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<8>最後の手紙

瑠可はシェアハウスを出る決心をし、不動産屋に引越し先の部屋を見せてもらう。
その部屋には半年ほど住んで、海外に行く予定だと不動産屋の営業に話す瑠可。

美知留はヘアメイクの仕事を教えてもらうお礼にとタケルと自分の分のお弁当を用意する。
エリはそんな美知留を見て、二人の仲はどうなってるんだろ?と不思議に思う。

タケルは美知留に告白されてから、美知留にぎこちない態度をとってしまう。
「この前のことは気にしないで。
 あたしはただタケルくんが辛かったり淋しかったりした時に傍にいたいって思っただけ。
 特別なこと期待してるわけじゃないから」
と言う美知留に、「ありがとう」とやっと笑うタケル。

家では美知留がタケルのアシスタントになる話をシェアハウスの皆にする。
「よかったね美知留。これからは仕事でつらいことがあったりしてもタケルに相談できる」
と祝福する瑠可に、エリが「そういえば瑠可は林田さんとはどうなってるの?」と聞く。
瑠可は(林田は)若い人たちとは話が合わないと言ってたからここには来ないとごまかす。

その時シェアハウスにあの子供(直也くん?)が訪ねてくる。
「美知留って人にこれ」と手紙を渡しているところに瑠可が居合わせる。
それは宗佑からの手紙で、自分がケガをして入院していること、美知留に会いにきて
欲しいという内容だった。
「罠に決まってる。美知留に渡すことないよ」とエリにクギをさして、立ち去る瑠可。

気になったエリは病院に行き、宗佑が本当に入院していることを確かめる。
足もケガして思うように動けない宗佑にエリは
「力でしか女の子を引き止めておけない奴だね」
と宗佑に言い放つ。
そして直也が持ってきた手紙を返して、病室を出ていこうとするエリを引き止める宗佑。
ベット脇の引き出しに美知留に宛てた手紙がたくさん入っており、それを渡して欲しいと
エリに頼む宗佑。

「渡してくれる?君は優しいから(僕の頼みを断れないはず)」と言われたエリ。
「アンタみたいな男大嫌い!一人よがりで押し付けがましくて好きだ好きだって
 いうけど自分を可愛がって欲しいだけでしょ!甘ったれで自己愛の塊じゃない!」
となじるが、宗佑は
「何とでも言えよ。でも僕は美知留を愛してる。いつまでも」と淡々と言い返す。

瑠可は誰も知らない場所で生活を始めたい、落ち着いたら海外に行って手術を受けたい
と医者に話す。
性同一性障害だと診断を下したわけではないのでその結論は早いのではという医者に
「苦しいんです。大声で叫びたいほど苦しいんです。
 でも今カミングアウトすることは全てを壊すことになるから」と限界だと語る瑠可。

エリは結局大量の手紙を預かってきてしまったけど、美知留にはやっぱり渡せないので
部屋でそれを読んでいると、オグラが温泉に行こうとエリを誘いに部屋に入ってくる。

そしてオグラがエリが読んでいた手紙を気にしていると、あなたにはあたしに嫉妬じみた
ことを言う権利はないんだよと軽くなじる。

空港で奥さんと会っていたことを指摘されてオグラは言い訳に必死。
そのオグラの様子にエリはため息。

病室で遊ぶ直也に(母親が帰ってきているんだから)もう帰りなよと言うけど
「お兄ちゃんが淋しそうだから。一人だと淋しいでしょ?」と言われてしまう。

美知留は偶然本屋であのイジワルな先輩を見かける。
読んでいた本を慌てて本棚に戻して逃げていく先輩を不思議に思った美知留は彼女が
戻した本を見る。それはDVに関する本だったので驚く美知留。

エリは温泉の情報を検索するために瑠可のノートPCを無断で借りて、性同一性障害の
サイトが表示されていることに驚く。(その時机の上にあった本を一冊落としてしまう)

エリは自分が見たサイトについてタケルに相談する。
「瑠可がそうかもって思ったことない?」
と聞くエリに自分はそう思ったことはないととぼけるタケル。
そんなタケルの言葉にエリも自分の思い違いだったかもしれないと自分を納得させる。

タケルに美知留のことはどう思ってるのと聞き「友だちだよ」と答えるタケルの言葉には
納得ができないエリ。

「あたしはダメで美知留がOKなら、あたし的には(女として)ちょっとショックだ」
というエリに「そんなことないよ」というタケルの答えにそれはどういう意味かとエリは
聞くが、笑ってごまかすタケル。

瑠可は帰宅して誰かが自分のパソコンを開いた形跡があったことで動揺する。
ちょうどリビングにいたオグラに聞き、エリが使ったとオグラが謝る。
エリが帰ってきてもパソコンのことについて聞くに聞けない瑠可。
シェアハウスの郵便物を持って入ってきたタケルは、瑠可宛ての郵便に不動産屋からの
書類があるのを見つけて瑠可に尋ねる。

「バイクの練習場に近い所に引っ越すつもり」と言う引越しの理由に納得できないタケル。

タケルは瑠可がシェアハウスを出ていくと知って、仕事もあまり手に付かない様子。
悩む様子のタケルに、美知留は何か(悩みが)あるなら言って欲しいと言う。
「瑠可が家を出ていくんだ。一人暮らしするんだって・・・」

タケルの言葉に、どうして?と驚く美知留。
「オレにもわからない」とタケルはつぶやくようにそう答えるだけで・・・

瑠可とエリは宗佑からの手紙を美知留には黙って処分しようとする。
「絶対の愛なんて信じない、だからずっと愛してなんて相手には言わない。
 でも、手紙を読んでると絶対変わらない愛ってのがあるような気がしてくる」
と言うエリに、瑠可は優しい口調で話す。
「バカだなぁ、エリ。自分が苦しいからって好きだ好きだっていう気持ちを
 こんな風に叫び散らすのって愛だと思う?
 時には自分の気持ちを抑えて、相手のために引けるのが愛だと思う」
そして二人は宗佑の手紙を全部燃やしてしまう。

無理に退院しようとする宗佑を「まだ退院はできませんよ」と明るくたしなめる看護婦。

家に入った瑠可とエリ。そこへ美知留が帰ってきて「家を出るって本当なの?」
と瑠可に確かめる。何も知らなかったエリはホントに?と驚き、そんな二人に瑠可は
「もう契約してきた。あさって引っ越す」と答える。
みんなで仲良く暮らしてきたじゃないと泣きそうな美知留に瑠可は
「そういうの飽きたんだ。人と合わせるのが面倒になったんだ」と答える。

瑠可がいないと心細いと訴える美知留に、タケルがいるしエリもいるから大丈夫だよと
うけあう瑠可。
「大丈夫じゃないよ」となおも言う美知留に瑠可は感情を爆発させて
「大丈夫になってもらわないと困るんだよ!アンタの面倒一生見きれないんだから」
と言い捨てて部屋に行ってしまう。

夜眠れない美知留がリビングに行くと瑠可のカップを拭きながらボンヤリしている
タケルがいた。

美知留はタケルの様子から、彼は瑠可を好きなんじゃないかと思い
「もしかして瑠可のこと・・・?なんだ、そうなんだ。
 じゃあ、あたしあんなこと言わなきゃよかった」と明るく言う。

好きになってもいい?なんて自分が言ったから困ったでしょ?と聞く美知留に
「困りはしないよ。美知留ちゃんが優しい気持ちで言ってくれたのはわかってるから。
 それに瑠可の気持ちはオレにはないし・・・」
「なんで瑠可は行っちゃうんだろうね。どうして一人になろうとするんだろ?」
という美知留の問いに、答えることが出来ないタケル。

次の日。
引越しの準備をする瑠可に「今夜は送別会だな」と明るく言うオグラとエリ。
タケルと美知留は複雑な表情で・・・

仕事が終わり、瑠可の送別会の準備をしに帰る美知留。タケルは林田を訪ねて行き
引越しのことについて聞くけど、林田は引越しのことを知らなかった。

スランプだと瑠可が言っていたのもウソで、最近はいいタイムが出ているという林田。
ただ悩んでいるとしたらアレかな?という林田から、タケルは初めて瑠可が中傷のビラを
まかれていたことを知る(林田はビラの内容までは語らず)

悩みを内に抱え込むタイプだからと他人事のように言う林田につきあってるんじゃ?
と思わず聞いてしまうタケル。
で、林田は慌てて「お・・・ああ、そうだったな」と笑ってごまかす。

タケルは帰ろうとして、モトクロス場のゴミ箱のそばに捨てられていた例のビラを発見。
瑠可が一人でこの件で悩み、誰にも相談できなかったことを知ってしまったタケル。

買い物から帰った美知留は瑠可の荷物がトラックに積みこまれていくのを見て
「今日荷物運んじゃうんだ?」と瑠可に聞く。
「うん。あたしも(荷物と一緒に)今日出てくよ」
と本当は誰にも気づかれずに出て行くつもりだったと話す瑠可。

二人は再会したときに行った思い出の場所へ。(美知留が雨の中で泣いていた場所)
「瑠可の言った通り、あたしも一人でやっていけるようになる」と瑠可に言う美知留。
「二度とあいつのところへ戻っちゃダメだよ。タケルだっているし」
という瑠可の言葉に、微妙な表情の美知留。

タケルが家に帰ると誰もいなくて、瑠可のカップも荷物もなくなっていた。
そして机の上にはタケル宛ての手紙が・・・

手紙の内容は、半年ほどしたら海外へ行き、ある手術を受けようと思っていること。
タケルにだけは本当のことを伝えておきたいと。

「あたしはね、本当のアタシは・・・・」
手紙を読んで家を飛び出すタケル。

「タケルありがとう。好きだって言ってもらえて嬉しかったよ。
 あの時打ち明けておけばよかったんだけど勇気がなくて言えなかったんだ。
 好きだなんて言われてビックリした。でもその分だけ欲が出た。
 タケルに幻滅されたくなかった。面と向かっていうのはやっぱり怖い。
 だから手紙に書くことにした。あたしは今まで人に自分を偽って接してきた。
 タケルは、タケルはあたしを好きだって言ってくれた初めての人だから。
 あたしに心を開いてくれた人だから。だからあなたに嘘はつけない。
 タケル、あたしはね・・・本当の私は・・・」

別れを惜しんで、駅まで送ろうとする美知留だが感傷的になるからと断る瑠可。
「じゃあね、美知留」
「うん、がんばってね」
手をさしだす美知留の手をギュっと握り返し、離す瑠可。
笑顔で瑠可は去って行こうとしたところにタケルがやって来る。

「瑠可!行くな瑠可!手紙は読んだ。(瑠可の)気持ちはわかった。
 なんでオレ(の気持ち)には応えられないって言ったのかも。
 でも、それでもオレは、オレは瑠可が好きだ! 
 人間としてか女としてかどっちだなんて聞くなよ。
 オレにだってよくわかんないんだから。
 でもオレは瑠可を支えたい!
 瑠可がどんな風に変わっていくとしても、それをそばで見続けたいんだよ!
 瑠可を見失いたくないんだよ!」

そう告白したタケルは、泣いている瑠可をギュッと抱きしめる。
そんな二人を見つめる美知留。

美知留
『私はその時一つの愛が生まれるのを見たんだと思ってた。
 瑠可、私はあなたのことを知らなかった。こんなにも大切なあなたのことを』

看護婦が病室に入ると宗佑は病院を抜け出していて・・・

<つづく>
------------------------------
感想コメント

やっと瑠可のつらい心情を理解してくれるタケルという人を得てハッピーになったところ
ですが、どうやら次回はかなりヘビーな内容になりそうで・・・
(宗佑がタケルにかなりヒドイ暴力を振るっていたみたいで、気になります)

美知留はタケルが瑠可を好きなことは知ってるのに、どうやら次回では瑠可を支えようと
するタケルにますます気持ちを持っていかれてしまって宗佑の暴走を誘発してしまう
みたいですね(美知留が悪いわけじゃないのに)

今回は内容が盛りだくさんだったのか、オープニングの歌がかなりカットされてました。
放送は残すところあと3回。
タケルには幸せになって欲しいなぁ
(タケルのトラウマの理由も今の段階ではあまり詳しく語られていないのでこの部分も
 そろそろ明らかになるかな?)

展開もスピードアップしそうで目が離せないです。

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<7>残酷な現実

タケルに「君が好きだ、君のことだ好きだ」と告白された瑠可。
何でも安心して打ち明けて欲しい。俺は君の味方だからというタケルに瑠可は
「ゴメン。タケルの気持ちには応えられない。あたし・・・」
タケルは他に好きな人がいるからと断る瑠可の答えを半ば予測していた様子。

結局瑠可が打ち明けたかった自分の秘密について、タケルには話せなくて
「美知留に優しくしてやって欲しい、好きになってやって」と頼む。

美知留は寂しがり屋だからタケルが支えてやってと。

二人で家の前まで帰ってきてから瑠可はタケルに
「あたしたちこれまで通りだよな?今まで通りつきあえるよな?」と念を押す。
タケルが「うん」と答えると安心したようにドアを開けて家に入る瑠可。

エリが福引に当たって動物公園のタダ券を6枚もらったのでみんなで行こうと提案。
乗り気な瑠可に安心する美知留。

タケル
『君の傍にいようと思うなら、君の重荷になっちゃいけない。
 傷ついた顔を君に見せちゃいけない。瑠可、でも君も同じことを思ってたんだよな』

瑠可はモトクロスの先輩の林田(前に瑠可にキスした男)にある相談をする。

出発の準備をしていたみんなの前に林田を連れてきた瑠可。
そして林田は皆に「このたびめでたくつきあうことになりまして・・・」と挨拶する。
美知留は瑠可がずっと好きだった人が林田だと誤解し、エリは意外だとはしゃぐ。
タケルは何とも言えない表情。

瑠可と林田、エリとオグラが一緒に行動しているので自然と美知留とタケルが一緒に歩く。
みんなの後ろを歩きながらタケルは偶然姉の一家を見かける。

姉の顔を見るなり動けなってしまい、一人離れていくタケルをけげんに思う美知留。
動揺を抑えているタケルを見つけた美知留は向こうのベンチで休もうとタケルの腕に手を
かけるけど美知留にも何だか怯えている様子のタケル。

他の4人は二人がいなくなったことに気づいたが、瑠可は暗に二人がつきあえばいいかも
しれないとタケルと美知留を周りからまとめようとする。

久しぶりにジェットコースターに乗るオグラは子どもみたいにはしゃぎ、そんな彼を
たしなめるエリ。ケータイで写真を撮るオグラに裁判になったときにそれが不倫の証拠に
なったら不利になると言われて慌ててデータを消すオグラ。

瑠可は林田につきあっているフリをして欲しいと頼んでいたらしく、二人になったときに
林田にお礼を言う。

タケルと美知留は先に家に戻っていた。
一緒に先に帰らせてしまった美知留に謝るタケルに
「悩みがあれば言ってね」という美知留だが、タケルは仕事で疲れていただけといい
納得する美知留。

瑠可、エリ、オグラが帰宅して美知留にあるものをプレゼントする。
それは「おかえりmichiru」と書かれたプレートの乗ったケーキだった。
今日は美知留の歓迎会にしようと瑠可が提案したと美知留に教え、喜ぶ美知留。
「あたしね、一人でいるのが怖かった。ここにいていいんだよって言ってくれるひとが
 ずっと欲しくて」

タケルがコーヒーを入れにキッチンへ行くと、林田が瑠可に頼まれたお弁当を買って
遅れて家に入ってくる。
林田のためにコーヒーを入れにキッチンに来た瑠可はタケルのカップを手にとり
「借りるね」とタケルに断って林田にそのカップをもっていく。

瑠可の自分を遠ざけるような行動と昼間の姉との遭遇に眠れないタケル。

瑠可の部屋に美知留がやってきて
「宗佑と話す。別れるって話すね。今だったら言える気がする」と決意を表明する。
会うのは危険だという瑠可に「大丈夫だよ」と言う美知留。
「一人で大丈夫。何でも人にしてもらってるようじゃダメなんだよ。
 あたしが、自分で、きちんとケジメつけないと」
そう話す美知留に瑠可は笑って「そうか」と納得したように笑う。

美知留は宗佑に電話して「宗佑と別れたい」と言う。
「シェアハウスの連中に洗脳されたのか?どうせ他人だから最後には美知留を見捨てる」
という宗佑に少し揺れる美知留だけど
「あたしね、宗佑といると自分がなくなっちゃう。宗佑のことでいっぱいになって
 自分のことを考えられなくなるの」
と話す。宗佑はそれでいいじゃないか、自分も美知留のことで頭が一杯だと言う。

「宗佑はあたしを殴るよね?どうしてなの?あたしを自分の思い通りにしたいから?
 あたしより自分が大事だからなんじゃないの?」
「違うよ。君とひとつになりたいんだ」
「ごめん。あたしもう宗佑が言ってることわかんない。ごめんね」
そしてサヨナラと電話を切る美知留。

瑠可が練習にいくと家に送りつけられた文書と同じ内容の紙が貼られていて、その前に
人だかりがしていた。
誰がやったか見当はついているのか?と林田に聞かれて美知留の元カレがDV野郎で、
自分と美知留の仲を裂いた腹いせでこんなことをしてるんだろうと答える瑠可

「じゃあその紙に書いてあることはみんな嘘なんだな?」と林田に聞かれて
「こんなこと信じるんですか?」と動揺を隠して笑う瑠可。

美知留は偶然イジワルな先輩に出会って通りすがりに
「男と暮らしてるんでしょ?いいよね~それで生活できる人は」
とイヤミを言われる。

エリは職場でオグラに声をかけコンサートに誘うが残業だと断られる。
(何やら後ろめたい顔のオグラ)

宗佑が公園のブランコでボンヤリしているとあの男の子がやってきて
「今日はパンないの?」と聞いてくる。
母親がいつから家にいないのかわからないというその子について家に入った宗佑。
どうやら母親が全く家事をせず、子どもの面倒もみていない様子。
「家にあるものは全部食べちゃった」という子に、「そっか」と小さく答える宗佑。

宗佑は子どもを家に連れて帰りカレーを食べさせてやる。
「お兄ちゃんのお母さんは?」と聞かれて、ずっと前からいないよと答える宗佑。
「結婚してるの?」と聞かれて、してないけど彼女はいたと答える宗佑に
「寂しくない?」と子どもが聞くと
「寂しくないよ、彼女はまた戻ってくるから」と笑顔で答える宗佑。

タケルは瑠可が自分との間に壁を作ったことにショックを受ける。

家に戻ったタケルは無言で家に帰って自分の部屋へ引っ込んでしまった瑠可に
「何があったの?悩みがあるなら言って欲しい。オレは君の友達だろ?」
と聞くけれど、昼間の出来事にショックを受けている瑠可はカバンをドアにぶつけて
「うるっせえんだよ。人の悩みに首突っ込むんじゃねえよ。友だち、友だちって
 人には死んだって言いたくないこともあるんだよ!」
とタケルを拒絶する。(その様子を自分の部屋で聞いている美知留)

タケルはショックを受け自分の部屋に戻る。
そして過去を回想・・・・姉と遊んでいたときのことを。
「タケル、お姉ちゃんがいいことしてあげようか?お父さんにはヒミツだよ」

眠れずリビングに下りたタケルは一人で泣いてる美知留を見つけて、そっと自分の部屋に
戻る。

朝、エリとオグラは3人が微妙な雰囲気なことに戸惑う。
美知留は何かあるなら言ったほうがいい、みんなで解決できることかもしれないからと
瑠可に促すが、瑠可はタケルを見たあとで
「今スランプなんだ。練習でいいタイムが出せないんだ」と言い訳する。
美知留はそれが本当なのかと聞くが、エリは(瑠可は)今までにもそんなことがあった
よねと納得。

エリとオグラは出勤し、瑠可は疲れたといってリビングのソファに寝転がってしまい、
それ以上美知留やタケルに追求をさせないような態度。

美知留は瑠可にも聞こえるように「あたし、宗佑と別れたよ」と言う。
「さよならって言えたんだ?」と聞くタケルに「言えた。ちゃんと別れられた」と美知留。

「瑠可、聞いてる?」と聞くタケルにそっけなく
「うん聞いてる。よかったんじゃない」といい出て行ってしまう瑠可。
タケルは瑠可がケータイを忘れていることに気づくが追いかけていかなかった。

二人で後片付けをしていて「昨日の夜、泣いてたよね?カレのこと思い出して?」
と聞くタケルに「何でもわかっちゃうんだね、タケルくんは」と淋しく笑う美知留。

宗佑のことを考えると絶対に戻れない、懐かしいきれいな場所を思い出してるみたいで
悲しくなると語る美知留。
「変だよね。地獄みたいだったのに」そういう美知留に「わかるよ」と言うタケル。
「わかるの?」
「オレにもそういう経験あるから」
「そういうって?」
「大好きだった人を後で・・・・大嫌いになったことがある。大丈夫だよ。
 きっと少しずつ変わっていく。好きな人もできて、友達もできて紛れていく。
 心に傷があっても自分でなだめられるぐらい小さくなれば・・・・」

そう言って微笑みながら片付けを始めるタケルに寄り添う美知留。

「好きになっても・・・いいかな? タケルくんのこと、好きになってもいいのかな?」
(ケータイを取りに戻った瑠可が寄り添う二人を見てしまう)

タケルはそっと手を・・・美知留の肩に置く。

瑠可は静かに外に出るが玄関の植木鉢を倒してしまい、その音に驚く美知留とタケル。

タケルはソファに落ちていたケータイがなくなっていることに気づき、瑠可が自分たちを
見ていたと知って愕然とする。

美知留
『人と人との絆は本当に儚くて、愛は淡雪みたいに壊れやすい。
 瑠可、あの時私とあなたがいられる時間、あたしの幸せの残り時間は思ったより
 ずっと少なかった』

エリはオグラが妻と楽しげに話しているところをみてしまうが、何も言わず立ち去る。

宗佑と一緒に歩いていた子どもは線路の向こうに母親が男と一緒にいるのを見つけて
「ママ!」と叫びながら遮断機をくぐって母親を追いかけるが転んでしまう。
電車が近づき宗佑が「危ない!」と叫びながら子どもを抱き上げたとき電車が・・・

美知留は家の外に出て植木鉢が割れていることに言い知れぬ不安を感じて・・・

<つづく>
---------------------------
感想コメント

瑠可は宗佑からイヤがらせを受けていることを誰にも相談できずに思い悩む日々。
相談すれば自分の心のこともいずれバレてしまうのを怖れて怯えて、かなり過敏に
なってるので、タケルが親身になろうとしても突っぱねてしまうし、あげくにタケルを
キズつけるような行動までとってしまいます。

ま、瑠可にしてみればそんな目で自分を見られても・・・ってのがあるんでしょうが
タケルはもうかなりショックで。
マグカップのシーンはさすがに気の毒で、「それはないでしょ~」って同情しました。

宗佑の愛情は麻薬みたいにキツくて、日常に戻ってしまえばみんなそれなりに自分の
ことで精一杯なのを感じて寂しくなる美知留。

人は一人で生きられないけど、一人で頑張らなきゃいけない時間もけっこうあるもん
だよといいたくなりますが、寂しがり屋だっていうならしょうがないのかも・・・

今週はとにかくせつないシーンが多かったです(泣)
(タケル目線で見てるから余計そうなんですが・・・)
<8>張り巡らされた罠

ファチョン会に戻ったキハをホゲが訪ねてきます。
太子とは子どもの頃からの友人だったんですねと二人にはそれ以上の関係がないような
ニュアンスで話をしますがキハはアッサリと
「友人ではありません。あの方は私の想い人です。死ぬほど恋焦がれているお方です。
 ずっと前からそうでした」
そう言ってホゲが友人だと思いたい予想を裏切ります。

そしてホゲに朱雀の心臓を差し出して「朱雀の心臓にふさわしい方をお捜し下さい」
と言って守り主を辞退しようとします。
ホゲは「朱雀の守り主とはこれを持てばなれるのですか?」とキハに確認します。
「私は違いました。朱雀もチュシン国も私にとっては取るに足りません。
 何の価値もないのです。こんな私が朱雀の守り主であるはずが・・・」
「では、私を王と呼ばれたのは?本心ではないのですか?」
「あのお方を助けるためなら、あのお方のためなら何でもします。王におなりください
 チュシンと高句麗の王に。そして私を自由にし、あの方の所へ・・・行かせて下さい。
(あなたとは)二度と会うことのないようにします。ひっそりと隠れて暮らします」
とホゲに懇願しますが、ホゲはキハの言葉に自分の存在までも取るに足らないものだと
言われたようなものなので自責の笑みを浮かべて部屋を出ます。

キハは自分がファチョンの兵に厳重に見張られて身動きがとれず、サリャンに頼みごとを
します。

パソンの鍛冶場ではチュムチとその手下たちがヒマを持て余している様子。
そこへサリャンがやってきます。お客だ~とすり寄るパソンですが、チュムチは不穏な
感じのする傘を被った男(サリャン)を見て「姉さん、そこをどけ。そいつは刺客だ」
といいます。
「私をご存知で?」と聞く男(サリャン)に
「いいや、だが血の匂いがプンプンする」と答えるチュムチに、金の入った袋を渡して
「人手が必要だ」という男(サリャン)。その袋を手下に渡してチュムチは
「3つ条件がある。敵の背後は狙わねえ。女子供年寄りには手を出さない。
 気にくわねえツラの奴からは仕事を受けない。まずあんたのツラを拝ませてくれ」
と男(サリャン)に言いますが、チュムチの言うことを無視して
「罪のない人々を救いたい。正午には打ち首になってしまう。昼前に牢を破ってくれ。
 我ら部族ゆえ我らの手で救い出すのがスジだが、表に出られないわけがある。
 そこで最強の傭兵であるお前に頼みたい。やってくれるか?」
で、その話にもしやと思ってパソンが話に割り込んできます。
「なあ、それはもしかしてヨン家のことか?」
と聞きますが返事はしない男(サリャン)

キハに太子の救出を頼まれていたらしいサリャン。
「朝のうちに牢を破ります。チョルロ部族の戦士には別途伝えておきます。
 西北の難民(?)村にいる太子を連れてチョルロ部族に戻れと」
その言葉に太子を救う手段が出来たことで安心したキハは
「ありがとう。恩は忘れない」とサリャンに礼を言います。

チュムチは手下のマンドゥクからヨン家の主が出かけていて、数十人が残っていると
報告を受けます。
「でも大将おかしくないですか?こんな朝に牢破りなんて」
とマンドゥクが言うんですが「バカ、正午前には斬首されるんだぞ」
とチュムチが答えます。

そしてむやみに人を殺さずに気絶させるだけにしろと手下たちに命令するチュムチ。
忍びこむだけでも難しいのに、殺すななんて~とブーイングがあがりますが、ヨン家が
もしかしたら自分たちを(傭兵として)雇うお客になるかもしれないからと商売目的で
殺さないように指示してるんだと説明し、あ~なるほどね!と納得した様子の手下たち。
で、いよいよ突入します。

サリャンはキハの頼みで密かに動いていたことが大長老にバレてしまい叩きのめされます
「それが朱雀のためになるとでも!」と激昂する大長老。

タルビ(ヨン家にいるパソンの知り合い)が重い荷物を持って歩いていると後ろから夫が
やってきて仲良く二人で牢まで行くことに(夫はヨン家の傭兵なのかな?)

ヨン家の牢に侵入したチュムチたちとは別に、サリャンが牢の前にいた番人たちを始末
していき、居合わせたタルビの夫もその刃に倒れます。
牢の中にいた黒軍の兵士たちもスジニも何が起こったのかよくわからない状況。
「お前さん?お前さん!」と夫に駆け寄るタルビを見たサリャンは顔を見られたので
タルビも始末しようと刀を投げますが、スジニがそれを妨害します。

手裏剣みたいなものでなおもタルビを始末しようとするサリャンを再び妨害するスジニ。
にらみ合う二人ですが、そのときチュムチの声がしてサリャンは火を牢の中に投げ入れて
わざとチョルロ部族の紋章を落として
「牢破りだ!牢破りだ~ チョルロ部族が脱獄した」と大声でふれまわります。

スジニは牢に投げ入れられた火を見て動けなくなり、セドゥルがスジニを抱えて脱走。

外ではサリャンの声に集まった兵達に前言を撤回して「殺しても構わん」とばかりに
戦闘するチュムチ。

スジニは表に出て落ち着いたのか
「チキショウ!あいつらよくも目の前で火をつけたな~」と怒り爆発で戦闘に参加。

門を外から閉めて、さてどうやって逃げようかと算段していたチュムチたちの前にパソン
とヒョンゴが乗った馬車が翔けて来ます。
そしてスジニとチョルロ部族のみんなを荷台に載せて逃がしたあと、チュムチたちは
手下たちが逃げるのを手伝ってヨン家から撤退します。

全部お見通しの大長老はキハにプレッシャーをかけます。
「キハ様があの方と呼ばれる男に何かあれば、それはキハ様の責任だとご忠告したはず。
 キハ様はタムドク太子に助け舟を出そうとなさった。私はそれを罠として利用します。
 国王と太子を一網打尽にする罠として・・・。
 タムドク太子は明日の朝昇る太陽を見ることはないでしょう。
 以前聞かれましたね、私が何年生きているのかと?
 想像もつかないほど長い年月です。
 私が覚えているのはただ一つ、火の力を奪われ、愚かにも自ら死を選んだ女カジン。
 あの者のせいで我々がどんな思いで生きてきたことか。
 キハ様、ファチョンの血の人々が再び数千年の間苦しむことをお望みですか? 」
キハは大長老に何も言えないままで・・・

クンネ城の城門が全て封鎖されている状況。
城門さえ通過すれば峠を越えてすぐにタムドクがいる村へいけるということでパソンが
荷台にチョルロ部族の皆を隠して城門を通過する作戦をとります。

スジニはチョルロ部族が出発してヒョンゴとヒョンミョンが噂しているのをボヤ~ンと
聞いていましたが、ヒョンミョンが今回の脱走騒ぎがチョルロ部族のフッケが兵を使って
やらせたと噂が飛び交っていると聞いてそっと家を抜け出します。
(しばらくしてスジニがいないことに気づくヒョンゴとヒョンミョン)

こっそり家を抜け出たスジニですが、チュムチが前に立ちはだかったのでビックリ。
「どこへ行く?お前が捕まると俺達までヤバくなる」
と忠告するチュムチ。太子に会いにいくつもりか?と聞かれてスジニは笑ってごまかし
ますが、図星だったようで・・・チュムチから逃げて後を追って行くスジニ。
「あのじゃじゃ馬には困ったもんだ」とため息のチュムチ。

ヨン家では牢の後片付けをしている兵士があのチョルロ部族の紋章を見つけて・・・

その紋章が出てきたことで、(人質にしているはずだった)チョルロ部族の若者が脱獄
したなら、自分たちの息子が危険だから救いに行かなければと興奮する部族長たち。

王が(自分たちの息子を人質にして)何を望んでいるのか聞かなければ!という部族長に
「それでその望みを聞いて差し上げるのか?」とたきつけるヨン・ガリョ。

「タムドクの即位式に出ても息子達は返してもらえるはずがない、重臣たちの息子を
 人質にとるような人を王と崇めることは出来ない。
 これは王が先に仕掛けてきた戦いですぞ」
と部族長たちをあおります。
で、北側以外の全ての門が部族の兵によって破られてしまい、近衛隊だけでは守ることは
できないとコ・ウチュン将軍は騎馬隊を出すことを進言しますが、ヤン王はこのことで
高句麗の血を流すことは出来ないといいます。

そしてヨン・ガリョが一人でヤン王のもとへやってきます。
(腰巾着のチョ・ジュドも騎馬隊の隊長もコ将軍が足止めしました)

土地も田畑も人も十分に差し上げるので王の座を退けと進言するヨン・ガリョ。
そうすればタムドク太子と長きにわたって親子の情が交わせるでしょうと。

そんなヨン・ガリョに不肖の身で王座を守ってきたのは太子を王座に据える準備をする
ためだったと語るヤン王。
天地神堂まで巻き込んでそんなデタラメをなぜ言うのですかとヨン・ガリョはいいます。

「ヨン・ガリョ最後に言上いたします。私も一人の父親。父の欲は十分わかります。
 しかしチュモン王が建国なさり16人の王が守ってきた高句麗です。
 チュシンの王を待ちわびてきた高句麗でございます。天の御心に逆らってはなりません
 父親の過剰な欲望をお捨て下さい。彼らの怒りが陛下に危害を及ぼしませんかと心配で」
と暗に殺されたくなければ言うことをきくように迫りますが
「天に戻ることなど恐ろしくも何ともない。
 わしが一番恐れるのは自分の使命を果たせずに逝くことだ。
 太子タムドクをなんとしても高句麗の王座に据える。これがわしの使命だ」
とキッパリとそして晴れやかに言いきります。

ヤン王はコ・ウチュン将軍に城を出て欲しいといいます。近衛隊を率いて太子を捜しに
行ってくれと。
ここには数人の兵士だけ置いて、あとはできるだけたくさんの兵をタムドクのもとに
やろうとするヤン王に納得がいかないコ・ウチュン将軍。
「陛下、理由をお伺いしてもよろしいですか?」
「近衛隊はわしではなく高句麗の王を守る軍隊であるな?
 チュシン国が滅びてから二千年が経つ。天はチュシンの王が生まれたと告げられた。
 それがヨン家の息子なのか、タムドクなのかわからん。
 チュシンの王がタムドクならあの子を守って欲しい。
 もしタムドクでないことが判明したら・・・タムドクを、息子を殺して欲しい」
「陛下!」
「王が二人も現われると民衆を苦しめることになる。だからコ将軍はできるだけ多くの
 兵を残して後の世に備えるのだ」
ヤン王の悲壮な想いを汲んだ将軍はひざまずいて
「コ・ウチュン、仰せのとおりにします」と約束します。
そして第二、第三近衛隊を残してあとは城を出るコ・ウチュン将軍
(第三近衛隊の隊長はカクタンです)

チョ・ジュドはそのことを大長老に報告し、サリャンはその報告を受けて姿を消します。

パソンの先導で難なく城門を通過したチョルロ部族の若者たち
馬に乗り換えて先を急ぎますが、ファチョンの軍がそれを追うように城門から出ていき
それを見たパソンはそれが自分の父親を殺した赤装束の集団だと気づきます。
父の敵をとるために慌てて家に戻って刀を持ち出したパソンは先ほど見た集団のこと、
そして父がその集団に殺されたことをヒョンゴやチュムチに説明します。
ヒョンゴはそれがファチョンの軍だと気づいた様子で。

難民村に先に着いたサリャンが率いるファチョンの軍はタムドクを捜しまわります。
タムドクはそれを察して逃げようとしますが、亡くなった子供を抱く母親に手をかけよう
とした兵士を殺して母親を助けます。
死んだ子供の名を聞くタムドクに「ヨンジュです」と力なく答える母親。
亡くなった子供の頭をなでるタムドク。

タムドクは見つかり、戦闘へ。
何とか抗戦しますが多勢なので周りを囲まれてしまい、サリャンの攻撃に逃げ場がなく
なったタムドクを間一髪で馬に乗ったセドゥルたちが助けます。

逃げるセドゥルたちを追うファチョンの兵士達。
そしてスジニが追いつき、弓矢でファチョンの兵士を討って助けます。

ファチョンの軍が来る前に少しでも遠くへ逃げたいのに、誰かを待つ様子のタムドク。
で、みんなも仕方なく野営しますが、馬の蹄が近づいてくる音がします。

タルグ(フッケの次男)は迎え討ってやりましょうといいますが、タムドクは一度に
出てしまえば包囲されてしまうので自分が囮になるといいます。
それでは殿下が危険すぎるので、全員がタムドクと見せかけるようにしましょうと
セドゥルが提案します。

追ってきたサリャンの軍はセドゥルの作戦が成功してうまく脱出できます。

峠を越えれば明日の夜には我々の領地に着けるというセドゥルですが、タムドクは
クンネ城に戻ると言い出します。その言葉に慌てるスジニ。
「みすみす虎の口に入るおつもりですか?」と説得するセドゥルに
「やることがある。これは危険を伴う。お前達は早く帰れ」
と一人で馬に乗って行ってしまうタムドク。

「早く領地に帰ろう!これで殿下に会うこともない。大会に出てもらっても迷惑だった
 太子のせいでどんな目に・・・」
と残されたタルグが遠慮なしに文句を言ってるとスジニに石をぶつけられます。
「最低だね。アンタらには義理ってもんがないのかい?チョルロ部族?チッ! 
 あんたら試合前日飲み屋で襲われたろ?金目当ての強盗だと思ったろうけど、
 違うんだよ。あの黒幕が誰か知ってるか? ヨン・ホゲさ」
とスジニに教えられて、あれが陰謀だったと驚くセドゥルたち。さらに
「ケガを負わされたあんたらの代わりに太子が試合に出てやったんだ。
 なのに・・・なんだって?」
と怒ってタルグを蹴飛ばすスジニ。
「もう会うこともない?あんたたち見てるとはらわたが煮えくり返るよ!
 金輪際会うのもゴメンだね。ったく」
言うだけ言ってタムドクの後を追うスジニ。
結局セドゥルたちも後を追います。

タムドクは気がつき立ち止まりますが、スジニの笑顔と皆を見て再び馬を走らせます。

チョ・ジュドはある部族長に息子達が王室所有の庵にとらわれていることを突き止めた
と報告します。
「やはり王の仕業だったのだ」と興奮する部族長に重ねて
「太子はチョルロ部族のものとその庵に向かっています。ご子息を殺すつもりですぞ」
と進言したので兵を集めてむかおうとする部族長。
(コムル村の行者たちとヒョンミョンがタムドクの追っ手を見ていましたね)

タムドクはその庵に辿りつきますが、ファチョンの兵がタムドクの到着を待って部族長の
息子達を殺してしまいます。

これは罠ですとセドゥルが言い終わらないうちに部族長が兵を率いてやってきます。
「誤解です」とタルグたちが言っても、息子たちの遺体を前にした部族長はそんな言葉は
耳に入らない様子。

タムドク達は仕方なく馬で逃げるんですが、追っ手に四方を取り囲まれてしまいます。
万事休す!と思っていたときになぜか霧が出てうまく逃げられます。
(ヒョンミョンが術を使ってくれたんですね)

セドゥルは先ほどの軍がクンネ城に戻れば、城に混乱が起きるし陛下の身も危ういと
タムドクに言います。
そしてタムドクは今晩中にチョルロ部族の軍を率いてクンネ城に戻れるか?とセドゥルに
確認しますが、急いでも二日はかかるとの答えが。
タムドクは馬に乗って
「デジャジャを呼ぶ。国伐に備えた精鋭軍がいる」
とセドゥルにいい、スジニにクンネ城へ行って宮殿の様子を知らせて欲しいと頼みます。

大長老はタムドクが二度もファチョンの刃をかわしたとホゲに言います。
「行き先はわかっているのですか?」と聞くホゲに
「ご自分で息の根を止めたいとおっしゃっていましたね?その願い叶えます。
 どうせなら殺された3部族の敵を討って高句麗の英雄にして差し上げましょう
 そして誰も太子の死に涙を流すことがないように手はずをしましょう」
と悪巧みを・・・

部族長の軍とともに帰ってきた息子たちの遺体に泣き崩れる部族長たち。
その遺体を宮殿の前に置いて近衛隊と睨みあっているとカクタンがヤン王に報告します。
カクタンたちは王を守るために必死ですが、あまりにも人手が足りない状況。

大神官が「そなたたちはなぜ王を脅かすような輩に成り下がったのだ」
と部族長たちを叱責しますが、子供を殺されて興奮している部族長たちは聞く耳もたず。

「早く門を開けろ!」と興奮するばかりの部族長たちの軍になすすべのない状況。

タムドクが向かった先にはヨン・ホゲが待ち受けている様子。
そして目的の場所に到着したタムドクたちですが、そこは門を閉ざして何やら物々しい
様子の兵士達が。

<つづく>
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感想コメント

サリャン~ 簡単に裏切るなよ~とツッコみたくなりましたが、カレもまた簡単には
逆らえないようになってるんですかね?
キハの作戦を見事に罠に変えてしまう大長老はホント悪知恵が働きますねぇ(やれやれ)

ヨン・ガリョはかなり真摯にヤン王に退位をせまります。
大長老に騙されて自分の息子がチュシンの星だというあかしを見せられたあとでは
ヤン王が自分の息子をチュシンの星だと言ってることも父親の欲がそうさせているんだと
思っているわけですね。
高句麗のためには自分の息子ホゲがチュシンの星として民を導いていかねばならんと
強く思っての行動ですが・・・それは違うよ~と真相を知ってるこっちはツッコむばかり。

予告ではカクタンが重傷を負っていました。
もしかして王もカクタンも・・・次回はかなりつらい展開になるのかな?
<6>命がけの逃避行

帰ってしまった美知留が心配だというエリに
「好きで帰ったんだからどうしようもないだろ」
と突き放すように言う瑠可。

急いで家にいった美知留は宗佑が普通にソファに座っているので気が抜けた感じ。
宗佑にケータイを出してと言われて、言われるがままケータイを渡すと
「また新しいの買うから」と

キッチンで卒業アルバムを焼く宗佑の行動を阻止する気力も出ない美知留。
「美知留、君は僕のものだよ。二人で生きていこう。誰にも僕らの邪魔はさせない」

酔いつぶれた瑠可をエリとタケルが連れて帰ると家に電気がついていてオグラがいた。
「またしばらくここにおいてもらえると助かるんだけど・・・」
というオグラに、奥さんとは別れるの?と瑠可が聞いても言葉を濁すオグラ。
試験的に別居しようということになったといういいかげんなオグラを瑠可が責めると
「先のことはわからない、自分の気持ちも!」と言い出すオグラ。

エリはそれでいい、自分の気持ちがどうなるかわからないなんて常識だしと答える。
瑠可もエリがそれでいいならとオグラの同居を承諾する。

タケルは美知留が心配だと言い、エリも同意するが瑠可はそんな二人を突っぱねる。

瑠可
『美知留、あの再会がなければあたしはあなたのいな人生を生きているはずだった。
 あなたの恋や悩みを知って苦しむこともなかった。元に戻せばいいだけ。
 それまでと同じようにずっと一人だったと思えばいい。
 簡単だよ。だってあたしはそうやって一人で生きてきたんだから』

シェアハウスでは4人でカードゲーム中。
タケルが美知留のケータイにかけてもつながらず、番号も使われていないと言うと
みんな黙ってしまうが、瑠可は無理やり明るくふるまって気にしないようにする。

タケル『瑠可、どうしてだろう?
    君の気持ちがオレにはいつも手にとるようにわかってしまう』

タケルは美知留が働いていた店に行くが、辞めたといわれる。
住所を教えてもらい、宗佑のマンションに行くが、呼び鈴を鳴らしても反応はない。
ドアノブに触れるとカギがかかっておらず、中に入ってみると心が抜けたように家事を
している美知留が。(そして美知留の左眼には眼帯が)

タケルが「美知留ちゃん?」と声をかけるとおびえる美知留。

美知留を外へ連れ出して話を聞こうとするタケル。
店に入っても誰かが入ってくると異様に怯える美知留に宗佑が勤務中だから安心していい
と言うタケル。

「店辞めたんだね、ケータイ換えたの?」と聞くタケルに新しいケータイをおずおずと
見せる美知留。毎日何してるの?と聞くタケルに
「ゴハン作ったり、洗濯したり、アイロンかけたり、テレビ見たり。
 二時間おきに彼から家の電話に電話が入るの。(時間を気にして)もう帰らないと」
とフラフラと立ち上がる美知留に、目をどうしたの?と聞くタケル。

座るように促してそっと眼帯を取るとそこには激しく殴られた傷が・・・

「何でそんなことを」と言葉を詰まらせるタケルに美知留は淡々と
「夕ご飯の買い物に時間がかかって、彼が帰ってくる前に家に帰れなかったの。
 あたしが悪いの。ウッカリしてたんだから」
「美知留ちゃんが(自分で)選んで彼の元に帰ったんならそれでいいと思った。
 でもこんな生活まともじゃない!早く抜け出さなきゃ!」
「でも・・・これが一番いいんだと思うんだ。これが一番・・・誰にも迷惑がかからない」
「そんなことはない。絶対にそんなことはないよ」と美知留を説得するタケル。

そのとき宗佑からの電話が入り「今どこ?なんで家にいないの?家の電話にかけたんだけど」
と聞かれて、美知留は「ゴミ出すのに時間かかっちゃって」と力なく嘘をつく。

実は家に帰っていた宗佑。

「美知留ちゃん、逃げようここから。もう十分耐えたんだ。彼は変わらない。
 わかってるよね?」
「・・・でも」
「君がいなくなって、たとえ彼がキズついても彼が悪いんだよ。
 君をこんなに痛めつけた彼が悪いんだ。君は悪くない。シェアハウスに戻ろう
 みんな心配してる。瑠可も待ってるよ」
そういうタケルに深く息を吸い込み決心する美知留。

店を出てタケルについていこうとする美知留。
横断歩道を渡ろうとしたタケルは近くに宗佑がいるのを見つけて慌てて走りだす。
(宗佑が後ろを振り返る)

タケルと美知留は近くに止まっていたタクシーに飛び乗るが、宗佑が追いかけてきて
窓を叩き「美知留!美知留!」と叫ぶ。

タケルはすぐにシェアハウスに戻るのは危ないと判断して、自分がバイトしている店に
一晩泊めることにする。

病院にいって診断書をもらい虐待を受けている証拠にしようというタケルに美知留は
「タケルくん、このことまだ瑠可には言わないで。心配させたくない」と頼む。

瑠可は何度目かのカウンセリング中。
家族には言ってない、いえないという瑠可に
「家族でなくても誰か一人に打ち明けることが出来たらあなたの苦しみは軽くなる」
とアドバイスをする医者。

シェアハウスの家の電話が鳴る。タケルが電話に出ると相手は無言のまま。
電話の向こうで子どもの声がして相手が自分の姉だとわかり慌てて電話を切るタケル。

そこへ瑠可が帰ってきて「タケル・・・」と話出そうとするが「やっぱ、いいや」と
ごまかしてしまう。

翌日美知留の病院へ付き添っていったタケル。

タケルが家に戻ると宗佑が現われて「美知留はどこですか?」とタケルにつめよる。
「あなたがこれ以上何かしたら警察に言いますよ」と警告するタケル。

そういわれた宗佑は一旦家を後にする。

タケルは美知留のキズがましになったのでそろそろシェアハウスに帰ろうと美知留にいい
彼女を連れて帰る。

家にいたみんなは美知留が帰ってきたことを喜ぶが、瑠可は視線も合わさない。
美知留が家から出してもらえず四六時中監視されていたので見かねて連れてきたことを
説明するタケルに、エリもオグラも歓迎するが、宗佑がこの場所を知っていることを心配
する。
一言も話さない瑠可にタケルが促すと「ま、いいけど」とぎこちない表情。

自分を避ける瑠可に不安な表情の美知留。
そんな瑠可と話をするエリ。何で怒ってるの?と瑠可に聞くエリに怒ってないよと瑠可。
「あたしはわかるけどね。」というエリに、いついなくなるのかわからないオグラと
一緒にいるのは理解できないという瑠可に「それほど気を許してるわけじゃないから」
とエリは言う。
で、「ああ、だから瑠可は美知留ちゃんのことが許せないのか」と納得。
(それだけスキってことなんだね~っていう一般的な解釈?)

公園で美知留に電話をかけながら、子どもにパンをあげる宗佑。
(この子どもの母親は子どもにあまりご飯を食べさせていない様子)

瑠可がタケルからの電話で呼び出されていくと、そこには美知留もいた。
何かと瑠可を呼び止めるタケル。
で、美知留と自分を自転車に相乗りにさせて逃げるタケルを追いかける瑠可。

瑠可は美知留へのわだかまりも取れて、3人で食事をする。
美知留は瑠可に
「ごめんね、あたしのこと見てるとイライラするでしょ? どっちつかずでフラフラして」
と謝る。「そんなことないよ」と瑠可が言うと美知留はやっと笑顔になる。

瑠可『美知留、知ってる?あたしがあなたから目をそらしてしまうのは、いつまでも
   見続けていたいから。あなたに優しく出来ないのは、あなたを失うのが怖いから。
   この穏やかな時間がいつまでも続くといい。できるならいつまでも』

彼とは別れられそう?と瑠可に聞かれて美知留は
「宗佑といるとね、自分が段々なくなっていく感じがしたの。
 いつも自分より宗佑の気持ちを優先してた。そうすると自分が今何をしたいのかとか
 なくなっていくの。そういうことには慣れちゃうの。
 でも最後までイヤだったことがある。彼が瑠可のことを悪く言うこと」
それだけは我慢できなかったという美知留に瑠可は笑って「何て言ってた?」と聞くと
美知留は言いづらそうに「あんな奴女じゃないって」と教える。

瑠可は痛いところを突かれて黙ってしまい、タケルが笑って
「それは言われてもしょうがないよな」というので「どっちの味方だよ」
とムッとする瑠可。

宗佑はとうとう瑠可の実家まで突き止め・・・

瑠可が実家に遊びに行くと、両親の様子がおかしいことを感じる。
弟に聞くと「うちのポストにヘンな紙が入ってた」という。

「あなたの娘、岸本瑠可は女の身体の中に男の心が入ったバケモノです。
 男のようにいやらしい目で親しい女のことを見ている、歪んだ精神の持ち主です。
 嘘だと思うなら本人に確かめて下さい」

紙にはそう書いてあり、弟は瑠可がレースで優勝した妬みだと思っている。
でも母親は心配して、夫にこのことが本当か瑠可に確認して欲しいと頼む。

瑠可は両親に聞かれてレースで優勝したひがみでそんなことをされたんだろうと言い、
本当のことを告白できない。

とたんに安心する両親を見て親にはとても自分のことを言えないと思う瑠可。

家に帰った瑠可は美知留にDVDを一緒に見ようと誘われるが断ってしまう。
美知留は瑠可が自分を避けているのではないかと悩む。

「何となく寂しい。あたしやっぱりここにいないほうがいいかもしれない。
 瑠可に許されていない気がする」
と悩む美知留にタケルはそんなことをすれば瑠可が悲しむと言う。

「タケルくんは瑠可のことよくわかってるよね。あたしは時々瑠可がわからなくなる。
 ときどき・・・壁を感じるの」

(二人の会話を聞いてしまう瑠可)

「瑠可は昔からの友達だし、大事にしてくれてる。でも瑠可の心のどこかに壁があって
 その中には入り込めないの。ごめんね よくわからないよね」

そう言って部屋を出る美知留。
タケルは瑠可がその話を聞いていたことに気づく。

外に出た瑠可のところへ行ったタケルは何も言わず傍にいてくれる。
そんなタケルに話出す瑠可。

「タケル、美知留が言ってたこと本当なんだ。あたしは心の中に壁を作って、その中に
 人を入れない。本当の自分を知られて嫌われるのが怖いからなんだ。
 あたし今まで人に隠してきたことがある。・・・・誰にもいえない秘密がある。
 でもタケルには聞いて欲しい。聞いてくれる?」
「ごめん。その前にひとつだけ、オレも瑠可に話したいことがある。いいかな?」
「何?」
(タケルは瑠可に向き合って)
「瑠可を見てると思うんだよな。オレに似てるって。オレも小さい時にあることがあって
 それをずっと人に言えずに苦しんできた。でも今言いたいのはそんなことじゃない。
 もっと大事なこと。瑠可、オレ・・・君が好きだ。君のことが好きだ」

その告白に何もいえない瑠可。

<つづく>
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感想コメント

美知留が戻るたびに宗佑のしめつけは厳しくなりますね~
人の情は怖いものです。

あの男の子は初回放送に出てきた子ですよね。児童福祉課が訪ねてくるということは
近所の人が母親が育児をしていないということを連絡してきたってことですよね?
あの子と知り合うことで宗佑は心が救われることがあるといいのですが・・・

タケルはあのタイミングで告白してよかったのかなぁ?
瑠可が先に秘密を告白してしまうと今度は自分の気持ちの持っていく所がなくなるから
先に言っちゃったのかな?それとも何があっても自分は瑠可を守るって言いたかったの
かな?

瑠可が告白されたことでタケルに相談できなくなるのでは?とちょっと心配です。

<5>衝撃の一夜

美知留が宗佑を抱きしめるのを見ていた瑠可はそっと家に戻る。

美知留は瑠可に嘘をついてタクシーで宗佑を連れて帰る。
熱がある宗佑を置いて帰ろうとする美知留に「帰らないで」と懇願する宗佑。
「もう宗佑とは一緒にいられない。また同じことの繰り返しになる。
 宗佑、我慢のできる人になって。待ち伏せしたり調べたりしないでいられる人になって。
 そしたらあたしはいつか宗佑のところに戻ってこられる。お願い」
と眠った宗佑に優しく話す美知留。

美知留は店長に無断で休んだことを謝ります。
そして、辞めるのではなくここで働かせて欲しいと頼みます。

夜になっても美知留が戻ってこないことを心配し始めたところへ、美知留が帰ってくる。
やっぱりまたあの店で働くことにしたという美知留に驚く皆。
宗佑に知られている店なので心配だというタケルやエリに
「自分さえしっかりしていれば大丈夫。宗佑の言いなりになならない」
としっかり言う美知留に瑠可も安心した様子。

エリは美知留に家のカギを渡し、美知留もこのシェアハウスの一員となる。

店で再び働き出した美知留は雑用からやり直す。

瑠可はタケルに電話して頼みごとをする。

仕事が終わり帰ろうとする美知留をタケルが迎えにくる。
瑠可が三鷹の実家でするパーティに呼んでるからと二人で瑠可の家へいく。

瑠可の母はタケルのことを何だか勘違いした様子。
ちなみに弟もタケルを瑠可の彼氏と勘違いしてるし(笑)
皆に泊まっていけと言われて泊まることにした美知留と家に帰ったタケル。

離婚届とハンコを持って家に行くオグラに家の前までついて行き、タクシーの中でじっと
待つエリ。
なかなか出てこないオグラを待つエリのケータイにオグラから着信が入る。
「(離婚の話が)すぐには終わらないから、今夜はこっちに泊まるよ。」
というオグラにため息のエリ。

タケルが家に帰ると酔っ払ったエリが一人でいた。
もともと奥さんに未練たっぷりだったからとアッサリ言うエリ。
タケルに「あたしっていい女?」と聞きタケルが
「エリはきれいだよ。それにすごく優しいし」
と答えて、エリが服にこぼしたお酒を拭いてやろうとするとその手を握るエリ。

「優しいのはタケルじゃない。」といいながらタケルに迫るエリ。瑠可と美知留が今夜は
帰ってこないとタケルから聞いて「タケル~ どうにかなっちゃおうか?」
とタケルの首に腕をからめてキスを仕掛ける。

突然のキスに硬直したタケルの胸のボタンをエリが脱がそうとして思わずエリを突き離して
しまうタケル。(洗面所でめっちゃ洗ってるし)

「ごめんエリがダメなんじゃなくて・・・」と謝るタケルにエリも謝る
「タケルってやっぱ・・・そうなんだ?」と聞くエリに否定しないタケル。
「じゃあ友達でいよう」と言い直すエリにぎこちなく微笑むタケル。

美知留は瑠可の家族を見て「あたしもああいう風な家庭を作りたかった」という。

瑠可は宗佑じゃダメだよと言い、タケルはどう?と美知留に薦める。

美知留は瑠可こそどうなの?と瑠可に好きな人がいないのか尋ねる。
あんまりそういう話を瑠可から聞いたことがなかったという美知留に
「いるよ。ずっと前からずっと想ってる。」と告白する瑠可。
「ずっと前っていつから?」
「何年も」
「その人は知ってるの?瑠可の気持ち」
「気づいてない」
「伝えないの?」と勢いこんで聞く美知留に
「伝えない。伝えたってしょうがないし」と笑って答える瑠可。
「なんで決め付けるの、だって・・」
「しょうがないものはしょうがないの!いいじゃん こんなことどっちでもさ
 あたしは美知留に自分を取り戻して欲しくて家に連れてきたんだから」
と話をやめてしまう瑠可に美知留も「心配かけてゴメンね」とそれ以上聞けない。

朝リビングで酔いつぶれているエリに毛布をかけなおしてやるタケル。

タケル『人はいつだって人が想うほど単純じゃない。
    胸に小さな秘密や悩みを抱えて生きている
    瑠可、僕らはいつか幸せになれるんだろうか?』

瑠可『美知留、あたしにできることはもうなんにもない。
   あなたが自分で自分を救うのを待ってるしか・・・』

お昼の休憩に入った美知留は宗佑からの電話がないことに安心しながらも彼の勤め先の
児童福祉課に連絡をいれてカゼで欠勤でしていることを知る。

家に様子を見に行った美知留は宗佑がまだ寝込んでいて食欲もなく痩せているのをみて
おかゆを作る。

宗佑に食べさせてやる美知留だが、食べ終わったら帰るという美知留を
「帰さない」と抱きしめる宗佑。うろたえた美知留は宗佑の腕を振りほどく。
「ごめん、今日は帰るから」という美知留に
「何でこんなことになっちゃったんだ?君をこんなにした奴が憎いよ
 タダじゃおかない。あの瑠可って奴」
と怖いことを言う宗佑に
「そんなこと言わないでって言ったでしょ!約束を守れない人と私一緒にいられないよ」
「それはこっちのセリフだ!約束を守れないのはそっちだろ!」
と怒って、おかゆの入った茶碗を壁に投げつけた宗佑。
そして、「やめて」と懇願する美知留をベッドの上に押し倒して無理矢理抱く。

家ではタケルが作ったパエリヤをエリと瑠可が堪能中。
そこへ明るく「ただいま」と言いながら美知留が帰ってくる。
食器を用意するタケルについていった美知留の手首にキズがあるのを見てしまうタケル。
美知留はそのことについて一言も言わない。

美知留が帰ってこないオグラのことを話題にするとエリはもう帰ってこないかもしれない
と明るく言い、オグラはいいかげんな奴だと瑠可が非難。

そのとき美知留のケータイが鳴る。店からの電話だと応対する美知留に瑠可は
「まだそのケータイ使ってるの?捨てなよ、そのケータイ。
 電話が鳴るたびに美知留があいつにつけ狙われてる気持ちになる」
と強い口調で言う。その剣幕に押されて美知留は「わかった。捨てるね」
とケータイを捨てようとするけれど瑠可が走り寄ってそれを止める。
「いいよ。捨てなくていい。これじゃアンタの彼氏がやってることと変わらないよね」
と外へ出て行く瑠可。

美知留が瑠可に嘘をついていることを知ってるよね?とタケルに話す。
「彼に会ったの?」と聞かれた美知留は
「一緒にいても幸せになれない人だって瑠可に言われた。そのとおりだと思う。
 段々わかってきた。でも・・・まだ彼に惹かれてる。
 宗佑を好きじゃなくなりたいのにそうなれない」と言う。
「しょうがないよ。変わるのを待てるか、待てずに心が離れていくか、決めるのは他の
 人じゃない。自分だけだから」
と言うタケルに
「優しいねタケルくん。
 タケルくんみたいな人を好きになればいいのにって瑠可が言ってた」
と小さく微笑む美知留。

「瑠可が?」と聞くタケルに
「瑠可もね、好きな人がいるんだって。
 何年も前から気持ち伝えられず、想い続けてるって。そう言ってた」
という美知留に何となく見当がついてるタケルは「ああ・・そう」と答える。

「人生って簡単じゃないよね。急いで幸せになろうとしても、うまくいかない」
そう言って涙をこぼす美知留。

タケルは自分の部屋に戻って苦悩中
(自分の恋が叶わないから? 瑠可の恋が叶わないから?)

瑠可は病院へ行き、初めて性同一性障害のカウンセリングを受けます。
「自分はそうだと思っていても、実はそうじゃないケースもあるんです。
 だから性急に事を進めずにゆっくり考えていきましょう」
そう医者に言われる瑠可。

「自分の身体がイヤなんです。小さいころから女の子の服を着せられるのがイヤでした。
 胸を見るのもイヤなんです。シャワー浴びるときは目をそらしてます。
 男に恋愛感情を持ったことはありません。身近な人たちに本当の自分を見せないことが
 苦しいんです」
医者からの質問にそう答える瑠可。

瑠可はタケルを呼び出します。「何となく顔が見たくなった」と
一緒に住んでるんだからいつでも見られるじゃないかと笑うタケルに
「タケルと二人がいいんだ。タケルといると安心する。自分を飾らなくてすむ気がする」
という瑠可。

「好きな人がいるんだって?」と聞くタケルに
「片想いもいいとこだけどね。今はそれよりもレースに勝ちたい。強くなりたいんだ。
 誰よりも強くなっていつか堂々と好きな人の前に立ちたい」
と答える瑠可

タケル
『瑠可、君の笑顔が好きだ。君が誰を好きでもいい。君を支えよう。君の笑顔を・・・』

日本選手権へ出るための大事なレース当日。ハヤシダから48秒をきったらお前を女と
してじゃなく、一人前のレーサーとして認めてやるといわれて張り切る瑠可。

レースがスタートし、応援にきていた美知留は鳴り続ける電話を無視していたが、ついに
その電話に出てしまう。

モトクロス場にいるという美知留に「会いたいんだ。具合が悪いんだ。すぐに着てくれ」
という宗佑に「瑠可の大事なレース中だから」と断る美知留。

「僕じゃなく瑠可をとるんだね」という宗佑に
「違うよ。もう宗佑の我儘に振り回されたくない」と美知留。

「後悔するよ。今すぐ来ないと」という宗佑に「ごめん」と言って電話を切る美知留。

瑠可はトップでゴールし、ハヤシダからも誉められる。

タケルの店で瑠可の祝勝会を開く。
お父さんにはいつか話したいことがあるという瑠可。

「オレも行きたかったなぁ」とタケルたちと盛り上がっている美知留に宗佑から電話が。

「さっきはゴメンね。今すぐ行くから待ってて」
「来なくていいよ。」
「何で?」
「僕・・・これから死ぬ。サヨナラ」とナイフを取り出す宗佑。

店を飛び出した美知留に外にいた瑠可が「どこに行くの美知留?」と聞く。
心配したタケルとエリも店を出てくる。

「あいつのとこ?知ってたよあんたが嘘ついて彼と会ってたこと。でも黙ってた。
 いつか気づいてくれるだろうって。強くなれよ美知留。もっと強くなれるはずだよ。
 何負けちゃうんだよ」
と美知留を責める瑠可。

「あたし、弱虫かも。瑠可はいいよ、瑠可は強くて、ステキで、家族に愛されてて
 才能があって。そうやって輝いてて。でもあたしは弱虫だから、宗佑の弱さがわかる。
 今は彼の傍にいてあげたいの。ゴメンね」
そういい残して美知留は自殺しようとしている宗佑のもとへ。

瑠可に触れようとしたタケルは「触んなよ。(自分に)触んな」と瑠可に拒絶される。

<つづく>
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タケルはいいねぇ。瑛太くん目当てでこのドラマを見始めたので彼の演技にクギづけで
みております(笑)

瑠可も美知留を守りたいあまりに、宗佑と同じ行動しちゃう自分にかなり落ち込んで
いました。
たしかにアレじゃ束縛する彼氏と一緒だもんね。

自分は信用されてないのかって美知留が思いたくなるのも無理はない。

こうやって人の気持ちはすれ違っていっちゃうんですね。