわ、一対一で戦いましょうよとヨンを誘うものの、ヨンは相手に
せず。
いよいよマズイと思ったのかスインとウムジャが抵抗しますが、ヨンが弓矢でスインを壁に固定し、
ウムジャからは笛を取り上げて。
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ヨンは剣を取り出して「武器を捨てて縄を受けろ」と言いますが・・・手が震えだして。
(その手の震えをスインに見られてしまったヨン)
ヨンは捕まえたスインの体に油をまいて、ついに捕まっちゃったスインとウムジャ。
自分の手が震えることにヨンは戸惑っていて・・・

ウンスはこの文字を知ってると言えば化け物扱いされて処刑するんじゃないの?と警戒しますが、
断事官はウンスがこの文字を知ってるようなのでこの場の会話はオフレコにしようと言います。
書いた本人の断事官が「この文字は何て書いてあるのか?」と聞くので、読めないの?とウンス。
覚えていて書くことができただけと断事官。
「自分の高祖父(祖父の祖父)が書き残した日誌です。その片隅にこの文字があったので、恐らく
 高祖父が書き記した文字のようです。日誌には天の道具とこの地の薬を用いて人々を治療したという
 女性についての話がありました。その女性は死ぬ命を助けたという話もありましてね」
「それのどこがいけないの?」
「そうやって助かった一人の男が強盗団の頭領になり、のちに戻って村人を皆殺しにしたら・・・
 いけないでしょう?」
「・・・」
「高祖父は遺言を残しました。もし後に天から来た医員と名乗る女性にあったならば直ちに殺して
 世を平和にしろと・・・どう思われますか?」
「・・・」
「もしや、助けてはいけない人を助けたことはありますか?」
「私は医員です。医員に助けてはいけない人なんていません」
「もう一度聞きます。天からお越しになったのですか?」
「いいえ」→未来から来たからこれは断言するウンス
「ここに・・・なんと書いてあるのですか?」
「あなた、そこで今何をしてるの・・・そう書いてあるわ」
ウンスは自分に手紙を残してくれたウンスが100年前のこの世界に確かに存在していたということを
断事官の話から知ることになって。
自分より過去の時代にいるのになぜ今から自分の身に起こることがわかり、警告してくれたのかが
疑問に残るウンス。
もしかして彼女はもう一度天の門をくぐったのか・・・なぜヨンと一緒にいないのか・・・いろいろと
考えて出てきた言葉が最後のセリフだったんでしょうね。

ヨンはスリバンのアジュンマのところに行って。
「ありとあらゆる解毒剤を捜したけど、その毒の解毒剤はないみたいだよ」
「別のはないか?(発症までの)時間を遅らせたり、痛みをなくすような・・・」
「うーん・・・これが痛みをなくしてくれるやつかもだけど・・・」
とアジュンマが瓶を見せて。
「他には?」
「その毒に効果があるかどうかはわからないよ」
「時間がないんだ・・・今日はあの方をずっと一人にしてるから、帰らないと」
心配でちょっと焦ってる感じのヨンが足早にウダルチの宿舎に戻ると・・・

ウンスがウダルチ隊員と話している声が聞こえて。
ウダルチ隊員たちが器を片手に列を成し、その先にはウンスが器に何かを注いでて。
「これはホッケ茶です。(野生の梨みたいな木の実のお茶?)ここの兵舎の周辺にこの木が生えてた
 から。天界の人は疲労回復にこのお茶をよく飲んでるのよ、だから私も作ってみたの。
 私が教えた通りに沸かして、こうやって交代勤務の隊員たちにも飲ませてあげるといいわ。
 材料は私が用意するわね」
「わかりました」→笑顔で答えるトンマン。
そこへ話を聞いていたヨンが入ってきて・・・ウンスが笑顔で出迎えて。
「お帰りなさい。お疲れ様でした、隊長。ホッケ茶一杯いかがですか?疲労回復しますよ」
で、ヨンが片手をぬっと横に突き出し、そこにいたテマンがさっと器をヨンの手のひらに置いて。
ウンスに注いでもらったお茶を一気飲みするヨンを固唾をのんで見守る一同ですが、ヨンが無言で
笑ってくれたのでその場も一気に和んで・・・(おいしかったのかな?)
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ウンスは部屋で断事官との会話を思い出していて。
「誰も生かさず、誰も殺さぬよう。この世界でそうやって生きることができますか?」
『そうやって生きようとしてどれだけ努力したかわかってる?』→無言で反論するウンス
「医仙が天から来たというのが本当かどうかそんなことは関係ありません」
『命に別条ないケガだけ治療しながら石鹸でも作って、そうやってひっそり生きろと?』
「この世に危険な要素があるならそれを管理するのが私の務めですから」
「私が世の中をよく知らなくても・・・」
反論を始めるウンス。
「人の体はよくわかってます。体は危険なものが入ってきて丈夫になります。免疫力や抵抗力がつく
 んです。だから聞きたいのですが、世の中に危険になるかもだから一生懸命生きてはいけないという
 ことは犬みたいに遊んでろとでも言うのですか?」
「どういうお考えなのかはわかりました」
「私のせいで歴史が変わるから?それがどうしたっていうの。私がここに来たから?私が生きるなら
 それが私の居場所だってことよ。ここに来てから息もできずに生きてきたから考えるほど熱が
 上がるわ」
段々腹が立ってきて席を立ったウンスを見つめる断事官。
「なによ。それでも殺そうっていうの?やってみればいいわ。私はがむしゃらに生きてやるから」

考えごとしてたウンスですが・・・ヨンがイスを手にしたのでそれを止めるウンス。
「今日はベッドで寝て腰を休めて。これは主治医の指示よ」
だけどヨンはそんなウンスを無視してもう片方のイスを持ってきてて、その手を止めさせるウンス。
「言うこと聞いてよ~」
「(ウダルチの)新入りが隊長に生意気な・・・」
「お願い」→手を合わせてお願いするウンス
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ウンスが言い張るのでヨンはあきらめてベッドに座り、ウンスはイスを向い合せにして自分が寝る準備
を始めます。
「解毒剤の研究というのは進んでいるんですか?」
「滅菌された道具が欲しいわ、抽出する道具でも・・・顕微鏡が一つあったらほんとにありがたいん
 だけど・・・」
寝る支度をしてるウンスは結い上げてる髪をほどいて・・・
「一番の問題は時間よ。適切な温度で適切な環境を作ってあげるといいんだけど・・・
 それができないから待って・・・また待って」
手櫛で髪を整えるウンスを見ていたヨンが近くに置いてあった彼女の櫛を取って彼女に渡そうとして。
だけどポロリと落としてしまうヨン、ウンスは最初気にとめてなかったけどヨンが落とした櫛をまた
落としてしまって・・・さすがに変だと思って。
「その顔つきだと、(これが)初めてじゃないわね」
ウンスはヨンの隣に座って右手をとり、
「引っ張ってみて」
言われたとおりに引っ張るヨン。
「もっと力を入れて」
言われたとおりにしたヨン。
「別に異状はないわね。前にもこんなことあったの?いつから?」
心配するウンスに、
「寝不足です。だからもう寝ます」
と握られていた手を離し、ウンスを立たせてさっさと横になって目をつぶったヨン。
で、それ以上話してくれないヨンにあきらめたウンスがイスのほうへと行きかけますが、ヨンが彼女の
腕をとって自分の傍に引き寄せて。
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ビックリしたウンスですが・・・照れながら横になって♪
隣に並んで寝たウンスに手を差し出したヨン、ウンスも無言で手を握り二人は一緒に寝て・・・
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征東行省(宮中にある元の大使館みたいな所?)でトクフン君の取り調べを行うから王もその場で
立ち会うようにと連絡があり、トチも副隊長もこれはあまりに危険だと反対して。

キチョルは絶対王は来ると言い、もし自分だったら行かないと答えるトクフン君。
政治に関心はない、自分の関心は王座のみというトクフン君に、じゃあ私たちはいい組み合わせですね
とキチョル。

ヨンもやはり王が取り調べに同席するのは反対で。
だけど王は自分が動くことで重臣たちが動くならやってみたいと王は言います。
一番肝心なのは王を無事にお連れして、無事に出てくることですとヨンは王の意向に従って。
禁軍はひそかに待機させ、それを知られないようにするつもりのヨン。

訊問する予定の場所近くに禁軍を配備するけれど、表向きはウダルチだけが警護するように見せる。
(ここでちょっとウンスをみるヨン)
もし禁軍を配備させていることを敵が知れば、向こうも私兵を投入してくるから絶対的に不利になる
と隊員たちに説明し、12名だけで行くとヨンは言い渡します。

他のウダルチも禁軍の応援に回るのか、この宿舎の兵力が極端に落ちることになると心配するヨン。
新入りたちが多いからかなり手薄になると出発の準備をしながら振り返るとウンスがヨンの鎧を持って
立ってて。

ウンスはヨンに鎧を着けてあげながら、王妃のところに行って戻ってきたらあとはうろうろしないで
ここにいるから心配しないでと言い、ヨンの背中にまわって鎧を締めてるのかな?
「手はどう?動かしてみて」
ヨンは言われるがまま手を握ったり開いたりして。
「少しでも異状があったらすぐに主治医に知らせてね」
「・・・」
今度はベルト?を着けてあげるウンス。
「返事は?」
「新入りがまったく・・・どれだけ生意気なんだ」
少し笑いながらそう言うヨンですが・・・ちょっと驚いた表情に変わって。
ウンスはヨンの鎧に額をつけて「この人を無事に連れて帰ってきて」と祈りを込めていて・・・
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「できました、隊長」
ヨンが振り返ると明るく笑ってくれるウンスが。
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王たちが出かけたころ・・・ウダルチの兵舎にマブが来て。
新入りたちの警備をかいくぐってあっさりとヨンの部屋に侵入し、ウンスは突然現れた笠の男に驚いて。

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第20回
過去のウンスが一人で河原を歩く回想シーン。

『私はあの人と一緒に歩いた道をまた歩いています。そう、ここを覚えている。
 あの日のことは全部覚えているわ』

過去のウンスも同じように髪飾りを木の枝に引っ掛けてしまい、鈴を落としていて・・・

『ここなら100年後の私が見つけてくれるかしら?
 そんな奇跡を信じられないけど、それでも一縷の望みが残るならとこうして後悔を残します』

フィルムケースに祈りを捧げて岩の下に隠したウンスは一人で道を歩いてて。

『数百回考えました。あの日私たちが宮殿に戻っていたらどうなっていたのか。
 そうしたら王妃は助かって、王もつぶれることはなかったのかもしれない』

一人で川のほとりに来た過去のウンス。

『そして、すべてを抱いて心が死んでいったあの人を見守らなくてもよかったのかと』

手で水をすくって飲む過去のウンス。

『もしあの日に戻れたなら・・・
 あの人を抱きしめてあの人の微笑みを見ることができたら・・・
 たった一日でもそうできるのなら・・・
 私のように逃げないで、ウンス。たとえそれがあなたの最後の日になるとしても』

過去のウンスからの手紙を読み終えたあとで・・・ウンスは内容に衝撃を受けて。
そこへ戻ってきたヨンが心配して声をかけます。
「どうした?何かあったのか?」
そっとフィルムケースを隠すウンス。
「誰か来たのか?」
「・・・いえ」→絞り出すように返事するのがやっとのウンス。
「なら、どうしてそんな顔を?」
「・・・」→何も言わず深呼吸するウンス
「どこか痛いのですか?」
「ただ・・・私を抱きしめて」
具合の悪そうな顔色のウンスを心配して隣に座ったヨンがウンスの肩を抱いて。
「一体どうした?」
心配するヨンの胸に抱かれながらウンスは後ろを振り返って。
「どうしたんだ?」
そうヨンに聞かれてもすぐには答えられないウンスは力なく首を振るばかり。
「話してくれなきゃわからない」
怯えているようにもとれるウンスの表情が心配で、見つめながらそう促すヨン。
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「ねえ」
「ええ」
「もしもよ。王様と王妃様に何かあったら・・・」
「・・・何の話ですか?」
「あなたがいない間に(二人に)何か起こったら、あなたは大丈夫かしら?」
そんなことをウンスが言い出したのでヨンは険しい顔になって。
「何か話を聞いたのか?誰から?」
ウンスの両肩を持ってといただすヨン。そんなヨンの頬に両手で触れてウンスは、
「私たちどうしよう」
と途方に暮れて・・・
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でも答えはすぐに出したウンス。今来た道をさっさと戻り始め、後ろからヨンがついてきて。
「何を言い出すんですか?」
「戻らなくちゃ、王様と王妃様のところへ」
ウンスの腕を掴んで止めるヨン。
「もう忘れたんですか?今逃げてる途中だし、天の門へ行く途中で、今また宮殿へ戻ったら
 イムジャが・・・どうなるのかわからないのに?」
急がないと手遅れになるかもしれないと焦燥感に駆られているウンス。
「まず行きながら考えましょう」
そんなウンスの腕を掴んで止めるヨン。
「説明してください。わかるように」
「・・・」
「話して」
ヨンにそう促されて・・・ウンスはフィルムケースを取り出して見せます。
ウンスが渡した容器の中に何か入ってるのを見て、ヨンはウンスに聞きます。
「この中にあるものも、天の手帳みたいなものですか?」
「ええ」
「内容は?」
「今宮殿に戻れば王妃を救えるかもしれない」
「これを・・・」
「岩の下で見つけたの」
「・・・」→何て言っていいのかわからないヨン
「信じないの?」
「信じます。イムジャが言うんですから」
で、ヨンが「行きましょう」って言ってくれたので「宮殿へ?」と聞くウンスに、
「まず近くの村へ行きます。宮殿の情報がないか調べて、賞金稼ぎたちを避ける方法を考えて、
 その後で決めます」
直後にウンスが咳き込んで・・・ヨンはウンスの手を引いて川べりに行き、彼女を座らせて。
川の水を手ですくってウンスに飲ませてやるヨン。
(過去のウンスは一人ですくって飲んでたなぁ)
「熱が出たんじゃないですか?」→心配してるヨン
ウンスはヨンの額に手をあて、自分の額に手をあてて・・・首を振って無言で答えて。
ヨンはウンスを立たせて、まずは近くの村を目指していきます。

そのころ宮殿では王妃がいなくなったと大騒ぎで。
ケギョン中を兵士たちが探しているが消息がわからず、いなくなった寺の大殿も隅々まで探したけど
見つからないと王に報告した副隊長チュンソク。
で、王は自分が探しに行く!と言い張って外に行こうとしたので、副隊長がそれを何とか制して。
少しだけ冷静になった王は、スリバンから市内の情報を収集してくれ、ウンヤン軍の指揮官を呼んで
くれ、自分が指示することがあるからと命じる王。
「それから・・・ほかに・・・副隊長」
「はい」
「王妃・・・あの人は体がよくないのに。こんな寒いのに・・・どこでどうしているのか」
「許可くだされば臣もすぐに捜索に参ります」
「隊長から連絡はないのか?」→こんなときやっぱり頼りにしてるのはヨンで。
「ありません」→ウダルチだって突然ヨンがいなくなって心細いよね
「私が罰を受けているんだ」
「チョナ」
「私がチェヨンの気持ちをいつも疎かにしていたからこうして罰を受けたのだ。医仙の安全を守って
 くれ、彼女の命を救ってくれと余に願うたびにこんな気持ちだったのか・・・こんなに気持ちが
 焦ってもどかしい・・・やっとそれがわかった」

そこへチェ尚宮がやってきて。
自分は王妃を守れなかったから死罪に値するといいながら手紙を差し出します。
王妃の部屋から見つけたものだけど、誰がよこしたのかはわからないと言います。
で、手紙には断事官のハンコが押してあって・・・チェ尚宮もそれを確認済み。
王は副隊長に兵を100名ほど与えて断事官の滞在する宮とトクフン君の部屋を特に捜索するように
と指示をだして。
断事官のところに行った副隊長は断事官に王のところへ来てほしいと迫って。
(ハンコも持っていくようにと指示してましたねー)

ヨンが村で情報を収集してて・・・何やら浮かない顔。
ウンスはそれを少し遠くで見てて・・・頭に浮かぶのは過去のウンスが
『逃げないで、ウンス。たとえそれがあなたの最後の日になるとしても』
そう自分に言ってたことだけ。

ウンスのもとに戻ってきたヨン。
「戦争になりそうだという話以外はありませんでした。だから続けて(先に)行きましょう」
そう促すのにウンスは立ち止まったまま動かず。
「行かないんですか?」
「『私一人で天の門へ行くからあなたは宮殿へ行って』。そう言ったって行かないんでしょ?」
「言ったじゃないですか」→自分が天の門へ連れて行くと約束したと言いたいヨン
「じゃ、『私と一緒に戻ろう』なら?まだ時間があるから一旦戻って・・・」
「なぜ同じ話を何度も繰り返すんですか?」
「じゃあ、どうしたらあなたは戻ってくれるの?」
「・・・」→戻るつもりのないヨン
「怒ればいいの?じゃあ怒ろうか?」
「そろそろ日が暮れます。行きましょう」
戻ろうと言うウンスの説得に耳を貸さずに先を行こうとするヨン。
「なぜ私を急いで帰らせようとうるさく言うの?」
「なに?」→唐突で困惑するヨン
「毎日じゃない。『私が送ってさしあげます』、『私がすぐに送ってあげるから』。
 それとも、(私を)早く離れさせることが好きなの?」
「おい」
話が見えないヨンは当惑するし、ウンスはだんだん怒りのボルテージが上がってきちゃって。
「それにあなたが言ったこと、武士が剣を使うのにためらいが生まれたらって何がどうするって?
 そんな話を聞いて私がどう思うと? なによ、私のせい?
 私のせいで武士としてこの人はダメになっちゃったと?それで王様のもとを離れたと?
 それで私にどうしろと?」
一方的に怒るウンスにちょっとため息ついてヨンですが・・・話はちゃんと聞いてて。
「守ってやるって言葉だけじゃない。それで何が守ってやるっていうのよ。私の命だけじゃなくて
 心も守ってくれないと」
「だからオレが・・・」
やっとヨンが言いかけたのに、ウンスはまだ一人で怒ってて。
「あーチンチャ!私の運命ってなんでこうなの?本当に好きな人がやっとできたのに、何よこれ。
 私のせいで牢に入れられたっていうのに、今度は武士もやめるって?
 他のことなんか何にもできない人なのに・・・」
「それで?」
「戻ろうってば」
「そのままで」
「??」
ウンスがきょとんとしている間に、いきなり斬りかかってきた賞金稼ぎを返り討ちにしたヨン。
「どこかへ行こうなんて思わず、ここに(いてください)」
そう言ってウンスの傍から離れたヨン。
ウンスはさっきヨンに腕を斬られてケガした賞金稼ぎの傷を診てあげて。
「人に斬りつけるならちゃんと相手を見てからにしなさい、あなたいくつ?二十歳にもなってない
 わよね?あの人がほうっておいたなら私に危害を加えるつもりはないみたいだから傷をみてあげる」
怒りながらも治療をするウンス。

ヨンはマブ(断事官の部下)の気配を感じていたらしく、ある場所で止まります。
「ここにしよう、あの方に見えないから」
で、マブがヨンの前にたちはだかって。
「引き返すのはダメなのか?オレは今戦う気分じゃないんだが」
そんなのお構いなしに攻撃を繰り出すマブ、その攻撃を受け止めながら反撃には出ないヨン。
「一体何を考えているのか」
なぜか自分に対して怒ってるように言うヨンに・・・マブはどう思ってるんだろうね(笑)
「お前もオレと同じように多くの人を殺してきたみたいだな。飽きもせず、斬って、また斬って」
ついにマブはヨンとの戦いに負けて剣を落とし、マブの首に剣を突きつけるヨン。
「いつかあの方がこう言った。『ただ逃げたらだめなのか?』と。だめか?」
ヨンはそう聞き、首にあてていた剣をどけ、マブは手ぶらで逃げ去ります。
(ウンスが江華島で先王を連れて逃げるときにそう言ってましたっけ?)

ヨンはウンスのところへ戻ってきますが、ヨンが肩にケガしているのを見つけたウンス。
「またケガして帰ってきて」→心配で怒り口調になってるウンス
で、治療する用意をしようとしたウンスの手をガシッと掴んだヨン。
「私が宮殿へ帰ろうというまでずっとそうやって腹を立てるんですか?」
「私は心配したら腹がたつのよ!」
「わかりました」
「戻るってこと?」
「行って、確かめます。お二人が無事なのかどうか」
何も言わずにヨンを見つめるウンス。
「今何を考えているのかわかってるから・・・」
「なに?」
「一人では行かせられません」
「じゃあ一緒に戻るわ、なに?」
「元の断事官はあなたを連れて行きたいんじゃないです。公開処刑をさせたいのです」
「・・・そうなの」
「それでも一緒に戻ると?」
戻れば自分は殺されてしまうと聞いて・・・その日が自分の最期になるかもしれないという手紙の
内容を思い出すウンス。
「いいわよ」
さほど時間をおかずにそう返事をしたウンス。
「イムジャを捕まえさせたりしません」
「わかってる」
そう言って少し笑みを浮かべて、ヨンの肩のけがを再び診るウンス。
ヨンはそんなウンスを見つめながら・・・戻ることにはやっぱり不安そうな顔。
(ウンスはいつだってヨンのことを一番に思ってて・・・以前に自分が選んだ逃げ続ける道を進めば、
 ヨンの心が死んでしまうことになる。それがわかっているなら絶対に先に進むわけにはいかなくて。
 一人で先に進むという選択もあったかもしれないけど、ヨンは一人では行かせてくれそうにない、
 だから一緒に戻る道しかないけど、それでも戻ってくれるならいいと悲壮な覚悟をしてて)

王は断事官を読んで手紙を見せます。
それを見た断事官は自分のハンコだけど、自分の筆跡じゃないと答えて。
あなたの名前で手紙が来たんですよ、話があるから会う必要があると。エサをまいて拉致したと王は
なじり、「どこに連れていった?今あの人はどこだ?!」と詰め寄る王。
だけど断事官は元の王女だった王妃に自分がそんなことしないと答えて・・・
とぼけているのだと受け取った王はテーブルをダン!と叩いて怒って。
「今すぐ!!私はあの人に会いたいんです!だからどこにいるのか言ってくれませんか」
それでも無言で自分を見つめる断事官に業を煮やした王は逮捕して拷問してでも吐かせる!と言って
断事官を逮捕しろと命令しますが・・・さすがに元の断事官にそんなことするわけにはいかないと
止めるトチ。

戻ってきた断事官はしらじらしく「王妃は大丈夫でしょうか?あんなに仲がいい二人なのに」という
トクフンの言葉を遮って、「私の印を使ったでしょう?」と聞きます。
自分がそんなことするはずないととぼけるトクフンに、元の王女に何かあれば彼女の父親(魏王)が
黙っていないでしょう、誰がやったにせよ王女は無事でなきゃと断事官。
彼女はきっと大丈夫でしょうとトクフンはへっちゃらな顔で。

そのころ王妃は具合が悪いのか意識が戻ってもフラフラしてて。

王はもうすでにケギョンにはいないのかもしれない、探すのが手遅れになったら・・・
もし何かあったらと弱気なことばかり言いだして。
で、こんなことをするのは奴しかいないと思い至った王はトクフン君を呼ぶようにと命じて。

キチョルはヨンとウンスの消息がつかめず。
天の門じゃない方角で最後に彼らを見たという目撃情報もあって、今度はトクフン君がくれた情報を
疑い始めるキチョル。
奴は医仙のことを最初から信じてない、信じてる自分をあざ笑ってるぐらいだからと言いますが、
正直自分も信じてないですとウムジャが言い出して。
で、スインまでもが兄弟子は医仙をいつものおもちゃみたいに扱ってるんだけと思ってたけど、今回は
ひどいですと。
ヤンサに至っては最初から反対してたのにとこの機に乗じて反対して。

だけどキチョルは聞く耳もたず。信じないで天界がもし本当にあったら惜しいじゃないかと。
仕方ないからウムジャは自分たちが行きましょうか?と言います。どうせ行くところは天の門しか
ないからと。
元は殺そうと待ってるんだから天の門が開けば当然そっちに逃げるでしょとスイン。
するとキチョルはまた、二人が向かったのが天の門じゃなかったら?と疑い出して堂々巡り(笑)

ヨンとウンスはひとまずスリバンのマンボアジュンマを訪ねて。
「おやまあ、二人ともどうしちゃったのよ。どうしてまた戻ってきたの?
 今は宮殿の中も外も大騒ぎなのに・・・」
「王様と王妃様に何かあったの?」
「知ったから戻って来たんじゃなかったのかい?」→驚くアジュンマ
「何があった?」
「王妃が拉致されちゃったんだよ。どこかに行ってる間にね」
思わず顔を見合わせるヨンとウンス。
「そのことを聞いて戻ってきたんじゃなかったのかい?」
そのときコサ(白い服のスリバン)が入ってきて、こんな夜中にトクフン君が王に呼び出されたと
言って入ってきて。

呼ばれてやってきたトクフンを前にした王は「二人だけにしてくれ」とみなに言います。
副隊長は毒を盛る人だから二人きりにできないと食い下がりますが、それでも王は二人だけにしてくれ
と言うので、仕方なくみなは下がります。
で、王は王妃を返して欲しいと懇願しますが、私がそんなことするわけがないととぼけるトクフン君。
「私が何をしてあげたらいいですか?あの人は今体が弱っているんです。驚かせてはいけないし、
 食べるものにも注意しないといけないに・・・
 どうせしなければいけない取引です。さあ始めて下さい」
「誰がそんなことしたのかわかりませんがもしそうだったら」
「言って下さい」
「あえてそんな取引はしません。第一に自分がしたことを教えない、第二に、元の王女である王妃を
 守れなかった王とは取引したりしませんよ。元にもしこのことが知られれば元の出身だった彼女が
 憎くて殺したんだろうということになりますから」
完全に優位にたってるトクフン君で。
「取引する必要がないということは彼女を生かしておかないということですか?」
目に涙をためてそう聞く王に、自分は当事者じゃないから推測しただけですよとトクフン。
「王位が欲しいのですか?じゃあ持っていって下さい。でも・・・この国を高麗を残して下さい」
「この国はちゃんと残りますよ。ただ名前がちょっと変わるだけです。高麗が後に元になるだけ」
「叔父上にとって国とはそんなものだのですか?」
「違いますか?」
「そんな方に王位を譲るとは・・・そんな方に私はよくもお願いしたものですね・・・
 どうしたら・・・どうやって・・・あの人を助けてくれますか?」
なーんにもしなくても寝てまってりゃそのうち王座が転がってくるから優位にたってるトクフン君。
取引するものがなんにもなくて、王妃を助けるすべがなくて、絶望する王。

チェ尚宮がスリバンの家にやってきて・・・ヨンとスリバンたちが打ち合わせしているのを見てて。
「トクフン君、奴はまったく動いてないんだな?」
「ずっと行動を見張ってるけど断事官が用意した部屋から出ないでいる」
「じゃあ奴に命じられて動いてる者がいるな」
そう判断したヨン。
チェ尚宮が片隅に目をやると何やら一人で考え込んでいる医仙がいて。
叔母に気づいたヨンが顔をあげ、チェ尚宮はヨンを外へ連れ出して。

二人で話をするチェ尚宮とヨン。
「何しに戻ったんだい?」
「医仙が戻ろうって」
「どうして?(戻ったら)死ぬんだよ」
「昨日から突然戻らなきゃいけないとずっと言い張って。お二人が危ないって」
「天界の人だからかしらね」→予知してたのかもしれないと言いたいチェ尚宮
「王は?」
「行って会わないと」
「オレは行けない」
「私が思うにトクフン君、奴の武器はそれだね。人の心をもてあそんでる」
「私が考えたのもそれなんです」
突然ウンスの声がして振り向く二人。ウンスは二人の傍までやってきて。
「こんにちは叔母様」→ウンスはコモニム(父方の叔母さん)と呼んでます。
(前はチェ尚宮さんと呼んでいたのですが、何やら関係が縮まったようにも受け取れますね)
「だから、王妃様が誘拐したのはトクフン君ということですよね?」
「皆はそう推測しているが証拠がない。下手に動いて王妃に何かあればと手をこまねいていて・・・」
「方法があります。これは映画というものでよく出てくる方法なんですが・・・」
チェ尚宮に王妃を救う方法があると勢い込んで言うウンスを邪険に無視するヨン。
「昨日王妃を連れて寺へ行ったとき同行した者を全部名簿にして下さい」
とチェ尚宮に頼むヨンに、ウンスがなおも提案します。
「王妃様が閉じ込められてる場所を見つけたらいいんじゃない。だから私がまずあの人に会って・・・」
「だめです」
「また始まった」
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「相手はトクフン君です」
「私はあの人をよくわかってるの。心理学は副専攻してたから・・・」
「あなたがあいつをどうわかってると?」
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またもや自分の前でケンカを始めた二人を制するようにチェ尚宮が言います。
「王妃様は・・・ご懐妊中です」
その言葉に黙る二人ですが・・・
「ダメなのに」
とつぶやくように言うウンス。
「何がダメなんですか?」
「それじゃダメなのに、もしや・・・」
歴史を知っているウンスだけが一人で焦ってて。
(実は歴史の上では王妃には子供がいなくて。史実では出産の際に難産で母子ともに亡くなって。
 王妃を亡くした王はその後政治に関心がなくなってしまうほど嘆き悲しむってことで・・・
 ウンスがつぶやいた「ダメ」っていうのは、王妃の妊娠=彼女の死と王の心が折れるってことで)
「王様に会いに行こう。王妃様のことなら心が折れちゃう方だから、あなたが会いに行って。
 で、私は一度やってみるわ。私を信じるんでしょ?」
そう言ってヨンを見つめるウンス。
出来ればそんなことさせたくないヨンですが・・・今はそれ以外に手がなくて、でもウンスを
トクフン君に会わせたくなんかないからため息ついてて。

副隊長とテマンは宮殿にやってきたヨンを見て嬉しそうに駆けつけます。
(テマンはヨンと別れた時点ではウダルチを辞めてまで医仙と行ったとは知らなかったのかな?
 知ってたけど、こうして戻ってきてくれたことを喜んでるのかな?)
で、王妃の宮殿に王がいると聞いてそこへ訪ねていったヨン。
「王の元を離れた自分ですが、心が焦ってもどってきましたといい、一つ聞いてもいいですか?
 トクフン君に会われたと伺いました。奴は(王に)何をしろと言ったのですか?」
ヨンがそう聞いているのに、彼とは目を合わせることもなく虚ろな王。
「・・・チョナ?」→声をかけたヨン
「戻ってくるな」
「・・・」
「行かせてやったんだから行けばいいのに、どうして戻ってきて(自分の)こんなざまを見るんだ?」
自分と目を合わせることもなくそう言う王に近づいて、
「チョナ、私を見てください」
とヨンが言いますが・・・
「どうやってもあの人を助けられないみたいだ。方法がない。あいつを殺そうかとしたけど殺すことも
 できない。余は今万策尽きてこうしている。こうしている間に・・・もう王妃は既に・・・」
絶望のあまり何も考えられず、何も耳に入らない王。
そんな王に対してヨンはテーブルをガッと横にどけて、その拍子に王妃のスカーフが落ちたので慌てて
跪いて拾う王。
「お立ち下さい」
王妃のスカーフを掴んだまま動けない王を、ヨンがイスに座らせて。
「チョナ、お立ち下さい。トクフン君とあって何を話したのか聞かせて下さい。
 奴の手の内を知らなければなりません」
「・・・」
「トクフン君とどんな話をしました?」
「・・・奴は全てを否定した」
「取引をしようとしたのですか?」
「いや、取引さえしようとしなかった。ただ笑っていた。余が王位も降りて国も渡すと奴に頼んだ。
 懇願したのだ。聞いたか?余が・・・国も放り出したのだ」
自分の持ってるものすべてを捨てても王妃は救えないのだとヨンに話した王。
「医仙がこう言いました。奴が望むのは王の心が折れることだと」
「・・・」
「王の心はもう折れたのですか?そうであれば私がこれ以上ここにいる理由はありません」
「・・・何が必要だ?」
「お命じ下さい」
「王妃を・・・捜し出して連れてきてくれ」
「命をお受けしました」
そう言って立ち上がったヨン。
「隊長・・・こうして戻ってきてくれて」
「まだ戻ることはできません。頼みを受けただけのことです」
そういって部屋を出ていったヨン。
元がウンスの公開処刑を望んでいる限り、王の頼みを引き受けて事が片付けばまた彼女を連れて天の
門へと行くつもりのヨンで。

ヨンはさっそくウダルチたちに捜索の準備をさせて。
スリバンにも連絡を入れるようにと指示をだして。

ウンスはトクフン君に会いにいきます。
トクフン君はウンスが解毒剤をもらいたくてたずねてきたのだと思ってて。
ウンスはそんなトクフン君に、前にあの人(チェヨン)の罠を見破ったことを覚えてる?と切り出して。
「ああ、あれか」と思い出したトクフンに、今度は王妃様がいらっしゃる場所を知らせてくれたわと
言うウンスを笑うトクフン。
バカにしたような彼の前にフィルムケースから手紙を取り出したウンスはそれを読みます。
前回はあの人だったけど、今回はあなたについての手紙よと嘘をつくウンス。
『聡明な彼は無理をしたようだ』
読み始めたウンスですが、トクフンは「聡明な」って表現してあるのが自尊心をくすぐられたらしくて
喜んでて(うげぇ)
『王妃を誘拐したけれど、王妃は懐妊中だった。王妃が囚われているのは次のとおり・・・』
と途中で読むのをやめたウンス。
トクフンは王妃が妊娠してることを知らなかったから驚いてて。
今度はこのフィルムケースで送ってきたのよと見せてあげたウンスは解毒剤と交換しようと取引を
もちかけるフリをします。
そんな話を自分が信じるとでも?というトクフンに、じゃあしょうがないわ今から宮殿に行って王妃
が閉じ込められてる場所でも教えて差し上げようかなとウンス。
今から処刑される身なんだから宮殿に行ったら捕まるぞというトクフンに、王妃様を救ったらさすがに
許してもらえるでしょ、でもそっちは困るわよね?王妃を捕まえた時に顔を見られたんじゃ?とウンス。
「正直に言えば?この毒には解毒剤がないって。あるの?それとも私の手帳の残りがあるとか?
 あるものを見せてよ。持ってるものは何?王族っていう名前だけ?」
自分と取引する材料なんて持ってないじゃないとトクフン君を揺さぶったウンス。
(完璧だと思ってる人に限って揺さぶりに弱いから、ウンスは自信満々なトクフンを動揺させて
 何とか手がかりを掴もうとしてるんですね)
で、ウンスがトクフン君のところから出てきたところで・・・いきなり手を引かれたウンス。
手を引いたのは心配でたまらなかったヨンで、トクフン君に何かされてやしないかと自分を見つめる
彼に、ウンスは安心させるように無言でVサインを出して。
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無事に戻って安堵したヨンはウンスの髪を撫でて。(きゃー♪)
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トクフンは王妃を見に行かせているチョンベからの情報で日に日に体が弱ってて長くはもたないかも
しれないと言われて・・・禁軍も捜索から撤退しているみたいだからなにか動きがあったのでは?と
いろいろ考えるトクフン。(ウンスが居場所を教えたんじゃ?と連想させる陽動作戦)
とにかく王妃の様子をよくみておけというトクフンの指示で出かけるチョンベ、その二人を見ていた
スリバンのシウルで。

まだ知らせはないのか?とトチに聞く王。
だけど王妃はきっと戻ってくると思うようにして他のことは考えないと王。
ただ自分たちの子供がまた私みたいなことがないように。それだけを考えていると。

断事官への回答期限の日。
王が重臣たちとともに断事官と会議を開こうとしたところへトクソン君がやってきちゃって。
医仙に関する重要な話があるから来たという彼に何も言わない王。
で、断事官が出した条件に対して、王は元からもらったハンコをもう要らないから返しますと断事官に
渡し、医仙についてはウンスをその場に呼び寄せて。(驚くキチョル)
この方は王妃の命を救い、護衛隊長を助け、昨日は余の心を助けてくれたと王は言います。
「妖物にみえますか?」
と断事官に聞く王。

そのころ王妃は意識が朦朧としてて・・・飲んでた水に薬が入れられててずっと意識が曖昧で。
あの方より先に逝くわけにはいかないと力を振り絞って抵抗する王妃に、薬入りの水を無理やりに
飲ませようとするチョンベ。
そこへシウルからの情報でチョンベを尾行していたヨンが突入し、王妃を救います。
トルベがチョンベの自害を防ごうとしたものの手遅れで・・・
(実はこのシーンにはチャン侍医がヨンに同行していたという設定になってたのですが・・・
 イ・フィリップ氏が目を負傷して(ドラマ撮影中ではないそうですが)、急きょ途中降板して
 しまったので彼ナシでのシーンになったんですね)

断事官は自らウンスに訊問します。
「医仙と呼ばれるあなたは天界から来たというのは事実ですか?」と聞かれたウンスは返事をしようと
しますが、それを遮るように「違います」と王が代わりに答えて驚く一同。
(なんせ元から戻ってきたばかりのころに自分が『天から来た医員だ』って紹介したんだから)
まさか天界が本当にあるとでも?医仙の腕が優れているからそういう噂がたったんでしょうと否定して。
キチョルはなぜ王が天界のことを否定するのか理解できないでいて。

王はウンスに本当に天界からお越しになったのですか?と聞き、事情を察したウンスは正確には違い
ますと答えて。(口パクで『ミアネヨ(ごめんなさい)』とキチョルに謝ってるウンス(笑))
噂が立ったのは自分がそう仕向けたからだという王に、王は元と戦争を始めるつもりなんですか?と
断事官は確認します。
今回無辜の民を殺したら次は何を要求してくるのか、余はどこまで元の要求に応じなきゃいけないのか
考えてここに来ました。これ以上の要求には答えませんと断言した王。
断事官はわかりましたと言って席を立ちますが・・・ウンスにすぐに会うことになるでしょうと言い
残して去っていきます。

キチョルはウンスに詰め寄りますが・・・王妃が見つかってこっちにくるからと副隊長が連絡を入れ、
ウンスにも来てくれと言います。
キチョルは天界から来たんじゃないんですか?今までのは全部ウソだったのか?と詰め寄ってきて
返事に困るウンス。
天界じゃなくて未来だって言っても説明が難しいもんね。
副隊長がウンスを急かしたのでこれ幸いと逃げるようにその場を後にしたウンス。

王妃の部屋の前で待つヨン。
王とウンスが王妃の部屋にやってきて、王がまず入ろうとしたけどチェ尚宮が先に医仙に診てもらい
ましょうと促します。
で、ウンスはトギを伴ってチェ尚宮と中に入り・・・不安な王はヨンを見ますが、その表情からは
何も読み取れなくて。

しばらくしてウンスが部屋から出てきて王妃が意識を取り戻したから大丈夫ですと言います。
その言葉にホッとした王ですが・・・
「だけど・・・お子様は失いました。聞くところによるとずっと薬を飲まされていたそうです。
 睡眠薬だったようで・・・それがよくなかったのです」
王はウンスからそう聞いて部屋に入り・・・外で待機していたトチは泣きだし、ウダルチ隊員たちも
悲嘆の表情で。
王妃は助かったけど子供は助けられなかったことを悲しむウンスの前にヨンが背を向けて立ち、
周囲から見えないように彼女の手を握って慰め、その肩にもたれるウンス。
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部屋の中では・・・寝台で声を殺して泣いている王妃をそっと抱きしめる王。
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典医寺にいるウンスを訪ねてきたヨン。
「重臣たちの前で天界の人じゃないといったそうで」
「それは王様の考えで・・・どうして?」
「トクソン君が公式的に医仙と会わせろと願い出ました」
「・・・大変」
「今から私たちができることは二つに一つ。一つは天の門が開く日まで命がけで逃げること」
「それは前みたいに全国の刺客たちがみんな攻撃してきて、あなたは戦って、私は逃げるってこと?」
イスに腰掛けたウンス、ヨンも同じくイスに座って。
「二つめ、先制攻撃。あなたを追う人たちを一人ずつ先に取り除いていきます」
「取り除くっていうのは・・・殺すってこと?」
「ええ」
「冗談よね?」
「トクソン君、トクフン君。必要なら元の使臣(断事官)も。そうするためにはまずウダルチや護軍
 の職を辞さないといけません。チョナに誰も手出しできないように。なので先に許可を頂いて・・・」
どっちを選んでもヨンのためにはならない選択肢で・・・ヨンが言い終わらないうちにウンスは
「じゃあ私は三番目」
を選ぶと答えて。
「なんですか?」
「その日が来るまで高麗で一番安全なところに隠れること」
「それはどこですか?」
「私もちょっと許可が必要だから」
それ以上は詳しく話さないウンス。

ヨンの部屋で酒を飲みながら話をするヨンとアンジェ。
「お前、どうしたんだ?」
「なに?」
「お前が制服を脱いで宮殿を出たと聞いた。お前の部下たちは緊張してたぞ」
「そうか」→少し笑うヨン
「女のためか?」
「そうか?」→自分でもよくわからない
「でなければお前も剣が重くなったというのか?」
「・・・」→無言でアンジェをみるヨン
「チェウォルデのお前の師匠が亡くなる前日家に来たんだ。父と夜遅くまで話をされるときはオレが
 付き合うから」
「・・・師匠」
「その日の晩、その話は何度もされた。剣が重くなったと。あるときは両手でも持てないほどだと」
あの時宮殿に招かれて浮かれていた自分たちを尻目に何か考えこんでいた師匠の姿を思い出すヨン。
「それでオレが剣が重くなったというのはどういうことなのかと尋ねた」
「それで、なんと答えたんだ?」
「『もう終える時が来たのだ』と『だから終わらせる場所を探すのだ』と」
「なに?」
「そうおっしゃった。そしてその翌日、宮殿で亡くなった。
 腹が立つよ。あんな方の最期の場所があんな王の前だったなんて」
ヨンは師匠の最期を思い出していて・・・
「何年だ?剣を持って人を殺し始めてから」
「さあ・・・」
「16歳だろ?お前が家を出てから。じゃあ13、4年か?いったいその間に何人殺した?
 それでお前の剣も重くなったのかと」
アンジェは昔からヨンを知っているから武士として生きるのをやめたということは師匠を同じような
悩みを抱えたからではないかと推測してヨンにそう聞いて。

アンジェが出ていったあとで。
ヨンは師匠からもらった剣を取り出して見つめながら何やら考えていて・・・
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剣が重くなったわけではないですが、前のようにためらいもなく人を殺すことはできなくなってて。
だから王の元を去ったわけだけど、そのためらいはウンスを愛したからだけではないのかもしれないと
思ったのかな?

トクソン君はトクフン君を迎えにきて・・・焦るトクフン君。(殺される~とでも思ってるみたいで)
私の屋敷へ帰りましょう、そして最初にやろうと言ってたことをしましょうと言います。
この国を持って、遊んでやりましょう。奴らに自分をだました代価を払わせないとと静かに怒ってる
トクソン君で。

ウダルチの宿舎で。
トルベがヨンに声をかけます。
「隊長、ちょっと・・・」
「なんだ?」
「ウダルチの新入選抜のことですが・・・」
「それは副隊長に言え」
(そもそもヨンは新人選抜とか教育は副隊長に任せてるもんね)
だけどなぜかヨンに食い下がるトルベ。(そばにはトンマンもいます)
「あの、隊長にみてやって欲しいんです」
「副隊長に言えと言ってるだろ」→しつこいトルベに大声になるヨン
で、今度はトンマンが声をかけて。
「隊長!!」
「あとだ」
「今回入った新人のことで・・・」
「お前たち、いったい何が問題なんだ?」
食い下がるのでやっと止まって話を聞くヨン。
「その中に特別に上から入隊させるようにと・・・」
「上っていうのはどこだ?新人選抜は初めてか?家柄は15番目、推薦は105番目、一番は実力だ!」
トルベ、トンマン、もう一人のウダルチ隊員チョモと一人ずつに剣の柄で腹を叩いていくヨン。
(どうやら選抜の際には実力が第一だと何度も言ってあるようで・・・
 今更そんな話を出すのかとお説教するヨン)
「それでも王様の命なので・・・」
とトンマンが言い、「なに?」とヨンは聞き返します。
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そこへテマンがやってきて。
「隊長の部屋で待ってるそうです」
「誰が?」
「新人のウダルチ」
で、ようやく部屋へ確かめに入ったヨン。(素早く戸を閉めるトンマンたち)
目の前にはなぜかウダルチの格好をしたウンスがニコニコして立ってて。
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(このキム・ヒソンさんがめっちゃ可愛い♪おダンゴヘアが似合ってるわ~)
「2等ユ・ウンス!今日からウダルチ部隊の命を受けました。以上。忠誠!(敬礼するウンス)」
「・・・はっ・・・なんですか?」→唖然のヨン
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呆れたというかあっけにとられたヨンがやっとそれだけ聞き返して。
「ここ。高麗で一番安全なところ。隠れてるわ。ぴったりくっついて。王様にも許可をもらったわ。
 それにこれ。(剣を見せるウンス)剣ももらったのよ。見て、私のよ」→得意げなウンス
「・・・」→無言のヨン
ヨンが何にも言わないからちょっと不安になったウンス。
「えっと・・・ここにはウダルチ女子用の宿舎がないからこの部屋でしばらく過ごすってことだけど。
 あっちに簡易ベッドをひとつだけ置いてくれたら・・・」
チラッとヨンを見ても何にも言わないし、笑顔も見せてくれないのでますます不安なウンス。
「私ってもともとイス2つを並べてもよく寝れるのよ」→簡易ベッドは諦めたウンス
ウンスがそう言い終わるといきなり振り返ってドアを開けたヨン。
そこには聞き耳立ててたウダルチ(トルベ、トンマン、テマン、チョモ)たちが(笑)
慌ててごまかして散っていくウダルチたち、ヨンはドアをさっさと閉め、今度はウンスのほうへと
つかつか歩いて行って。
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何も言わないから反対されると思ったウンスは慌てて自分がここにいる特典をアピール。
「私が食費を出すわ。だから隊員たちに無料で診療を・・・」
段々声が小さくなっちゃったウンス(笑)
「それで?私もここにいろと?」
「ここは隊長の部屋で、そっちは隊長だから」→後ずさりするウンス
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「オレが・・・隊長だから?」→近づくヨン
ウンウンと頷くウンスにヨンはなおも近づいて、壁際で止まったウンスに迫ったヨン。
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「ここ?」
「ここに。逃げないで(隠れる)」
ヨンが笑顔を見せてくれたのてウンスもほっとしたように笑って・・・
(ウンスの提案には驚かされるばかりのヨンですが、いつだって彼女の選択は状況を打開するのに
 最善なもので反対のしようがないしね)
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第19回
ヨンはさっさとウンスの荷物をまとめて逃げる準備中。(ウンスは身軽な服装に着替え中)
「医仙と私が一緒にいることを知ってるのはトクフン君だけだ。使臣と奴は一緒にいるだろう。
 何を着替えに手間取って・・・」
そこへ着替えたウンスが登場。
「元の使臣が来て連れて行くといったら私は連れて行かれなきゃいけないの?イヤだと言っても?」
ヨンは着替えたウンスにまとめた荷物を背負わせて、紐を結んであげて。
(何気ないシーンですが、このウンスがめっちゃかわいい~ 頭には鈴の髪飾りしてますね~
 ヨンの腕の中にすっぽり入ってるし。ウンスの面倒をかいがいしく見てるヨンもステキ♪)
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「まだこの世界のことがわかっていないのですか?王命になる前に逃げないと。急いで下さい」
「だから私が逃げるのに一緒に行くと?ウダルチの隊長なのよ?」
紐を結び終えたヨンはウンスをさっさと部屋の出入り口へと押しやります。
「先に行って下さい。私はチョナに挨拶してから後を追いますから」
「だって今こんな時なのに、王が許してくれるかしら?」
立ち止まってウンスを見つめるヨン。
「許可を求めに行くのではありません」
「じゃ、辞表を出すの?私のせいで?」
「今医仙はチョナの保護下にあって、使臣は医仙を寄越せとチョナに請うでしょう。チョナにそんな
 決断をさせたくありませんし、一旦チョナが承諾すれば臣下の私は医仙を捕まえて送らなければ
 なりません。わかりますか?」
「・・・だいたい」
「・・・」→無言でウンスを見つめるヨン
「どうしたの?」
「不安です。私の手元を離れるので」→真顔で言うのよ~ステキ~♪
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「だから早く来て。私がやらかす前に」
で、ヨンはテマンを呼んでウンスをお連れしろと指示を出して。
テマンについて出ていくウンスを見送るヨン。
(ヨンはトクフン君の罪を問えなかったことで政治ってものに嫌気がさしてるらしく、ウンスを優先
 させている限りは隊長という責務もこなせないからいっそのこと辞めてやろうと思ってる気配)

元の使臣が都堂会議を開くと王に手紙を寄越します。
どうやら王を無視して重臣たちを集め、王にもその会議に参加しろということで・・・
王である自分を飛び越えて重臣たちを集めるという無礼な話で。

ヨンは王に職を辞するために会いに行こうとしてて、王妃と出会います。
昨日も今日もチョナはお前を待っていたぞと言うぐらいだから、ヨンはトクフンの処分に失望して
しばらく王に面会してなかったってことかな?
王妃はウダルチの部下たちが戦死したことが辛くて王に会いに行く機会が減ったのかと思ってて。
そうではありませんと答えるヨン。
チョナは何度もおっしゃっていた、隊長があんなに大切にしていた部下たちだからどれほど辛いだろう
とお心を痛めていたと。
王妃が去ったあとも頭を下げたまま表情が伺えないヨン。(そんなヨンを振り返ってみているチェ尚宮)

元の使臣である断事官ソンユと対峙した王。
ソンユは元の皇帝がこの10年数多くの高麗王が就いて退位したけとみんな似たような無能で、これ
以上高麗の王を信じられないといきなりの侮辱的な発言から始まり重臣たちも騒然。
聞けば玉璽をなくしたらしいじゃないですか、それが無能の証拠ってもんですよ、だから王には廃位
していただいて高麗は廃国し、元の一つの省として残したいと。
で、王がイヤだねと返事したら「じゃあ戦争ですね」とあっさり言って。
戦って勝てると思ってるのか?と聞かれた王は、勝てなくても戦わなきゃいけないときがあると答えた
王に、その一言で戦争が始まって民衆は納得しますかね~とソンユ。
国がなくなるってときに戦争なんかイヤだっていう民がいるもんかと王も応戦して。
自分は元の職務に就いてるけど高麗人だから独立国として高麗を残す方法を見つけましたとソンユ。

そのころヨンはその会議室の前まで来るもののチョンベに阻まれます。
(こいつはたしかトクフンの腹心だったよね?)
仕方なく会議が終わるまで外で待つヨン。

ソンユはトクフン君を高麗の王にする勅書があります。これが条件だと言います。
トクフン君が高麗最期の王になって、その手で高麗を廃国にして元の省の一つにすると。
「叔父上なら当然承諾するでしょう」
「そうです」
で、高麗を国として残す方法はあるんですか?と聞く王に、一つ目に元が渡した玉璽をまた使うよう
にしなさい、二つ目に王の心を乱す元凶を捕えよというソンユ。
「元凶とは?」
「医仙と呼ばれる女」
「医仙!」
王だけではなく王族や軍部まで惑わす存在の女を処刑してくれという要求に絶句の王。
(王を警護するためにウダルチたちもその部屋にいるのですが、みんな驚愕の表情で・・・)
王が直接処刑なさってくだされば元に報告しますよ。王が宮殿を脅かす妖怪を退治し、正気を取り
戻したと。
王は彼女は何もしていないとかばいますが、元にまでその噂は広まっている女ですと逃がさないつもり
のソンユ。

会議の後。
出てきた重臣たちはヨンから目をそらして退出して・・・ウダルチたちもそのことについては口を
つぐんで無言で。
王はヨンが会いにきたと告げられても、「会いたくない」と断ります。

ヨンは部屋に戻って私物の入った箱を整理してて。
副隊長のチュンソクが入ってきてウダルチを200名に増員するよう指示があったと伝えます。
そうなると今の資格条件をちょっと緩めないと・・・と相談したいのですが、過去7年間の実質的
な指導はお前がやってきただろう?とヨンは言います。
ある意味そうなんですが・・・とチュンソク。
王は昨晩も遅かったのか?と聞くヨンに、ほとんど寝てらっしゃいませんとチュンソクが答えます。
で、ウダルチを数名断事官のところに護衛としていかせて・・・という指示を途中でやめるヨン。
トクフン君とその断事官がつながってるからと言いかけてやめたヨン。
これ以上自分が関与しても最後まで任務を遂行できるわけではないのであとをチュンソクに任せよう
と思い直したヨンは、事が起きてから考えるのではなく、事が起きる前に考えろとチュンソクに言い、
「わかりました」と答えるチュンソク。

王が熱心に取り組みすぎてたらお前がどうにかして王妃のところへ送って休ませてさしあげろと言い
ながら私物が入った箱をチュンソクに渡します。
中身は自分の私物だからというヨンに、どこへ持って行きましょう?と尋ねるチュンソク。
「処分してくれ」
と言って出ていったヨンに・・・???なチュンソク。
(箱の中にはメヒのスカーフも入ってたようで)

先に発ったウンスはテマンからヨンと出会った頃の話を聞いてて。
テマンはどうやら8歳か9歳のころから山で一人で生きてたらしくて、そんな小さい子がどうやって
生きてきたの?と驚くウンス。
で、13か14の頃にヨンと出会って。でも出会った頃はヨンにものすごくかみついていたと。
(一人で暮らしていたから誰も信用したりしなかっただろう野生児テマン)
手や足にかみついて逃げたらまた隊長が捕まえて、またかみついて逃げてっていうのをくり返して
5日ほどたったころ、自分が目を覚ましたら隊長が魚を焼いてくれていたと。
「その時から親しくなったの?」
「はい」
笑いながら話していたテマンですが・・・ある人物が通り過ぎるときに緊張して。
(断事官の使ってる男がウンスたちを見張ってて・・・わざと通り過ぎたみたい)
足音を立ててない人でした、あんな奴とは戦いたくありませんと笑って教えてくれたテマン。

ヨンはチェ尚宮のところへ。
「一体どうしてチョナはオレに会ってくれない?」
「会ったら?」
「当分の間宮殿を出ると話して許可を頂かないと・・・」
「許すとさ。許すから早く発てとおっしゃった」

回想シーン。(王と王妃の前に立つチェ尚宮)
「医仙を連れて遠くへ逃げろと伝えよ。後ろを振り返るなと」
「医仙に別れの言葉を伝えてくれ」→王妃

王は公式的に医仙を渡すことを承諾する。だからお前は王の返事を知る前に発たなきゃいけない。
そうしないとお前は王命に背いた奴になるからとチェ尚宮。
「一体元はなぜ医仙を欲しがるんだ?あの方が元で何ができると?」
「一つ聞く。お前は今医仙を天の門があるというところへ連れていこうとしている」
「そうだ」
「お前は残って、スリバンの子たちにさせて(彼女を)お連れしてやったらだめなのかい?」
「次の満月まであと20日残ってる・・・だがそれを全部捨てろと?ここで別れろと?」
「お前が今まで頑張ってきたすべてのことをその20日と引き換えられるかい?このまま行けば
 二度と戻れなくなるかもしれないよ」
「叔母さん」→笑いながらそう呼ぶヨン。
「なんだい?」
「オレは7年を宮殿で生きてきたけど、その7年をいくら考えても思い出せないんだ。
 何も換えるものがないんだ」
7年ずっと宮殿でその時の王に仕えながら生きてきたけど、ウンスを帰すまでの20日と引き換えに
するようなものなんか一つもなかったというヨン。
「オレ、行くよ」
と立ち上がったヨンにチェ尚宮は声をかけます。
「捕まるんじゃないよ。元へ連れて行かれるんじゃないから。あの断事官の望みは医仙の公開処刑だ」
行きかけたヨンは思わず振り返って。
「医仙がいなければ、チョナはどんな目に遭うんだ?」
「断事官が言うには・・・」
「いや、言わないでくれ・・・どうせ残るつもりはないんだ。それにこんな去り方したら戻る資格も
 ないだろう。こんなやつがチョナのことを知ってどうするんだ?」
自己嫌悪気味に笑ってそう言って去っていくヨン。

断事官とトクフン君。
トクフン君はどうやら断事官の部下を使ってウンスに手紙を送ったらしく、そのことを断事官ソンユ
もわかってて。
自分の元婚約者が処刑されるのは忍びないから逃がしたと言ってますが・・・断事官は彼女と一緒に
チェヨンという王の護軍が離れたそうじゃないですかと言います。
つまりトクフン君はウンスを利用して王の傍からチェヨンと引っぺがしたかったようで。

そのウンスとヨンはスリバンのマンボ姉弟のところでウンスと合流し、テマンに何か指示を出して
二人でその場を離れて。
ヨンはそれでもやっぱり王やウダルチが心配で、額にしていた鉢巻みたいな布をじーっと見てて。
(ちなみにここでヨンのヘアスタイルチェンジです!きゃー短い髪形好きよ~)

あんな王なんかちゃっちゃとやっつけちゃいましょうよ~って感じでトクフン君は断事官に言うのに、
彼は官僚らしく最小の代価で最高の効果を得るのが任務だと答えます。
今回の任務はできるだけ小さい犠牲で高麗を元の省にするのが目的だからトクフン君が必要ならば
私が王に要請しますよと断事官。
(どうもトクフン君も断事官を手ごわい相手だと認識してるみたい)

ケギョンから離れようと歩いている二人。
ヨンはウンスを木の傍に座らせ、包帯を解いて毒の傷の具合をチェックしてて。
「大きさはそんなふうだけど、まだ水ぶくれもできてないし、熱も出てないわ。だから心配しないで」
「天界に戻れば解毒できるんですよね?」
「そうよ、検査を一回して、注射一本で治るわ」
「信じます」
そう言って包帯を巻くヨン。
で、ウンスの隣に座って・・・ウンスが歩き疲れたのか肩をグルグルしてて、それを見ていたヨンが
「何をしてるんですか?」
と自分の肩を叩いて。
寄りかかれってことで・・・ウンスが照れたのかちょっと笑うのですが、
「ここ」
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と言いながらなおも肩を叩くので、「えーい」って感じで頭を預けるウンス。(かわいいわぁ♪)
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「歩くこと、全然できないですよね?」
「(何かに)乗って暮らしていたから。ほんとにこの世界に来てすっごく歩いたわ」
「好きなこともありましたか?ここに来て」
「うーん、そうね・・・」
「ありませんか?」
「うーん・・・」
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「ひとつも?」
「あ!あった」
そう言って頭を起こしてヨンをみるウンス。
「何?」
「もう一回言ってみて」
「何を?」
「これよ、(ヨンのマネして)『何?』『何ですか?』『何するんですか?』」
ヨンは自分の真似するウンスに笑って・・・腕を広げてウンスを抱き寄せてもう一度寄りかからせて。
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王は元と緊張状態に入るので軍の指揮としてアンジェを任命するものの、アンジェはチェヨンが適任
だと言います。
でももうチェヨンが戻らないことを王は知ってて・・・簡単に戦争を始めるつもりはない、彼らが
この国を手に入れたいなら血の代価が必要だということをわからせておく必要はあると王は言います。
で、「隊長はどう思う?」と口にして・・・王もチェヨンの不在にはまだ慣れず。

トクフンはチェヨンを王の元から離れさせることに成功したので、今度はあの二人を始末するために
トクソン君のところに行ってその情報を話しますが・・・目的はトクソン君が持ってるハンコだと
バレバレで(笑)
トクフン君が逃がしたこともバレてるらしく、キチョルは怒りがフツフツと燃えて武功を出すものの
それが暴走しちゃって、慌てて止めようとするスインたち。
トクソン君はヤンサに命じて賞金稼ぎたちに医仙を捕えさせるように張り紙を張るように指示して。
(もちろん傍にいるヨンはジャマだから始末しろってことで)

何も知らないウンスたちは飯屋みたいなところに入るんだけど・・・二人が入った途端に視線が集中
しちゃって。(女連れだからかな?)
ヨンが警戒しているのを知らないウンスは傍のテーブルに酒瓶が置いてあるのをみて
「私たちも一杯飲もう」
とヨンを誘います。「ダメだ」と首を小さく横に振るヨンに、「一杯だけ~」と指をたてておねだり
したウンスにちょっと呆れてるヨンかな?
で、それを「OK!」と受け取ったウンスが「すいませーん!」と手を挙げて店の人を呼ぶもんだから
店の中の人たちの視線がウンスに集中し、慌ててその手を掴んでおろすヨン。
「あれお酒よね?(他のテーブル指差すウンス)私たちもあれ1本下さい」
女の人がお酒を注文するのが珍しいのか、ヨンを見て彼が頷いたので去っていく店の人。
「ここと造りが似た居酒屋があって、そこのマッコリがおいしいのよ」
とウンスが話しているのを聞きながら、ヨンは店にいた男が一人外に出ていくのを横目で見てて。
(そいつはヨンとウンスの人相書きを外で再確認してて)

お酒がテーブルに届き、ウンスが盃を満たして
「さあ、将軍様。乾杯!」
と言うのでヨンは無言でその盃を乾杯するものの口をつけなくて。
「飲まないの?」
ウンスにそう聞かれ、少しだけ口をつけるヨン。
「そういえば、私たち初めて一緒に飲むよね、でしょ?」
「ええ」
「お酒は好きじゃないの?」
「別に好きじゃありません」
「どうして?」
「イムジャ」
「うん?」
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「私が『今だ』と言ったら伏せて下さい」
「伏せるの?」
「『今だ』!」
その言葉を合図にヨンは自分が座っていたイスを使って襲ってきた奴らに立ち向かい、ウンスは伏せて
テーブルのそばに隠れて。
「大丈夫ですか?」
あっさりと数人を倒したヨンはウンスにそう声をかけて、倒した奴らが持っていた人相書きを見つけて
広げます。(乱闘があるのに動じないで酒を飲んでる二人も相当怪しいなー)
突然のことに驚いたウンスはお酒を一杯飲んでからヨンの傍に駆け寄って(笑)
「これ私たち?つまりこれは私たちに懸賞金がかけられてるってこと?」
「人相書きです。イムジャの懸賞金はかなり高いですね」
絵を覗き込んだウンス。
「これが私なの?ひどいわね」
「こんな多額の報酬をかけたられたら、今後の道のりはかなり危険なようです。だから・・・」
ウンスはヨンの人相書きを確認中。
「似てるかな?」
と紙とヨンを見比べてしげしげと確認してますが・・・ヨンはやっぱり笠をかぶった男二人が気に
なる様子。
「似てないわね」
ウンスが一人で言ってて。

執務室で夜遅くまで一人考えている王のところに王妃がやってきて。
今片づけて寝所へいこうとしていたところだと言い訳する王を尻目にさっさとハンコをしまって、
机の上を片づける王妃。
で、「今日の問題は何です?」と王に尋ねます。
毎日毎日問題が起きて王が考えてるから、それを自分も共有したいという王妃。
それで王はもしかしたら戦争になるかもしれない、それはわからないんだけどもし自分が民で戦争に
行けという命令が下ったら、王妃はその民の妻だったとしてどう思うのか?と聞きます。
で、「私・・・私だったら・・・」と答えようとした王妃がいきなり吐き気をもよおして。
具合悪そうな王妃に慌ててうろたえる王ですが・・・トチとチェ尚宮は顔を見合わせてて・・・
「トチや、あの人は・・・私のワンビは・・・」
と心配でどうにかなりそうな王と裏腹に嬉しくてたまらないという顔をしてるトチ。

で、寝所でチャン侍医に脈を診てもらった王妃。
チャン侍医が後ろにいたチェ尚宮に無言で頷くと両手を叩いて喜ぶチェ尚宮。
王はチャン侍医から王妃がおめでただと聞かされて驚いてて。
でもまだ脈が弱かったり、少し出血があるから安静が必要だというチャン侍医。
「今会えるか?」と聞く王に、もちろんですと答えるチャン侍医。

王妃の寝所でチェ尚宮が待ってて「おめでとうございます」と声をかけて。
大丈夫ですか?痛いところはないか?と王妃をいたわる王。
「どうしてあなたのような人に出会えたのか・・・」
感無量で王妃を抱きしめる王。
「ありがとう、本当にありがとう」
と言葉をかける王に、王妃も王を抱きしめて。

宿屋で。
横になっていたウンスが目を覚ますと誰もいなくて。
ドアを開けて外に出てみるとヨンが一人立って見張り中。
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ヨンがある方向を見つめているのをウンスは見てて・・・近くの階段に座ったウンスのところへ
やってきて隣に座ったヨン。
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「夜に乗じてくる奴らがいるかもですから」→警戒してるヨン
隣のウンスがあくびしてるのを見たヨンは、
「休んでればいい。心配するな」
と言いますが、ウンスはそんなヨンをジーッと見つめて。
「なんですか?」
「あっち」
と言いながらヨンがさっき見ていた方角を指差すウンス。
「あっちが宮殿のある方角でしょ?」
「・・・」
「昨夜あなたが寝る前にもその方角を見てたから・・・」
(職を辞したと言いながらこんな状況で離れたので、どうしても王のことを心配しているヨン。
 そんなヨンのことをお見通しのウンスで)
「行って寝て下さい。(眠れなくても)目を開かないで」
「ずっと心配してるんでしょ?あなたの王様を」
「・・・」
「じゃあ、こうしましょう。(私が)初めて来た村があったでしょ?天の門があるところ。
 そこまで連れて行ってくれたら戻って。それで大目に見てあげるわ」
「戻れません」
「なぜ?」
「ウダルチ隊長として、こんなウダルチはとうてい面倒見れませんから追い出しました」
「どんなウダルチ?」
「・・・武士が剣を使うときにためられば死にます。ためらいが生まれた武士が王を守ることは
 できませんから」
「一日でも他の人がやれとかやってくれと言ったんじゃなくて、あなたが自分のしたいことをして
 過ごしたことはあったの?」
「昨日と・・・今日」
考えながらそう話したヨンに少しだけ笑みを浮かべるウンス。
(思うがままに生きることができたのがこの二日だけって聞いて心が痛いウンスだけど、それでも
 二日は思うとおりに生きてるってことで笑ったのかな?)
で、いきなりヨンは警戒モードに突入。直後に刺客が襲ってきたのでウンスを家の中に隠れさせて
「今度の奴らは血を見るかもしれませんからここにいて下さい」
と言い、ドアを蹴飛ばして外へ出ていきます。
容赦すれば危ないから斬るしかなくて・・・ウンスは窓越しにヨンが敵を斬るのを辛そうに見てて。

スリバンは王の指示?で情報を収集。
トクフン君が断事官のところに滞在していること、トクソン君がなにやら薬屋で大量に薬を買ってたと
ウダルチに報告します。(この薬の情報ってあとのほうでかなり重要になるんですね~)
でも何に使う薬なのかまでは調べてないっていうシユルに、中途半端な情報収集して!とアジュンマに
叱られてるし(笑)

王はこの報告を聞いてすでに断事官が自分の手元に医仙も玉璽もないことを承知の上であの要求を
出してきたのだと知ります。
それで王は引き続きスリバンたちにプオン君とトクソン君が不仲になってるらしいからその原因を探る
ようにと指示を出します。

断事官が王のもとにやってきて・・・ことは簡単です。医仙を処刑するという書類を書いて元の玉璽
でハンコを押せばそれで終わります。そうすればまだ高麗は国のままでいられるように私が皇帝に
言ってあげますと断事官。
「どうしてこんな回りくどいことをするんですか?」
「回りくどい?」
「どうせ高麗を廃国しにきたんでしょう?」
「任された任務はそうです」
「じゃあ玉璽や医仙など細かい手を使わないで、素直に任された仕事をなさってください。
 そうすれば私も全力で戦いますから」
「高麗の王という座の候補は二人います。一人は高麗という名前を守るためには戦争も辞さないと
 いう方、もう一人はこの世の何よりも自分の安泰が大事だという方が」
で、その二人のうちの一人を選ぶのもあなたの任務ですか?と王が聞き、まあそれができるのが私の
立場ですと断事官。
じゃああなたの目に留まるように踊りでも踊ろうか?という王に、今日はまだ用意ができていない
ようだからまた明日きますが、医仙と玉璽を三日以内に処理しろと王に迫る断事官。

断事官は王の元を退席したあとで部下のマブ(笠を被った男)に指示を出します。
医仙を王の元に戻せば王も決定しやすくなるだろうからと見つけて連れて来い、
傍にいる男は処理しろ、武功がすごいと聞いているがお前なら問題ないだろうと。
(そういえばケギョンを出る頃から追跡されてたから二人の現在地はすぐにわかるんだっけ)

そのころ王妃のもとに断事官からとの手紙が届きます。
内容を読んだ王妃はチェ尚宮にもその内容を隠して・・・

何も知らないウンスとヨンは林の木立の中を歩いてて。
(ウンスはヨンの周りをクルクルと歩きまわりながらしゃべってますが、これがなんか微笑ましい)
「なんで話が通じないの?馬の乗り方も短剣の使い方も習ったから今度はお返しに私が教えてあげよう
 って言ってるのに」
「いいです」→前に立ちふさがるウンスをよけて前に進むヨン
そんなヨンの上着を両手でつかんで止めたウンス(笑)
「これは『天界の呪文』よ。天界でよく使われる魔法の呪文なの。まずはそれを覚えて、将軍様(ヨン)
 にいっぱい使って欲しいし、ウダルチの子たちにも教えてやって」
「前置きが長いです」→ウンザリしてるヨン
「いいわ、まずこうやって拳を握って(右手で拳を作るウンス)、やってみて」
「・・・」→じーっとウンスを見てるだけのヨン
「アジャ!」
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「・・・」→無反応のヨン
「憂鬱な気分だったり、力が出ないときや『えーい、もう寝ちゃおうかな』。こんな気分のときに
 こうするのよ。アジャ!やってみてよ~ アジャ!!」
ジーッと見てからさっさと歩きだしたヨンに「たった二言だけなのに~」と慌てて追いかけるウンス。

「ねえ・・・将軍様、止まってよ~」
うんざりしてるヨンがようやく止まってくれて、向かい合って立つ二人。
「約束するとき、ここの人たちはただ口で言うだけじゃない?
 『高麗の武士は命を以って誓う』(ヨンの真似するウンス)って。これからは言葉だけじゃなくて
 ハンコを押して。こうやって」
そう言いながら小指を立てて出したウンスに・・・ため息ついて立ってるだけのヨン(笑)
ウンスはさっさとヨンの手を持って小指同士を結んでレクチャーして。
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「こうやって約束して(小指同士を握って)、
 こうやってハンコして、(お互いの親指の第一関節を合わせて)、
 これで約束できたってことよ。これで足りなければこうやって(お互いの手をすり合わせて)、
 複写するの」
あんまりにも真剣にウンスが教えるのでヨンはウンザリって顔をしなくなってて。
「こうやって約束すれば、命なんてかけないでいいから」
「わかりました」→素直に返事するヨン
「あ!それからこれも、ハイファイブ(右手を挙げて)。こうやって・・・やってよ~
 こんなに頼んでもやってくれないの?」→可愛くおねだりするウンス
「・・・はぁーっ」→めっちゃ大きいため息のヨン。
仕方なくウンスと同じように手を出したヨン。
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「これは言葉は必要ないの、ただお互いの心でやり取りするのよ。
 (自分の手をヨンの手に合わせてハイタッチ)『頑張って!よくなるから』って言ったの。
 (もう一度ハイタッチして)王様とも絶対やってね」
「・・・」→無言でじーっとウンスを見てるヨン
「何を考えてるの?」
「『この方は今何を考えてるんだ?』と」
で、もう一回ハイファイブしたウンスの手を掴んでさっさと歩くように促すヨン。
「後ろからついてくるのはやめて前を行って下さい、じゃないと守れないから」
「まだ教えたいことがあるのに」→振り返っておねだりするウンス
「やめて下さい、行きましょう」→先へと促すヨン
「あと一個、あと1個だけ」
「いいから、行きましょう」
さっさと先を急ぐヨンですが・・・

二人が到着した村では兵士たちがウロウロしてて・・・ウンスはヨンに聞きます。
「あの人たちは私たちを捕まえようとしてるの?」
「いいえ、地方の軍なので。服装や武器が新しいところを見ると新たに募った兵士たちのようです」
周囲に視線を向けて気にしているヨンをわかってるウンスは口実を作ってあげることに。
「行って調べてきて。私はあの漢方屋さんに行ってるから」
「なぜ?どこかよくないのか?」→途端にウンスが心配になるヨン
「予備の薬草が必要だから・・・あそこに迎えに来てね」
と言ってさっさとお店に行ったウンス。(むむっ マボがすでにウンスを見つけてるし)

ヨンは国が新たに兵士を募集していることを知り、もっと詳細が知りたくて兵士の上官は誰だ?と
聞きますが・・・普通の格好してるヨンに無礼な感じで聞かれたから物々しい雰囲気になっちゃって。
しかも賞金稼ぎたちが自分を見ていることに気づいたヨンはすぐさまその場を離れて。
(ウンスと別行動してるから急いで合流しないといけなくて)

ウンスは漢医に傷口を診てもらい・・・やっぱりこの毒の解毒剤はないと言われて。
「やっぱりないんですね・・・人でなしな奴。また会ったら見てなさいよ」
チャン侍医の推測したとおりでトクフン君が解毒剤を持ってるなんて嘘だとわかったウンス。
で、その先生から鍼灸で痛みをとることはできると聞いて、教えてもらえますか?と頼みます。
「苦しんでるところを見せたくない人がいるので・・・」
解毒剤がないことを今はヨンには黙ってるつもりのウンスかな?(ま、今自分で作ってるし)

ウンスを狙うマボの存在に気づいた賞金稼ぎが「あの女はオレがもらう」と言うものの、即座に
殺されちゃって。(マボはかなりの腕前だねぇ)

ヨンが急いで待ち合わせの場所に向かうとウンスがこっちを向いて手を振ってきて。
深刻な様子のヨンに声は出さずに『どうしたの?なに?なに?』と口パクで聞いてくるウンス。
ヨンはそんなウンスに手を差し出して立たせてあげるとすぐにその場を離れて・・・周囲を警戒して
いる自分をウンスが見つめていることに気づいて・・・安心させるように微笑みを浮かべるヨン。

王の身支度を手伝う王妃ですが、王はそんなことしないで座っててくれと体を気遣って。
王妃は王と子供の安全を祈願しにお寺へ行くつもりだと言い、それなら公務が終わったら自分も
そこに行こうか?と王。
そのほうが祈願の効力があるんじゃないか?っていう王に、王は王の仕事をなさってください、
じゃないと人が笑いますよと王妃は言い、後ろで微笑ましげに笑うチェ尚宮。
王妃の手を握って部屋を出ていく王ですが・・・王妃は少し翳りのある表情で。

王はキチョルに会いに行きます。
ひとまず玉璽をキチョルから取り戻しておこうと思ったらしいのですが・・・屋敷から自由に出ていい
ということを条件に出すとアッサリと出してきて、拍子抜けでちょっと笑っちゃう王。
キチョルは自分が欲しいものはすべて手に入れたし、王になりたければなれた、だけど心の片隅に
黒いかたまりがあってそれがどうしても埋められないんです、そんなときに天から来た方と出会って、
ここ以外に世界があると聞いた、それが極楽でもそうじゃなくてもどうでもいいんです、行かなきゃ
いけないんですとかなり思い詰めてるキチョル。
「そこに行けば心の穴はふさがるのか?」と聞く王に、ダメなんですか?と無邪気に聞くキチョル。
(王にしてみればキチョルは気が触れる一歩手前って印象なのかも)

トクフンはキチョルの関心が天界に行くことしかないからきっと玉璽を渡すだろうと推測します。
自分は本を読んで暮らしてればそれでよかったのにこんなところへ引っ張りだされちゃって。
ここまでしたくはなかったのに、人々が自分を押し出すもんだから・・・とトクフン君。
(最初のほうで手をひいてりゃよかったのに王座に目がくらんだんでしょーが)

王妃はチェ尚宮と女護衛を伴った少人数で参拝に行きます。
で、チェ尚宮が少し目を離したスキに王妃が見えなくなってしまい・・・慌てて周囲を捜してて。
王妃は断事官からの手紙で母親が自分に手紙を託したと聞いてひそかにそれを受け取ろうとしたけど、
それは罠で一室に閉じ込められてしまう王妃。

村からずっと賞金稼ぎに追いかけられているウンスとヨン。
河原に着いたところでヨンはウンスに「ここで動かないでいて」と言います。
ここまで逃げてきてゼエゼエ言ってるウンスは「動きたくない」と返事して。
ヨンがいなくなり・・・隠れてたところから少し顔を出したウンスですが、その拍子に木の枝に
髪飾り(鈴)が引っ掛かって・・・転がっていった髪飾りを追いかけて大きな岩の下にある小さな
石をどけて見つけて取り出したのですが・・・他にも何かに触れて慌てて手を伸ばすウンス。
そこには苔むしたフィルムケースが!!
恐る恐るそのフィルムケースを開けて中の手紙を読むウンス。

ヨンは賞金稼ぎを片づけてウンスのもとへと戻りますが・・・様子がおかしいウンスに気づいて。
「どうした?何かあったのか?」
そっと手にしているフィルムケースを隠すウンス。
「誰か来たのか?」
「・・・いえ」→絞り出すように返事するのがやっとのウンス。
「なら、どうしてそんな顔を?」
「・・・」→何も言わず深呼吸するウンス
「どこか痛いのですか?」
「・・・私を抱きしめて」
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具合の悪そうな顔色のウンスを心配して隣に座ったヨンがウンスの肩を抱いて。
「一体どうした?」
心配するヨンに抱かれながらウンスは後ろを振り返って。
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そこには夢で見た自分の知らない自分がさっきの木の枝に触れ、あのフィルムケースに祈りをこめて
いる光景が浮かんできて。
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『ここに隠した手紙を読んでくれる人は恐らくウンス、あなたでしょ?
 この手紙を読んでいるということは今あの人と一緒にいるってことでしょう?
 あの日のすべてのことを覚えているわ。
 私を見つめる彼のまっすぐな眼差し、彼の暖かい胸・・・そうよ、ウンス。私は未来のあなたよ』
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第18回
トクフンやトクソン、重臣たちが見ている面前でウンスにキスをしたヨン。
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しばらくしてウンスから離れたヨンはウンスがどう思ってるのか心配なのか彼女の顔を伺って・・・
ウンスはなんだかぼんやりしてるし(笑)
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で、ヨンはやっとトクフン君に目を向けて、
「だからこの婚礼はできません」
「こいつは王族の女を汚した!即刻捕えろ!!」
ウンスはヨンが捕まったあとで、どうなるのか心配で見つめ・・・『大丈夫だ』と言いたげに少し
だけヨンは頷いてウンスを安心させて出て行きます。
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外には禁軍を抑えていたウダルチたちがヨンを待っていて。
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今日はここでやめておきましょう、噂にならないようにとトクフン君をなだめたキチョル。
トクフン君とキチョルが去って・・・
ウンスはずっとヨンを見つめ続け、ヨンも振り返ってウンスを見つめてて。

ヒョンゴ村を偽装した兵を伴って襲撃したウムジャとスインですが、一足先に王たちは逃げてて。
山に逃げたかもしれないというウムジャの言葉に従って先を急ぐスイン。
そのころ王と王妃はウダルチたちに警護されて山のほうへ逃げてて。
馬車の中では迫りくる不安におびえた王が王妃を見てて・・・気丈に笑みを浮かべてみせる王妃に
手を差し出して、手をつなぐ二人。

牢の中で身動きがとれないヨンはウロウロ。
そこへアンジェがやってきて「ご苦労さん」と鍵を開けて声をかけます。
すごい騒ぎになってるぞとヨンをからかうアンジェに、お前が信頼できて命令に従うのはどれくらい
いる?と聞くヨン。
ヨンは王がプオン君の私兵に襲撃されていて危険だと教え、盗賊に偽装してて数は3~4百人で王は
逃げてる最中だけど、守ってる部下たちは数がないと。
でもアンジェは返事をしなくて。
いくらオレが指揮官でも上官の命令なしには動けないというアンジェ。
お金をもらって反逆までした奴らをまだ上官と呼ぶのか?と不満なヨンですが、アンジェはそれでも
上官だからとめんどくさいこと言い出して。
で、ヨンはアンジェに王を迎えにいかせてその間にアンジェの上官たちを自分が処理しておくからと
約束してやっとこさアンジェを行かせます。
アンジェが出ていったあとしばらくして牢が開き、ヨンは外へと出て。

馬車が立ち往生し、王と王妃は外へ。
テマンの知らせで敵がもうすぐそこに来ていると知った副隊長、トンマンからの連絡で隠れられる家
が近くにあることを知って・・・このまま逃げれば山の中で挟み撃ちにあうかもしれないからと家の
ほうへと向かうことにして。
「チュソク!」→副隊長チュンソク
「はい」
「10名しかやれない」
「どうぞ行って下さい」
ウダルチに連れられて去っていく王と王妃にお辞儀をするチュソクたち。

トクフン君とキチョルはケンカ中。
キチョルは門がいつ開くかわからないから医仙をよこせと言いますが、医仙を渡すなら王を殺すのが
条件だと言ったじゃないですかと渡すつもりのないトクフン。
(ヨンが勝手にキスしたからウンスに罪を問えないってことでこっちも手出しができないんですよと
 言ってるトクフンですが、単にキチョルと取引する札であるウンスを渡したくないんだよね)
こっちは四百も兵を出して追いかけさせてるし、ヨンは捕まえて牢に入ってるし、これ以上何が望み
なんだ!と怒るキチョル。
私が欲しいものは多いんだよなぁとイヤ~な笑みを浮かべて言うトクフン君。(自分が有利だから)
「私が欲しいのは医仙だけだ。ママはあの方を連れてきたから今まで我慢してやったんだ。
 だから甘えないで下さい。段々我慢するのがイヤになってきたので」
それでも笑みを浮かべるトクフンに、明日医仙を連れていきますからと宣言したキチョル。

トクフンは早速ウンスのところへやってきて。
来るなり自分につかつかと近寄るトクフンに警戒しまくりのウンス。
「話があるならそっちでしましょう、何で近づいてくる・・・」
後ずさりしたウンスは壁にぶつかって止まり、トクフンはなおも近づいてイライラを爆発させてて。
「理解できないな。一体何が気に入らない?私たちが手を組めばこの国を掌握できるのに」
壁に手をついて険しい口調で言うトクフンにウンスも怒って。
「言ったじゃない!お宅は王になれないと」
「どうしてだ?占いの卦がそう出てるのか?」」
逃げようとするウンスを壁に手をついて妨害するトクフン。
「こうしようか、婚礼式に乱入した奴を処刑して、なすすべもなく汚された私の婚約者は心を安らか
 にさせるためにまた婚礼を・・・あっ!!」
ウンスはヨンに教えてもらったとおりに小刀をトクフン君の首に突きつけて(よくやったぞウンス!)
「刀の使い方を教えてもらったの。だけど習ったのはここまでだから・・・」
とトクフンを突き飛ばしたウンス。
で、小刀を両手で突き出して前に立ってるトクフンを威嚇。
「近寄らないで、キライだから」
「そうだな、お前は刀を使えるって聞いていたな」→ヨンが以前言ってましたね
「言いたいこと言ったなら出ていかない?」
椅子に座っちゃったトクフンを脅すウンス。
「解けないことがあるんだ。チェヨン、奴はどうしておとなしく捕まった?あいつの性格か?」
王を優先してきたはずのヨンが宮殿にいるからそれが納得いかないトクフン。
「私が出て行こうか?」
「奴が脱獄した。禁軍に内通者がいて」
「そんなのわかってるわ」
「おい」
「何よ」
「助けてくれ」
「どうかしてるわ、ホント」
不利になると途端に都合よく助けを求めるトクフンに呆れるウンス。
「プオン君はしきりにお前をよこせというが、お前を渡すと私には切り札がない」
「それでどうしろと?」
「お前が逃げてくれ。チェヨンと逃げろ。高麗であいつほどお前を守れる奴はいないから」
この申し出に・・・興味を示したウンスはトクフンの向かい側に座ります。
「お前もプオン君から逃げようという考えがあるんだろう?天の門とか天界とかいう穴が開く前に」
「うん、そうよ」
「10日間隠れればいい。10日後には元から勅書が来る。そして私は高麗の王になれる」
「そうですね」
悪くない取引に興味を示して油断したウンスにいきなりトクフンは左腕にケガさせて。
「あっ!!」
「これは簡単な担保だ」
「何をしたの!?」
「いい毒だ。症状らしきものはないしから心配しなくていい。ただ私が呼んだときにはすぐに
 来てくれないと。そうすれば生きられるというものだ」
またもや毒で今度はウンスを言いなりにしようとするトクフン。
(こいつはほんとに口先と毒しか使えないイヤな奴だよ)

ヨンはウダルチを伴ってチェ尚宮がトクフン君の名前で呼び出した上官たちに会いに行きます。
で、さっさと制圧して「跪くか、斬られるか、どっちか選べ」と迫って・・・

スインとウムジャは立ち往生した馬車に追いついたもののもぬけの殻で。
ウムジャが音功を使って逃げた方角を当てて追跡を再開。
そこで潜んでいたチュソクたちが追っ手を阻もうとするものの・・・ウダルチは全滅で。
瀕死のチュソクがなんとかスインとウムジャを止めようとしたものの・・・壮絶な最期を遂げて。

猟師小屋みたいなところに着いた王たち。
さっきの隊員たちは無事だろうか?と聞く王に「わかりません」とだけ答える副隊長。
王はさっき残った組長のチュソクを覚えていると言います。
(ヨンの伝言を命がけで伝えたチュソクですから)
「ここにいる隊員たちも知ってる、昼夜を問わず一緒にいる者たちだから覚えないはずがない」
「大丈夫です。勇猛なウダルチだとご存じでしょう?」
「チェヨンが大事にしている部下たちだ・・・傷つくことでもあればどんなにか胸が痛むだろうに」
そこへテマンが戻ってきて、突破されてスインとウムジャが向かってると報告します。

それで副隊長はウダルチ最後の作戦を使うときかもしれないと言います。
で、王と王妃に着ている上着を脱いで下さいと言う副隊長に「おい、副隊長」と王。
「隊長は私たちに最後の作戦を使うことを許可しました。
 王を宮殿までお連れしろ、宮殿を掃除して待っていると」
顔を見合わせる王と王妃。
「チョンド」
「はい」
返事をして隊員が一人前に出てきて、王妃の後ろには女性が一人立ちます。
「何をするつもりだ?彼らは私たちの代わりに死ぬというのか?」
そんなの許さない、私が出ていって彼らの頭領と話をする、命をかけて私がやると王が外へ出ようと
しますが・・・
「そうなさるなら私はお二人を強引に引きずって行きます!!」
それしか王を守る手はないのだと譲らない副隊長チュンソク。
で、乙組に残ってしばしの時を稼いでくれと頼み・・・残りは王と王妃をお連れしてチェマルの方へ
行け、(ウムジャに)聞かれないように注意しろと促して。

宮殿のヨンは王が戻るまでに掃除を進めてて。
上官たちがウダルチに捕まったのでその部下たちが救出に来ますが・・・
後ろにいる縛られてる奴ら(上官たち)が王の謀反に加担した奴らだと言います。
で、部下たちはそれぞれ上官たちの空いた地位に上がることになるし、王に忠誠を誓えば罪を問われ
ないと知ってあっさりと抵抗を止めて。
(ま、王への謀反も上が動いたからしょうがなく命令に従うしかなかったってことで)

山中を逃げていく王と王妃たち・・・小屋に残ったウダルチたちに私兵が襲いかかっていて・・・
何度も何度も後ろを振り返りながら逃げる王。(セリフはないんだけどなんかウルッときてしまいます)
そのころアンジェも王たちを捜してて・・・
山中で王と会ったアンジェは王に跪き、ウダルチのチェヨンが自分を王の迎えにつかわしたと言います。
隊長の名前が出て途端に笑顔になるテマンとトンマン、副隊長もホッとしてて。

夜になって。
ウダルチの隊員から何やら報告を受けたヨンはそちらのほうへと向かいます。
でもやがて駆け出して・・・(撮影用のレールが見切れちゃってますねー)

隊員の連絡はウンスが典医寺に戻ってきたというもので、ウンスを見た途端に抱きしめるヨン。
(会いたくてたまらなくって走っちゃったわけで・・・)
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やがて抱擁をといたヨンは「大丈夫ですか?」とウンスを心配します。
で、ウンスは無言でこくんこくんと頷いて。(全然大丈夫じゃないんだけど・・・)
「どうなってるんですか?あいつがなぜ急に解放してくれたんですか?またなにか取引をしたという
 ことですか?一体何をしろと・・・」
「離してくれと泣いたから」
「泣いた?」
「うん」→笑顔でヨンを安心させるように嘘をつくウンス。
「それで解放したと?泣いて?」
納得しきってないヨンはなおも問い質そうとしますが・・・
「イムジャ」
「一緒にいたくて来たんだから、ただ『よく来た』それでいいのに。会うなり問い質して、怒って」
「・・・一日中気が気じゃなかったんです。すごく心配になって」
トクフンがただでウンスを解放するとは到底思えないけど、ウンスがそういうのなら自分が心配しすぎ
たせいだと申し訳なさそうに言うヨン。
「行かなきゃいけないんでしょ?」
「え?」
「王様が無事に着いたって。お迎えに行かなきゃね」
「あ・・・ええ。(笑顔をみせながら)無事でいらっしゃいました。ここにいらっしゃるんですよね?」
「・・・」→コクンコクンと頷くウンス。
「会いに来ます」
「行って。話は後でしよう」
「ええ」
「ただ・・・会いたかったの」
「ええ」
行きかけて・・・振り向いたヨンに笑顔を見せて送るウンス。
ヨンが去ったあとで・・・浮かない顔になるウンス。あとでヨンが毒のことを知ったらどんなに傷つく
のかもわかってるけど、今は打ち明けられなくて。

スインとウムジャが戻ってきて・・・殺したのは王と王妃じゃなかったと報告しますが、ありゃまって
感じのキチョル。
(王と王妃の顔なんて見たことないスインたちだけど、手を触ったら二人とも剣の使い手だったと
 いうことから違うかったと報告してて)
どうも最近のキチョルの関心は医仙のみであとのことはちょっとおざなり。
本当に天界に行くつもりですか?とウムジャはうんざり気味なのに、キチョルはなんで行きたがらない
のか理解できず。この話になるとヤンサもスインもあ~あって顔してて。
一緒に連れていく兵士は12名じゃ不安だから24名にしようとヤンサに言うものの、兵士たちが
行きたがらないので難しいと言いにくそうに答えるヤンサ。
「なんでだ!?空飛ぶ馬車(飛行機)を見てみたくないのか!?」
とキチョルは怖気づく人たちが理解できなくて。

トクフンはキチョルへの切り札である遺物を王の執務室の床下に隠して。
王が生きてるなら自分はキチョルのところへ行く、なるべく早く戻るからとチョンベに言ってる所に
ヨンがやってきて。
脱獄した奴を逃がすなというトクフンですが、ヨンは陰謀や教唆などいろいろなことで王があなたを
訊問したいから捕縛して待機させろという王命ですと言います。
で、禁軍はそれに従ってトクフンを剣で包囲し・・・はははと乾いた笑いを出すトクフン。

王たちが無事帰還し、チェ尚宮やヨン、トルベたちウダルチが出迎えますが、固い表情のままの一同。
「隊長」
「はい、チョナ」
「すまない」
それだけ言って少し先で待っていた王妃とともに歩いていく王を見ていたヨンですが・・・
「ウダルチ甲組の10名、乙組の10名、全員。そのほかに4名。あわせて24名。死亡しました」
副隊長の報告に・・・トルベ、テマン、トンマンたちは仲間の死に悲嘆の表情で。
以前チュソクに「自分のせいで死んだら先に言っておく『すまない』」と言ったことを思い出すヨン。
「・・・ご苦労だった」
やっとその言葉をかけたあと、一人で去っていくヨン。

ウンスは毒を刺されたところをチャン侍医に診てもらってて。
血膿の形状からチャン侍医は日本にいる虫を使った毒ではないかとウンスに言います。
虫の毒なら抗生物質を使えばいいみたいだけど・・・とウンス。
自分の世界なら簡単に手に入れられる薬だし、毒性テストをすれば何の毒かも簡単にわかるだろうと。
最初の症状はこんな風に傷として現れる程度で他の症状はない、けれどひとたび発熱が始まれば7日
で死に至るというチャン侍医。
発熱するまではおよそ1ヶ月の潜伏期間だというチャン侍医に、ウンスはトクフン君が解毒剤が
欲しければ来いと言ったことを話しますが・・・
「自分は毒を使う人の言葉を信用しません」
と断言するチャン侍医。
「じゃあ、どうしよう」
「解毒剤を作ってみます」
「作れるかしら?」
「やってみます。やってみないとわかりません・・・隊長には言わないのですか?」
「今は言えないわ。そうでなくても落ち込んでるから」
ウンスもチャン侍医もトギもウダルチ隊員たちの戦死を聞いているらしく、こんな状況で言えないと
いうウンスに何も言わないチャン侍医。
「来ると言ったけど・・・遅いわ」
独り言をつぶやくウンス。

夜遅く。ヨンは一人で部屋にいて。
王がウダルチの宿舎までやってきて、隊員たちが祀られた祭壇に手を合わせてヨンに話しかけます。
夕方からずっと待っていたのにここで何をしているのだ?と聞かれたヨンは「座っていました」と
答えて。
「あなたが可愛がっていた部下たちが命を投げ出して私が戻ってきたのだ。
 戻ってきた代償を払わなくては・・・行きましょう」
と謀反を起こした者たちへの処置を行おうと言う王。
「私のせいです」
「誰のせいなのか問い質すのか?」
「私のせいです」
「おい、隊長」
「私がいるべき場所にいられませんでした。前もそうでした。チョ・イルシンの攻撃について
 わかっていながら対処できず、今回も獄に半日ほどつながれて時を無駄にしました。
 (イルシンの攻撃で)王は宮殿を出なければならず、(王を宮殿に戻そうとして)部下たちが
 ・・・死にました」
王は何と言っていいのかわからず・・・ヨンの近くに座ります。
「いつかお尋ねになりましたよね?順番はどうなっているのかと」
「そうだ、私がそう聞いた」
「いつも・・・あの方が一番でした。この国高麗への忠誠というものがよくわかりません。王」
「それで?」
「こんな思いを持ち始めた私を王のウダルチ隊長として置くのは危険です」
「それで?」
「(自分を)放して下さい」
国への忠誠よりもウンスを優先させている自分は隊長としてふさわしくないから辞めさせてくれという
ヨンに、王は立ち上がって明日の会議にでてくれと言います。そこでトクフン君とトクソン君について
決定しようと思うからと。まずはそこまでだと言い残して去っていきます。

典医寺でウンスはカレンダーを作ってるのかな?
見た感じでは天の門が開くまで、あと3週間とちょっと残ってて・・・
顔を上げたウンスは入口にヨンが立ってることに気づいて声をかけます。
「いつきたの?」
無言で歩み寄ってくるヨン。
「ビールでも飲む?って言いたいけどないからお茶でも飲む?」
「・・・」→無言でウンスを見つめるヨン
「座って」
「じゃあ」
やっと座ったヨンは話を始めます。
「トクフン君は今牢獄にいます」
「ああ・・・」
「あと一日か二日時間があればあいつを牢に入れられて、イムジャの婚姻話も放っておいたのですが。
 あんなに早く事が進むとは思いませんでした。だから・・・」
(どうやら突然みんなが見てる前でキスしたことを謝ろうとしているヨン)
ウンスはその気配を察したのか、紙に何かを書きながら話を始めます。
「トクフン君、あの人が言ったわ。遅くとも10日後には元からなにか来るって。そうすれば自分が
 王になれると」
「10日?」
「だからそれまで隠れてろって。プオン君に見つかるなって」
「それで隠れたのがここですか?」
「見つかったら守ってもらわないとね、誰かに。・・・ウダルチ隊員の話を聞いたわ」
「・・・」→目を伏せるヨン
「心が痛んで苦しくて、どこかにこもってご飯も食べずに一人でいたんでしょ?」
「・・・」
「これはある映画に出てきたんだけど・・・」
とさっき自分が書いた紙を見せるウンス。
「これは天界の文字でどういう意味かっていうと『大丈夫よ』」
で、次の紙を見せるのですが・・・言ってることと紙に書いてあることが違ってて。
(以下は『』が紙に書いてあることです)
「心配しないで『そばにいるね』」
「全部よくなるわ『その日まで』」
「そうでしょ?『そうしてもいい?』」
「ええ」
ヨンはウンスが口にしたまま書いてあると思ってそう返事して、立ち上がって行こうとしますが
振り返って。
「プオン君は天の門がいつ開くと思ってますか?」
「二か月後だと言ったけど信じてないわ。多分私を見つけたら連れて行こうとして天の門の前で待つ
 つもりよ」
「それじゃ先に奴の手を縛ります。いくつか片づける間だけ待ってて下さい。その間は私がここに
 いながら守ります。そして遅れないよう・・・私がお連れします。天の門へ」
ヨンにそう言われて・・・ウンスはヨンを見つめながらも返事をしないでうつむきがちに頷いて。
彼が出ていったあと、ウンスが先ほど書いた紙の上に落ちるのは・・・ウンスの涙。

トクソン君は牢獄にいるトクフンに会いにきて、医仙はどこにいる?と詰め寄りますが・・・
とぼけるトクフン。
天の門が開くまであんまり時間はないみたいですねと余裕しゃくしゃく。
でも元の勅書が届くまであと二日か三日ほどだと聞くと、それまでにここを出たいと言います。
ここは囲碁も本もないしとボヤくトクフンに、自分が持ってた金を使って軍を掌握してたはずなのに
こうも簡単に奪われるとは!と怒るトクソン君。
それは自分も反省してる、次はもっと効果的に買収しなきゃと懲りないトクフン君。

王妃は王が宮殿に戻ってからよく眠れてないと心配してて・・・いっそ戻ってこないほうがよかった
とさえ言います。(ヒョンゴ村ではよく眠れていた王だけに)
私はこの宮殿が嫌いだとさえ発言する王妃。
で、王が一人で悩んでいるところへ行って、もう寝所に戻りましょうと声をかけて。
考えごとをしていたという王に、自分にもその悩みを共有させてくれと頼む王妃。
どうやら王は元との戦争も視野に入れてトクソン君たちの処分を考えているようで・・・そうなると
王妃の国と戦うことになると言いますが・・・
「かつての国です」
「いまやこの高麗が王妃の国という意味か?」
「お許し下さい。私にとって国というものはさほど重要ではありません。私は私の夫が毎晩安らかに
 眠ることができるならそれで十分なのです」
「ウダルチのチェヨンと似たようなことをおっしゃる・・・彼もこう言いました。
 心の赴くままに行くと」

ヨンは元からの使者に警戒してて。
スリバンに念押ししろ、決して逃がすなとトルベに指示します。
元から勅書を持ってくる使臣だからケギョンに入ったら(捕まえることは)難しいとヨンは言います。
「見つけたら?」
「生かすな」
王を守るウダルチらしい決断で・・・

王はトクソン君やイクチェたち重臣がいる前で、禁軍で反乱に加担した上官たちは処分してその空席
はもう埋めたと言います。
で、二つ目にはトクソン君が作った政治局を通じて国家の収入がトクソン君に流れているという密告が
あったから帳簿を調べなおしてくれと。
そして三つ目に、宮殿に戻る際に盗賊に襲撃されたけどその盗賊はトクソン君の私兵だったようだと
王が言います。

しらばっくれてうちの私兵がそんなことしてるなら調べてみましょうといいますが・・・そんな手間は
取らせません。お屋敷に戻る兵士たちを小道をすべて閉鎖してとらえていますからとヨンが答えて。
王はすべての疑いが晴れるまでトクソン君を自宅謹慎にすると言い渡し、驚くトクソン君。
自宅謹慎がイヤなら牢獄がいいですか?と王が聞きますが、自分は行かなきゃいけないところがある
からと立ち上がろうとしますがそれを制止するヨン。

ウンスは自分宛てに残された手紙を調べてて。(またもや髪の毛はボサボサ)
もしかしたらまだ何か記されているのではないかと日に当てたり、ろうそくの火であぶったりとして
ますが・・・何も見つからず。
イスに座ったまま「あ~チンチャ!!」と後ろにのけぞった勢いでイスが倒れそうになって!!
「あっ!」
それを支えて戻したヨン。
「続けて下さい」
そう言って窓際にあるイスに座って足をその出窓にかけて本を開いたヨン。
ウンスはその様子をぼんやり見てたのですが・・・慌てて立ち上がり、ヨンの足首を掴んでおろして!
(ヨンの足のすぐ先に壺がたくさんあって、それを守ろうとしたウンス)
少しキョトンとしたものの本に目を落とすヨン。
「・・・本も読めるの?」
自分のしたことをごまかすために質問するウンス。
「読めます」
「ところでここで何をしてるの?」
「守りに来ました。トクソン君は今気が立ってるから、ここにいることが知られたら何をされるか
 わかりません」
「私がズルズル引きずられていくとか?じゃあまた助けに来てくれたらいいわ。私が今何をしている
 のかというとチャンビン先生と賭けをしてるの。解毒剤を誰が最初に作れるかって。
 今これらの病原菌を培養して抗生剤を作ろうとしてるのよ。傷口の菌にひとつずついろんなものを
 混ぜて・・・」
ウンスの説明を聞いていたヨンがおもむろに立ち上がり、ウンスの腕を掴んで鏡の前に連れて行って。
「髪をなんとか」→ボサボサで見かねて鏡の前に連れていってその状態を見せたヨン
「髪がなによ?」→別に気にしてないから髪がどうかした?とウンス
で、鏡越しに見たウンスの左手首に包帯が巻いてあるのを見つけたヨンがウンスの手首を掴んで。
「これはどうした?」
「あ、これはただ・・・」
言いにくそうにしてるし、自分の視線は避けるし、掴まれてる手を離そうとしてるウンスを怪しんで
さっさと包帯を解くヨン。
小さかった血膿がいつの間にか広がってて。
「これは何ですか?」
「これは・・・だから・・・」
「これは外敵(倭寇)たちが使う毒の傷に似ているが・・・」
で、さっきのウンスの解毒剤の話をすぐに思い出したヨン。
「今この解毒剤を作っているのか?」
「・・・」→仕方なく頷くウンス
「誰だ?トクフン君、あいつか!?あなたにこんなことしておいて解放したのか?」
「うっかりやられてしまって」
「どうして!!言ってくれなかったんですか?」
「この毒はすぐに症状が出ないの・・・それで解毒剤を作ってるから・・・」
「オレはまだ及ばないのですか?」
「・・・」
「こんな話をする必要もないぐらい・・・オレは(あなたにとって)遠い存在ですか?」
ウンスが黙ってたことにショックを受けるヨン。
「そうやって怒るから・・・」→言えなかったといいたいウンス
「オレがなぜ怒るのかわからないのか?!」
「教えたらまたあいつのところへ行って、また何か言うこと聞かされるから。まえは玉璽を奪って、
 今回は何をさせられるか。あなたはその間何度も私のせいで頭を下げて(命じられたままに動き)、
 捕まったのをわかってる?あなたはそんなことしてはいけない人なのに・・・」
掴んでいたウンスの手を離すヨン。
「それで・・・遠ざけると?」
ヨンはそれ以上何も言わず部屋から出て行き、「待って・・・待って!」と呼び止めるウンス。
立ち止まったヨンの背中に走り寄ったウンスはヨンの上着を掴んで。
18_010.png
「振り向かないで。ただ聞いて・・・一つだけ聞かせて・・・私・・・行かないでも?残ってもいい?」
驚いたヨンが振り向こうとしますがそれを止めるウンス。
「だめ?」
「毒を盛られてるのに・・・(なぜ今)そんな話が出るのか?」
(今じゃなかったら少しは喜べたかもしれないヨン)
「じゃあ、こう聞くわ。残った日、一日一日、私は思うままに愛するわ。
 あなたは(私が去った)後で全部忘れられる?」
泣きじゃくりながら話を続けるウンス。
「・・・」
「命を無駄にしないで、眠りに逃げたりせず、そうしないで全部忘れられる?」
「忘れろと?」
「そうすると約束して」
ヨンの背中に頬を寄せて泣き続けるウンスに・・・ヨンも振り返ることができず、いろんな思いが
交錯して・・・
18_011.png

チホとシユルはヨンから命じられたとおりに元の使臣を襲撃しますが・・・かなり手ごわい相手のよう
でチホが危ないところろをシユルが救い、逃げる二人。

トクソン君は屋敷に軟禁状態でイライラがMAX。

王はトクフン君を自分の部屋に呼び、あなたにとってこの国よりも大切なもの、あるいは人はいるの
ですか?と質問します。
「あります」
「なんですか?」
「自分自身です」
「それはよかった」
「満足いく答えだったでしょうか?」
「満足です。少なくとも叔父上よりは私のほうが王になるにふさわしいようです。
 トクフン君を宮殿の外へ送って差し上げろ」
傍にいた副隊長チュンソクに命じた王。
「解放してくれるのですか?」
「行って下さい」
そう言われて満足げに部屋を出ていこうとしたトクフンですが、ヨンが入ってきて。
(ヨンは王が尋問していると知ってここまで来たんですね)

ヨンは医仙に毒を盛ったことについてトクフンに罪を問いたいとお願いするものの、王はダメだと即答。
「チョナ、こいつは医仙にまた毒を使いました」
「そうなのですか?」→驚いてトクフンに聞く王
「否認します」
とぼけるトクフンに険しい顔で一歩近づいたヨンに「隊長」と声をかけて制止する王。
こうするのは理由があるからだと説明し、トクフンを退出させて。

「理由をお伺いします」
そう迫るヨンに、王はトクフン君が元に書簡を送って、皇帝の断事官がケギョンに来ている。
そいつはトクフン君を高麗の王にするという勅書を持っているから、今トクフン君が害をこうむれば
明らかな戦争の口火になると。
「だから・・・」
罪を問えず自由の身にするしかないという自分の決断をわかってくれと言いたい王に、
「わかりました」
とお辞儀をして出ていくヨン。
(ウンス一人のために戦争を始めるわけにはいかない、頭ではそうわかってても彼女を苦しめて、
 今また命の危機にさらした奴が平然と野放しになってることが腹立たしいよね)

元の使者が本当に馬車に乗ってるのか怪しむスリバンたち。

トクフンはウキウキして宮殿を出ようとしたものの、トクソン君から「トクフンを連れて来い!!」と
言われたスインとウムジャがちょうど禁軍とモメてるところに出くわして慌てて逃げて(笑)
でもこのトクフンを助けたのはどうやら元の使者のようで・・・

その使者の手先?は手紙を典医寺に置いていきます。
手紙の宛先はウンスで・・・それを訪ねてきたヨンがついでに預かります。
で、抗生物質を作ってるウンスの傍に行って「怪しい奴が外に置いて行った」と渡します。
漢字が読めないから読んでとお願いされてヨンが代わりに封を開けて読んで。
「ラブレターだったら返事も代わりに書いてもらわなきゃいけないわね」と冗談言ってるウンスに
何の反応もしないヨン。
「何て書いてあるの?」
「イムジャ」
顔を上げたヨンは深刻な表情で。
「どうしたの?」
「逃げなきゃいけないようです」
「?」
「元の使者が医仙を欲しいと。連れて行きたいと・・・元へ」

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